山本由伸
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スポーツ 2021年08月05日 16時30分
東京五輪野球韓国代表イ・ジョンフ「山本からは絶対打ちたかった」侍ジャパン山本由伸から2安打!
東京オリンピック野球の決勝トーナメントであるノックアウトステージ準決勝が4日19時から神奈川・横浜スタジアムで行われ、アメリカとの最強対決を制して準決勝にコマを進めた日本(侍ジャパン)は、国際試合のたびに激戦を繰り広げてきた韓国と対戦したが、韓国チームの中で侍ジャパン先発の山本由伸へ並々ならぬ闘志を剥き出しにしていた選手がいた。 韓国はオリンピック予選も兼ねた2019年のプレミア12では決勝で日本に敗れたが、アメリカやメキシコを倒した上で、準優勝を果たしている。今回はアジア・オセアニア枠の1位としてオリンピック切符を獲得している。 今回も韓国球界に多いサイドスロー投手が複数選出されており、技巧派の先発がある程度試合を作り、サウスポーや速球派リリーフも組み込んだ細かい継投でカバーする形で、準決勝まで上がってきた。一方の野手陣は若いスター選手が次々に台頭しており、中日で活躍したイ・ジョンボムの息子としても知られるイ・ジョンフは高卒1年目から4年連続で3割を記録している巧打の外野手。このイ・ジョンフはプレミア12で山本由伸に抑え込まれており、「山本からは絶対に打ちたい」とリベンジに燃えていた。イ・ジョンフは4日の試合で山本由伸から2安打を放っており、試合には敗れたが、個人的なリベンジを果たした。 韓国では、高卒1年目から29本塁打を放つなどの活躍を見せ、パワーだけでなく高打率を残せる技術も兼ね備えている主砲のカン・ベクホのほか、北京オリンピックを経験しているベテラン捕手のカン・ミンホやMLB経験も持つキム・ヒョンスの両選手も選出されている。若い選手に経験豊かな選手も加わったバランスの良いメンバー構成。パワーヒッタータイプだけでなく巧打者や脚力のあるタイプなど、投手陣と同様にタイプの多彩さという意味でもバランスが取れた人選と言ってもいいだろう。 韓国としてはアメリカに勝利を収めて、再び侍ジャパンと対戦し、北京に続いてメダルを狙いに来るのは必至。WBCではここ2大会早期敗退が続いているが、5日のアメリカ戦を乗り越えて、7日に行われる決勝の舞台に立つつもりだ。(どら増田)
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スポーツ 2021年08月04日 17時30分
侍ジャパン“エース”山本由伸が準決勝韓国戦先発で、最短の決勝進出決定へ!
東京オリンピック野球の決勝トーナメントであるノックアウトステージ準決勝が、4日19時から神奈川・横浜スタジアムで行われる。アメリカとの最強対決を制して準決勝にコマを進めた日本(侍ジャパン)は、国際試合のたびに激戦を繰り広げてきた韓国と対戦する。 侍ジャパンはオリックスのエースで、東京オリンピックの開幕投手を務めた山本由伸、韓国はコ・ヨンピョが先発をするとそれぞれ発表された。 侍ジャパンは2日に行われたアメリカ戦で、最終回に追いつくと、タイブレークの延長10回に福岡ソフトバンクの甲斐拓也がライトフェンス直撃のサヨナラヒットを放ち、劇的な勝利を掴んでいる。試合後、稲葉篤紀監督は「選手たちが諦めることなく全力で戦ってくれました。(東京オリンピック初登板の福岡ソフトバンクの千賀滉大について)これまで2試合で投げる場面が無く、どこかで起用しようと思っていました。彼らしい投球をしてくれたので次に繋がると思います。(ホームランが出た広島の鈴木誠也について)彼の中でもほっとした部分はあるんじゃないでしょうか。3点を取られた後でしたので、チームとしても元気が出るような一発でした。(10回について)栗林もよく0点に抑えてくれましたし、栗原もよくバントを決めてくれました。(サヨナラ打の場面は)内野5人のシフトでゴロやスクイズを警戒されていたのでヒッティングのサインでした。これからも我々の野球をしていきます」と語り、準決勝の韓国戦も総力戦で勝利を掴みにいく考えだ。 「東京で行われる特別なオリンピックのメンバーに選んでいただき、とても光栄に思います。このような大変な状況の中、ご尽力いただく全ての方への感謝の思いを忘れずに、日本の勝利に貢献するピッチングができるように頑張ります」と東京オリンピックの侍ジャパンに選出された際に話していた山本由伸は、7月28日、福島・福島県営あづま球場で行われた東京オリンピック野球予選ラウンド第1戦、ドミニカ共和国戦で先発。6回を88球、2安打、2四死球、9奪三振、無失点の好投でマウンドを降りている。 降板後には「立ち上がりは緊張しましたが、途中から落ち着いて投げられました。オリンピックの先発投手は、プレミア12での中継ぎの経験とはまた違った役割として、良い経験ができました。ドミニカ共和国の打者はパワーがすごいので、ホームランだけには気を付けて甲斐さんを信じて投げました」とコメントしていたが、韓国戦でも侍ジャパンのエースとして、最短試合で決勝に辿り着くピッチングに期待したい。(どら増田 / 写真・Rinco)
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スポーツ 2021年07月28日 18時35分
東京五輪予選初戦で劇的サヨナラ勝利の侍ジャパン山本由伸「ホームランだけには気をつけた」
稲葉篤紀監督率いる五輪野球日本代表、侍ジャパンが28日、福島県営あづま球場でドミニカ共和国との予選ラウンド第1戦に臨んだ。 侍ジャパンはオリックスのエース山本由伸が、ドミニカ共和国は巨人の左腕C.C.メルセデスが先発した。山本は初回、ロドリゲスにセンター前へ運ばれると、続くバティスタに死球を与えてしまいピンチを招くが、フランシスコを併殺打に打ち取り、ピンチをしのぐ。 2回は2三振を奪い三者凡退に打ち取ったが、3回、先頭のバレリオにライト前へ運ばれた。ヌネスは三振に打ち取るが、ボニファシオに四球を与えて再びピンチに。だが、ここからギアが上がったのか、後続をセンターフライ、ライトフライに打ち取ると、4回は2三振、5回は1三振を奪って三者凡退。6回は三者連続三振とパーフェクトピッチング。6回を88球、2安打、2四死球、9奪三振、無失点の好投でマウンドを降りている。 打線は初回、メルセデスから吉田正尚がレフト前に運んだが、その後は6回裏までヒットを打てず。7回表に2番手でマウンドに上がった青柳晃洋が2失点を喫して嫌なムードが漂う中、その裏に浅村栄斗、柳田悠岐が連打を放ち無死二、三塁のチャンスを作ると、1死後に村上宗隆のファーストゴロの間に1点を奪った。 9回には5番手の栗林良吏がさらに1失点したが、その裏に侍ジャパンはドミニカ共和国のクローザー、アセンシオを攻めた。柳田、近藤健介、村上の3連打で1点を奪い、甲斐拓也がスクイズを決めて土壇場で同点に追いついた。山田哲人がセンター前に運んだところで、ドミニカ共和国はマリニエスを投入したが、坂本勇人がセンターを抜ける一打を放ち、劇的なサヨナラ勝ち。侍ジャパンは予選ラウンド第1戦を白星で飾った。次戦は31日に横浜スタジアムでメキシコと対戦する。 先発の山本は「立ち上がりは緊張しましたが、途中から落ち着いて投げられました。オリンピックの先発投手は、プレミア12での中継ぎの経験とはまた違った役割として、良い経験ができました。ドミニカ共和国の打者はパワーがすごいので、ホームランだけには気を付けて甲斐さんを信じて投げました」と試合を振り返った。(どら増田 / 写真・Rinco )
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スポーツ 2021年07月28日 11時45分
初戦間近の侍ジャパンにまたしても問題発生? 稲葉監督の意味深コメントで露呈した選手選考のマズさとは
7月26日、東京五輪・野球競技で金メダルをめざす侍ジャパンと稲葉篤紀代表監督が、競技会場となる福島県・あづま球場に入った。28日の初戦の相手は、ドミニカ共和国。オリックス・山本由伸投手が先発マウンドに上がるが、移動前のオンライン会見で、稲葉監督は“意味シンなコメント”も発していた。 「4人には、(先発で起用することを)伝えました」 稲葉監督はサラリと答え、次の質問を待ったが、取材する側は驚いてしまった。 「先発で起用するのは、3人だと聞いていました。NPBや球団職員など複数のスタッフがそう話していたんですが」(プロ野球解説者) >>球界OB、五輪野球には「言うほど興味が湧けへん」発言に共感の声 “金メダルは当然”の風潮には反発も<< 五輪・野球競技だが、参加国6チームをA、Bの2組に分け、2試合を行う。その勝敗により、A、B両組の1位から3位までの順位が決まる。A、B両組で1位通過した2チームは、次ステージのシード権を得る。両組の2、3位の4チームから勝ち上がったチームが1位通過チーム勝者と争うが、侍ジャパンとしては、「全勝で決勝戦に勝ち上がる」という青写真を描いているはずだった。 「2位、3位での通過となった場合に備えるのは、指揮官として当然のこと。しかし、先発投手を務める4人が誰なのか、そこは明言していません。でも、楽天の田中将大投手は間違いなく、先発でしょう」(前出・同) 山本、田中。あと2人は誰なのか? 広島・森下暢仁投手、日本ハム・伊藤大海投手、そして、阪神・青柳晃洋投手、中日・大野雄大投手が予想されている。 「『先発投手が3人』と思われていた根拠は、好調な山本と、経験豊富な田中を2回先発させることができるからです」(在京球団スタッフ) 3人目と4人目の先発役は、敗者復活組に回った場合、そこで投げることになる。1位通過し、次ステージ第1戦も勝った時、4人目の先発役が「決勝4チームによる最終トーナメントで初登板」となるが、それは考えにくい。つまり、4人目の先発投手は、登板のない“捨て石役”か、3試合目まで試合状況を見ながら、リリーフ登板の準備もしなければならない“便利屋”扱いとなるわけだ。 「そのつらい役回りとなる4人目なんですが、どうも、大野が買って出たとの情報も交錯しています。昨季、沢村賞にも選ばれ、日本を代表する好左腕ですが、今季は調子がイマイチ。侍ジャパンは左の救援投手が岩崎優(阪神)しかいません。そういう状況を察して」(球界関係者) もっとも、左の先発投手も大野しかいないのだが…。 巨人の左腕リリーバー・中川皓太投手と右投げの菅野智之投手が代表辞退した時、稲葉監督は左投手を入れなかった。大野が便利屋を買って出たとされるのは、稲葉監督がソフトバンク・千賀滉大、日本ハム・伊藤を追加招集した後、いや、侍ジャパンの強化合宿が始まった7月19日以降だという。 大野の男気はさすがだが、オリックス・宮城大弥、楽天・松井裕樹など、ほかも左投手がいたはず。本番直前だが、選手選考への疑問が再燃しつつある。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2021年07月28日 11時15分
女子ソフトに続け!7.28稲葉ジャパン東京五輪初戦はオリックス山本由伸が先発で開幕ダッシュ狙う!
女子ソフトボール日本代表の金メダル獲得の興奮が冷めやまぬ中、28日12時から福島・福島あづま球場で、稲葉篤紀監督率いる野球日本代表、侍ジャパンの予選が始まる。初戦の相手はドミニカ共和国だ。 両国の予告先発投手は日本が山本由伸(オリックス)、ドミニカ共和国がメルセデス(巨人)と発表された。稲葉監督は由伸について、「どの球も強い球を持っている。初戦の緊張感の中での先発になるが、由伸らしい投球をしてくれることを願っています。長いイニングというより1イニングずつしっかり抑えることを期待しています」と期待を寄せている。 また、日本野球を熟知しているドミニカ先発のメルセデスについては「日本でプレーしている投手で日本の打者をよく知っているので、こちらもしっかり対策を練っていきたいです」とした上で、強打が予想される打線についても「MLB経験のある打者も多く、両打ちも何人もいて力強いスイングしてくるので長打を警戒したいです」と警戒モード。大事な初戦なだけに、パ・リーグトップの成績を誇る由伸を投入することにより、最小失点で切り抜けたい思いがあるのだろう。 今回、野球は全試合が無観客になってしまったが、「無観客試合となったことは非常に寂しい思いですが、我々は1球1球、魂を込めて戦います。それを見て何かを感じていただけるよう、何かを届けられるよう全力で戦います」と稲葉監督は、侍ジャパンの野球を電波を通じて、何かを伝えられるような力強い戦いを誓った。 対するドミニカのエクトル・ボウル監督は「メルセデスは良いパフォーマンスをしてくれるでしょう。お互いのレベルを知っているが、私たちも準備は整っています。日本は強いがハイレベルな試合になるでしょう」と先発のメルセデスに期待を寄せている。 メルセデスは今シーズン、6試合に登板、5勝1敗、防御率2.31の成績を残しており、脅威の存在なのは間違いない。このメルセデスを侍打線が打ち崩さないと、由伸がいくら好投しても勝利には繋がらないだけに、打線の奮起に期待したい。(どら増田 / 写真・及川恒平)
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スポーツ 2021年07月16日 17時00分
侍ジャパン・稲葉監督の発言に驚きの声「金メダルは絶望」山本の起用法はまだ決まっていない? 過去の経験が判断に影響か
侍ジャパン・稲葉篤紀監督が、15日放送の『ニュースウオッチ9』(NHK総合)にVTR出演。番組内での発言が、ネット上のプロ野球ファンの間で物議を醸している。 番組では稲葉監督が7月28日に野球競技の開幕が迫る東京五輪へ向けた戦略などを語るVTRを放送。1番・2番打者を中心とした攻めの作戦や、楽天・田中将大の開幕戦起用の可能性について語った。 その中で、稲葉監督はオリックス・山本由伸の起用法について言及。山本は今季前半戦を終えた14日終了時点で「9勝5敗・防御率1.82・121奪三振」と勝利数、防御率、奪三振数の3部門でリーグトップの数字を残しているが、稲葉監督は「(実力は)間違いなく球界の中でもトップクラス。状態の方も含めて」と好調ぶりを評価した。 ただ、五輪での起用法については「どこで投げてもらうかというのは我々の中でも非常に議論になっていて、『先発に回った時にどういうプランがある』、『8回に山本投手が行った時にどういうプランがある』(など)、今すごく話し合いをしてる」とコメント。先発・リリーフどちらで起用するのかはまだ決まっていないと明かした。 稲葉監督の発言を受け、ネット上には「開幕戦までもう2週間切ってるのにまだ決まってないとは思わなかった」、「は? 先発でこれ以上無いくらい結果出してるのになんで悩んでるの?」、「代表でもトップクラスの先発のリリーフ起用を考えてるのはビックリ」、「投手三冠の山本を中継ぎに回すかもって一体何を考えてるのか」と驚きの声が寄せられている。 同時に、「そもそも不調の先発が何人かいるのに山本をリリーフに回す余裕があるのか?」、「まさか稲葉監督は山本よりも大野や千賀を優先しようとしてるんじゃ…」、「もし好調の山本をリリーフ、不調の大野・千賀を先発とかやったら金メダルは絶望的、だから稲葉さんは今すぐ考えを改めるべき」と、侍ジャパンメンバーである中日・大野雄大やソフトバンク・千賀滉大の名を絡めた批判も複数見受けられた。 >>ソフトB・千賀の大炎上は侍ジャパンのせい?「壊れたら責任取れるのか」追加招集直後の乱調で稲葉監督に批判<< 「東京五輪に臨む侍ジャパンには今季主に先発を務める投手が7名招集されていますが、山本は勝利数・奪三振数が7名中1位で防御率も同2位。代表のエースと言っても全くおかしくないほどの数字を残している中、リリーフ起用も検討しているという稲葉監督の言葉に驚いたファンは少なくないようです。稲葉監督は前回の国際大会であるプレミア12で同年に一度もリリーフ登板がなかった山本を5試合で起用していますので、今回の東京五輪でもセットアッパー、もしくはロングリリーフとして運用しようと考えているのかもしれません。ただ、千賀(1勝1敗・防御率10.80・4奪三振)や大野(3勝7敗・防御率3.59・73奪三振)など現在不調の先発も複数名抱える中、絶好調の山本をブルペンに回すようでは金メダルはつかめないと稲葉監督に再考を求める声も見られます」(野球ライター) プレミア12では防御率「1.80」と、不慣れなリリーフでも安定した投球を見せチームの優勝に貢献した山本。その山本を稲葉監督が先発・リリーフどちらで起用するのかはしばらくの間ファンの間で議論となりそうだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2021年06月08日 11時00分
オリックス交流戦3カード連続勝ち越し!今度こそ借金返済へ
交流戦最初のカードである横浜DeNA戦は負け越してしまったオリックスだが、3カード目からは連続で勝ち越し、借金を「2」まで減らしている。【オリックス 6.1〜6.6戦績】対 阪神兵庫・阪神甲子園球場6月1日○オリックス(山岡)5-2(西勇)阪神●2日●オリックス(宮城)1-2(秋山)阪神○3日○オリックス(山崎福)7-3(アルカンタラ)阪神●対 中日愛知・バンデリンドームナゴヤ4日○オリックス(山本)2-1(大野雄)中日●5日●オリックス(田嶋)3-6(梅津)中日○6日○オリックス(増井)4-0(福谷)中日●※(カッコ)内は先発投手。※59試合25勝27敗7分。4位。首位の東北楽天と5.5ゲーム差。 先々週末のカードは、本拠地である大阪・京セラドーム大阪での開催だったオリックスは、先週のカード頭が阪神甲子園球場だったため、選手は自宅または選手寮から球場入りが出来るというメリットがあった。初戦は山岡泰輔が、かつての同僚である西勇輝との投げ合いを制して勝利。第2戦はここまで黒星が付かなかった宮城大弥が投手戦に敗れ、初黒星が付いてしまったが、3戦目は山崎福也が投げては粘投、打っては野手顔負けのツーベースを放ち、福田周平の同点打に繋げる。試合は紅林弘太郎が勝ち越しホームランを放ち、オリックスが関西ダービーを制している。 続いての舞台は名古屋。初戦はエース山本由伸が、中日のエース大野雄大とエース対決。由伸は7回を1失点と好投。本人も「立ち上がりからピンチの場面もありましたが、なんとか粘り強く投げることができたと思います。6回にソロHRを許してしまいましたが、なんとかリードを守ってリリーフ陣に繋ぐことができてよかったです」と満足気で、5勝目をマークした。2戦目は田嶋大樹が登板したが、この日もピリッとせず、打線が追い上げるも逃げ切られてしまう。3戦目は増井浩俊が「今日は強い真っすぐをしっかりと投げ込むことを意識して、マウンドに上がっていました。調子自体もよかったですし、その中でも特に真っすぐがよかったと思います。相手にしっかりと真っすぐを意識させることができたことで、変化球も有効的に使えていましたし、全体的にもよかったと思います」と6回を無失点の好投。中継ぎ陣も0で抑えて、オリックスが中日にも勝ち越した。 交流戦では吉田正尚が打点部門でトップ。宗佑磨が14試合連続安打を記録しており、規定打席にも達したのはチームにとって大きい。交流戦もいよいよ終盤に入り、今週は京セラドームに巨人と広島を迎える6連戦。今度こそ借金を返済して、公式戦をリセットした形で、独走ムードが漂う東北楽天を捕らえたい。(どら増田 / 写真・RINKO)
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スポーツ 2021年04月05日 11時30分
オリックス山本由伸&宮城大弥が快投!ロメロが来日
先週のオリックスは開幕2カード目の福岡ソフトバンク戦、3カード目の東北楽天戦を行った。本拠地開幕となったソフトバンク戦では“エース”山本由伸が、楽天戦では高卒2年目の左腕、宮城大弥が、それぞれ快投を見せている。【オリックス 3.30-4.4試合結果】対 福岡ソフトバンク大阪・京セラドーム大阪30日●オリックス(田嶋)1-3(笠谷)福岡ソフトバンク○31日○オリックス(増井)7-2(大竹)福岡ソフトバンク●4月1日○オリックス(山本)2-0(武田)福岡ソフトバンク●対 東北楽天宮城・楽天生命パーク2日●オリックス(山崎福)2-4(涌井)東北楽天○3日●オリックス(山岡)2-3(弓削)東北楽天○4日○オリックス(宮城)4-0(早川)東北楽天●※(カッコ)内は先発投手。※9試合4勝5敗。3位。首位の埼玉西武と3ゲーム差。 京セラドーム大阪での本拠地開幕戦となったソフトバンクとの3連戦は、初戦は田嶋大樹が粘投を見せるも惜敗。2戦目に今季初登板の増井浩俊が「前回、ファームで6回まで投げた“いい感じ”をそのまま出せたと思います。初回から味方が6点取ってくれて勇気をもらいましたし、大胆に攻めることが出来ました。先発になってから投げ始めた、カーブやシュートも効果的に使えていましたし、しっかりと0に抑えることができてよかったです」と本人も手ごたえ十分のピッチングを披露して勝利を収めると、3戦目に“エース”山本由伸を中5日で投入。由伸はソフトバンク打線を僅か2安打に抑える快投を見せて、約2年ぶりの完封勝利。「負けるのは悔しいので、投げる試合は全部勝ちたい。去年とは違うんだというところを見せていく」とさらなる高みを誓った。この試合は由伸の野球人生においてもターニングポイントになったことだろう。 京セラから仙台に舞台を移した楽天との3連戦。初戦は山崎福也が今季初登板。5回を2失点で抑えるも打線の援護がなく惜敗。2戦目にはもう一人のエース山岡泰輔が、由伸と同じく中5日で登板するもピリッとせず。本人も「今日は立ち上がりからボールを操れていませんでした。なんとか早く修正しようと思っていたんですが、ゲームの中で修正することができませんでした」と反省しきりで、この日も1点差ゲームに泣いた。3戦目は先週の埼玉西武戦でも7回2失点と好投を見せた宮城大弥が、楽天打線相手にも快投。8回を無失点に抑え、吉田正尚にも一発があり、チームの連敗を止めている。 先週は由伸と宮城の快投に尽きるだろう。先発は安定しているだけに、打線が安定すれば首位争いにも十分割って入れるのは間違いない。4日に主砲候補であるステフェン・ロメロが来日。隔離生活が終わり次第、チームに合流予定なのは吉報だ。(どら増田)
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スポーツ 2021年03月18日 19時30分
阪神ドラ1・佐藤、OP戦好調もシーズンでは打撃不振に?「ちょっと嫌やな」濱中氏が指摘した問題点とは
元阪神で野球解説者の濱中治氏が、17日放送の『ラジオで虎バン』(ABCラジオ)に生出演。阪神ドラ1・佐藤輝明の問題点を指摘した。 佐藤は同日に行われたオープン戦・西武戦の第1打席で、ドラフト制後(1966年以降)の新人最多記録となるOP戦6本目の本塁打をマーク。この活躍は番組でも取り上げられたが、濱中氏は本塁打を放った後に感じたという佐藤への不安を語った。 >>阪神・佐藤の活躍で首脳陣が仲間割れ? 矢野監督の構想でマルテ・糸井にスタメン落ちの危機か<< 佐藤は第1打席で本塁打を放った後は二ゴロ、二ゴロ、左飛と快音は聞かれなかったが、その中で濱中氏が問題視したのは第2打席の二ゴロ。濱中氏は「今日の佐藤の2打席目を見た時にちょっと強引に引っ張りにいって、(バットの)先っぽに当ててセカンドゴロを打ってて『ちょっと嫌やな』って思った」と、無理に球を引っ張ろうとしている節が見受けられると指摘した。 濱中氏は続けて、「今までだったら左中間、センターとかに打ってたのを強引に引っ張りだした。(前日の)ヤクルト戦で全部インサイドに来たのを結構意識してるんじゃないか」とコメント。佐藤は16日のヤクルト戦で内角球を16球(全22球中)投じられているが、この影響でインコースを意識し過ぎているのではと推測した。 また、濱中氏はOP戦最終カードとなる次カードのオリックス戦(19~21日)でさらに打撃を崩す可能性もあると発言。佐藤は同カードで山本由伸(最多奪三振/2020)、山岡泰輔(最高勝率/2019)といったタイトル獲得歴のある好投手と対戦することが見込まれている。 そのオリックス戦について、濱中氏は「良いピッチャー(山本・山岡)がいるんで、そこで(インコースを)バチバチにいかれて(攻められて)っていうのは嫌な感じになる」、「(球速が)速い投手の時って強引になり過ぎて体の開きが早くなったりするので、そういうふうに(打撃を)崩されないかっていうのはすごく心配」と、内角攻めを受けることによる悪影響を懸念していた。 今回の放送を受け、ネット上には「確かに今日の試合は逆方向にいい当たり無かったし、本塁打も引っ張った打球だった」、「内角意識し過ぎて、外角に踏み込めなくなるのが1番マズいかも」、「みんながみんな内角に制球よく投げられるわけじゃないから、手首とかに死球が当たるのも怖いな」といった反応が多数寄せられている。 阪神・矢野燿大監督は14日の巨人戦後に、佐藤を26日の開幕戦・ヤクルト戦でスタメン起用すると示唆したことが伝えられている。次カードのオリックス戦はその開幕戦に向けた最後のアピールの場となるが、濱中氏やファンの不安を払しょくする活躍を見せることはできるだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2021年03月09日 11時30分
オリックス開幕3連戦は由伸、宮城、山岡の豪華ローテ当確!
26日から開幕するプロ野球。オリックスは埼玉・メットライフドームで埼玉西武と3連戦を行うが、3週間前となる5日から神奈川・横浜スタジアムで開催された横浜DeNAとのオープン戦3連戦で、開幕ローテの3枚がほぼ固まった。 5日の試合には、春季キャンプ終盤に本人の口から開幕投手と明らかにされた“エース”山本由伸が先発登板。由伸は5回を76球、被安打5(本塁打1含む)、奪三振3、与四球1、失点3の結果に終わったが、本人が「いい感じ」と話しているように、一発こそ打たれたもののいろいろな球種を試しながら、幼馴染みでもあるキャッチャー頓宮裕真のミットに切れ味の鋭い球を投げ込んでいた。今週12日の巨人戦、19日の阪神戦(ともに大阪・京セラドーム大阪)でさらにギアを上げて、所沢に乗り込むだろう。試合は1-5で敗れている。 6日は高卒2年目の左腕、宮城大弥が先発した。宮城は4回裏にピンチを迎えるが、これを見事に切り抜けて、5回を76球、被安打2、奪三振3、無四球、無失点の好投を見せて、仕上がりが順調であることをアピールするとともに、ローテ入りの目処が立つ内容だったと言っていいだろう。宮城は13日の巨人戦、20日の阪神戦(ともに京セラ)でこれを継続できるのかが鍵となって来るが、DeNA戦では抜群のキレ味を発揮していただけに期待したい。この日はジョーンズのオープン戦第1号ソロがライトスタンドに飛び込むなど、5-0で試合も勝利した。 7日はもう一人の“エース”山岡泰輔が先発。山岡は5回の登板予定だったが、5回裏2アウトで四球を与えた時点で球数が100球に達したこともあり、マウンドを鈴木優に譲った。しかし、内容は被安打3、奪三振5、与四球2、無失点と球数を要してしまったことを今後クリアしていけば問題はない。試合は吉田正尚、頓宮に一発が出て、5-0で連勝している。山岡は次回、14日に行われる開幕3連戦の相手である西武戦(京セラ)に先発予定。 例年、開幕で躓いてしまうオリックスだが、中嶋聡監督は「今年は今年」と過去を振り返らずリセットして、今年の開幕を迎える考えだ。開幕3週間前に行われたDeNAとの3連戦で、開幕3連戦の先発ピッチャーの目処が立ったのは大きい。チームにとっては主砲の一発もあり、収穫のある横浜遠征だった。(どら増田)
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阪神ドラ1・佐藤、OP戦好調もシーズンでは打撃不振に?「ちょっと嫌やな」濱中氏が指摘した問題点とは
2021年03月18日 19時30分
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2021年03月09日 11時30分
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2020年12月02日 11時40分
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2020年11月10日 11時30分
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【独自】MEGA BIG2億円当選者・造船太郎、“楽して”儲けたい 興味はNHK党への出資が0円になるか3億円になるか
社会
2025年04月21日 18時25分
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カラテカ入江慎也、闇営業で得た教訓は「人と人をつなぐ怖さ」 反社の見極め方は「金の使い方」
芸能ネタ
2025年06月01日 12時00分