モバイルバッテリー
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社会 2025年08月28日 13時10分
上越新幹線でモバイルバッテリー発煙 乗客1人やけど SNS「危険物認定したほうがいい」
28日8時ごろ、上越新幹線の新潟発東京行き「とき300号」の車内で、乗客のモバイルバッテリーから煙が出た。乗客の男性1人が右手にけがをしたと見られる。警視庁によると、所有者の男性が、足元のキャリーケースの中でモバイルバッテリーから煙が上がっていることに気づいたという。男性は連結部分に移動し、バッテリーに衣類をかぶせて消火した際、右手に軽いやけどを負ったとされている。ほかにけが人はなかった。22日には、東海道新幹線の東京発新大阪行きの「のぞみ411号」で、座席ポケットに入っていた乗客のモバイルバッテリーが発火。けが人はいなかったものの、座席の一部が焼けるなど、新幹線内での事故が相次いでいる。2つの事故でどのメーカーのものが用いられていたのかは不明だが、ほとんどのモバイルバッテリーにはリチウムイオン電池が採用されている。リチウムイオン電池は、電解液として可燃性の有機溶剤を使用しており、内部が高温になると膨張したり発火したりする恐れがある。ネット上では「モバイルバッテリー消火袋の携帯が必要」「メーカーやバッテリーの扱いなど検証が求められる」「高くてもいいから安全なものを使いたい」「危険物認定したほうがいい」「リチウムイオン電池の製造・販売が禁止になる日が来るかもしれない」など、さまざまな意見が上がった。モバイルバッテリーを使う際は、傷や膨らみ、動作を確認し、少しでも異常を感じたら使用を止め、専門業者やリサイクルボックスで適切に処分しなければならない。暑さが続くなか、モバイルバッテリーやノートパソコン、携帯型扇風機など、リチウムイオン電池内蔵のものの扱いには十分注意したい。
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社会 2025年07月31日 09時00分
猛暑でモバイルバッテリーの発火も リチウムイオン電池家電の廃棄処分には注意
20日夕方、JR山手線車内で乗客女性のモバイルバッテリーが発火、山手線は最大2時間の遅れが生じ、約10万人に影響が出た。女性はスマートフォンを充電中だったといい、バッグから白い煙が漏れ出た直後、炎が上がり、驚いた女性がバッグを床に放り投げると、周囲の乗客らが悲鳴を上げて避難したという。女性は指に軽いやけどを負うなどした。このバッテリーは発火や発煙の恐れがあるとしてリコールの対象になっていたものだが、製品の欠陥にかかわらず、リチウムイオン電池内蔵の小型家電などが発火する火災は後を絶たない。製品事故を分析する製品評価技術基盤機構(NITE)のまとめでは、2020年から24年にかけて起きたリチウムイオン電池搭載製品の事故発生件数は1860件。月別では6~8月にかけて増える傾向で、最も少ない2月の89件に比べ、ピークの8月は228件だった。事故発生件数も右肩上がりで、24年は492件に達している。事故の発生を製品別でみると、モバイルバッテリーが最も多く361件、次いで電動アシスト自転車202件、電動工具171件、充電式掃除機157件、ノートパソコン134件の順になっている。リチウムイオン電池には、可燃性の電解液が含まれており、内部が高温になると気化して膨張したり発火したりする恐れがある。また、熱だけでなく、衝撃などにより内部の正極板と負極板が短絡し、急激に加熱後、揮発した有機溶剤に着火して出火することがある。よって、スマホやモバイルバッテリーを落としたときは、まずは異常がないか安全確認を最優先に行うことが重要だ。外見に傷や膨らみがないか、充電や放電の動作に問題がないかを確認し、少しでも異常を感じたら使用を中止し、専門業者やリサイクルボックスで処分しなければならない。リチウムイオン電池を搭載した製品の「捨て方が分からない」という声も多い。回収していない自治体もまだまだ多く、環境省が2023年度に全国の自治体に行った調査では25%が回収を実施していないと回答した。まずは、住んでいる自治体のゴミ回収ルールを確認し、回収していない場合は、多少面倒でも家電量販店に持っていき、リチウムイオン電池リサイクル団体「JBRC」の黄色の回収ボックスに捨ててほしい。明日から8月だが、8~9月も猛暑が予想されている。携帯型扇風機など、電池が使われた「暑さ対策グッズ」の使用には注意が必要だ。
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