スポーツ
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スポーツ 2020年06月16日 11時00分
オリックス、スマイルTシャツ決定に山本由伸「笑顔で開幕を迎える」
オリックスは、公式ファンクラブBsCLUBの会員からファン投票を募集していたTシャツのデザインを決定し、発表した。 球団担当者は「『ファンの皆さんといっしょに野球で笑顔になりたい』という選手の想いから、“野球で笑顔に”というテーマのもと、選手とファンの皆さんで作り上げたTシャツです。『野球で笑顔にTシャツ』を着て、待ちに待ったプロ野球2020シーズン開幕の喜びを共に分かち合い、笑顔で一つになりましょう。ご投票いただきました皆さん、ありがとうございました!」とファンに感謝の意を述べている。 このTシャツのデザインの特徴は、笑顔の象徴“スマイルマーク”に、フィジカルディスタンス化したバファローズのロゴを取り入れ、新しい生活様式の中でも“笑顔で”野球ができること、“笑顔で”応援できることの喜びを表現しているという。ライトブルーは、医療に従事されている方々への敬意と感謝の気持ちを表したいという選手たちの想いから、採用された。 13日に行われた練習試合前の練習から、選手、監督、コーチ、スタッフ、球団職員が一斉に着用したところ、関係者の間からも評判が高かった。現在のところ京セラドーム大阪と、神戸三宮にある球団公式グッズショップでは、密になる状況を避けるため販売の予定はなく、オンラインショップのみの扱いになるという。 開幕3戦目で先発が予定されている山本由伸は「さわやかでおしゃれなTシャツになり、とても気に入っています。ライトブルーで表現したとおり、医療従事者の方々のご尽力により、僕たちは今こうして笑顔で開幕を迎えようとしています。ファンの皆さんにもこの気持ちをぜひ共有していただき、6月19日の開幕戦ではこのTシャツを着てテレビの前で応援してください!」とファンに呼び掛けた。 オリックスの“おうち観戦”プロジェクトは、少しでもファンと共有出来ることをやっていくのが大きなテーマとなっており、今後も続けていく意向だ。(どら増田)
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スポーツ 2020年06月16日 07時00分
阪神・バースの本名が明かされ話題に 意外に多い球界の改名、再起を図った現役監督、MLB時代のあだ名で登録された助っ人も
1983年から1988年にかけて阪神でプレーし、2年連続三冠王に輝くなど大活躍した助っ人打者のランディ・バース。そのバースについての逸話が、14日放送の『SPORTSウォッチャー』(テレビ東京系)で取り上げられ話題となっている。 >>阪神、練習試合でセ・リーグ首位も喜べない? 新助っ人が露呈した不安、矢野監督も“投手頼み”に舵を切るか<< 番組で取り上げられたのは、バースの本名は「バス」だが事情により登録名が「バース」に変更されたという逸話。番組によると、改名の理由は球団親会社の阪神電鉄がバス事業を手掛けていたこと。バースの成績に応じ「阪神バス大ブレーキ」、「阪神バス大爆発」といったイメージを損なうような見出しが使われる可能性があると、複数のスポーツ紙記者が指摘したことが改名につながったという。 今回の放送を受け、ネット上にも「バースって本名じゃないのか、当時まだ生まれてないから知らなかった」、「確かにバス爆発とか出されたら一般の人は大事件が起こったって勘違いするよな」といった反応が寄せられていたバースの逸話。過去を振り返ると、バースと同じく本名とは異なる名前を登録名とした選手は他にもいる。 阪急・オリックス(1983-1991)、ダイエー(1992)で活躍したブーマーは、本名が「グレゴリー・デウェイン・ウェルズ」で、どこにもブーマーという名前は入っていない。なぜ登録名がブーマーになったかというと、ブーマーは阪急入団前年までMLB・マイナーでプレーし、マイナーで本塁打を連発し“ブームを呼ぶ男”という意味で「ブーマー」というあだ名で呼ばれていたからだと、当時報じられた。ブーマーはNPB10年間で「.317・277本塁打・901打点・1413安打」とあだ名通りともいえる成績を残した。 中日(2000)でプレーしたディンゴも、本名は「デビッド・ウェイン・ニルソン」と全く違う名前。これは当時の球団幹部がスポーツ紙に「ニル損」と書かれることを回避するため、ディンゴの母国・オーストラリアに生息するイヌ科の動物「ディンゴ」にちなんで登録名にしたといわれている。ただ、ディンゴは18試合で1本塁打と不振にあえぎ同年8月に退団したため、この珍しい登録名も1年で消滅している。 本名とは違う登録名を用いているのは助っ人に限った話ではない。現在阪神の指揮を執る矢野燿大監督は、現役時代の2009年オフに同年の不振からの復活をかけ、姓名判断を元に登録名を本名の「矢野輝弘」から「矢野燿大」に改名。矢野監督は翌2010年にさらに成績が下降し同年限りで引退するが、その後現在に至るまで改名後の名前を使用し続けている。 NPBでは西武(2004-2011)、ロッテ(2013-2014)でプレーしたG.G.佐藤は「佐藤隆彦」が本名だが、故・野村克也さんの妻だった故・沙知代さんが由来で「G.G.佐藤」という登録名を用いていた。佐藤は中学時代に沙知代さんが関わっていた少年野球チームに所属していたがあるとき、沙知代さんから「ジジイじゃないんだからシャキッとしなさい」と言われたとのこと。それ以降「ジジイ」、「ジージー」といったあだ名で呼ばれるようになったことから、プロでもアルファベット表記を交えた「G.G佐藤」という登録名を用いたという。 現在でもオリックス・T-岡田(本名:岡田貴弘)や日本ハム・金子弌大(本名:金子千尋)など、本名ではない登録名を用いている選手が複数いる球界。一般的に改名が行われるのはシーズンオフの時期だが、今オフはあっと驚く改名に踏み切る選手は現れるだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2020年06月16日 06時30分
ノア7.18後楽園ホール大会は有観客試合に!中嶋勝彦がトーナメント開催を提唱
プロレスリング・ノアは14日、TVマッチ『NOAH “GO FORWARD”Day1』をノア特設アリーナからABEMAで中継した。 ノアはこの日、“重大発表”をすると予告していたが、中継の最後にゲストの山田邦子さんから7月18日に東京・後楽園ホールで開催する『STAY TOGETHER FOREVER!』を有観客試合として行うことが明らかにされたのだ。 ノアは3月から無観客試合によるTVマッチに切り替えており、約4か月ぶりにファンの前で試合が行われることになる。動員規模などは後日発表される。 この日はTVマッチ史上最大のビッグマッチとして行われ、タイトルマッチ3試合を含む全8試合がラインナップ。実に4時間を超える大会となった。井上雅央を相手にGHCナショナル王座の防衛に成功した中嶋勝彦は、ヘビー級、ジュニアヘビー級を問わず無差別級の「ナショナルトーナメント」の開催を提唱しており、今後の展開が気になるところ。 ノアでは、21日にもTVマッチ『NOAH “GO FORWARD”Day2』がABEMAで中継されることが決まっているだけに、この大会の結果を受けて、後楽園大会の概要が決まっていくのではないだろうか。 ABEMAでの中継により、若きエース清宮海斗の知名度が上がるなど、ステイホーム期間中も団体として闘いを継続してきたことがプラスに作用しているだけに、有観客試合が盛り上がるのは必至だ。(どら増田)
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スポーツ 2020年06月15日 22時30分
オリックス、開幕3連戦に山岡、田嶋、ヨシノブの三本柱登板へ!
オリックスは14日、開幕に向けた練習試合の全日程を終えた。通算戦績は4勝4敗4分けのイーブンだったが、開幕3連戦から先発の三本柱を惜しみなく投入していく。<オリックス練習試合成績>▼6月9日〜11日 福岡・福岡PayPayドームオリックス(村西) 0-2 (高橋礼)ソフトバンクオリックス(アルバース) 7-5 (石川)ソフトバンクオリックス(K-鈴木) 10-5 (ムーア)ソフトバンク▼6月12日〜14日 大阪・京セラドーム大阪オリックス(山岡) 3-3 (西)阪神オリックス(田嶋) 1-1 (岩貞)阪神オリックス(山本) 3-3 (ガルシア)阪神(カッコ)内は先発投手※6試合2勝1敗3分け オリックスにとって大きいのは、練習試合最後の1週間を勝ち越し、山岡泰輔、田嶋大樹、山本由伸の先発三本柱が、いずれも3失点以内と安定のピッチングを見せたことだろう。 西村徳文監督は「(先発は)まだ1人しか言っていないけど…。山岡の後を投げて、山岡にいい結果を出してもらって、それに(田嶋が)続く。それでヨシノブにね。そういう配置にしましたんで」と13日の試合後、開幕3連戦は、山岡、田嶋、ヨシノブの順番で行くことを暗に認めている。 残り3枠は、アルバースと村西がほぼ当確。僅か1枠をK-鈴木を軸に、ファームも含めて最後まで競わせていくことになりそうだ。投手陣ではリリーバーも含めて、練習試合で不安定なピッチングを披露してしまった選手もいるだけに、首脳陣は最後まで頭を悩ませそうだ。(どら増田)
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スポーツ 2020年06月15日 19時30分
巨人・原監督「お前もう一生料理するな!」 甥っ子・菅野への激怒に賛否、致命的な怪我を負った選手も?
14日放送の『Going!』(日本テレビ系)に、巨人・菅野智之が登場。番組内でのある発言が、ネット上のプロ野球ファンの間で話題となっている。 >>巨人・菅野、『ヒルナンデス』にサプライズ登場で大反響「菅野投手でもいいよ」オードリー春日の発言が予想外の展開に<< 番組では『ベースボールスペシャルサポーター』のKAT-TUN・亀梨和也が菅野にリモート取材。菅野は自粛期間中の過ごし方や無観客試合への印象、さらには今シーズンから取り入れた新投球フォームへの手応えなどについて語った。 話題となっているのは、自粛期間中の過ごし方についての発言。同期間中は料理に積極的に取り組んだという菅野だが、実は「5年くらい前に自分の指を(包丁で)切ってから、(原)監督に『お前もう一生料理するな!』と怒られた」と、過去に料理中の怪我が理由で自身の叔父でもある原辰徳監督に激怒されたことがあると告白。 それでも、自粛期間中は外食もできないことから料理を“解禁”し、その結果「家にいる時間が多かったので料理は上達した」、「料理しているときはいろいろなことを考えるので、僕はすごく好きな時間(だった)」とのこと。今回の取り組みが原監督にどう思われているかは触れなかったが、自身の精神面には好影響だったと語っていた。 今回の放送を受け、ネット上には「ちょっと指切ったくらいで料理するなって厳しすぎる」、「投手にとって指は大事な商売道具だから原監督が怒るのもしょうがない」、「いくら菅野が自分の甥っ子だからといって、私生活を縛るのはちょっとやり過ぎじゃない?」、「5年前に一度指切って怒られてるんだから、今もしない方がよかったのでは」と賛否の声が多数寄せられている。 「自粛期間中に料理に取り組んだという選手は数多くいますが、過去には今回の菅野のように誤って刃物で指を切ってしまった投手もいます。例えば、ヤクルト・五十嵐亮太は2003年1月、自宅で食器類を洗っていた際に誤って包丁で中指の伸筋腱約3分の2を切ってしまい、回復に約1カ月を要しています。また、元ソフトバンク・ガトームソンも2007年3月、自宅で朝食を取っている際にナイフで指先を5ミリほど切ってしまい、昼に予定されていたオープン戦の登板を回避。当時の王貞治監督は『不注意は許さん!』と激怒しています。原監督が菅野を叱り飛ばしたのには、こうした選手のように無用な怪我をしてほしくないという親心のようなものもあったのではないでしょうか」(野球ライター) 2013年にプロ入りした菅野は今から5年前の2015年の時点で、最優秀防御率1回(2014)、リーグMVP1回(2014)を獲得するなど巨人のエースとして活躍していた。勝ちが計算できる菅野を余計な怪我で離脱させないために原監督は“料理禁止令”を出したものと思われるが、これにはファンの間でも賛否が分かれているようだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2020年06月15日 18時00分
巨人・坂本&大城コロナ感染 プロ野球開幕再延期クライシス
プロ野球開幕が6月19日に迫る中、“ドタキャン”の可能性が浮上。 巨人の坂本勇人内野手(31)と大城卓三捕手(27)に新型コロナウイルスの陽性反応が確認されたことを重視した日本プロ野球選手会は、15日に選手会臨時大会を開き、NPBに「全選手のPCR検査」を求めるという。 選手会が問題にしているのは、12球団のPCR検査への足並みが揃っていないことにある。巨人は開幕後も定期的にPCR検査を実施するとしているが、全球団の実施でなければ、球団間に不公正さが生じる。「高額の出来高契約をしている選手やクビがかかっている選手は、多少体調に異常があっても申告しない可能性があります。検査の必要がないと判断された選手でも、体調不良を訴えれば自宅待機となり、FA期間の計算や年俸更改に直結するんです。症状がないまま同居家族が感染している場合もあり、知らぬ間に他の人にうつしてしまう危うさも…。残された時間は少ないですが、PCR検査の全選手実施は開幕への最低条件です」(選手会関係者) 昨季のシーズンMVPと、今季の開幕捕手がコロナ禍に巻き込まれた巨人だが、実はこれまで、どこよりも感染症対策に力を入れ、主導的な役割を演じてきた。 スクリーニング(ふるい分け、精選)方式を打ち出し、5月29日から31日の間、新型コロナの感染歴を調べる抗体検査を実施。全91選手やチームスタッフら218人の希望者を対象に、都内の大学病院の研究に参加する形で検査を行い、新しい感染防止への取り組みを示していた。「全国的にPCR検査が受けられない状態が続く中で、プロ野球の全選手検査は現実的ではない。そこで巨人は、スクリーニングでPCR検査につなげる方式を打ち出したのです。この“巨人モデル”がスタンダードになれば、早期開幕につながる。現在、抗体検査を実施しているのは巨人とソフトバンクの2球団だけだが、唾液を使ったPCR検査も認可されたことから、1週間もあれば、選手会が求める全選手実施は可能だろう」(スポーツ紙デスク) ただ、その第一関門となる抗体検査で、坂本と大城、スタッフ2人の計4人に新型コロナ感染から回復したことを示す「IgG抗体」が検出されてしまった。念のため行われたPCR検査では、両選手に陽性反応が確認され、今回の騒動に…。 幸い、保健所が認定した両選手のチーム内外の濃厚接触者26人、さらに一軍選手、監督、コーチ、スタッフ全員が、PCR検査を受け「陰性」の判定を受けた。坂本と大城も入院先の医療機関で複数回の検査を受けて陰性になったと発表されており、近く医療機関や保健所と相談して戦列に復帰するという。 気の毒なのは、“陽性期間”にあった坂本と大城が出場していた3日の練習試合で対戦した西武の選手たちだ。今のところ、発熱などの症状を訴える選手は出ていないが、全選手がPCR検査を受けないことには不安は尽きない。今後、他球団の選手にうつしてしまう可能性も残してしまった。 一方、坂本らの陽性反応が確認された翌4日には、ヤクルトの昨季の新人王・村上宗隆内野手とスアレス投手に、体温が37度を超えたことが発覚。球団は両選手にPCR検査を受けさせ、2人とも陰性が確認されたものの、選手、球団がいかに神経質になっているかが分かる。 しかし、巨人のように総がかりでPCR検査を行えば、主力選手が引っかかり、混乱が生じるのは避けられない。巨人がそれを承知で実施したのは、実は「坂本対策」が背景にあったという情報もある。「今年3月、阪神の藤浪晋太郎投手に、プロ野球選手で初となる新型コロナウイルス感染が判明した当時から、インターネットの書き込みで“次はこの男”と目されていたのが坂本でした。感染源として懸念される夜の街を飲み歩く姿が何度も目撃されており、メディアを賑わせてきたからです。しかも、今年1月の自主トレ中にはインフルエンザB型を、2月の宮崎キャンプでは同A型を発症し、一時離脱。3度目はさらに“超大物”を引き寄せてしまった。その意味では、坂本に陽性が判明してもさもありなんですが、今回の件が相当こたえたのか、野球に取り組む姿勢が一変したそうです。原監督も嬉しい誤算と苦笑している。まさにあぶり出し効果です」(巨人OBの野球解説者) もう一つ、見逃せないのが、読売新聞グループが総合物流企業のSBSグループと提携し、宅配事業「YCお届け便」の全国展開を図っていることだ。 新型コロナで日本経済が大打撃を受ける中、物流の世界で一人勝ちしているのがアマゾン。そこで、読売グループは通販事業者などから集荷した荷物を専売店に持ち込み、朝夕刊と一緒に家庭に配達するという企業戦略に傾注しているのだ。「宅配事業の悩みはドライバー確保と拠点の設置。それらを新聞販売店は兼ね備えている。あとはアマゾンに負けない宅配業務での知名度を上げるだけ。そのためにはプロ野球が1日も早く開幕し、巨人軍に活躍してもらう必要がある。PCR検査に力を入れるのもそのため」(流通業界事情) とはいえ、東京では相変わらず毎日20人程度の新規陽性者が確認されており、史上初の「東京アラート」まで発動。球界からこれ以上の陽性反応を示す選手が現れれば“開幕ドタキャン”は避けられない。
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スポーツ 2020年06月15日 17時30分
DeNA、横浜スタジアムは選手も報道陣も3密防止 “ウィズコロナ”のプロ野球、除菌を徹底しいざ開幕へ
開幕が6月19日に決まり、最終調整の練習試合が各地で開催されている日本プロ野球界。ベイスターズも6月2日から本拠地・横浜スタジアムで再開され、14日のナゴヤドームのドラゴンズ戦まで計12試合(4勝4敗4分け)を消化して終了した。 3月下旬まで行われていた練習試合の際も無観客となっており、今回も同様の処置が取られたが、報道陣に対する規制は更に厳しくなった。入場の際の検温とチェックシートの記入は同じだが、通常使用されていた1階の受付は2階の3ゲートに移動。それにより駐車場での選手、首脳陣、球団スタッフとの接触は完全に断たれた。試合を見る場所も3密を避けるために記者席は使用は不可とされ、昨年新設されたラウンジを使用。入場できる人数も各社2名までと制限されており、必要最低限の人数しか球場には入ることはできず、試合前の練習時であってもグラウンドへの立ち入りは禁止。写真を撮るのもスタンドからで、選手たちの動きをチェックするのもスタンド席から。試合前の監督との囲み取材や、その日の先発ピッチャーや活躍した選手との取材も、練習試合2日目からはミーティングアプリ「ZOOM」を使用して行い、報道陣からチーム内にウイルスが感染しないよう、万全の体制で対策を行っている。報道陣が使用している部屋は、使用後にスタッフが除菌スプレーを持って清掃し、常にクリーンに保たれている。 チームもベンチの選手、スタッフ全員が常にマスク着用。ベンチ内のシートにも1席置きに使用禁止の紙が置かれ、自チームが攻撃時はベンチでの3密を避けるためにグラウンドにせり出した席の「エキサイティングシート」へ移動。陽射しが強い日にはテントも設置され、暑さ対策も同時に取られていた。 横浜スタジアム内のトイレも使用箇所が制限され、除菌シートがノブやエレベーターのボタンに貼られるなどの対策も行われており、所々にアルコール除菌スプレーも設置。ゴミ箱も撤去され、スタジアム丸ごとウイルスを撃退する処置がなされていた。 やっとこぎつけた開幕戦をなんとか無事に迎えられるよう、横浜スタジアムでは考えられる感染防止対策を出来る限り採用。ウィズコロナ禍でのプロ野球は、緻密な気遣いの下でのペナントレース始動となる。取材・文 ・ 写真/ 萩原孝弘
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スポーツ 2020年06月15日 17時00分
中日・梅津のクリーンヒットがライトゴロに! 思わぬ珍プレーで勝利をふいに、本人も“小学生以来”と嘆き?
14日に行われた中日対DeNAの練習試合。この試合で飛び出したプレーが、ネット上のプロ野球ファンの間で話題となっている。 >>カネやん、「血も涙もない」?『珍プレー・好プレー大賞』にも登場、倒れた選手の額を蹴飛ばした伝説の大乱闘劇<< 注目を集めたのは、「0-1」と中日1点ビハインドの2回裏に飛び出たプレー。この回2死一、二塁と同点・逆転のチャンスを作った中日は、ここで投手・梅津晃大が打席に。梅津が7球目を痛烈にライト前に弾き返し、チャンスはさらに拡大したと思われた。 しかし、前進守備を敷いていたDeNA・乙坂智は打球を捕ると一塁に素早く返球し、一塁・ロペスもショートバウンドとなった返球を、体を倒れ込ませながら好捕。梅津は一塁へ全力疾走するも間に合わずライトゴロでアウトとなり、3アウトでチャンスを逃すまさかの結果となった。 「2-2」で両軍引き分けという試合結果以上に話題を呼んでいる今回のプレー。ネット上には「ヒットと思ったらライトゴロか、これは珍しいプレーが出たな」、「梅津は怠慢走塁してた訳じゃないし、打球がもう少し弱ければヒットになってただろうな」、「乙坂もよく恐れずにライトゴロ狙いに行ったな、逸れれば一発で同点なのに」、「これは『ライトゴロにできる』と瞬時に判断した乙坂のファインプレー、梅津は不運だったって割り切るしかないな」、「梅津、乙坂、ロペスがそれぞれ全力でプレーした結果だね、開幕後もこんなプレーを1つでも多く見たいな」といった反応が多数寄せられている。 「プロ野球の試合では投手が打席に入った際に守備側が前進守備を敷くことが多いため、ヒット性の当たりを放った投手が外野ゴロに打ち取られてしまうことはしばしばあります。ただ、いくら前進守備といっても打球が弱ければ一塁への返球は間に合わないため、今回のプレーは梅津が球をきれいに捉え過ぎたため起こった珍しいプレーといえるでしょう。また、今回の場面は得点圏にランナーがいたため、外野手は失点を防ぐために本塁に投げるのがセオリー。送球がそれれば2死満塁、あるいは同点となってなおも2死一、三塁という危険も想定される中、乙坂がリスク覚悟で一塁に返球した点も珍しいといえます」(野球ライター) 試合後の報道によると、梅津はライトゴロを打ったのは小学生以来と明かした上で、「何とか打てたけど恥ずかしい」と語ったとのこと。ただ、本職の投球では5回1失点とライトゴロを引きずることなく好投し、プロ2年目・23歳にして自身初の開幕ローテ入りを決定的にしている。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2020年06月15日 12時00分
張本氏、ヤクルト奥川を絶賛も「東北はいいピッチャーが出る」発言が物議 「訂正しなくていいの?」の声も
14日放送の『サンデーモーニング』(TBS系)で、張本勲氏が2019年のドラフト1位で東京ヤクルトスワローズに入団した奥川恭伸投手(星稜高)を絶賛。その際に発した「仮説」が物議を醸している。 番組は奥川投手が、東京ヤクルトスワローズ二軍本拠地・戸田球場で行われたシートバッティングに登板した模様をVTRで紹介。MAX153キロのストレートなどを見せるなど好投し、打者11人34球を投げ、4三振を奪う様子が映し出された。 >>張本勲氏、大谷翔平に「今年は大した成績を残せない」 数十秒の練習動画への発言に「何がわかるのか」批判の声も<< これを見たゲストでリモート出演の元シアトル・マリナーズ・佐々木主浩氏は「すぐにプロのバッターから空振り取れるのはすごいことですね。球持ちもいいですし、非常にやっぱり完成されたピッチャーですね」と絶賛する。さらに、「開幕が遅れて、奥川くんが出てくるのが早くなるんじゃないでしょうかね」と、早期の活躍を予想した。 続けて、関口宏から感想を求められた張本氏は「球が重そうだもんね。実際に見てないんですけども、テレビでなんか見てると、球が重そうだしスライダーがいいよね」と絶賛する。 そして、張本氏は「それと東北の人は何でこんないいピッチャーが出るんかな。大魔神初め、佐々木(朗希)、大谷(翔平)、奥川、吉田輝星。土地柄が良いのかなあ」と話す。佐々木氏は「お米ですかね」と呟くが、関口と張本氏は聞いていなかった。 張本氏の言うように、このほかも菊池雄星(マリナーズ)や石川雅規(ヤクルト)、かつての山田久志(阪急)東北出身の大投手は多い。それだけに納得の声が上がるかと思われたが、視聴者は奥川を「東北出身」としたことに違和感を持つ。 奥川は石川県かほく市出身で、一般的に「北陸」と呼ばれる地域の生まれだけに、「奥川は東北じゃない」「間違ってるよ」「大魔神は気づいているはずなのに…」「誰か訂正しなくていいの?」と物議を醸す。一方で、「誰にでも間違いはある」「東北出身者に良いピッチャーが多いのは間違いない」「いちいち目くじらを立てなくても…」という擁護もあった。 誰にでも間違いはあるもので、張本氏だけを責めるのは酷というもの。しかし、公共の電波である以上、訂正はあっても良かったのかもしれない。
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スポーツ 2020年06月15日 11時45分
阪神、練習試合でセ・リーグ首位も喜べない? 新助っ人が露呈した不安、矢野監督も“投手頼み”に舵を切るか
セ・リーグ首位で、フィニッシュ。矢野阪神が6月14日のオリックスとの練習試合を引き分け、練習試合を「5勝3敗3分け」で終了した。練習試合とは言え、セ・リーグでいちばん勝率が高いのだから、矢野燿大監督も悪い気はしないはずだ。 「欲を言えばまだまだありますけど…。チームとして必要なところはできた」 同日の試合後、矢野監督は記者団にそう答えている。歯切れが悪かったのは、欠点も露呈してしまったからだろう。 「打線はもう一度組み直すことになると思います。練習試合の最終戦ですが、先に3点を挙げたのは阪神の方。なのに、その後、全然得点を挙げられませんでした」(在阪記者) 阪神がセ・リーグトップで練習試合を終えた勝因は「打線」だ。対外試合でまだ1本も本塁打の出ていなかった主砲・ボーアのバットが火を噴き、他選手を勢いづけた。しかし、敗因もまた、在阪メディアが指摘するように「打線」にある。ボーアが左投手に全く適応できていないのだ。 メジャーリーグ時代のボーアを知る米国人ライターがこう言う。 「昨年、エンゼルスで大谷翔平とチームメイトでした。米国では、ボーアは『対右投手用の一塁手』と位置づけられています。マーリンズ、フィリーズ、エンゼルスと渡り歩きましたが、『プラトーン』を前提に獲得された選手でした」 プラトーンとは、他選手との併用。左投手が先発する試合では他選手にスタメンを渡し、スタメンで試合に出られるのは、対右投手の時だけだった。 もっとも、本人は「左投手でも打てる」と思っており、フル出場を訴えてきた。何度かチャンスをもらったが、そのチャンスをモノにできず、今日に至っている。 「阪神打線がペナントレース本番でも爆発できるかどうかは、全てボーア次第」(前出・在阪記者) 関西地区で活躍するプロ野球解説者によれば、矢野監督はショートのポジションでは「プラトーン」を予定しているという。2年目の木浪と北條を使い分けるそうだが、ボーアに関しては「4番でフル出場することが理想」と話していたそうだ。 「メジャーリーグ時代の対左投手の打率ですが、ボーアは2割をやっと超える程度しか残していません。技術的な理由があるのかもしれません」(前出・米国人ライター) オープン戦、練習試合でのボーアの対左投手の打率だが、16打数ノーヒット。開幕カードでぶつかる巨人、次節の東京ヤクルト、第3節のDeNAにも好左腕がいる。ボーアのプラトーン起用も検討したそうが良さそうだが、こんな指摘も聞かれた。 「スアレスから藤川球児に繋ぐ継投策がうまく行きました。1点差で8回に突入すれば、この2人でなんとかなると言うのが矢野監督の心境でしょう。中継ぎ投手をドンドンと投入する試合になるのでは」(前出・プロ野球解説者) 先のオリックス戦後、矢野監督は「チームとして必要なことはできた」と言っている。「必要なこととは?」と聞き直した記者団に対し、矢野監督は「誰が出ても戦力面で大きく変わるチームではないので」と誤魔化し、ハッキリとは答えなかったが、この練習試合の期間中、二軍で調整を続けていた高橋遥人のことを気に掛けていたそうだ。 近年の阪神は外国人スラッガーを獲得しているが、結局は投手力で凌いできた。今年も“投手頼み”となりそうだが、誰か一人がダメになると全員に蔓延する悪循環はなくなった。“ボロ負け”しなくなった分、今年の阪神は優勝戦線に踏みとどまってくれるのではないだろうか。(スポーツライター・飯山満)
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プロレス解体新書 ROUND7 〈三冠ヘビー級王座の統一〉 ジャンボ鶴田vsスタン・ハンセン
2016年06月25日 15時00分
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スポーツ
友成那智 メジャーリーグ侍「007」 オールスター選出の可能性も大 ヤンキース「田中将大」
2016年06月24日 15時00分
特集
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野球人生“燃え尽きた”元プロ野球選手・宮國椋丞氏 今後は「周りの人に頼られたり、笑顔にしたい」
スポーツ
2025年07月25日 23時30分
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豊ノ島、YouTubeチャンネルで若乃花とコラボ熱望 タレントとして相撲番組で「冠番組」持ちたい
芸能
2025年07月21日 12時00分
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豊ノ島“ライバル”琴奨菊との思い明かす 業界には「いい物は残し、時代に併せて変わっていけば」と期待
芸能
2025年07月20日 12時00分
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宮迫博之「雨上がり決死隊」再結成は「蛍原さん次第」 ドジャース始球式の裏話も明かす
芸能
2025年07月14日 17時00分
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元ザブングル松尾陽介、沖縄で芸人のセカンドキャリアサポート 芸人引退に「心境の変化」
芸能
2025年04月28日 19時03分