スポーツ
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スポーツ 2022年04月22日 19時30分
中日・根尾、三振直後の一場面に驚き「相当珍しい」 怒りをヘルメットに八つ当たり? コンバートの影響指摘も
21日に行われた二軍・中日対ソフトバンク戦。「4-3」で中日が勝利したが、試合結果以上に話題となったのが中日のプロ4年目・21歳の根尾昂が三振直後に見せた姿だった。 「1-3」と中日2点ビハインドの8回裏無死。この回先頭の根尾にソフトバンク4番手・重田倫明が、カウント「2-2」から真ん中高めのスライダーを投じた。しかし、それまでにストレートを4球連続で投げていた影響もあったのか、根尾はこのスライダーに反応できず見逃し三振を喫した。 根尾が倒れ1死となった後、中継カメラはベンチに下がった根尾の様子を映し出す。根尾は座席に腰を下ろし右手でヘルメットを脱ぐと、その右手をそのまま隣の座席に向かって振りかぶった。ただ、右手を2度ビクッと震わせながらも投げつけるのをこらえ、その後は左手で抱え込むようにヘルメットを持ち替えた。 >>中日・与田前監督、根尾らは欲しくなかった?「ドラフトで嘆いてました」元コーチが暴露した消極姿勢に驚きの声<< この根尾の姿を受け、ネット上には「真面目で優等生な根尾のこんな姿は初めて見た」、「甘いスライダーに手が出なかったことが悔しかったのか? ここまで荒ぶるのは相当珍しいぞ」、「直前も含めてこの日はサッパリ(4打数無安打・3三振)だったから相当イラついてそう」と驚きの声が相次いだ。 同時に、「遊撃再転向で尻に火がついたのか?」、「この日から遊撃として再出発したこともこの怒りに関係してそう」、「遊撃定着へ結果が欲しい、アピールしなきゃいけないって思いが行き過ぎたのかも」と、感情的な行動に及びそうになった背景を推測するコメントも多数見られた。 「根尾は昨秋キャンプで遊撃から外野に転向し今季を迎えましたが、一軍では20日までで打率『.143』と振るわず21日に登録抹消。同日に立浪和義監督と行った話し合いで遊撃への再転向が決まり、そのままファームのソフトバンク戦に『1番・遊撃』で先発しました。遊撃争いに敗れて外野に移り、その外野でもチャンスをつかめないまま遊撃に戻されたという形ですが、ファンの間では根尾が感情的な面を見せたのは『結果を出さないといよいよ居場所がなくなる』といったような焦りが背景にあるのではという見方もされています」(野球ライター) 翌22日の試合では前日のうっぷんを晴らすかのように、「4打数2安打・2打点」と結果を残した根尾。紆余曲折を経て戻ってきた遊撃のポジションで立場を確立することはできるのだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年04月22日 18時30分
オリックス、サヨナラ勝利後のホッコリ光景が話題 「イライラしてたのか」と指摘も? 中嶋監督が紅林にキックしたワケは
21日に行われたオリックス対ソフトバンク戦。「3-2」でオリックスが勝利したが、試合結果以上に話題となったのがオリックス・中嶋聡監督が試合終了直後に見せた姿だった。 オリックスはこの日ソフトバンク先発・千賀滉大の前に8回まで無得点だったが、「0-2」と2点ビハインドの9回裏1死満塁で吉田正尚が2点タイムリーを放ち延長戦に持ち込む。その後、延長11回裏に2死二塁のチャンスを作ると、紅林弘太郎が三遊間を破るタイムリーを放ちサヨナラ勝利を収めた。 劇的な一打を放った紅林はグラウンド上で同僚たちにもみくちゃにされ祝福を受けた後、ベンチ前で出迎えた首脳陣とも笑顔でハイタッチ。この時、中嶋監督はハイタッチ後に紅林のお尻を左足で軽くけるそぶりを見せ、紅林もこれに合わせるように小さくジャンプしていた。 >>オリックス・中嶋監督に「そんなに怒ることか」驚きの声 1失点投手への一喝が物議、深刻な課題との関連指摘も<< 中継カメラが映したこの光景を受け、ネット上には「まさかの手荒な祝福で笑った」、「蹴られた紅林くんぴょんって飛んでてかわいい」、「蹴った方も蹴られた方もニコニコしてるしいい雰囲気だな」と面白がる声が寄せられた。 同時に、「中嶋監督はそれだけ今日の紅林にイライラしてたのか?」、「冗談交じりでも蹴り入れたくなった気持ちは分かる、この日はミス連発してたし」、「サヨナラ打つまで全く振るってなかったから、『やるなら最初からやれ!』ってツッコミの意味合いで蹴ったのかもね」と背景を推測するコメントも見られた。 「今季の紅林は試合前時点で『.194』と不振で、この日も延長11回裏の第5打席まで『3打数無安打・1四球』とヒットは打てず。また、5回表2死にゴロ捕球後の一塁送球を悪送球し、9回裏1死満塁では吉田の当たりの間に一塁から三塁へ進塁を試みるも失敗しアウトになるなど、守備・走塁でもミスが相次いでいました。その後サヨナラ打で汚名返上を果たした形ですが、それまでは中嶋監督がフラストレーションをためていた可能性も決してゼロではないでしょう」(野球ライター) 21日の勝利で今季成績は「10勝11敗・勝率.476」となり、勝率5割復帰にリーチをかけたオリックス。その立役者となった紅林は、この調子で本格復調を果たすことはできるのだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年04月22日 15時30分
広島、佐々岡監督の育成方針が物議「固執する意味が分からない」 打率1割台の選手を見限らないワケは
2019年のプロ入りから広島でプレーし、昨季までに「174試合・.271・9本・51打点」といった通算成績を残しているプロ4年目・21歳の小園海斗。21日に伝えられた広島・佐々岡真司監督のコメントがネット上で物議を醸している。 今季の小園は開幕から21日・巨人戦までの全22試合で「3番・遊撃」としてスタメン起用が続いているが、打撃成績は「.169・0本・5打点」とサッパリ。21日・巨人戦も「4打数無安打・1併殺」と全くいいところがなかった。 >>広島・九里、ベンチで地団太を踏み激怒? 真顔の助っ人に批判のワケは、降板直後の一場面が物議<< ただ、佐々岡監督は試合後に応じた取材の中で「代えるのは簡単なんだけど、ここをどうにか…というところ。本人は苦しいでしょうけど、まだ始まったばかり。乗り越えていかないといけない」、「1人だけを動かすことはできないからね。2、3人もとなるとね。(攻撃の)流れ的にはそこまで悪くないのでね」とコメント。現在チーム打率(.257)、得点数(94得点)どちらもリーグ2位と打線全体は好調なことから、小園は今後も「3番・遊撃」で継続起用し復調を待つ方針を口にしたという。 佐々岡監督のコメントを受け、ネット上には「現状他の野手でカバーできてるから別にいいと思う」、「小園を下位打線に下げて、空いた上位に別の選手動かしてとかして流れ変えたくないのは分かる」、「素質の開花を促す狙いで我慢して使うのは分からなくもない」と同調の声が寄せられた。 一方、「1割打者の小園にそこまで固執する意味が分からない」、「4連敗中なのにそんな余裕こいてる暇ないだろ」、「打線の並びを変えたくないなら、3番小園を3番田中に変えたらいいだけだろ」と否定的なコメントも多数見られた。 「小園は今季はここまで不振が続いていますが、昨季は『113試合・.298・5本・35打点』と3割近い打率をマーク。元々2018年ドラフト1位と高い評価を受け入団してきた選手でもありますので、佐々岡監督はこの不振を乗り越えてもう一皮むけてほしいという思いから、小園を辛抱強く使おうとしているものと思われます。ただ、広島は21日終了時点で4連敗中であること、控え遊撃手・田中広輔が打率『.300』と結果を残していることなどから、小園は一度外し田中など別野手を起用するべきだと佐々岡監督に反発しているファンも少なからずいるようです」(野球ライター) ファンの間でも賛否が割れている小園の継続起用方針。小園は佐々岡監督の考えが正しかったことを今後の試合で証明することができるだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年04月22日 11時00分
阪神・矢野監督、低迷脱出の最終手段は“暴走スチール”? 二軍を変えた秘策以外に打つ手はないか
これも、「歴史の目撃者」となったということだろうか。4月21日のDeNA戦を落とし、矢野阪神は3勝19敗1分。勝利した5位DeNAの勝率が5割となったため、阪神がセ・リーグの「借金」を全て背負う異例の事態となってしまった。 逆転の代打満塁ホームランを記録しながら敗れたのは、セ・リーグ初。開幕からビジターゲーム12連敗は56、58年の広島以来で、歴代ワースト3位タイ。横浜スタジアムで“3タテ”を食らうのは、15年ぶりだそうだ。 >>阪神・矢野監督に「みっともない」批判相次ぐ 昨季に続く失言? 好投した巨人・赤星へのコメントが物議<< 「4月29日に自力優勝の可能性が消滅するかもしれません。4月中の消滅は聞いたことがありません」(ベテラン記者) “歴史的な弱さ”である。 それでも、矢野燿大監督は試合後の共同会見から逃げなかった。責任感の強さだろう。声に張りがないのがちょっと気になるが…。 その同日の会見で、矢野監督は「もちろん」という言葉を何度か繰り返していた。敗戦に関する自身の責任、投手継投の失敗、悔しさ、代打満塁弾を放った小野寺暖の必死さを聞かれた時に出たもので、それは「敗戦の重みを強く受け止めている」という意味だろう。 「打つ手が全て裏目に出ています。前日まで2番で起用していた佐藤輝明を3番に、近本光司を1番に戻す打順に組み直しましたが、機能しませんでした」(プロ野球解説者) しかし、こんな見方もできる。矢野監督は「今季限りで辞める」と言ったが、自身が思い描く通りのチームを作れたのだろうか。 2018年のことだ。矢野監督は二軍を指揮していた。同年の阪神二軍はファーム日本一に輝き、115試合で163個をマークする盗塁の新記録も達成させた。 それは矢野監督が「走る」「一つでも前の塁を」の姿勢を選手たちに植えつけたからである。当時の阪神二軍戦を見たが、試合中、常に声が出ていて、個性の強い選手たちが「勝利」という共通の目的に向かって結束している印象も受けた。 「足が速ければ盗塁が成功するとは限りません。対戦投手のクセ、配球も研究しなければなりません。『走る意識』を定着させ、選手の野球に関する考え方も高めようとしていました」 当時を知る関係者がそう言う。 矢野監督が一軍を指揮したこれまでの3年間、阪神から盗塁王が誕生している。だが、18年のファームのような結束力は感じられないのは、ナゼか? 「盗塁王のタイトルを獲った近本、中野拓夢はともかく、今の阪神選手は走ることに積極的ではありません」(前出・プロ野球解説者) 阪神ファンをこれ以上、「負の歴史の目撃者」にさせないため、なんとかしなければならない。18年のファームのように、走って、走って、走りまくるしかない。雨天コールド負け、止まない雨はないというが…。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2022年04月21日 20時30分
巨人・原監督の試合後コメントに「矢野も見習え」の声も “天敵”床田を高評価、リスペクトの姿勢に称賛相次ぐ
20日に行われた巨人対広島戦。「5-3」で巨人が勝利した試合後に伝えられた巨人・原辰徳監督のコメントがネット上で話題となっている。 巨人は広島先発・床田寛樹に5回まで無得点と苦戦していたが、「0-3」と3点ビハインドの6回裏2死二、三塁、岡本和真が2点タイムリーを放ち1点差に詰め寄る。その後、「2-3」で迎えた8回裏1死に吉川尚輝が二塁打を放ち床田をマウンドから引きずり下ろすと、2番手・島内颯太郎から3点を奪い逆転勝利を収めた。 昨年9月から試合前まで、16イニング連続で点を奪えていなかった天敵・床田から価値ある白星を挙げた巨人。ただ、原監督は試合後「まだまだ打ち崩したとはね、我々も選手たちもそこまでは思ってないと思いますね」と、床田は難敵という評価に変わりはない旨を語ったという。 >>巨人・原監督、外野の緊急補強を決断? 深刻な問題点が改善されないポランコ・ウォーカーにうんざりか<< 原監督の発言を受け、ネット上には「久しぶりに床田から点とったのにすごい謙虚だな」、「床田へのリスペクトが感じられて好感が持てる」、「結果に浮かれることなく相手を立てる姿勢は立派だ」と好意的な声が寄せられた。 同時に、「相手を褒めない矢野監督とは大違い」、「この姿勢を負け惜しみばっか言ってる矢野も見習え」、「敵選手を素直に評価する原と否定から入る矢野、両監督の差は凄いな」と、阪神・矢野燿大監督と比較するコメントも多数見られた。 「矢野監督は相手選手を軽んじるような試合後コメントで度々物議を醸している監督。今季も17日の巨人戦で『6.2回1失点』と好投した巨人・赤星優志を『めちゃくちゃいいコースに決まっているかというと、そんな感じには見えなかった』と評したり、20日・DeNA戦でDeNA・ソトが放ったサヨナラ弾について『普通のライトフライだと思ったけどね』と言い放ったりして批判を浴びています。こうした経緯が、両監督を比較する声が多数挙がる一因となっているようです」(野球ライター) 20日終了時点で「15勝7敗・勝率.682」とセ・リーグ首位に立つ巨人と、「3勝18敗1分・勝率.143」で断トツ最下位に沈む阪神。一部からは「両監督の態度の差も順位に表れてるんじゃないか」という声も挙がっている。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年04月21日 17時30分
DeNA・ソト、3度目の本塁打王へ視界良好! 復活の大砲がチームを上昇気流へ
20日のタイガース戦。延長までもつれ込んだスコアレスの投手戦にケリをつけたのは、ベイスターズの誇る大砲、ネフタリ・ソトの一撃だった。 見逃せばボールの146キロの高めストレートを“あっち向いてホイ”的に放った打球は、ライトポール際に届く今シーズンチーム初のサヨナラホームランとなり、横浜スタジアムに歓喜の瞬間が訪れた。お立ち台では「しっかり強い打球を打つという意識で(打席に)入った。いい当たりだと思ったけど、正直どこにボールが行ったか分からなかった」と振り返ったが、横浜スタジアム特有のポール際で伸びる特性を生かした一打だった。 昨シーズンはコロナの影響によるビザの関係でキャンプに参加できず、来日したのは3月27日と大幅に遅れてしまい、キャンプ、オープン戦は不参加。自他ともに認める「練習好き」な助っ人は「調整が難しい部分はありました」と吐露。しかも東京オリンピックのための中断期間も悪影響をもたらし「オリンピックブレークもあり、一年通して難しく、苦しいシーズンだったと感じています」と、123試合出場で打率.234、21本塁打、62打点と打撃三部門のほか、OPSは.738、得点圏打率も.255と自己最低の数字に終わってしまった。 今年は一転、年明け1月14日に早々来日し、キャンプ初日からチームに合流。順調に調整を積み、オープン戦でも石井琢朗新コーチのマンツーマンの指導を受け、逆方向の意識も定着。“恐怖の7番打者”としての役割が期待されていたが、開幕前に右手首の故障により戦線離脱の憂き目に遭い、2年連続して開幕には間に合わなかった。 しかしチームがコロナウイルスの蔓延による大量離脱で苦しい状況のタイミングで一軍に復帰したソトは、牧秀悟に代わり4番の座で奮闘。ここまで7試合で打率.423、ホームラン3、打点7、OPSは驚異の1.290と文句のつけようのない活躍を見せている。 来日初年度の2018年は41本、翌年の19年は43本と連続してホームランキングを獲得した“優良助っ人”ネフタリ・ソト。ここ2年間は確実性を欠いたが、横浜を愛し21年から3年契約を結んだ大砲の“反撃”は、チームの浮沈を握る鍵となる。文・取材・写真 / 萩原孝弘
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スポーツ 2022年04月21日 15時45分
ロッテ・高部の致命的守備ミスで、井口監督に批判? 敗戦を決定づけた後逸が物議、不可解な起用法にも苦言相次ぐ
20日に行われたロッテ対西武戦。「0-3」でロッテが敗れた試合を決定づけたのがロッテのプロ3年目・24歳の高部瑛斗の守備ミスだった。 「0-1」とロッテ1点ビハインドの8回2死一、二塁。前の回から中堅の守備に就いていた高部の前方に、西武・鈴木将平が放った鋭いライナーが飛んでくる。高部は打球に向かうように突っ込みワンバウンドでの捕球を試みたが、バウンドの軌道を見誤ったのか捕りきれずに後逸してしまった。 それた打球が捕手・加藤匠馬に返球されるまでの間に一走、二走はそれぞれ本塁を踏み、打者走者の鈴木も一気に三塁を蹴る。直後に鈴木が足を滑らせて転倒し、これを見た加藤がすぐに三塁に送球して鈴木はアウトになったものの、ダメ押しの2点を奪われたロッテはそのまま試合に敗れた。 >>ロッテ・井口監督に「情が無さすぎる」批判も サヨナラ負けの戦犯を酷評も逆にブーイング浴びるワケ<< 高部の守備ミスを受け、ネット上には「敗戦を確実にした致命的なミスだった」、「あの打球捕れずに後ろに逸らしたのは酷すぎる」、「捕れなかったのは仕方ないにせよ、せめて体に当てて前にこぼせよ」と苦言が寄せられた。 一方、「高部に中堅守らせた井口監督が一番の戦犯」、「中堅未経験の高部に守らせたらそりゃこんなことにもなるよ」、「岡を守備固めに送るとか他にやりようあったと思うんだが」と井口資仁監督を責めるコメントも多数見られた。 「外野手の高部はプロ入りした2020年から前日19日の試合まで通算56試合に出場。このうち41試合で守備に就いていますが、内訳は左翼35試合、右翼6試合で中堅は1試合も守っていませんでした。20日の試合はレギュラーシーズンで初めて中堅守備に就き、そこで痛恨のミスを犯したという形ですが、ファンの間では不慣れなポジションを守らせたせいだと井口監督を批判する声も少なからず挙がっています。なお、ロッテは8回裏開始時点で中堅守備の経験豊富な岡大海がまだベンチに残っていたので、井口監督は次の1点を取らせないために高部に守備固めを送ることも可能な状況でした」(野球ライター) 試合後の報道では、左翼で先発起用した高部を途中で中堅に動かした理由に関するコメントは特に伝えられていない井口監督。致命的な結果を招いた起用法の真相を語ることは今後あるのだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年04月21日 11時05分
DeNA・三浦監督、阪神・矢野監督とは大違い? 投打で誤算続出もチーム力を落とさない采配とは
緊迫の投手戦に終止符を打ったのは、来日5年目の助っ人、ネフタリ・ソトの一発だった。4月20日、DeNA対阪神。「0-0」の延長10回、阪神4番手・浜地真澄の投じた直球が右翼ポール際のスタンドに飛び込んだ。DeNAのサヨナラ勝ちだ。 「DeNAの勝利には『布石』があるんです。三浦大輔監督が選手を良い場面で使ってくるというか…」 チーム関係者の一人がそう言う。 >>DeNA、今季の上位進出はもう無理? 球界OBが致命的問題を指摘「揃わないもん選手」、まだ上がり目はあると反論も<< ソトの打球が右翼ポール側に飛び込んだのと同時に、DeNAナインは子どものようにはしゃいでいた。 サヨナラホームランが出たのだから当然ではあるが、DeNAナインは自分自身が“ヒーロー”になったように喜んでいる。 「ソトは右手首の張りで開幕戦には間に合いませんでした。復帰は4月12日。三浦監督はいきなり4番で使いました」(前出・チーム関係者) 復帰と同時に「4番」、期待されていることは伝わっていた。この日は牧秀悟に4番を明け渡したが、「自分は期待されている」と分かっているから、前向きな気持ちで打席に立てたという。 こんな風に選手をノセていくのが“三浦イズム”であり、各選手が活躍した時の「布石」になっているのだ。 その「布石」について、こんな意見も聞かれた。 「先日、ベテランの藤田一也を代打起用しました。藤田の同点打でチームが盛り上がり、そのまま勢いが今日(20日)の勝利につながったのだと思います」(プロ野球解説者) 藤田は旧ベイスターズ時代を知る功労者だが、2012年途中の楽天移籍後、その攻守の堅実なプレーが評価された。昨季は一軍出場の機会がなく、「戦力外」となった。古巣・DeNAがオファーを掛けたわけだが、三浦監督は「打てば同点、決勝打」のような大事な場面で代打起用してきた。それが結果となって現れたのが19日だった。 「三浦監督は結果が伴えばチームが盛り上がるという場面で選手を使っています」(前出・同) ベテランに対する指揮官の気配り、配慮だろう。藤田にすれば「好機で使ってもらっているのだから、その期待に応えなければ」の気持ちを強く持ち続けていたはずだ。 また、このチームの明るさ、結束力、負けてもドンヨリとした雰囲気にならないのもそのためだろう。同日、主軸打者の一人である宮崎敏郎が左太股裏の故障で途中交代している。コロナ感染者、故障続出は「対戦した矢野阪神よりも深刻」な状態だ。 「20日、戸柱、倉本、山下も一軍に帰ってきました。彼らも即出場となり、三浦監督はチームの雰囲気を盛り上げていました。宮崎の負傷は心配ですが、三浦監督はベストメンバーで戦ったことがないのでは?」(スポーツ紙記者) 失敗しても選手を好機で使い続ける度量が三浦監督にはある。三塁側ベンチでソトの一撃を見せられた阪神・矢野燿大監督は、故障者続出でも暗くならないDeNAにどんな感想を持ったのだろうか。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2022年04月21日 10時50分
スターダムゴッデス王者BLACK DESIREにFWCがリターンマッチ要求!5.5福岡で実現へ
ブシロード傘下の女子プロレス団体スターダムの「ゴッデス・オブ・スターダム」チャンピオンチーム、大江戸隊のBLACK DESIRE、スターライト・キッド&渡辺桃が、DDMのジュリア&テクラを相手に初防衛に成功するも、前チャンピオンチーム、FWCのコグマ&葉月からリターンマッチを要求された。 桃は「あははあぁ~♪BLACK DESIRE、防衛成功したぞオラ!メチャクチャおもしれーじゃねーか。超おもしろかったよ、アイツら!凶器とか使ってもこの大江戸隊には敵わねえんだよ。だけどなあ、また違うルールでやってあげてもいいなぁ~って思っちゃってるけど!」と高笑いすると、キッドは「次やる時は、ジュリア!もっと強い相手を連れて来いやぁ!」とジュリアを挑発したところで、前王者組が登場。 葉月は「ゴッデス、防衛おめでとう。私たちが今来たってことは、言いたいことはわかるよね?ゴッデスのリマッチ、皆さんどうですか?!」と観客を煽ると、キッドは「黙れ黙れ黙れ黙れ。オイ、FWC、またまた負けに来たのか?あんなにやられておいて、両国では懲りてねーってか?アァ?!」と罵る。 すると、コグマが「あたしたちは、何度やられても立ち上がる。挫折から這い上がるのがFWCなんで。というわけで、リマッチやりたい感情があります!もちろん私達の地元、5月5日、福岡(国際センター)で!ビッグマッチ好きでしょぉ?ねえ?」と民意を背に一方的に発表。キッドは「あんだけボコられといて、リマッチ?ああ、いいんじゃねーの?欲望的な挑戦者をウチらは待ってるからよ。大歓迎だァ!5月5日、福岡。また前よりも屈辱的な姿にしてやるよ。お前らは地元で大恥かかせてやる!帰れ!」と結果的にこれを受諾した。 キッドは「まあ、ウチらフルボッコにしてやったじゃん?特に目立ちもしないFWC、怒り爆発ってところ?計算通りってところ?」と笑いながら話すと、桃も「早くも2回目闘うけど、また屈辱的な結果になるだけだからさ。お前ら、福岡の奴ら、かわいそーだな、地元なのに」と笑う余裕を見せてる。 最後は桃が「いーよいーよ、地元でもなんでもやってやるよ」、キッドが「前回よりもさらに無様な最悪な、クソみたいな姿にしてやるよ。よーく脳みそフル回転させとくんだな」と強がったBLACK DESIRE。FWCと再びクレイジーな防衛戦になるのは必至だ。(どら増田 / 写真・ブシロードファイト)
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スポーツ 2022年04月20日 21時40分
阪神・伊藤、完封目前に致命的ミス? DeNA・牧への配球を球界OBが問題視、「ボール投げてたら違った」発言には疑問も
野球解説者・下柳剛氏(元阪神他)が20日、自身の公式YouTubeチャンネルに動画を投稿。阪神のプロ2年目・25歳の伊藤将司にまつわる発言がネット上で物議を醸している。 今回の動画で下柳氏は19日終了時点で「3勝17敗1分」とセ・リーグ最下位に沈む阪神について、自身が気になっている投手を複数名挙げそれぞれの強みや課題などを話した。その中で、4月6日・DeNA戦で先発を務めた伊藤の投球を問題視した。 >>阪神・佐藤に「また手抜いたのか」批判の声 矢野監督も試合後に激怒? 敗戦招いた守備が物議<< 同戦の伊藤は8回まで無失点投球を続け1点のリードを死守していたが、9回表に先頭・桑原将志への四球から1死二塁とピンチを招くと二死後、牧秀悟に痛恨の同点タイムリーを浴び完封に失敗。「9回1失点・被安打4・四球2」で伊藤が降板した後、チームは延長12回表に5点を奪われ「1-6」で敗れた。 下柳氏が問題視したのは、9回表2死二塁で牧に同点打を浴びた場面。伊藤はカウント『3-2』から7球目に投じたチェンジアップを捉えられたが、下柳氏は「走者二塁で2死でカウント『3-2』なら、一塁も空いてるから(最悪)次の打者でやり直すっていう、それぐらいの気持ちで(も良かった)」、「あそこでもう1球ボール投げて(スイングを)誘えてたらまた違うことにはなったと思う」と、四球覚悟でボール球で勝負するべきだったと主張した。 下柳氏は続けて、「完封してる時って9回ってまた異常に緊張すんのね。『何とか完封したい』って思いが強くなっちゃう」、「それもいい勉強だということにしとかんと、今の阪神を救うことはできない」とコメント。完封がかかる最終回は結果を求めて気がはやる面もあるとしつつも、同じ失敗を繰り返さないよう猛省しないとチームを牽引するような投手にはなれないと伊藤にハッパをかけた。 下柳氏の発言を受け、ネット上には「確かに正直にストライクゾーンで勝負するのは安易だと思ってた」、「四球即失点という状況じゃ無かったし、ボールゾーンに落ちる変化球とかで打ち気を逸らすのはアリだった」、「ボール勝負ならチェンジアップじゃなくてカーブを投げる選択肢もあったな」と同調の声が寄せられた。 一方、「牧に勝負仕掛けたこと自体がミスでは?」、「相性考えたら牧とは絶対まともに勝負しちゃいけなかっただろ」、「牧は敬遠で歩かせて、次の宮崎勝負じゃダメだったんだろうか」と、そもそも牧とは勝負するべきではなかったとする意見も多数見られた。 「伊藤は6日の試合がDeNA打線との今季初対戦でしたが、昨季は『6登板・3勝1敗・防御率2.13』と安定した数字をマークした中、牧に対しては被打率『.333』と苦戦。一方、牧の次に控えていた宮崎敏郎は被打率『.188』とかなり得意にしていました。そのため、今回下柳氏が問題視した9回表2死二塁の場面は最初から牧とは勝負せず、次の宮崎を全力で抑えにいくべきだったのではと考えているファンも少なからずいるようです」(野球ライター) 6日の試合で完封勝利目前からまさかの逆転負けを食らった後、14日・中日戦まで引き分けを挟んで6連敗を喫した阪神。プロ初完封がかかっていた伊藤にとっても悔やまれる結果となった形だが、矢野燿大監督ら首脳陣が申告敬遠を指示して牧との勝負を回避させていれば、6日の勝敗やその後の展開が変わっていた可能性もゼロではなさそうだ。文 / 柴田雅人記事内の引用について下柳剛氏の公式YouTubeチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UCdOs2kfP7gdqAvfWcjHLV-A
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東京女子プロレス辰巳リカが新王者に!「やっとこのベルトに届きました」
2021年01月05日 22時30分
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スポーツ
日高郁人参戦でノアジュニアはさらに混沌!武道館大会参戦もアピール!
2021年01月05日 21時45分
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スポーツ
横綱・白鵬のコロナ感染で初場所中止の懸念? 協会は開催めざすも、ファンは最悪の感染経路を危惧
2021年01月05日 19時55分
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スポーツ
阪神・矢野監督、ドラ1佐藤の今後を明言「そんなに甘くない」 鮮烈デビューには否定的も、数年後の未来には期待?
2021年01月05日 17時00分
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スポーツ
巨人、守備位置が被る助っ人をダブル獲得したワケ 原監督が画策する“プラトーン作戦”とは
2021年01月05日 11時00分
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スポーツ
新日本、小島聡がドーム本戦で見せた強い気持ち「頑張れば報われる!」
2021年01月05日 10時50分
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スポーツ
スターダム&新日本が日本武道館2連戦開催!ブシロード傘下団体が占拠
2021年01月04日 22時30分
特集
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あかつ、アメリカ・アポロシアターでの「動きで笑わせるネタ」は世界にも テレビに年数回でも出られる自分は「持ってる」
芸能
2025年10月03日 12時00分
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TKO・木下、篠宮との一件を明かす 目標は「タイと日本のハブ」 挑戦に対する厳しい声には「どうでもいい」
芸能
2025年09月26日 18時00分
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元ボーイフレンド・宮川英二、最大の挫折は「M-1グランプリ」 セカンドキャリアは、芸人やお笑いサークルの学生の就職支援 芸人の給料も赤裸々に語る
芸能
2025年09月18日 17時00分
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岡平健治「19」解散は「お金の問題じゃない」 岩瀬敬吾、地元に戻るのを「止められてよかった」 今後はバラエティーで「ポンコツっぷりを見て笑ってほしい」
芸能
2025年08月05日 23時00分
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misono、家族について「マジで気持ち悪い家族」 「⼦ども⾃然にできると思っていたけど……」と不妊治療の再開、明かす
芸能
2025年09月16日 11時00分
