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U-18W杯でも登板をセーブ 佐々木朗希はプロで通用するか

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提供:週刊実話

 「令和の怪物」が“第二の清宮”になる!?

 最速163キロの速球を武器に、野球のU−18ワールドカップに出場中の佐々木朗希投手(大船渡高)は、右手中指の血マメが完治しておらず、「大会終盤の限られたイニング」しか投げられなくなった。

 大学日本代表チームとの壮行試合では先発マウンドを任された佐々木だが、投げたのは1回のみ。夏の甲子園にも出場しておらず、怪物の快投を楽しみにしていたファンは肩すかしをくらった。

 「たとえU−18W杯で投げられなかったとしても、彼に対する評価は変わりません。10年に1人の逸材です」(在京球団スタッフ)

 佐々木の同大会後のスケジュールも見えてきた。大会終了後、進路に関する家族会議を開くというのだ。

 今年4月、代表候補の強化合宿が行われた時点で、佐々木は「プロ志望」を明言しており、その意思は変わっていない。9月16日の連休明けに会見を開き、プロ志望を正式に表明する。

 その情報は各球団も掴んでおり、現日本ハムの清宮幸太郎(20)がドラフト候補だった2017年と同様、各球団は佐々木との面談を申し込むという。

 「当時、清宮はメジャー志向が強く、成長するために日本のプロ野球に入るというプランでした。線の細い佐々木は、血マメもそうですが、怪我をしやすい体質。鍛え上げるというよりも、理論付けされた練習メニューを提示し、大切に育てると約束しないと、交渉は難航するでしょう」(同)

 希望球団はないらしいが、きちんと条件提示できなければ、「指名お断り」なんてことにもなりかねない。

 「清宮も怪我が多い。高校時代の練習不足が原因とされていますが、佐々木と相通ずるものがある。ただ、日ハムは清宮が30打席以上無安打でも栗山英樹監督が一軍で使い続けました。ハンカチ王子にも戦力外通告をしない球団ですから、プロで通用しなかったときのことを考えて佐々木は日ハムに行ったほうがいいのかも」(スポーツ紙記者)

 繊細な怪物――過保護が吉と出るか、凶と出るか。

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