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広島カープ・バティスタの“大甘裁定”に批判殺到!

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提供:週刊実話

 日本野球機構(NPB)が9月3日、プロ野球・広島カープのサビエル・バティスタ外野手をアンチ・ドーピング違反で2020年3月2日まで6カ月間の出場停止処分を科すと発表した。バティスタは6月7日のソフトバンク戦後、尿検査を受け、違反薬物が検出されていた。球団が陽性反応の通知を受けたのは7月24日だったが、それ以降も20試合に出場していたことが批判を浴びている。

 「鈴木球団本部長は『もし処分してB検体で陰性だったら、出場停止で名誉を傷つけることになる』と、試合に出場し続けたことに対しての説明をしましたが、納得しているファンはいないでしょうね。そもそも、陽性の疑いがある時点で、出場を見合わせるのが本当でしょう。また、6カ月の出場停止処分も、ほとんどの期間がオフシーズンで、来シーズンの試合には大きな影響はありません。広島ファンは胸をなで下ろしているでしょうが、他チームファンは納得いかないでしょう」(スポーツ紙記者)

 ネット上では、
《ちょっと何言ってるか分からないんですけど》
《陽性だったのは確かなんだから、きちんと謝罪しろ!》
《名誉を傷つける? 身内びいきもいいかげんにしろ》
《3連覇チームのおごりだな。バティスタはクビにして、球団の厳しい姿勢を見せた方がいい》
 などと、批判の声が殺到している。

 「バティスタは現在もドーピング違反を正式に認めていません。陽性が確定した今、故意ではなかったにしろ、何を摂取したのか説明するべきでしょう。球団は擁護の姿勢を見せていますが、関係者の間では疑問の声も多数上がっているようです。本来であれば解雇もやむなしですが、来年のチーム事情を考えると、簡単に切り捨てるわけにはいかないのでしょう」(同・記者)

 広島は今年、FAで抜けた丸の代わりにバティスタを3番で起用。何とかやりくりをして戦ってきたが、力不足は明らかで、4連覇はほぼ絶望的だ。さらに今後は名手・菊池、捕手・會澤らがFAで流出する可能性もあり、カープアカデミー時代から大切に育ててきたバティスタを切ることはできない事情がある。

 ドーピングに対する世間の目は年々厳しくなっている。すでに野球ファンのみならず、スポーツファンからも今回の“大甘裁定”を非難する声が上がっている。バティスタ自身がきちんとした謝罪と説明をしない限り、来シーズン、またもや広島は3番打者で悩むことになるだろう。

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