映画
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ミステリー 2021年09月11日 23時00分
都市伝説を魅力的に感じる理由とは 都市伝説ホラー映画「キャンディマン」リメイク決定
「鏡の前で5回名前を呼ぶと、右手にかぎ爪をはめた殺人鬼キャンディマンが現れる」という都市伝説ホラー映画「キャンディマン」のリメイク版が10月15日に公開されると発表された。前身になった作品は1992年に制作されたホラー映画で、クライヴ・バーカーの小説「禁じられた場所」を映画化し、バーカー自身が製作総指揮を手掛けている。 「キャンディマン」の都市伝説は作品オリジナルのものだが、「どこかで聞いた話」が散りばめられており、本当にそんな都市伝説が存在したのではないかという感覚を持ってしまう。 >>都市伝説が原因で電波塔が倒された?新型コロナウイルス関連の都市伝説<< この「キャンディマン」の都市伝説について、ウィンチェスター大学で心理学の講師を務めるジョー・スタバースフィールド氏が実際のうわさ話や都市伝説と比較しながら分析している。 「以前の、そして今回封切られる『キャンディマン』は『実在する』都市伝説を見事に融合させ、説得力のある新しい物語を生み出すことに成功している。キャンディマンは、鏡に向かってあるフレーズを一定回数唱えることで召喚される殺人鬼の幽霊『ブラッディ・マリー』やかぎの手を持つ殺人鬼の『フック』といった都市伝説と、古典的なホラー要素をミックスして考え出されたキャラクターであり、キャラクターのアイコン化に成功しています」 ブラッディ・メアリーという都市伝説は、若い女性が鏡の前であるフレーズを何度も唱えると幽霊を呼び出せる。その幽霊が恐ろしい暴力を振るうというもので、この伝説はハロウィーンに関連した鏡占いの儀式が起源であると考えられている。都市伝説のブラッディ・マリーは、しばしばジェンダーに基づく暴力の犠牲者として描かれている。例えば、ある作品では顔を切られて失血死した美しい女性の幽霊、また別の話では殺された赤ん坊の母親として描かれている。 都市伝説に複数のバージョンがあるのは地域性などが関係しているとされているが、それでも一番よく知られている主流のバージョンが存在している。これは私たちの脳が、ある種の情報に注意を払い、記憶する傾向があるからだという。架空の物語に社会的情報(他の人々や集団との交流や行動に関する情報)や生存情報(環境における潜在的な脅威や危険に関する情報)が含まれていると、インパクトが残りやすいという。 また我々の脳は、嫌悪感などの強い感情を喚起するコンテンツを楽しみ、記憶する傾向がある。これは、私たちの心が、社会的な関係を把握し、環境の中の脅威に気づき、記憶するように進化してきたことの産物なのかもしれない、とスタバースフィールド氏は語る。 映画『キャンディマン』はこれらの要素が強く、心理的に強く訴えかける。新作の宣伝では「名前を言ってごらん」というキャッチが付けられているが、この文句は人の潜在的な脅威に対する病的な好奇心を刺激し、映画の魅力をさらに高めているという。 もっとも、都市伝説自体に魅力があっても本来の作品そのものが良いとは限らない。リメイク版『キャンディマン』の成功を祈りたいものである。(山口敏太郎)関連記事Which urban legends inspired 'Candyman'?(unexplained-mysteries.com)よりhttps://www.unexplained-mysteries.com/news/350285/which-urban-legends-inspired-candyman
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芸能ニュース 2021年09月11日 14時00分
キムタク、異例の大プロモーション活動中 ゲスト出演だけでなくインスタにも注目?
元SMAPで俳優の木村拓哉の主演映画「マスカレード・ナイト」が17日から公開される。 同作は直木賞作家の東野圭吾さんの人気シリーズ第3弾を映画化。映画シリーズ前作「マスカレード・ホテル」は19年に公開され、興行収入は46.4億円を記録していた。 「キムタクは前作でかなりプロモーションに気合いが入っていて、所属するジャニーズ事務所の後輩の番組に出まくっていた。自分の映画であそこまでプロモーションしたことはなかった」(映画業界関係者) >>長澤まさみ、前作ではキムタクとのPR活動を拒否? 続編のオファーを受けた理由は<< そして、今作の公開が迫っているが、まず、製作に名を連ねているフジテレビでは午後のドラマ再放送の時間帯に木村の主演ドラマ「HERO」を連日放送。 木村自身は女性ライフスタイル誌「婦人画報 10月号増刊」(1日発売)の表紙に登場し、スペシャルロングインタビューも掲載。 2日に放送されたバラエティー番組「ニンゲン観察バラエティ モニタリング」(TBS系)の2時間スペシャルにも登場。1996年に山口智子とW主演した連続ドラマ「ロングバケーション」(フジテレビ系)で見せた、マンションの3階からスーパーボールを落としキャッチする企画に挑戦した。 さらに、同作と木村がスペシャルアンバサダーを務めている大手自動車メーカー・日産がスペシャルコラボしたCMが13日からフジテレビ系で放送されることになった。 「もはや〝事務所総出〟というレベルを超え〝関係各所総出〟というほどのプロモーション戦略。そうなった背景には、キムタクが現場で『絶対に前作を超える!』と意気込んでいたことから、関係各所も反応。公開に向け、いつも以上の頻度で更新しているインスタグラムには〝サービスカット〟を掲載することになるかもしれない」(芸能記者) 公開まで、木村の頭の中は映画のことでいっぱいのようだ。
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芸能ニュース 2021年09月09日 07時00分
GACKT、ストイック過ぎる生活が裏目に出てしまった?「翔んで埼玉II」の撮影は中断か
歌手のGACKTが重度の発声障害で活動を無期限休止することを、各スポーツ紙などが報じた。 各紙などによると、日本のエージェント事務所が報道各社にリリースを送付し、活動休止と経緯を発表。 それによると、GACKTは8月6日に仕事先のキプロスから帰国後、「体調が悪い」と訴え、しばらくして容体が急変。 >>GACKT、コロナは「風邪ですよ」「誰が得してんのかって話」発言で批判相次ぐ 「苦しんでいる人に言える?」の声も<< 幼少期からの神経系疾患がきっかけで、一時は命にも関わる状態に陥っていたという。その後も体調が悪化した状態が数週間続き、体重は約10キロ落ちてしまったのだとか。 現在容体は安定しているが、重度の発声障害も発症。医師から「仕事の続行は不可能」と判断が下り、活動休止を決断。生活拠点はマレーシアの首都・クアラルンプールだが、日本の自宅で療養中。 7月には国内で公演を開催したが、8月14日から生配信チャンネルを体調不良で中止。 また、活動休止を受け、女優の二階堂ふみとのW主演映画「翔んで埼玉II(仮)」の撮影は中断しているという。 「事務所は新型コロナの感染を否定しているが、もともとGACKTは、新型コロナに対して、自身のライブ配信で極端なほどに楽観的な持論を展開。『コロナコロナって言ってますけどね。もう風邪ですよ、これ。風邪。例年ね、風邪で亡くなる方もいっぱいいるわけですから』と語っていた。ワクチンを接種したかは明かされていないが、今さらコロナに感染したとは言いづらく、歌手としては致命的な病名を発表したのでは、ともささやかれている」(芸能記者) いずれにせよ重篤な状態にまで陥ったようだが、ストイック過ぎる生活が裏目に出てしまったようだ。 「米や麺類などの糖質を長年制限。にもかかわらず、チャンピオンクラスの現役プロ格闘家と同じレベルのトレーニングをこなすなど肉体を酷使。かなり免疫力が落ちていたはず」(現役のスポーツトレーナー) ゆっくり静養した方が良さそうだ。
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芸能ニュース 2021年08月26日 11時50分
橋本環奈の“理想のタイプ”、出会った時期までキンプリ平野と合致?「ちらつかせてる」匂わせの指摘も
橋本環奈が、25日放送の『突然ですが占ってもいいですか?』(フジテレビ系)に出演。恋愛占いのトークにSNSが騒然となった。 この日の占い師は星ひとみ。それまで自身の性格について鑑定され、和やかな雰囲気でトークしていた橋本の表情がいきなり変わったのが、恋愛について星が話し始めた時。笑顔が消えて、真顔になったのだ。このVTRをスタジオで見ていた“みちょぱ”こと池田美優は、その突然の異変に「いきなり顔が…どうした!?」と驚き。 >>橋本環奈、「ある写真」で中国での人気がガタ落ち? SNSの写真にも厳しい声<< 続けて、星は橋本に「(タイプ的には)よく見るとイケメンじゃない?っていう感じが良い(好み)」と言い当てると、橋本も「ですね」と力強く返事。また、星が「20歳から会っている人が凄い良い」と占うと、橋本は「20歳から会ってる人?…」と思い出すように天を見上げると、「あ~でも、そっか20歳か。うんうん」と何かしら心当たりがある様子。 さらに、星は「一番(相性が良いの)は心の余裕がある人」と分析。これに橋本は「ん~ねっ!…ねとか言って」と笑った。 この後、話題は将来の結婚について。星が「32、33、34歳ぐらいから結婚するイメージ」と告げられ、「付き合う相手をO型は選ばなきゃいい。選びがちだと思う」と言われると、橋本は「ハッ」とした表情で苦笑い。下をうつむいていた。 だが、そんなやり取りに過敏に反応したのが、King & Prince平野紫耀のファン。彼と橋本は現在公開中の映画『かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~』で共演しているが、同作の第1弾は、彼女が2年前の20歳の時に公開されている。そして平野はO型だ。 「2年前から会っている」「O型を選びがち」「心の余裕がある人」「よく見るとイケメン」…それぞれのキーワードは、よく聞けば別々のトークで出たもので、特に関連性はないのだが、平野ファンは騒然。 「かぐや様1作目の年だし平野O型だしめっちゃ平野当てはまるじゃん」「絶対平野をちらつかせてる」「もう私見ながらうちの平野さんしか頭に浮かばんかったよ笑」「平野さんでは… そうでない事を祈る 良い友人でお願いします」という切実な祈りも。 ただ一方、「匂わせ…って言ってる人いるけど まだ付き合ってるか分からないし ファンが平野だと思ってるからそう聞こえるだけでは…?」という冷静な意見もあった。
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芸能ニュース 2021年08月22日 12時10分
人気を博した女優・平山あや、もこみちとの結婚で話題になるも仕事は減少 過去の恋愛が影響か
夏に見たくなるドラマの代表作の一つ『WATER BOYS』(フジテレビ系)。高校生男子がシンクロナイズドスイミングに挑む2003年に放送されたドラマで、現在TVerで配信されており、昔のドラマながら楽しんでいる人が多いようだ。 同ドラマの前身映画『ウォーターボーイズ』が2001年に公開され、主人公を演じた妻夫木聡が一目惚れした相手として平山あや(当時・平山綾)が出演したが、平山は同映画で知名度を上げ、その後、多くのテレビ番組や映画、CMに出演。しかし、2019年に速水もこみちとの結婚で話題になった程度で、現在はあまり見かけない。平山は今、何をしているのだろうか。 >>久々テレビ出演で話題の「花*花」、消えた理由は事務所の突然の撤退? 意外な所属事務所が活動に与えた影響<< 「平山さんは、現在はあまりテレビの仕事自体がなく、イベントや事務所主催の仕事が多いようですね。昔話の読み聞かせなどに参加しています。また、アロマテラピー検定1級の資格を取得したそうで、アロマ関連のWebサイトでインタビューを受けるなどしていますよ。いずれにせよ、細々とした活動が多いようです。平山さんの現在の様子が見られるのはInstagramくらいなのですが、Instagramでは美容やファッションに関する投稿を多くしており、同年代の女性を中心に注目を集めていますよ。すっぴんに近い写真を公開することもあり、『劣化した?』との声もありますが、現在37歳になる平山さんのかわいらしさに憧れる女性は多いようです」(芸能記者) 現在は表立った活動があまりないようだが、一時期はテレビに引っ張りだこだった。なぜ、テレビ露出が減ってしまったのだろうか。 「もともとグラビアやバラエティタレントとしての需要が多かったのですが、平山さんは女優として活動していきたい意向があり、2010年くらいから女優業へとシフトしています。2015年頃までには映画で主演を務めたり、ドラマのゲスト出演をするなど多くはないものの女優活動はしていたのですが、2017年頃を最後にドラマ出演は無くなっていますね。2017年には渡辺直美さん出演のドラマ『カンナさーん!』(TBS系)の9話にゲスト出演したり、『土曜ワイド劇場』(テレビ朝日系)に単発出演していました。可愛らしい容姿で演技力もそれなりにあったのですが、女優としての需要はそこまで多くはなかったようです」(前出・同) 一方で、芸能活動が減った裏には事務所との確執も噂される。 「これまでに平山さんは俳優の田中圭さんとの熱愛報道や、Hey!Say!JUMPの高木雄也さんとの熱愛が報道されたことがありましたが、いずれも事務所は猛反対したそう。平山さんはもともと結婚願望が強く、26歳までには結婚したいとも発言していたほどなので、事務所が交際を反対したことには少なからず嫌悪感を抱いたことでしょう。事務所との亀裂も仕事が減った理由ではないかと言われています」(前出・同) とは言え、自身のInstagramでは、結婚1周年を記念して夫の速水から花束を贈られたことや、「高校1年生の時からの親友」という友人や自身が表紙を飾った結婚情報誌『ゼクシィ』のディレクターらといまだに親交があることを伝え、縁を大切にしていることも窺える。 現在、平山は大切な人に囲まれて充実した毎日を送っているようだ。記事内の引用について平山あやの公式Instagramよりhttps://www.instagram.com/aya_hirayama/
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芸能ニュース 2021年08月22日 12時00分
東出昌大、評価が上がりそうな映画出演オファーを断っていたワケは
俳優の東出昌大が主演する映画「草の響き」が、原作者・佐藤泰志さんの命日10月10日にちなみ、同8日から新宿武蔵野館・ヒューマントラストシネマ有楽町/渋谷(東京)ほか全国で順次公開されることが決定した。 同作は、北海道函館を舞台にした小説を書き続け、1990年に亡くなった作家・佐藤さんが1982年に発表した本格的な文壇デビュー作が原作。 東出が演じるのは心に失調をきたし、妻とふたりで故郷函館へ戻ってきた主人公・和雄。病院の精神科を訪れた彼は、医師に勧められるまま、治療のため街を走り始め、路上で出会った若者たちと不思議な交流を持ち始める姿を描く。 >>元不倫カップルの2人が明暗を分けてしまった理由 唐田は新連載雑誌も休刊に<< 「東出にとっては、18年公開の『寝ても覚めても』以来、3年ぶりの主演作だが、同作で共演した女優の唐田えりかと不倫関係に陥り、その結果、杏とは離婚。それもあって、見た人々の心を打つであろう『草の響き』で印象を変えたいところだろう。そういう意図もあってオファーを受けたと思われる」(芸能記者) 不倫の代償は大きく、降板したCMの違約金などがかなり高額。先に事務所が肩代わりし、その分を給与から天引きされているためあまり金がなく、杏が引き取った3人の子どもに対し、1人当たり1万円の養育費を提示。東出に誠意を感じられないと杏が受け取りを拒否していることが報じられている。 そのため本来ならば、仕事を選べる立場ではないはず。しかし発売中の「女性自身」(光文社)によると、育児を任せきりにしていた妻が事故で意識不明になった後、児童養護施設に子どもを預けてしまうダメ夫が主人公の映画のオファーがあったが、断ってしまったというのだ。 そのオファーは東出本人が気に入らないから断ったわけでは決してなく、所属事務所が総合的に判断した結果、受けなかったのだとか。 しかし、受けていれば話題になり、東出にとっての〝みそぎ〟となったはずだ。
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芸能ニュース 2021年08月13日 20時00分
映画イベントでの発言に海外からも感心の声「胸を打たれた」芦田愛菜の名言に注目集まる
女優の芦田愛菜による名言が、毎回話題になっている。 7月27日に行われたアニメ映画『岬のマヨイガ』の完成披露試写会に、ボイスキャストとして出席した芦田。その中で「悩んだ時は自分の中で考えて、一番納得して行動できる答えみたいなものを探すようにしています」「自分に人生の最終決定権があると思うと、後悔することもあると思うので、結果が決まっていて、自分はそこに行くための方向を選んだっていうことだと思います」と回答していた。 >>好感度芸人のサンド、博学の芦田愛菜の人気をさらにアップさせたのはナスD?<< この回答には「芦田さんのコメントにはいつも驚かされる」「愛菜ちゃん、本当勉強になります」「かなり年下だが、彼女の発言や考え方にはハッとさせられることがしばしばある」という反響が集まった。 2010年のドラマ『Mother』(日本テレビ系)をきっかけに、“天才子役”と言われるようになった芦田。しかし、ここ数年はまだ10代の芦田から発せられる数々の名言も注目を集めているという。 「芦田の名言が、世界的にも注目されるようになったきっかけは、映画『星の子』の完成報告イベントで、『信じる』ことについて聞かれた際の回答。芦田は“信じる”という言葉の意味について、『その人自身を信じているのではなくて、自分が理想とする、その人の人物像みたいなものに期待してしまっていることなのかな』と解釈しつつ、『だからこそ人は「裏切られた」とか、「期待していたのに」とか言うけれど、別にそれは「その人が裏切った」とかいうわけではなくて、「その人の見えなかった部分が見えただけ」』と話していました。この回答は日本だけでなく、SNSを通じて中国にも拡散され大絶賛。ネットからは『胸を打たれた』『深すぎる』という声が集まっていました」(芸能ライター) 10歳の頃のインタビューでは「好きな言葉」を聞かれて、「努力」と答えていた芦田。ほかにも、座右の銘として王貞治氏の名言「報われない努力があるとすればそれはまだ努力とは言えない」を挙げている。 「芦田の放つ名言は、『子どもなのにすごい』レベルを超え、多くの大人にとって指針になるレベルのものとなっています。ネットからは『芦田先輩』『人生何回目?』という尊敬を込めた言葉もたびたび聞かれていますが、その達観ぶりに感銘を受けない人はいないと言っても過言ではなく、多くのネットユーザーから『尊敬する』『こういう考え方できるようになりたい』という声が聞かれています」(同) 今後の名言も楽しみにしたい。
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芸能ニュース 2021年08月12日 15時00分
大型戦争ドラマ、なぜ減った? たけし、さんま、意外なタレントの主演作も
かつての夏のテレビ番組の風物詩の一つと言えるのが、戦争をテーマとするスペシャルドラマだろう。主に「先の戦争」であるアジア・太平洋戦争を舞台とする様々なドラマが各局によって作られるも、最近は放送数が減ってきた。そこには平均視聴率の低下や、制作予算の削減などが影響しているのかもしれない。 この戦争ドラマには、様々な俳優が出演したが、お笑い芸人が主演を務めた作品もある。 ビートたけし主演で話題となったのが、2010年の『歸國』(TBS系)だ。脚本を務めたのは『北の国から』(フジテレビ系)シリーズなどでもおなじみの倉本聰氏だ。ストーリーは終戦から60年あまりを経て、東京駅へと戻ってきた列車に英霊たちが乗っているもの。本作では、日本ドラマ史上で初めて靖国神社がロケ地に使われている。たけしは旧日本軍の上等兵を演じ、ミュージシャンの長渕剛氏との共演も注目を集めた。 >>「東京五輪」中止派のビートたけし、昔から否定的だった?<< 明石家さんま主演で不朽の名作戦争ドラマと言えるのが、2003年の『さとうきび畑の唄』(TBS系)だろう。同年の文化庁芸術祭テレビ部門大賞を受賞している。舞台は沖縄だが、さんまは大阪出身の設定で関西弁を用いた。関西弁での演技はさんま自身がこだわりのあるもので、本人を彷彿とさせる、どんな時でも笑いを忘れない明るい役柄はハマり役となった。 所ジョージも、1994年の『私は貝になりたい』(TBS系)に主演している。所が演じたのは、戦時中に上官の命令で、アメリカ兵の殺害を命じられ実行しなかったものの、戦後に戦犯として捕らえられ死刑判決を受ける冤罪の犠牲者となった旧日本兵。かなりシリアスなストーリーだ。所は前年に黒澤明監督の『まあだだよ』に出演しており、当時は本格的な俳優転向がささやかれるほど、演技に熱を入れていた。 本人そのままのキャラクターから、意外な別の顔を見せたものまで、お笑い芸人主演の戦争ドラマは、それぞれに個性溢れる作品であるのは確かだろう。また、こうした名作を見てみたいものだ。
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芸能ニュース 2021年08月09日 19時00分
ジャニーズのホープだった中山優馬、地上波ドラマでは見かけないが期待かかる?
俳優の中山優馬が、9月18日開幕の舞台「ロック☆オペラ『ザ・パンデモニアム・ロック・ショー~The Pandemonium Rock Show~』」(東京・日本青年館ホール他)に主演する。 昭和の音楽界を舞台に、友情を分かち、恋に導かれ激動の時代を生き抜く若者たちの姿を描く音楽劇。森雪之丞氏が作・作詞・楽曲プロデュースを手掛け、河原雅彦氏が演出、亀田誠治氏が昭和を彩るさまざまな音楽をモチーフに公演音楽を全曲書き下ろすという。 「製作陣に名を連ねているのは音楽界・演劇界の大御所ばかり。俳優としての中山の能力に対する期待の現れでは」(演劇担当記者) >>日曜昼にジャニーズ番組が増えたワケ 裏側にはあの人気番組の影響か<< 今冬公開の映画「189(イチハチキュー)」(加門幾生監督)では主演を務める。 同作は実在事件から着想を得たオリジナル脚本。児童虐待から子どもを助ける児童相談所虐待対応ダイヤル「189(いちはやく)」に助けを求める小さな命を救うために奔走する児童虐待対策班を描いたヒューマンドラマ。 中山は、映画「ホーンテッド・キャンパス」(16年)以来、5年ぶり2度目の映画主演で、虐待対策班に配属された新米児童福祉司・坂本大河を演じる。 「このところ、民放キー局のドラマからは遠ざかっているが、俳優としての実力を養える仕事が多い。所属するジャニーズ事務所があえて自分を磨くチャンスを与えてくれているのかもしれない」(芸能記者) 元々、中山は19年7月に亡くなったジャニー喜多川氏が特に気に入っている〝スペおき〟と言われ、グループデビューしていないにもかかわらず、ともにHey! Say! JUMPの山田涼介、知念侑李とのユニット・NYCとして紅白出場を果たし、12年からソロ活動をしていた。 「現在は滝沢秀明副社長が陣頭指揮を取り、ジャニーズJr.内ユニットを強化する体制。そのため、グループではない中山は宙ぶらりん。今後を考えるなら、実力を磨いて生田斗真、風間俊介のようになるしかない」(同) 中山はそのことを重々承知のはずだが……。
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芸能ニュース 2021年08月07日 12時20分
ヒットに期待も、公開直前に残念な事実が発覚してしまった三浦春馬さんの遺作
昨年7月18日に亡くなった俳優の三浦春馬さんが主演を務め、柳楽優弥、有村架純と共演した映画「太陽の子」が6日から公開されている。 日本の原爆開発を背景に時代に翻弄された若者たちの姿を描き、昨年8月にNHKで放送されたドラマ「太陽の子」を、ドラマ版とは異なる視点で描いていく劇場版。主題歌には福山雅治の「彼方で」が起用された。 「福山は事務所の後輩である三浦さんのことを何かと気にかけていたので、今作の主題歌はなかなかの思い入れがあるのでは。昨年12月に公開された三浦さんの主演作『天外者』はそれなりに集客できたので、今作も多くの三浦さんのファンが劇場に足を運ぶことになるのでは」(芸能記者) >>ファン満足で好評、一周忌に開設された三浦春馬さんの追悼サイト<< 三浦さんが生前出演していた作品として世に出るのは今作が最後。いわば〝遺作〟のような位置付けだが、公開直前、残念な事実が発覚してしまった。 ニュースサイト「デイリー新潮」が5日に報じたところによると、同作のエグゼクティブプロデューサー(EP)を務める男性が、泥沼の訴訟沙汰を抱えているのだとか。騒動の発端は、その男性がプロデューサーとして携わった2014年公開の映画「太秦ライムライト」。 ある出資者は公開後になって、映画製作のために集めた資金1億1200万円から経費を引いた差額が、5000万円以上に上ることに気づき、本来、残額の半分は出資比率に応じて出資者に配当金として支払われるはずだったという。 しかし、その男性は「持ち逃げされた」というばかり。また、京都市から助成金が入っていたことでも話がややこしくなり、その助成金の使途をめぐり泥沼の訴訟沙汰に発展しているというのだ。 「報道が出ても『太陽の子』の公開には影響がないが、公開に向け奔走していた関係者にとっては〝寝耳に水〟の話。EPからしかるべき説明があってもいいだろう」(映画業界関係者) キャスト陣も報道に驚いているはずだ。
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