芸能 2025年08月14日 18時00分
岸谷蘭丸、立憲・米山隆一氏の舌戦巡り、乙武氏、石原氏、参戦 七光りがどうすればなくなるかと苦悩も SNS「親御さんを知りません。検索してみます」
俳優の岸谷五朗とシンガー・ソングライターの岸谷香の長男で実業家、インフルエンサーの岸谷蘭丸と立憲民主党の米山隆一氏が「親の七光り」について舌戦を繰り広げている。発端は、同党の中谷一馬氏と岸谷がYouTubeで対談する告知投稿を米山氏が引用RPし「率直に言ってまだ起業しただけで、海のものとも山のものともつかないのが、親の七光りと特異な経歴で注目を浴び、それを自分の実力と勘違いして、知らない政治について大上段で放言したら時流に合って受けました、という方に見えます。若さの特権と言えば特権ですが、何だかなぁとは思いますね」(現在削除済み)と投稿したことだ。岸谷は「僕のことを親の七光りだとか勘違いだとかで切り捨てるのは良いんですけど、結局そういう所が支持を伸ばせない原因じゃないですかね?」と反論した。「親の七光り」は相手を見下した発言、一般的に米山氏が狭量に見えるという発言を受け米山氏は、投稿を削除。議論の中に作家の乙武洋匡氏や元自民党幹事長の石原伸晃氏も参戦。岸谷は「親の七光り、って何なんですかね?僕は別に俳優や歌手をやってるわけでもなく、極力親と被らない教育事業や社会系で頑張ってるつもりなんですよね極論、全ての能力は親に与えられた教育環境の賜物だし、何をしたら七光りじゃなくなるんだろうか?会社が上場でもすればいいんだろうか?苦しいです」とつづっている。岸谷は活動し始めた当初は、両親については明かさず活動していた。出自を明かしたのは2024年11月のこととなる。ネット上では「親への感謝を忘れずに、今まで通り頑張るのみだと思います」「確かに有名な方の息子さんですが、自分の足で歩んでると思いますよ」「ある意味宿命だと思って、開き直ってみてもいいのではないでしょうか」といった意見が寄せられている。また「蘭丸さんは存じてますが親御さんを知りません。検索してみます」「岸谷姓を名乗り、親の名を明かした上で活動している時点で七光りです」「七光に感謝した方が良いです」といった声も上がっている。米山氏は「私が『親の七光り』と言ったのは、他の多くの人にもあるそう言う全てを含めての事で、別段貴方の努力や個性を否定しているのではありません」としている。続けて「『親の七光り』と言われたら、ただ単に『それもありますね。有難い事です』と受け止め、そう答えれば、それでいいのではないかと思います」と七光りについての持論を語った。子どもは勝手に生まれてくるわけではないため、親が作った環境の影響を受けている。米山氏の言葉は後付けかもしれないが、早い段階で後半部分の趣旨を告げていれば印象は大分違っただろう。そもそも政治についてのコメントが気に入らなかったら、親の話は持ち出さなくても良かったのではないだろうか。