大相撲
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スポーツ 2022年05月14日 11時00分
大相撲、取組後の力士が「後味悪い」と大激怒! 御嶽海戦で物議の行司、過去にも大失態の数々
8日に行われた大相撲5月場所初日。力士たちが熱戦を繰り広げる中で物議を醸したのが、大関・御嶽海対平幕・高安戦で起こったアクシデントだった。 高安が立ち合いから圧力をかけ御嶽海を土俵際に追い込んだが、この際に御嶽海の後方で取組を裁いていた立行司・式守伊之助が押された御嶽海とぶつかり、吹き飛ばされるように土俵下に転落。御嶽海はここから体を入れ替え、逆に高安を土俵下へ押し出し勝利した。 この日NHK解説を務めた舞の海秀平氏(元小結)は「これ(接触)にも助けられてるように見えますよね」と接触が御嶽海に有利に働いたのではと指摘。ネット上にも伊之助が取組結果を狂わせたと批判するコメントが相次いだ。 >>大相撲、大関・御嶽海戦で行司が大失態!「引退考えた方がいい」取組中の接触・土俵下転落に怒りの声相次ぐ<< 伊之助が力士との接触で問題となったのはこれが初めてではない。2021年1月場所千秋楽の大関・正代対大関・朝乃山戦では、正代が朝乃山の押しを右方向に動きながらいなそうとした際、土俵を4分の1周ほど回ったところで回避が遅れていた伊之助と接触。一瞬気を取られた正代は、動きが鈍った影響からか朝乃山の押しをこらえられず土俵下に押し出された。 取組直後、正代は「は?」と言わんばかりのぶぜんとした表情を浮かべながら伊之助を数秒ほど凝視。また、その後の報道では名指しはしていないものの「後味の悪い内容」と不満をにじませたコメントが伝えられ、ネット上には正代への同情と共に「行司が力士の動きを妨害するなんて酷すぎる」といった伊之助への非難が噴出した。 また、伊之助は同年3月場所千秋楽・正代対朝乃山戦でも正代と接触し物議を醸している。この一番は熾烈な上手争いを制し左上手をつかんだ朝乃山が左上手投げで正代を強引に投げ倒したが、正代が投げられた方向に位置を取っていた伊之助は正代を避けきれずに土俵隅で接触。さらに、この接触でバランスを崩し背中から土俵下へ転落した。 転落後しばらくその場にうずくまった後、呼び出しらの肩を借りながら退場した伊之助。その後の報道では特に大きなけがはなかったと伝えられたが、ネット上には「あまりにも位置取りが悪すぎる、自業自得だ」、「2場所連続で正代と接触してて開いた口が塞がらない」と呆れ声が多数寄せられた。 62歳という年齢もあり、一部からは「判断能力や反射神経が限界を迎えているのでは」といった見方もされている伊之助。定年となる65歳まではまだもう少し時間があるが、これ以上の失態を防ぐことはできるのだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年05月13日 19時30分
大相撲、格上下した力士に「期待外れ」解説が苦言のワケ わずか4秒で勝利も、逃げ腰の相撲にファンも失望
12日に行われた大相撲5月場所5日目。今場所3勝目を挙げた小結・豊昇龍の相撲内容がネット上で物議を醸している。 前日まで「2勝2敗」の豊昇龍はこの日、同じく「2勝2敗」の関脇・若隆景と対戦。同じ勝敗の三役同士がぶつかるとあり、ネット上には「手に汗握る真っ向勝負が見たい」と熱戦を期待する声も挙がっていた。 ところが、迎えた一番は立ち合い直後に右に変化した豊昇龍が、出足をすかされ体勢を崩した若隆景を送り出しで下すというあっけない結果に。わずか4秒ほどで取組が終わった後、この日NHK中継で正面解説を務めた北の富士勝昭氏(元横綱)は「ちょっと期待外れですね」と立ち合いまともに当たらなかった豊昇龍に厳しくコメント。直後には向正面解説・西岩親方(元関脇・若の里)も「残念ですね。勝ちたい気持ちは分かるんですけど」と豊昇龍に苦言を呈した。 >>大相撲、大関・御嶽海戦で行司が大失態!「引退考えた方がいい」取組中の接触・土俵下転落に怒りの声相次ぐ<< 豊昇龍の相撲を受けて、ネット上にも「上位力士同士の熱いぶつかりあいを期待してたから残念」、「変化は反則じゃないし勝ちは勝ちなんだが、やっぱりなんか拍子抜けだな」、「こうやって楽して勝っても今後には繋がらないんじゃないか」と失望の声が寄せられた。 一方、「何度も変化食らう若隆景の方が問題では」、「簡単にすかされた若隆景も悪い、この日までに2回変化で負けてるのに」、「若隆景はここまでの2敗から何も学んでないように見えたな」と、若隆景側にも問題があったと指摘するコメントも多数見られた。 「今場所の若隆景は2日目の平幕・玉鷲戦、4日目の小結・大栄翔戦で黒星を喫していますが、玉鷲戦は突き押しの攻防中に右に変化されそのまま地面にバタリ。大栄翔戦は立ち合いから土俵際に追い込まれた直後に後ろに動かれ敗戦しています。このこともあり、5日目の取組については変化を仕掛けた豊昇龍ではなく、今場所既に2度変化で負けているにもかかわらずまともに食らった若隆景の方が悪いとみているファンも少なからずいるようです。加えて、豊昇龍は幕内力士の中では比較的立ち合い変化を多用する部類の力士という点も、対応できなかった方が悪いと意見が若隆景に寄せられる一因になっているものと思われます」(相撲ライター) 先場所を「12勝3敗」で制した若隆景にとって、今場所は大関とりへの足固めを狙う大事な場所。変化に弱いままならここから星も伸びないことが予想されるが、ここまでの3敗を反省し今後星を持ち直すことはできるのだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年05月10日 15時30分
大相撲、平幕・栃ノ心の取組後シーンに心配の声「かなり顔歪めてる」 土俵下に転落し左肩負傷、長年苦しむ古傷も悪化か
9日に行われた大相撲5月場所2日目。今場所2敗目を喫した平幕・栃ノ心の取組後の様子がネット上で物議を醸している。 前日まで「0勝1敗」の栃ノ心はこの日、同じく「0勝1敗」の平幕・錦木と対戦。立ち合い左回しをつかむと一度引きを見せ、そこから再度前に出ようとしたが、回しを切った錦木から逆襲を受け土俵下に押し倒された。 転落した栃ノ心は15秒ほどその場にうずくまった後、土俵に戻って取組後の礼を終えたが、この後NHKの中継カメラには、花道を引き揚げる栃ノ心が左肩を押さえながら苦悶の表情を浮かべる様子が映る。また、この直後には花道を担当したアナウンサーが「栃ノ心がですね、『痛めたのは左肩』だと言っていました。『大丈夫』と言っていましたけど表情はゆがんでいましたね」と、栃ノ心から同箇所を痛めたと聞かされたと報告した。 >>大相撲、大関・御嶽海戦で行司が大失態!「引退考えた方がいい」取組中の接触・土俵下転落に怒りの声相次ぐ<< 栃ノ心の様子を受け、ネット上には「かなり顔ゆがめてたけど大丈夫なのか」、「左肩から勢いよく落ちてたし状態が心配」、「取組直後、花道での様子を見る限り痛みは相当強そうだな…」と心配の声が寄せられた。 一方、「左肩より右ひざの方がヤバそうじゃないか」、「押し倒された時に右ひざから崩れ落ちてたしめちゃくちゃ不安」、「左肩だけじゃなくて古傷の右ひざも痛めたとしたら最悪だぞ」と、右ひざの故障を懸念するコメントも多数見られた。 「栃ノ心は錦木から逆襲の押しを食らった際、右ひざから崩れるように倒れると、そのまま左肩から土俵下に転落。その後花道を引き揚げる際も左肩を気にしつつ、右ひざを突っ張らせながら歩いていました。栃ノ心は過去に何度も右ひざを故障しており、ここ数年は患部に分厚いテーピングを巻いて土俵に上がり続けていますが、今回の敗戦でその古傷も悪化したのではと懸念しているファンも少なくありません」(相撲ライター) 10日14時時点では、故障についての続報は特に伝えられていない栃ノ心。だが、患部の状態次第では早期休場はもちろん、出場を継続した場合でも極めて厳しい戦いを強いられる可能性もゼロではなさそうだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年05月09日 15時35分
大相撲、大関・御嶽海戦で行司が大失態!「引退考えた方がいい」取組中の接触・土俵下転落に怒りの声相次ぐ
8日に行われた大相撲5月場所初日。大関・御嶽海対平幕・高安の一番を裁いた立行司・式守伊之助が起こしたアクシデントがネット上で物議を醸している。 同戦は高安が立ち合い強く当たりながら左の差し手を狙うも、御嶽海は右のおっつけでこれを阻止。しかし、なおも圧力を緩めない高安の攻めに御嶽海は少し体を引いてしまい、これを見た高安から押しを見舞われ土俵際へ追い込まれかけた。 ところが、御嶽海が押しを食らった直後、御嶽海の後方で取組を裁いていた伊之助が押された御嶽海とぶつかり、吹き飛ばされるように土俵下に転落。場内からは「あぁ~」とどよめきが挙がったが、御嶽海はこの直後に体を入れ替え逆に高安を土俵際に追い込むと、最後は体を預けるように土俵下へ押し出し勝利した。 >>場内騒然、無防備な相手を突き飛ばした力士に批判相次ぐ 大相撲3月場所、ネット上をにぎわせた土俵内外の驚きの光景<< 伊之助、御嶽海共に接触によるけがなどはなかったが、ネット上には「伊之助何やってんだよ、取組の邪魔になるようなところに位置取るなよ」、「場内のお客さんもみんなあ然としてるな…」「去年も2回(2021年3月場所千秋楽、同年9月場所14日目)くらい力士と接触してたが、一体何回同じことをやれば気がすむのか」と呆れ声が挙がった。 同時に、「高安が可哀想すぎる、伊之助が御嶽海と接触してなければ負けてなかっただろ」、「舞の海さんも伊之助が御嶽海を助けたって言ってるね」、「行司が力士とぶつかって取組結果を狂わせるなんてあり得ん、こんなことならもう引退を考えた方がいいのでは」と、この接触が取組に致命的な影響を与えたとする批判も多数見られた。 「引いたところを高安に押された御嶽海は体をグラつかせながら後方に下がるなど明らかに体勢を崩していましたが、伊之助との接触直後に体勢を盛り返し逆転勝ち。この相撲内容から、伊之助が接触していなければ押しの勢いが弱まることはなく、そのまま高安が御嶽海を下していたのではないかと憤っているファンは少なくないようです。なお、NHK中継で解説を務めていた舞の海秀平氏(元小結)も、取組直後に『これ(接触)にも助けられてるように見えますよね』と接触が御嶽海を助ける形になったと指摘しています」(相撲ライター) 過去6場所は御嶽海に対し「3勝2敗」と勝ち越しており、9日の対戦も優勢だった高安。今回の敗戦についてのコメントは特に伝えられていないが、伊之助に水を差されての黒星が2日目以降の相撲に響く可能性もゼロではなさそうだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年05月06日 11時00分
場内騒然、無防備な相手を突き飛ばした力士に批判相次ぐ 大相撲3月場所、ネット上をにぎわせた土俵内外の驚きの光景
8日の初日が間近に迫る大相撲5月場所(同月8〜22日/東京・両国国技館)。関脇・若隆景が2連覇を果たすのか、それとも他力士が連覇を阻止し賜杯をつかむのかが注目されている。 先場所の3月場所(同月13〜27日/大阪・エディオンアリーナ大阪)は若隆景、平幕・高安が千秋楽まで「12勝3敗」で並び、優勝決定戦を制した若隆景が初優勝。激しい優勝争いに多くのファンが盛り上がった。先場所はそれだけでなく、TV中継映像に土俵内外で驚きの光景が映り、ファンの話題を呼んだ。 >>大関・貴景勝、勝ち越し決めるもフェンスを殴り激怒? 琴ノ若戦直後の一場面が物議、逃げ腰の相撲に失望か<< 平幕・宇良は、土俵外の珍しい場面が映り、話題となった。4日目、宇良は自身の取組に備え、2番前の大関・御嶽海対小結・隆の勝戦から土俵下で待機。すると、この一番で隆の勝をはたき込みで下した御嶽海が、勢い余って土俵下の宇良の目の前に降りてきた。 これを見た宇良は瞬時に両手を差し出すと、御嶽海を迎えるようにキャッチ。支えてもらった御嶽海は宇良の左肩を軽くポンとたたくなど感謝を伝えるようなそぶりを見せた。土俵下で待機中に落下してきた力士をよける力士は少なくないが、自分から迎えるように支える力士はほとんどいない。これを受け、ネット上には「他力士にこういう姿勢でとれるのは素晴らしい」と称賛の声が多数寄せられた。 宇良とは逆に、平幕・輝は土俵内で相手力士を危険な目に遭わせる場面が映り批判を集めている。10日目に平幕・志摩ノ海と対戦した輝は、立ち合いで志摩ノ海に先んじて勢いよく立ち上がる。ただ、行司は両者の呼吸が合ってないと判断しすぐに待ったをかけた。 ところが、行司が待ったをかけた時点ですでに志摩ノ海の目前まで接近していた輝は、そのまま中腰状態の志摩ノ海の肩を両手で思い切り押す。強烈なつっかけを受けた志摩ノ海は、土俵外まで大きく後退しながら尻もちをつき転倒。幸いにもけがなどはなかったが、場内からは大きなどよめきが起こり、ネット上には「無防備の相手を突き飛ばすのは危なすぎる」と批判が相次いだ。 13日目の十両・竜電対十両・王鵬戦では、取組中に行司が王鵬の危機を救う一幕があり称賛が相次いでいた。この一番は立ち合いから両者が組み合い互角の攻防を展開するが、竜電は王鵬のまわしの結び目付近をつかんでおり、途中でその結び目がほどけてしまう。すると行司は「待て! そのまま! そのまま! 動くな!」と叫びながら両者のまわしに手をかけ取組を中断。その後すぐに王鵬のまわしを締め直した。 行司の応急処置により、王鵬は角界では2000年を最後に起こっていない不浄負け(まわしが外れ陰部があらわになることによる反則負け)の危機を回避。取組再開後、竜電に寄り切りで敗れたが、取組後は「モロ出しを阻止した行司はグッジョブ」とたたえる声が続出した。 優勝争いだけでなく、こうした土俵内外の異例な光景もファンを盛り上げた3月場所。来る5月場所では、どんな光景が見られるだろうか、土俵外にも注目したい。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年04月09日 11時00分
ネット騒然、舞の海氏に「過去最悪レベルの失言」批判相次ぐ 3月場所で相次いだ解説中の問題発言
3月13〜27日にかけ行われた大相撲3月場所(大阪・エディオンアリーナ大阪)。千秋楽の結びを終えた時点で関脇・若隆景、平幕・高安が「12勝3敗」で並び、優勝決定戦の結果若隆景が初優勝を果たすという劇的な結末となった。 一方、土俵外でファンの注目を集めたのが、NHK大相撲専属解説者を務める舞の海秀平氏(元小結)のTV解説。今場所も複数の力士に対するコメントがネット上で物議を醸した。 >>「俺のこと言ってる?」大相撲、北の富士氏と舞の海氏が一触即発のバトル!? 1月場所を盛り上げたTV解説中の攻防<< 今場所でまず話題を呼んだのが、初日にあった小結・隆の勝への発言。隆の勝はこの日、平幕・明生に立ち合い変化からの投げを食らいなすすべなく敗戦。舞の海氏は「負け方がですね、レベルが低いと思います」、「当たっていなされたり、かわされたりしたときにサッと足を出して残す。そのために稽古をしてるわけですから。ただ強く当たるということしか考えてないんじゃないですかね」と、相手の変化を全く想定していないと酷評した。 これを受けたネット上には「確かに変化食らって地面に落ちるまでほとんど足が動いてない」と指摘内容に納得する声が挙がる一方、「強く当たることしか考えてないっていうのは決めつけ過ぎで不快」など、上から目線すぎないかと不満を述べるコメントも多数見られた。 2日後の3日目には、平幕・石浦へのコメントに批判が噴出している。平幕・琴ノ若に押し出され土俵下に転落した石浦はしばらくその場にうずくまった後、駆け付けた親方衆の肩を借り立ち上がってから自力で花道を引き揚げる。退場後、花道を担当していたアナウンサーは石浦が首を痛めたことを報告した。 すると、これを聞いた舞の海氏は「目まいがして起き上がることができなかったのかも」と推測しつつも、「もしそうでなかったら、一瞬だけ電気が走っただけだったらサッと土俵に上がって礼をして下がった方がいいですよね。あれだけ長い間土俵下にうずくまっているというのもよくないと思います」と可能なら早く立つべきだったと苦言を呈した。 さらに、取組から3番が経過した後には「序ノ口から結びまで流れがあるんですよね。そしていい相撲をどんどん続けていくことで館内がだんだんあったまっていくんですよね。(でも)ああいう場面があると、一気に冷え込みますよね」と、館内の盛り上がりに水を差したと再度石浦に苦言。この一連の発言は「過去最悪レベルの失言」と称されるほど多くのファンの怒りを買った。 3月場所は大関・正代が「1勝5敗」で迎えた7日目から「8勝1敗」と驚異的な復調を見せカド番脱出を果たしたことも大きな話題となった。その正代が大関・貴景勝を下し勝ち越しにリーチをかけた12日目、舞の海氏は正代がこの日を含めて6連勝をマークしたことについて「本人も驚いてるんじゃないですか?」とコメント。これを受けた一部ファンからは、「連勝をまぐれ扱いしてるみたいで不快」と苦言が寄せられた。 ネット上を大いににぎわす発言が相次いだ3月場所の舞の海氏。次場所・5月場所(同月8~22日/東京・両国国技館)ではどのような発言が話題を集めるのだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年03月28日 19時30分
元横綱・稀勢の里、若隆景の敗戦に絶叫「よっしゃあ!」 千秋楽生配信での一幕が話題、弟弟子への入れ込みように白鵬も驚き?
日本相撲協会公式YouTubeチャンネルが27日に行った生配信に、二所ノ関親方(元横綱・稀勢の里)が登場。配信内での様子がネット上で話題となっている。 二所ノ関親方は間垣親方(元横綱・白鵬)、音羽山親方(元幕内・天鎧鵬)、小野川親方(元幕内・北太樹)と共に、27日午後4時30分から始まった生配信に登場。同時刻から幕内後半に入った大相撲3月場所千秋楽の各力士の取組を一番ごとに解説し、取組の合間には現役時代の裏話なども話した。 >>大関・貴景勝、勝ち越し決めるもフェンスを殴り激怒? 琴ノ若戦直後の一場面が物議、逃げ腰の相撲に失望か<< 注目が集まったのは、結びの一番で行われた大関・正代対関脇・若隆景の一戦後の様子。この一番は正代が勝てば若隆景、平幕・高安が「12勝3敗」で並び優勝決定戦に突入、若隆景が勝てば「13勝2敗」で優勝という大一番だったが、立ち合いの攻防から右下手をねじこんだ正代が一気に寄り切り勝利した。 取組決着直後、二所ノ関親方は「よっしゃあ!」と絶叫。若隆景と優勝を争う高安は二所ノ関親方にとって鳴門部屋、田子ノ浦部屋で苦楽を共にした弟弟子にあたるが、若隆景の敗戦で高安優勝の望みがつながったことを喜ぶような振る舞いを見せた。ただ、直後に「ああっ」と我に返ると、「すいませんすいません」と謝罪しつつカメラに向かって頭を下げた。 この二所ノ関親方の様子を受け、ネット上には「弟弟子の高安に優勝してほしい気持ちが抑えきれてない笑」、「高安推しなら叫ぶのは分かる、自分も若隆景負けた瞬間に全く同じ反応した」と面白がる声が寄せられた。一方、「この後白鵬が入れ込み具合チェックしてるのも含めて草」、「この場面も面白かったけど、決定戦直前に白鵬に手汗かいてることバラされたのも笑った」と、この後にあった間垣親方の行動へのコメントも多数みられた。 「正代の勝利により賜杯の行方は優勝決定戦で決することになりましたが、二所ノ関親方は高安が勝てるのか気が気でなかったのか、取組直前に『いやぁ~!』と再び絶叫。この直後、隣に座っていた間垣親方は二所ノ関親方の右腕を取ると、右手の平を触り『(手)汗かいてる!』と指摘し他親方衆の笑いを誘っています。生配信を見ていたファンの中には、この間垣親方の行動が強く印象に残ったファンも少なからずいたようです」(相撲ライター) その後迎えた優勝決定戦は高安が立ち合い、強烈なぶちかましから若隆景を攻め立て土俵際に追い込んだが、右ひざを折りまげ体を残した若隆景から捨て身の上手出し投げを食らい逆転負け。決着後の二所ノ関親方は15秒ほど固まった後にガックリとうなだれたが、現役時代からかわいがってきた高安に優勝してほしい思いはそれだけ強かったようだ。文 / 柴田雅人記事内の引用について日本相撲協会の公式YouTubeチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UC6ZZhovRZpUA4VafgBdECZQ
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スポーツ 2022年03月25日 19時30分
平幕・石浦の危うい相撲を解説が指摘、前日の取り組みも衝突を避けた?「無理せずに再休場すべき」の声も
24日に行われた大相撲3月場所12日目。今場所5敗目を喫した平幕・石浦の相撲がネット上で物議を醸している。 前日まで「1勝4敗6休」の石浦はこの日、「2勝9敗」の小結・隆の勝と対戦。立ち合い諸手突きを選択するも、隆の勝の出足を全く止められずに土俵外に送り出された。取組開始から約2秒で早々に敗戦したこの一番を受け、NHK大相撲中継で解説を務めていた陸奥親方(元大関・霧島)は「やっぱりこう、立ち合い当たるのが怖そうに見えますね」と指摘した。 石浦は15日(場所3日目)の平幕・琴ノ若戦で首を痛め、翌16日(4日目)に「頚椎(けいつい)症性神経根症の憎悪のため、向後2週間程度の安静加療を要する」との診断書を相撲協会に提出し休場。その後、23日(11日目)から再出場しているが、陸奥親方は故障悪化を恐れて当たりが鈍くなっているように見えると心配しているようだ。 >>大相撲、舞の海氏に「過去最悪レベルの失言」批判相次ぐ 首痛めうずくまる力士に“冷める”、非情な発言が物議<< この日の石浦の相撲を受け、ネット上には「確かに首をかばってるように見える、問題ないなら頭から当たりながら懐に潜り込んでたはず」、「立ち合いの衝撃恐れたのか、足も全く動いてなかったな」と同調の声が寄せられた。同時に、「そういえば昨日の隠岐の海戦もまともに当たれてなかったよな」、「2日連続でまともに当たることを恐れてる節はある」と、前日の取組を思い返すコメントも多数みられた。 「石浦は再出場当日の11日目に平幕・隠岐の海に敗戦していますが、同戦でも立ち合い左に変化した後に距離をとって突っ張るなど、正面衝突を避けるような相撲を見せています。一夜明けた今回の隆の勝戦でも諸手突きで立ち合いの衝撃を和らげるような取り口を選択したことを含めると、首の状態はあまり思わしくないのではないでしょうか」(相撲ライター) 12日目終了時点で「1勝5敗6休」と既に勝ち越しの可能性は消滅しているため、一部からは「次場所のためにも、もう無理せずに再休場すべきだ」という声も挙がっている石浦。25日の13日目も出場し平幕・佐田の海に敗れたが、このまま千秋楽まで強行出場を続けるつもりなのだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年03月24日 19時30分
大関・貴景勝、勝ち越し決めるもフェンスを殴り激怒? 琴ノ若戦直後の一場面が物議、逃げ腰の相撲に失望か
23日に行われた大相撲3月場所11日目。今場所8勝目を挙げた大関・貴景勝の取組後の振る舞いがネット上で物議を醸している。 前日まで「7勝3敗」の貴景勝はこの日、「9勝1敗」の平幕・琴ノ若と対戦。立ち合い琴ノ若は顔面を張りながら右に変化し、押しをいなされた貴景勝は土俵際に追い詰められる。しかし、そこから琴ノ若が一気に前に出てきたところに左の突き落としを合わせ逆転勝利を収めた。 >>大相撲、舞の海氏に「過去最悪レベルの失言」批判相次ぐ 首痛めうずくまる力士に“冷める”、非情な発言が物議<< 取組後、NHK大相撲中継では貴景勝が花道を下がり支度部屋へ引き揚げる様子が映し出される。ただ、貴景勝は今場所勝ち越しでカド番脱出を決めたにもかかわらず、通路の金網フェンスを左手で1回強くたたき怒りをあらわにしていた。 この貴景勝の振る舞いを受け、ネット上には「え? 立ち合いからの攻めを上手く捌いて勝ったのに納得してないのか?」、「勝ち越し、カド番脱出決めたのにまるで負けたみたいな振る舞いでビックリした」と驚きの声が挙がった。一方、「『なぜ真っ直ぐ当たってこないんだ』っていう後輩への怒りが抑えられなかったのか」、「注文相撲に走った琴ノ若に対する失望の表れに見えた」と、フェンスをたたいた背景を推測するコメントも多数みられた。 「琴ノ若は祖父に元横綱・琴櫻、父に元関脇・琴ノ若を持つサラブレッドであり、貴景勝にとっては埼玉栄高校時代の1年後輩にあたる力士。今場所は右四つから前に出る相撲で、平幕ながら優勝争いに絡み土俵を盛り上げています。そのため、11日目も真っ向勝負で貴景勝とどれだけやり合えるのかと期待するファンは少なくなかったのですが、目先の1勝を欲しがったのか、立ち合いぶつからずに変化し優位に立とうとする相撲、いわゆる“注文相撲”を見せました。立ち合い変化は規則で禁止されているわけではありませんが、貴景勝としては前日まで真っ向勝負で星を重ねていた後輩が、突然逃げ腰の相撲を仕掛けてきたことに強い不満を抱いたのかもしれません」(相撲ライター) 琴ノ若は身長188センチ・体重165キロで、身長175キロ・体重163キロの貴景勝を上回っていることもあり、一部からは「自分より小柄な力士に正面から当たれないメンタルでこの先大丈夫なのか」という声も挙がっている琴ノ若。今回の敗戦は1敗の関脇・若隆景、平幕・高安を星の差一つで追う今後にも響いてきそうだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年03月23日 15時30分
場内騒然、平幕・輝の諸手突きに「危なすぎる」怒りの声 取組中断直後の一場面が物議、解説は根深い課題を指摘
22日に行われた大相撲3月場所10日目。今場所6敗目を喫した平幕・輝の相撲がネット上で物議を醸している。 前日まで「4勝5敗」の輝はこの日、「5勝4敗」の平幕・志摩ノ海と対戦。立ち合いでは志摩ノ海に先んじて勢いよく立ち上がったが、行司は両者の呼吸が合ってないと判断しすぐに待ったをかけた。 ところが、輝は行司が待ったをかけた時点ですでに志摩ノ海の目前まで接近しており、そこから中腰状態の志摩ノ海の肩を両手で思い切り押す。強烈なつっかけを受けた志摩ノ海は、土俵外まで大きく後退しながら尻もちをつき転倒。幸いにも怪我などはなくすぐに立ち上がったものの、場内からはどよめきが起こった。 >>大相撲、舞の海氏に「過去最悪レベルの失言」批判相次ぐ 首痛めうずくまる力士に“冷める”、非情な発言が物議<< この輝の相撲を受け、ネット上には「おい何してんだ、一歩間違えたら土俵下に転落して大怪我もあり得たぞ」、「まだ体勢固まってない相手をあそこまで強く突き飛ばすのは危なすぎるだろ」と怒りの声が寄せられた。一方、「幕尻で失速中だから焦ってるのか?」、「絶対連敗止めなきゃって思いが空回りした感じにも見えたな」と、つっかけに至った背景を推測するコメントも多数みられた。 「幕尻で今場所に臨んでいる輝は幕内残留には勝ち越しが必須ですが、初日から5日目までは『4勝1敗』と好調。ただ、6日目から9日目までは4連敗を喫しており、この4日間は腰高をつかれて敗れる相撲が目立っています。そのため、輝は“何としてでも連敗を止めないといけない”、“相手に懐に潜り込ませたくない”という気持ちから、立ち合いで気がはやり過ぎてしまったのではとみているファンは少なくないようです。輝は真面目で稽古熱心な力士で、普段の取組では荒い取り口はほとんど見られないのですが…」(相撲ライター) その後、取り直しの一番では低い体勢で左右をおっつける志摩ノ海に苦戦し、最後はとったりで地面に倒され5連敗となった輝。この日NHK大相撲中継で解説を務めた北の富士勝昭氏(元横綱)は「今日の相撲を見るとまだまだ下半身の、なんていうんですかね、もろさが抜けてないですね。前にも後ろにももろいね」と、腰高の課題は根深いと指摘している。文 / 柴田雅人
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スポーツ
大相撲、土俵下で審判と力士が激突 「審判席が近すぎる」ファン苦言、浅香山親方の負傷退場後の状況は
2020年01月23日 19時15分
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スポーツ
横綱・白鵬、休場中「いいね」が物議? アントニオ猪木氏・田村淳らの投稿に反応「協会がSNS使用禁止してるんじゃ…」の指摘も
2020年01月21日 17時00分
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スポーツ
今場所に新入幕を期す力士も? 大鵬、琴櫻、朝青龍…横綱の血を引く“サラブレッド力士”たち
2020年01月18日 11時00分
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スポーツ
大相撲、協会の対応にファン激怒 力士が首から土俵下へ落下、退場シーンに「悪化したらどうする」批判の声
2020年01月17日 20時15分
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スポーツ
横綱・白鵬の休場に心無い批判も 稀勢の里とは正反対の逆風、“ヒール横綱”に仕立て上げられているワケは
2020年01月15日 19時30分
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スポーツ
大相撲、石浦の処遇に「フェアじゃない」と批判の声 貴ノ富士・拓郎とは対照的、軽度な処分の理由は
2020年01月10日 19時03分
特集
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豊ノ島、YouTubeチャンネルで若乃花とコラボ熱望 タレントとして相撲番組で「冠番組」持ちたい
芸能
2025年07月21日 12時00分
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豊ノ島“ライバル”琴奨菊との思い明かす 業界には「いい物は残し、時代に併せて変わっていけば」と期待
芸能
2025年07月20日 12時00分
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宮迫博之「雨上がり決死隊」再結成は「蛍原さん次第」 ドジャース始球式の裏話も明かす
芸能
2025年07月14日 17時00分
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元ザブングル松尾陽介、沖縄で芸人のセカンドキャリアサポート 芸人引退に「心境の変化」
芸能
2025年04月28日 19時03分
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カラテカ入江慎也、闇営業で得た教訓は「人と人をつなぐ怖さ」 反社の見極め方は「金の使い方」
芸能
2025年06月01日 12時00分