プロ野球
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スポーツ 2023年01月06日 11時00分
巨人、坂本の後継者はドラ4・門脇? 原監督は中山らの打撃力に不満か
巨人・山口寿一オーナーが5日、「時事通信グループ新年互礼会」に出席後、報道陣の取材要請に応じてくれた。質疑の内容は、当然、今季のチーム展望について。「それぞれ力を伸ばして来ていると聞いてます。それを春のキャンプでも…」と若手への期待感を語っていたが、V奪還の鍵を握るのはベテランの方ではないだろうか。 また、オーナーの期待通り、若い新戦力が出てきたとしても、スムーズな世代交代とはならないようだ。 >>巨人・原監督、岡田監督に“既読無視”された? 浅野競合ドラフトの裏話明かし話題「水面下でやり合ってたとは」<< 「気に掛けていたのは、やはり、坂本勇人の後継者問題でしょう」(スポーツ紙記者) 坂本は昨季、故障による離脱が3度もあった。年齢的にも守備範囲が広いショートを守り続けることが厳しくなってきたが、自身は原辰徳監督との直接会談でコンバートを固辞している。 その会談については、原監督、坂本の双方が後のインタビューなどで明かしているが、こんな情報も聞かれた。 「昨秋のドラフト4位で大学生遊撃手の門脇誠(創価大)を獲りました。坂本にまた何かあったら、中山礼都や廣岡大志ではなく、門脇がショートを守ることになるでしょう」(球界関係者) 年齢の近い新人遊撃手を指名したということは、首脳陣が今の中山たちに満足していないからだ。 「昨秋のドラフト会議で、巨人は一番欲しかった浅野翔吾(香川・高松商)の指名に成功しました。でも、浅野の指名が重複することは分かっていたので『外れ1位』の選考も同時に進めていました。その筆頭候補がイヒネ・イツア(愛知・誉高校)でした」(前出・同) しかし、イヒネはソフトバンクが1位入札を公表したため、再検討しなければならなくなった。その後、外れ1位は即戦力の大学生右腕に変更されたが、原監督は水野雄仁スカウト部長らと映像資料を見返し、門脇が選び出されたそうだ。 「原監督が『門脇が欲しい』と言って、それで決まりました」(前出・同) 打撃力が決め手になった。中山らに対し、物足りなさを感じているのも打撃面だという。 坂本がシーズンを通してショートを守れるようであれば、来年以降、門脇を含めた若手全員の競争となる。だが、坂本が故障し、門脇がそのチャンスをものにできたら、「後継者争い」は終了となるだろう。 「このオフ、坂本はかなり厳しいノルマを自身に課していました。春季キャンプでは『ポスト坂本』よりも三遊間に注目です。三塁手の岡本和真の侍ジャパン入りが確実視されています。キャンプ、オープン戦は元ソフトバンクの松田宣浩が主に三塁の守備に入るので、坂本との三遊間コンビは興味深いものになるそうです」(プロ野球解説者) そもそも、巨人の若手は“大人しいタイプ”が多い。坂本離脱後に低迷したのはそのためだが、今季からは坂本、松田、中田翔、長野久義が声を張り上げ、チームを牽引していくのだろう。 若手の成長は必須だが、ベテラン勢がシーズンを通して元気でいられるかどうかで、明暗が決まりそうだ。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2023年01月05日 19時30分
中日・ロドリゲス、登板直前までゲーム三昧? 元同僚が暴露、試合中の意外な行動に驚きの声
4日放送の『Live Dragons!』(東海ラジオ)に、昨季限りで現役を引退した福留孝介氏(元中日他)が生出演。中日の来日4年目・25歳のロドリゲスが試合前に見せる意外な一面を明かし話題となっている。 番組で福留氏は昨季まで共に戦った中日選手の中で今季の飛躍を期待する選手や、知られざる一面を持つ選手などを話した。 >>元阪神・藤川氏が中日を酷評「浮上することはない」 今季の低迷断言し物議、低評価はやむなしと指摘も?<< その中で、福留氏はロドリゲスについて「球場来てから自分が投げる、登板のちょっと前までずっとゲームしてます。スマホゲーム、ずっとやってます」とコメント。ゲームのタイトルについては分からないとしたが、ロドリゲスは登板直前までスマホゲームをやり込んでいると明かした。 福留氏によるとリリーフは球場入りから登板まで、試合前練習を除けば結構な空き時間があるというが、ロドリゲスは時間が許す限りスマホゲームをし続けているとのこと。番組MCの森貴俊アナウンサーは「よくそんな、ずっとゲームしててあんな球放れますね」と驚きの声を上げたが、福留氏は「だからもう、ゲームで集中力を高めてるのかなと思って」と、ゲームが投球に好影響を与えているのではと笑い交じりに推測した。 福留氏の発言を受け、ネット上には「ゲームやりまくりながらタイトル獲ったのヤバすぎるだろ」、「ゲームした流れで肩作って、そのままマウンド上がって抑えてって凄いな…」、「ハマってるゲームがあるとは言ってたけど、空き時間フルに使うレベルで熱中してるのは知らなかった」、「下手したら叩かれかねない話だが、数字残してるから誰も文句言えんな」といった驚きの声が寄せられた。 ロドリゲスは昨季先発からリリーフに配置転換され、「56登板・6勝2敗39ホールド(45ホールドポイント・防御率1.15」とセ・リーグ最優秀中継ぎ投手のタイトルを獲得した主力助っ人。昨季序盤の5月にFPSゲームアプリ『Call of Duty Mobile』をやり込んでいると語ったことが伝えられているが、本人にとってはこうしたゲームをプレイすることも、試合に臨む上で欠かせないルーティンの一つになっているようだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2023年01月05日 18時30分
DeNA、2023年のキーマンはオースティン! 来日4年目スラッガーの完全復活にかかる期待
三浦大輔政権3年目の2023年。2位から悲願のペナント奪取をもくろむベイスターズは、昨年末にトレイ・アンバギー外野手獲得を発表した。経緯としては現役ドラフトで右の大砲・細川成也を放出したことに加え、昨年10月24日にタイラー・オースティンがアメリカの病院で右肘内側側副靭帯修復術を敢行したことも要因だろう。 オースティンは2021年シーズンはコロナで来日が遅れ、さらにオリンピックアメリカ代表として銀メダル獲得に献身するというコンディション作りの大変な状況ながらも107試合に出場。4打席だけ規定に足りなかったが、打率.303、28本塁打、74打点、OPSは1.006とフル出場ならタイトル奪取も確実な成績を残した。2021年12月に3年契約を締結したスラッガーは、打線のコアとして期待されていた。 しかし2022年の春季キャンプ中に右肘の故障が発覚し、4月に手術を決断。昨シーズンは結局スタメン出場を果たせず、代打起用のみで打率.156、ホームラン1、得点圏打率は.067と寂しい成績に終わってしまった。本人も帰国時に「非常に悔しいシーズンとなりました。シーズンを通じてチームに貢献することができず、申し訳ない気持ちでいっぱいです」と無念さをにじませていた。 オースティンは「最短での復帰に向けて誠心誠意努力していきます」と誓ったが再度右肘にメスを入れたことで、来シーズンの開幕に間に合うか微妙な状況となってしまった。昨年ぽっかりと空いた穴は、楠本泰史、関根大気、蝦名達夫らの若手の台頭である程度埋めることができた。しかし相手に与えるプレッシャーや、クライマックスシリーズの3戦目の土壇場でのヒットなど、ここ一番での勝負強さはオースティンの真骨頂。スタートには間に合わないとしても、チームの勝利を愚直に追い求めるTAの存在は、優勝に向けて欠かせないピースとなる。 文・取材・写真 / 萩原孝弘
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スポーツ 2023年01月05日 15時50分
日本ハム・新庄監督、五十幡への走り打ち推奨に「矛盾してないか」指摘集まる 昨秋キャンプと真逆の発言が物議
2021年のプロ入りから日本ハムでプレーし、昨季までに「33試合・.234・1本・6打点」といった通算成績を残しているプロ3年目・24歳の五十幡亮汰。5日に伝えられた日本ハム・新庄剛志監督の打撃構想が物議を醸している。 報道によると、新庄監督は同日までに応じた取材の中で、五十幡について「走りながら(打球を)詰まらせる。外角なら、もうコンって(当てて)サードの横にボテボテを打って投手に打球を捕らせたら、もう勝ちですから」とコメント。2ストライクに追い込まれてからと前置きした上で、一塁方向に走りながらスイングする、いわゆる“走り打ち”を推奨したという。 >>日本ハム・近藤、同僚の大ポカに怒り隠せず?「顔怖すぎ」の指摘も、タイムリー潰した守備妨害は試合にも影響か<< 日本ハムが今季から本拠地とするエスコンフィールド北海道は人工芝に比べ球足が遅く、イレギュラーバウンドも多いとされている天然芝の球場。その球場で100メートル走10秒79のタイムを持つ五十幡が走り打ちを実践できれば、内野安打の可能性が高まるのではと新庄監督は考えているようだ。 新庄監督の発言を受け、ネット上には納得の声が寄せられたが、その一方で「新庄監督って走り打ち嫌いって言ってなかったか?」、「去年のキャンプと言ってることが矛盾してないか」、「わざわざ逆走までさせて走り打ち対策してたのに」といった指摘も見られた。 「新庄監督は2022年11月7~16日にかけ行われた秋季キャンプの中で、打者走者を一塁ではなく三塁に走らせるという異例の練習を実施。理由については『左打者が走り打ちにならないように。しっかり振ってサードに走る。コンって走り打ちするバッターが嫌なので』と走り打ちの修正を挙げたことが伝えられています。このこともあり、五十幡への走り打ち推奨に首をかしげているファンも少なからずいるようです。新庄監督としてはカウント・状況別に打撃を使い分ける柔軟さを身につけてほしいということなのでしょうが…」(野球ライター) かねて今季の外野レギュラー候補に名を挙げるなど、五十幡には大きな期待を寄せている様子の新庄監督。走り打ち推奨は果たしてどのような効果をもたらすのだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2023年01月05日 11時00分
侍ジャパン・栗山監督、大谷翔平をクローザー起用? 最終メンバー選考は調整難航か
世界一奪回のカギを握るのは、やはり、大谷翔平選手(エンゼルス)ということになりそうだ。 第5回ワールドベースボールクラシック(以下=WBC)に挑む侍ジャパン30人が1月中に正式発表される。その裏方作業などに追われている複数のNPB関係者の話を総合すると、大谷は「リリーフ登板」にも興味を示しているようだ。 「栗山英樹監督も大谷のリリーフ登板を視野に入れているような雰囲気でした」(関係者) 2022年シーズン中、大谷は何度かWBC関する質問も受けてきた。その際、米メディアから「3月開催」による調整の難しさも指摘されていたが、「リリーフなら、調整を早める必要もない」 と返していた。 >>ダルビッシュ、WBC合流前倒しはルールが原因? 整備遅れ大谷翔平にも影響か<< 「おそらく、クローザー役としてメンバー招集されるのが、阪神・湯浅京己、巨人・大勢。力強いボールを投げられますが、弱点を挙げるとすれば、経験値が足らないということ」(前出・同) リリーバー・大谷と言えば、思い出されるのが、日本ハムに在籍していた2016年の“珍記録”だ。 同年のパ・リーグ「クライマックスシリーズファイナルステージ第5戦」、3番DHで出場した大谷は9回のマウンドに上がり、日本シリーズ進出を決めた。その時、<先発出場した野手がセーブを記録するNPB初の珍事>も記録された。 当時の日本ハム指揮官が栗山監督であったことは、言うまでもないだろう。 「DH制が解除され、大谷がマウンドに向かった時、スタンドのファンが大歓声を上げました。リリーフの1イニングの登板だったので、大谷も全力投球し、160キロ強を連発しました」(当時を知る地元メディア) 決勝戦などの大舞台で大谷がリリーフ登板すれば、日本のファンはもちろん、WBC大会も大いに盛り上がるだろう。 「第5回大会はこれまでとは比較にならないほど、米国ファンが注目しています。各チームの主力級、スター選手がこぞって『出たい』と発言し、米代表チームは総年俸438億円のドリームメンバーになりました」(米国人ライター) リリーバー・大谷対米ドリームメンバー。オールスターゲームとは異なる緊張感もあり、野球ファンの記憶に残る大会となりそうだ。 「侍ジャパンの最終メンバーの選考は、少し遅れています。栗山監督は日系人メジャーリーガーの招集を強く希望しています。国際大会であり、侍ジャパンを発展させる意味でもその趣旨には賛成ですが、日系人メジャーリーガーを呼べば、その人数分、NPB12球団の選手には泣いてもらわなければなりません」(前出・関係者) ひと足先に、同じプールBの第1ラウンドを争う韓国が代表メンバー30人を発表した(1月4日)。やはり、米国生まれの韓国系アメリカ人選手も選ばれており、栗山監督の提案は時流に合わせたものでもあったようだ。 侍ジャパンは大谷を軸に編成されていく。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2023年01月04日 18時30分
元阪神・藤川氏が中日を酷評「浮上することはない」 今季の低迷断言し物議、低評価はやむなしと指摘も?
元阪神の川藤幸三氏・横田慎太郎氏が共同で運営するYouTubeチャンネルの3日の動画に、阪神球団本部付SA・藤川球児氏が登場。2023年の中日について見解を示したが、物議を醸している。 今回の動画で藤川氏は2023年の阪神が相対するセ・リーグ5球団について、自身が思う強みや課題などを語った。 >>藤川球児、『戦力外通告』元オリ海田投手の年俸発言にブチギレ「直接連絡してみます」ハラスメントと指摘も<< 問題となっているのは、セ5球団の中で最後に触れた昨季最下位・中日への評価。藤川氏は優勝したヤクルトについて守護神・マクガフ流出の穴が埋まっていないと指摘した。ほか、5位・広島は新井貴浩新監督の采配が後手後手になる可能性があるなどと、他4球団への見解は具体的に語っていた。 ただ、中日については「(阪神としては)大丈夫です。何にも問題ないです。例えば中日に負け越したとしても、中日が浮上することはないと思います」と、具体的なことを特に語らないまま今季の苦戦を予想した。 この藤川氏の発言に、ネット上では「中日は眼中にないって感じの言い方でファンとしてはムカつく」、「中日だけは語るまでもないってことか? それはさすがに舐めすぎでは?」、「個人の考えは自由だけど、上位浮上はないって秒で切り捨てるのは失礼な感じもする」といった批判が寄せられた。 ただ、ファンの反応は批判ばかりではなく、中には「中日の現状を考えたらボロカス言われても仕方ないだろ」といった指摘も上がっている。中日は昨季6月下旬から一度も最下位を抜け出せないままシーズン終了と大苦戦。また、オフには阿部寿樹(現楽天)、京田陽太(現DeNA)ら主力野手を相次いでトレード放出するなど大胆な戦力入れ替えを行ったことでもファンをざわつかせている。藤川氏も2022年11月15日に自身の公式Twitterに「ドラゴンズ阿部選手がトレード!?」、「右打者で中々あそこまでの選手いないと思う」と驚いた旨を投稿しているが、最下位の状況で主力を放出している点が低評価の一因となっている可能性もありそうだ。 中日・立浪和義監督は2023年の阪神について「投手陣は先発、中継ぎともにいい。打線は足も使える」などと警戒していることが3日に伝えられている。昨季の両軍の対戦成績は阪神から見て「13勝12敗」とほぼ五分だが、今季は果たしてどのような戦いが展開されるのだろうか。文 / 柴田雅人記事内の引用について川藤幸三氏・横田慎太郎氏の公式YouTubeチャンネルよりhttps://www.youtube.com/@kawatokouzoyokotashintaro6314藤川球児氏の公式Twitterよりhttps://twitter.com/kyuji22fujikawa
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スポーツ 2023年01月04日 11時00分
ソフトB、千賀の後継者がいない? 大型補強でも穴埋まらず、藤本監督は藤井の再ブレークに期待か
「ポスト千賀」って、ジョー・ガンケルでいいのか? 今オフの国内フリーエージェント市場(以下=FA)において、福岡ソフトバンクホークスは間違いなく、勝者である。日本ハムからFA宣言した近藤健介外野手を獲得し、前DeNA・嶺井博希のFA加入により捕手層も厚くなった。 「近藤の加入は大きいですよ。2022年はシーズン143試合で121通りの打線を組む日替わり状態でしたが、通算出塁率4割1分3厘の近藤が加わったことで、『4番柳田』との相乗効果も期待できます」(スポーツ紙記者) 前千葉ロッテの守護神、ロベルト・オスナの“強奪”にも成功した。オスナは昨季29試合登板で4勝1敗10セーブ、防御率0・91とバツグンの安定感を誇る。これまで9回を任せていたモイネロを本来の8回に戻せば、盤石のリレーとなる。 「近藤が7年総額50億円以上、オスナは単年500万ドル(約6億6500万円)。莫大な資金力のあるソフトバンクだから出来た補強です」(前出・同) >>ソフトB・今宮、中村と約10年会話もなかった?「去年初めて食事に」微妙な関係性明かし驚きの声<< しかし、これで補強は完璧なのだろうか。 海外FAで千賀滉大を喪失している。昨季は22試合に登板して11勝6敗、防御率1・94。絶対的なエースが米球界志望だったことは以前から分かっていた。しかし、「先発投手」に関しては“ビッグネーム”を補強していない。 「投手に関しては大きな補強はしていません。前阪神のガンケル、ドラフト2位で社会人の大津亮介(日本製鉄鹿島)を獲ったくらい」(地元メディア) 先発投手、「ポスト千賀」は現有戦力で補えると考えているのだろう。 藤本博史監督が投手のことを質問されると、ほぼ毎回、名前を出していたのが、藤井皓哉だ。 「藤井はリリーフで55試合に登板しました。先発転向が決まっており、藤本監督も本当に期待しています」(プロ野球解説者) 藤井は奪三振率の高い右腕であり、その点では千賀と投球スタイルが似ている。また、経歴も異色だ。 「広島カープを一度クビになっているんです」(前出・同) 藤井は2014年ドラフト会議で広島に4位指名されたが、20年オフに戦力外を通告された。その後、独立リーグ・高知を経由し、ソフトバンクに拾われたのだが、「藤井獲得」を推したスカウトも55試合も登板できるとは思っていなかったそうだ。 「独立リーグ時代に覚えた変化球もあるみたいですが、スライダーとフォークを軸にしたスタイルは広島時代から変わっていません。苦労人で、努力もしているので、藤本監督も何とかしてやりたいと思ったみたい」(関係者) 藤井が先発ローテーション入りしたら、ソフトバンクの“もう一つの武器”である「育成」にも注目が集まるだろう。 「いや、近藤をFA喪失した日本ハムは人的補償を求めるつもり。ピッチャーを獲るってもっぱらです」(ベテラン記者) ソフトバンクは選手層が厚い。「28人まで」ではガードできない好選手も多く、状況次第では藤本監督が計算に入れている先発投手を“一本釣り”されるかもしれない。 先発陣の補強が「前阪神のガンケルだけ」なんてことにならなければいいのだが…。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2023年01月03日 11時00分
ヤクルト・村上、球審の過剰ジェスチャーにブチギレ? 2022年のプロ野球、審判の言動が悪目立ちした背景は
野球伝来から150年という節目の年だった2022年のプロ野球。昨季日本シリーズでヤクルトに屈したオリックスがリベンジを果たし、26年ぶり5回目の日本一を果たすという劇的な結末だった。 その2022年シーズンではチームの勝敗や選手のプレーが日々注目されたが、ファンの間ではしばしば試合を裁く審判のことも話題に。今季は判定内容のみならず、態度・言動が問題視されたケースも頻発した。 4月24日・ロッテ対オリックス戦では、球審・白井一行審判がロッテ・佐々木朗希に突然詰め寄り問題となった。「3-0」とロッテ3点リードの2回裏2死一塁。佐々木は打席の安達了一に外角ストレートを投じたが、白井審判はこれをボールと判定。この間に一走・杉本裕太郎に二盗も許した佐々木は苦笑いを浮かべた。 すると、白井審判は佐々木の表情を問題視したのか、マスクを外しながらマウンド上の佐々木に詰め寄る。捕手・松川虎生がすぐに制止に入ったこともありそれ以上の事態にはならなかったが、ネット上では「選手に対するパワハラではないか」などと批判が殺到。同月26日にはNPB・井原敦事務局長が処分は考えていないとしつつも「別の方法があったと考えて対応するべきだったという指摘をして、当該審判も深く理解をした」と、審判部内では白井審判への注意があった旨を説明している。 >>ロッテ・松川、“佐々木詰め寄り騒動”の裏側明かし驚きの声 「なんやお前」球審の言動に内心ブチギレ?<< 6月29日・阪神対DeNA戦では、一塁塁審・福家英登審判のジェスチャーが過剰だと問題視された。「2-2」と両チーム同点の2回表1死一塁。DeNA先発・石田健大は打席のガンケルに初球を投じる前に一塁牽制を行う。一走・長坂拳弥は足から一塁に帰塁したが、福家審判は一塁手・ソトのタッチの方が早かったとして、右手拳を上に振り上げアウトをコールした。 ところが、福家審判はこの後も一塁ベース上の長坂に近づきながらアウトのジェスチャーを4回連発。長坂は三塁側自軍ベンチの方へ顔を背けるなど困惑したような様子を見せていた。 9月11日・ヤクルト対DeNA戦では球審・岩下健吾審判の振る舞いがファンのみならず、ヤクルト・村上宗隆からもひんしゅくを買っている。1回表2死二塁、打席の村上はDeNA先発・大貫晋一が投じた内角スライダーを見送る。この球は村上から見て高さはベルト付近とゾーン内だった一方、コースはベース板の右端にかかったかどうかとかなり際どかったが、岩下審判はストライク・三振と判定した。 ただ、岩下審判は捕手のミットにボールが収まってから2秒ほど間を置いた後、右方向を向きながら左手握り拳をアッパーのように突き上げるジェスチャーで三振判定をコール。村上はコールの瞬間に岩下審判の方を振り向き数秒ほど凝視した後、三塁側自軍ベンチ方向を見ながら険しい表情を浮かべるなど不服そうな様子だった。 「審判の言動がファンの間で度々騒がれた今季ですが、シーズン序盤の4月に起こった“佐々木詰め寄り騒動”が影響した可能性はあります。この騒動は同月上旬に完全試合を達成し大きな話題となった佐々木が当事者の一人だったこともあり、各スポーツ紙はもちろんワイドショーなどでも取り上げられるなど球界内外で大きな問題に。また、ネット上では騒動に便乗してか、佐々木に詰め寄った白井審判を含めた複数の審判の過去の誤審疑惑、トラブルなどを蒸し返したり、評判の悪い審判の名前をまとめた“ブラックリスト”のような表を作ったりというファンも散見されました。こうした影響もあり審判に対するファンの目が厳しくなったということが、昨季以前も少なからずあった審判の問題行動がさらに目立つようになった一要因でもあるのでは」(野球ライター) 試合結果以上に審判の言動が注目されることもしばしばだった今季のプロ野球。2023年シーズンもこの流れは続くことになるのだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2023年01月01日 07時00分
『サンモニ』関口宏の関連発言が問題となるワケ 限界説の真相は
2022年も無事1年間放送された『サンデーモーニング』(TBS系)。日曜の朝、SNSで批判も見られる同番組だが、特に賛否あったのが関口宏のスポーツに対する発言だった。その一部を振り返ってみたい。 9月25日の放送では、当時王貞治氏が持つ1シーズン55号ホームランを放った後、打率が下がり不振に陥っていた東京ヤクルトスワローズ・村上宗隆選手について、元福岡ソフトバンクホークスで平成唯一の三冠王を獲得した松中信彦氏が解説する。 >>『サンモニ』関口宏、女子サッカーに「弱い」と笑い 巨人入り松田選手には「わからない」失言連発で批判<< 理論派の松中氏だけに、かなり詳細に技術解説を行うが、関口は「素人にはよくわからない」と発言し、松中氏を驚かせる。さらに「気楽にやってちょうだいよ」とコメントした。 また、11月13日には、野球日本代表侍ジャパン対オーストラリア代表の試合で日本が連勝したことについて、「侍ジャパンが連勝するのは当然」「ただ、時々オーストラリアって逆らうんだよねえ」と発言。 さらにこの日は、福岡ソフトバンクホークスを自由契約となった松田宣浩選手を読売ジャイアンツが獲得したニュースに、「よくわからない、私には」と話したほか、日本女子サッカー代表がイングランドの親善試合に0対4で負けた件にも、「弱いねえ」とコメント。その発言が批判を浴びることになった。 「関口さんは元々スポーツに見識が深くなく、これまでにもゲストに不用意な発言をすることがありました。スポーツ選手に礼節を持つ張本勲さんがフォローしていましたが、いなくなったことで関口さんの不見識な発言が目立つようになってしまった。最近の言動や行動から“限界説”も出ていますが、『サンデーモーニング』のメインターゲットである視聴者層には関口さんの知名度は絶大で、他では視聴率を取れない。また、この番組の出演者は関口さんが事務所の会長を務める三桂所属のタレントが多く出演していることから、関口さんのいない『サンモニ』はあり得ません。彼が降板する時は、番組終了でしょう」(芸能ライター) 1987年から35年続いている『サンモニ』。2023年は、一体どうなるのだろうか。
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スポーツ 2023年01月01日 00時00分
本日、“村神様”の号外配布! ヤクルト村上「日本一を取り返しにいく」2023年の意気込み明かす、『Lark』アンバサダー就任
東京ヤクルトスワローズの村上宗隆が、ビジネスツール『Lark(ラーク)』のアンバサダーに就任。1月1日の日本経済新聞には、村上を起用した全段広告が掲載されている。 村上は、2022年に日本人最多となるシーズン56本のホームランを記録。史上最年少で令和初の三冠王に輝くなど、前人未踏の記録を次々と打ち立てた。また、“村神様”で昨年の流行語大賞を受賞し、注目を集めている。 >>ヤクルト・高津監督が村上絶賛コメントでファン驚き?「去年と違い過ぎ」物議醸した昨オフの酷評に再注目<< 『Lark』は、チャットを起点にメール・カレンダー・ビデオ会議・バックオフィス機能などを展開し、世界150以上の国と地域で活用されている、オールインワンのビジネスツール最終進化形。今回、挑戦し続ける村上に共感し、アンバサダーとして起用した。就任第1弾として、元日の日本経済新聞にて30段全面広告を掲載し、新しいことに挑戦する全ての人にNEW YEARメッセージを発信している。 “村神様”という言葉について村上は、「言葉を考えてくださったファンの皆さまだったり、取り上げてくださったメディアの方の功績が一番だと思います。そこで最後に賞をいただけたということで、その皆様にも喜んでいただけたのかなと思うので、そこが一番嬉しいですね」とコメント。 また、新年の抱負や目標を聞かれると「チームの3連覇と、昨年は目の前で日本一の胴上げされたので、日本一をもう一度取り返しにいくということを考えながら、どうやったらチームのためになるか、どうやったら良い成績を残せるか、どうやったら勝てるか、それを僕個人としても常に考えて、成績に関してもキャリアハイを毎年の成長として目標にしているので、去年の自分より1本でも1打点でも1厘でも多く打てるように頑張っていきます」と意気込みを明かした。 さらに、1月1日10時より、“村神様”の2023年初スイングとなる号外新聞が初詣の参拝客でにぎわう代々木駅、渋谷駅、浅草駅周辺、川崎大師駅周辺、京成成田駅周辺で配布が決定。村上の初公開となるビジュアルと、新年のスタートにふさわしいメッセージが掲載されている(枚数限定の為、なくなり次第配布終了)。
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楽天・西川、5月低迷も心配は無用?「全部門でキャリアハイ」高らかに掲げた今季目標の行方は
2022年05月15日 11時00分
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スポーツ
阪神、大山の外野起用理由に批判相次ぐ「休ませろ」 足に不安も強行出場、井上ヘッドの意図は
2022年05月13日 20時45分
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スポーツ
西武・辻監督、森の早期復帰否定に「Bクラスに落ちるぞ」の声 疑問相次ぐワケは深刻なチーム事情にアリ?
2022年05月13日 15時30分
特集
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岡平健治「19」解散は「お金の問題じゃない」 岩瀬敬吾、地元に戻るのを「止められてよかった」 今後はバラエティーで「ポンコツっぷりを見て笑ってほしい」
芸能
2025年08月05日 23時00分
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野球人生“燃え尽きた”元プロ野球選手・宮國椋丞氏 今後は「周りの人に頼られたり、笑顔にしたい」
スポーツ
2025年07月25日 23時30分
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豊ノ島、YouTubeチャンネルで若乃花とコラボ熱望 タレントとして相撲番組で「冠番組」持ちたい
芸能
2025年07月21日 12時00分
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宮迫博之「雨上がり決死隊」再結成は「蛍原さん次第」 ドジャース始球式の裏話も明かす
芸能
2025年07月14日 17時00分
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元ザブングル松尾陽介、沖縄で芸人のセカンドキャリアサポート 芸人引退に「心境の変化」
芸能
2025年04月28日 19時03分