スポーツ
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スポーツ 2020年03月26日 13時00分
長州力「藤波さんも待ってるぞ! 立て立て!」 初代タイガーマスクが難病疑い、「優しさがしみます」ファンから反響
元プロレスラーの長州力(68)が26日、自身のツイッターに投稿。初代タイガーマスクとして知られるプロレスラー・佐山聡(62)に言及した。 佐山は1981年から1983年にかけて、テレビアニメ『タイガーマスク二世』(テレビ朝日系)とのタイアップ企画で誕生した覆面レスラー「タイガーマスク」として、新日本プロレスで活躍。その後、1983年に正体を明かした後も複数のプロレス団体のリングに上がり、現在は2005年に自身が設立した団体であるリアルジャパンプロレスで活動している。 しかし23日、先月23日に受けた精密検査の結果、パーキンソン病の疑いであると診断されたことをリアルジャパンが公表。同団体によると、現在佐山は杖や介助が無ければ自力での歩行が困難な状態で、復帰のめども立っていないという。 その佐山に向け、長州は自身のツイッターに投稿。「佐山聡、驚異的身体能力の持ち主、、、頑張れ!! もう一度リングに立とう!! 皆がその姿を待ってます!! 俺もその一人だよ!! 藤波さんも待ってるぞ!! そうだ!立て立て!」と、同じくプロレスラーの藤波辰爾(66)の名も出しつつ、エールを送っている。 今回の投稿に返信する形で、ツイッター上のファンからは「一日でも早く快方に向かうことを願ってます」、「子供のころのヒーローだったので本当に復活して欲しいです」、「長州さんの熱いエールは必ず佐山さんに届きますよ」、「ぜひ復活してほしいものです…長州さんの優しさが沁みますね」といった反応が多数寄せられている。 昨年6月に現役を引退した長州は、現役時代に何度か試合で佐山と対戦、並びにタッグを組んだ経験を持っている。また2011年には、1980年代前半に新日本プロレスで抗争劇を繰り広げた藤波を含めた3名で、プロレス興行『レジェンド・ザ・プロレスリング』を開催してもいる。 2012年6月19日の『アサ芸プラス』(徳間書店)のインタビューでは、「あとにも先にも、僕が驚かされたのは、藤波さんとタイガーマスク(佐山聡)の2人だけ」と語っている長州。突然襲ってきた試練を、佐山が乗り越えてくれることを強く願っているようだ。文 / 柴田雅人記事内の引用について長州力の公式ツイッターよりhttps://twitter.com/rikichannel1203
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スポーツ 2020年03月26日 11時40分
広島、温厚な佐々岡監督が激怒? 拭えないV奪還への課題、頼みの対策もコロナ禍で水の泡か
監督が交代すると、チームの雰囲気が変わるのもよくある話。しかし、チームが明るくなることと、強くなることは別の話のようだ。 東京ヤクルトとの練習試合(3月25日)は、「4番・長野」で臨んだ。今年36歳になるベテラン・長野久義は佐々岡真司監督の期待に応え、3安打と爆発。オープン戦の打撃成績は22打数2安打と低迷していただけに、長野自身、浮上のきっかけになったのは間違いない。しかし、試合は落としてしまった…。 広島キャンプに長期密着したプロ野球解説者が「佐々岡カープ」をこう評していた。 「チームの雰囲気は明るくなりました。緒方監督の時代は緊張感があり、チームが勝っている時はともかく、いったん負けが込んでくると、なかなか抜け出せないドロ沼状態でした。佐々岡監督はまずこの重苦しい雰囲気を変えたかっただと思う」 厳しさから解放されると、練習でもノビノビとした雰囲気になる。ピリピリムードで練習するよりはマシで、それでチームが強くなったケースも少なくないが、長続きしないというのが球界の通例だ。 「佐々岡監督がV奪還のためにやらなければならないことは、投手陣の建て直しです。でも、今年はプラス材料が少なくて…」(前出・同) 救援陣が特に課題とされていた。気になるのは、外国人投手だ。まず、勝ちゲームでの試合終盤を任せるつもりで獲得したDJ・ジョンソンは、いまだ二軍調整のまま。キャンプ中盤、ブルペン投球を見たプロ野球解説者の多くが、 「スピード、制球力ともにイマイチ」 と、調整の遅れを指摘していた。この時点では「外国人投手はスロースターター。開幕までにはなんとか…」とカープ首脳陣も楽観視していたが、対外試合で投げてみると、クイックモーションができないという、日本球界で通用しない典型的な欠陥まで露呈してしまった。 「二軍ではそのクイックモーションや、セットポジションでの間合いについて勉強させています」(スポーツ紙記者) 日本球界は盗塁、バント、右方向への進塁打など細かいプレーが多い。そのため、外国人投手を獲得する時は、どの球団も慎重になる。広島は優良外国人選手を見極めることでも定評があったはずだが…。 「フランスアのモチベーションも上がってきません」(前出・同) 佐々岡監督は両外国人リリーバーの不振について、「考えなければならない」と言葉を濁した。佐々岡監督を知る関係者は「温厚な彼がそういう言い方をしたのなら、絶対に怒っている」と言うが、投手陣に直接、喝を入れることはなさそう。 「一連の新型コロナウイルス騒動で、球界全体に、選手、その家族の生活環境に影響が出るので、『トレードはNG』みたいな感じになっています」(球界関係者) 予定していた外国人投手の調子が上がってくるのを、ひたすら待つ。先のヤクルトとの練習試合にしてもそうだ。この時期はチームの勝利を最優先しなければならないはず。淡々とした表情で引き上げていった点がちょっと気になる。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2020年03月26日 11時00分
全日本プロレス、デイビーボーイ・スミスJr.らの欠場を発表!
全日本プロレスは25日、『2020チャンピオンカーニバル』に参戦予定だったデイビーボーイ・スミスJr.、ジョエル・レッドマン、ルーカス・スティールの来日が困難になったことから、欠場すると発表した。 今年の『チャンピオンカーニバル』は、4月6日に東京・後楽園ホール大会で開幕するが、新型コロナウィルスの世界的な感染拡大が、これから来日する選手に大きな影響を与え始めている。外国人選手の参戦率が高い格闘技イベントも来日が困難なことから、大会を中止ないし延期にする大会も増えており、今大会の目玉の1人だったスミスJr.は、こうした世界情勢を踏まえて、早期に来日することで、初参戦となる全日本マット参戦を実現する気持ちを示していたが、断念せざるを得なかったようだ。 今年は全18選手が出場し、2ブロックに分かれてリーグ戦を行い、両リーグの最高得点者が、5月5日の後楽園大会で優勝決定戦を行うことが発表されているが、3選手が欠場することによる対策は近日中に発表される見込み。23日の後楽園ホール大会では、この時期の平日開催としては驚異的な1,213人(満員)を動員し、メインイベントでは諏訪魔が宮原健斗を31分を超える死闘の末、破って三冠ヘビー級王座を奪還している。団体としてはこの勢いを持って春の最強決定戦『チャンピオンカーニバル』に臨みたいところだろう。 スミスJr.の初参戦は、しばらくお預けとなったが、全日本プロレスらしいパワフルかつど迫力なリーグ戦の数々に期待したい。(どら増田)
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スポーツ 2020年03月25日 22時30分
スターダム岩谷麻優、1回戦失格も「木村花はいいライバルになる」
スターダム『シンデレラトーナメント2020』▽24日 東京・後楽園ホール 観衆538人 ブシロード傘下の女子プロレス団体スターダムが、毎年恒例の春の最強“姫”決定戦『シンデレラトーナメント2020』を24日、東京・後楽園ホールで開催した。 全16選手が参加する中、1回戦では渡辺桃、ジュリア、小波、朱里、中野たむ、刀羅ナツコが順調に1回戦を突破する中、林下詩美と舞華の因縁対決は、10分時間切れ引き分けのドローで両者失格に。1回戦から準決勝までは、10分1本勝負、時間切れ引き分けやオーバー・ザ・トップロープによる場外転落は失格になるというゲーム性の強いワンデートーナメントなだけに、引き分けによる失格は痛い。 1回戦の最後は、新日本プロレス1.4東京ドーム大会でのタッグ戦以来となるワールド・オブ・スターダム王者の岩谷麻優と、恋愛バラエティ番組『テラスハウス』に出場し知名度が上がってきている木村花の一騎討ち。花には来場していたテラスハウスの仲間からも熱い声援が飛んでいた。試合は花が強烈な張り手を見舞い、スタートダッシュに成功する。最近は長期戦が多く、試合の終盤に盛り返すスタイルの岩谷は出鼻を挫かれたかのように見えたが、花の勢いに乗せられたのか激しく応戦。お互いに場外転落を狙うも、花がコーナー最上段で卍固めを決めると、耐え切れなくなった岩谷の体勢が崩れてしまい、両者同体で場外へ転落したため、この試合も両者失格となった。 試合後、花は充実した表情を見せながら、「岩谷麻優ならやっても大丈夫と思って、普段やらないことをやったんですけどね。今までモヤシとか言ってましたけど、きょうは全然違うなと思った。今度はゆっくり試合をしたい。(岩谷の赤いベルトは?)もちろん!狙っていきます」とタイトル挑戦に意欲を見せると、岩谷は「去年は怪我で出られなかったので、今年は優勝して久しぶりにドレスを着たかったけど…コーナートップから卍固めをやられたら、花は体重何キロか知らないけど、耐えられない。気づいたら転落してたんですよ。でも、向こうも落ちたんで、自爆ですかね。同時に相手も落ちたのは良かった。花のあの肉付きを見たらヤバかった。そういう成長が見られたのは良かったですね。またやりたい。木村花はいいライバルになると思う」と花の存在を視界に入れたようだ。 「花とは初めての東京ドームで、最初に手を合わせて、初めてフォールを取ったりしてるので、やるならいい舞台で闘いたい。今年のトーナメントは悔しい。私は長期戦が得意なんですよ。10分じゃ足りないかなという不安があったけど、10分以内に決着がついた。私、親知らずを2本抜いてて、最初に張り手をしてきたとき、潰しにきてるなと思いましたね(笑)。この親知らずの痛みは張り手1発で倒せますから。赤いベルトを持ってるので。岩谷麻優を潰すという気持ちのある選手がいるということは、トップ選手の証。追われる自分が好きですね」 彩羽匠、ジャングル叫女、そして木村花と、岩谷包囲網が出来つつある状況を岩谷は「楽しい」と言い切った。女子プロレス界の棚橋弘至の異名を持つ岩谷は、やはり強い選手たちに追われ続けるのだろう。(どら増田)
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スポーツ 2020年03月25日 19時30分
ダルビッシュがメロメロでファンほっこり? 「見るだけで笑顔になってしまう」昨年誕生した長女への溺愛ぶりを披露
カブス・ダルビッシュ有が、25日に自身のツイッターに投稿。昨年11月12日に誕生した自身の長女について言及した。 ダルビッシュは前妻であるタレント・紗栄子との間に2人、現在の妻である女子レスリング元世界王者・山本聖子さんとの間に2人と合わせて4人の子供をもうけているが、この4人の子供は全員男の子。また、聖子さんが前夫との間にもうけた連れ子も男の子で、ダルビッシュ自身も男3兄弟の家庭で育っている。 そのこともあってか、昨年11月13日に自身のツイッターで長女誕生を報告した際には「戸惑っています。初めての女の子で。僕の兄弟も男ばっかりだったので、どう接したら良いか」と心境を吐露していた。 ただ、25日にツイッターに投稿したダルビッシュは、「やっぱり女の子の赤ちゃんは違う。フワフワでフニフニ。見るだけで笑顔になってしまう。ちなみにまだ口にキスしていません。一生しないつもりです」と長女への溺愛ぶりを明かした。 今回のツイートに返信する形で、ネット上のファンからは「娘さんが可愛くてたまらないのが伝わってきます、これからの成長も楽しみですね」、「男の子と違って女の子は肌質も雰囲気も違いますよね」、「自分の夫も娘に同じようなこと言ってました。なぜなんですかね?(笑)」といった反応が多数寄せられている。 また、「赤ちゃんへのキスはやめたほうがいいです!それが原因でうちの子供は虫歯になりました!」、「赤ちゃんが虫歯になるかもしれないのでその判断は正解ですね」、「キスだけじゃなく口移しも控えておいた方がいいですよ」といったコメントも複数見受けられた。 新型コロナウイルスの影響により、メジャーリーグは当初予定された26日から開幕が延期されており、現時点(25日18時時点)では開催時期について具体的な日程はまだ決まっていない。各球団の選手たちは各自で調整を続ける日々が続いているが、ダルビッシュはその合間で家族との時間も楽しんでいるようだ。文 / 柴田雅人記事内の引用についてダルビッシュ有の公式ツイッターよりhttps://twitter.com/faridyu
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スポーツ 2020年03月25日 18時30分
ソフトB・バレンティン「俺は野球がしたい」 移籍後初シーズンの早期開幕を切望、「長引くと調整が難しくなる」との声も
ソフトバンク・バレンティンが、24日に自身のツイッターに投稿。延期が続いているプロ野球の早期開幕を切望した。 セ・パ両リーグ共に、本来は20日に開幕する予定だった今シーズンのプロ野球。しかし、新型コロナウイルスの影響により、12日に行われた12球団代表者会議で4月10日以降に開幕が延期することが決まった。 さらに、その後3月23日に行われた12球団代表者会議では、4月10日の開幕は難しいとして同月24日開幕に再延期。また、今後の状況次第ではさらなる延期や、無観客での開幕になる可能性もあると複数メディアによって指摘されている。 各球団の選手が先の見えない状況に置かれている中、バレンティンは24日に自身のツイッターに投稿。「全てが早く終わることを願っている。俺は野球がしたい」と、早期の開幕を切望する旨を英語で投稿した。 今回の投稿を受け、ネット上のファンからは「自分も早くコロナが収まることを願って待ってます」、「選手が明るくプレーする姿を早く球場で見たい」、「今開幕するとK-1みたいにバッシングされるだろうから選手もファンももう少し我慢するべき」、「状況が収まるまで開幕は厳しいと思うけど、長引くと調整が難しくなるよなあ」といった反応が多数寄せられている。 また、バレンティンの投稿に対してはチームの同僚であるサファテも自身のツイッターで反応。投稿に返信する形で英語で「練習」と、涙を流す顔文字を6つ添えて投稿している。 2011年から2019年にかけてヤクルトでプレーした35歳のバレンティンは、昨年12月2日にヤクルトを自由契約となった後、「2年契約・総額10億円(推定)」の条件で同月16日にソフトバンクに入団。入団会見の際には「強いチームでプレーする夢がかなった」、「本塁打を30~40本打ちたい」などと今シーズンへの抱負を口にしていた。 2月16日から3月15日まで行われた今季のオープン戦では、「10試合・.350・2本・10打点・7安打」と順調な調整ぶりをアピールしていたバレンティン。ただ、開幕が遅れれば遅れるほど、試合勘が鈍り現在の調子を維持することが難しくなっていく可能性は高い。それだけに、バレンティンは早くシーズンが開幕してくれることを強く願っているようだ。文 / 柴田雅人記事内の引用についてバレンティンの公式ツイッターよりhttps://twitter.com/cocobalentienサファテの公式ツイッターよりhttps://twitter.com/dsarfate
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スポーツ 2020年03月25日 17時00分
投球中に「早よ前飛ばせよ!」? 元巨人・上原氏が告白、約20年前に自身をイラつかせた打者とは
元巨人・上原浩治氏が24日、自身のユーチューブチャンネルに動画を投稿。現役時代に手を焼いたダイエー(現ソフトバンク)の打者について言及した。 現役時代は巨人(1999-2008,2018-2019)、オリオールズ(2009-2011)、レンジャーズ(2011-2012)、レッドソックス(2013-2016)、カブス(2017)の5球団でプレーした上原氏。今回の動画では「NPB時代にヤバイと思った打者 パ・リーグ編」と題し、日本シリーズでの対戦経験を元に西武、ダイエーの2球団から合計5名を挙げたが、ダイエーからは城島健司、柴原洋の2名を選んだ。 2000年の日本シリーズで対戦したダイエーから両名を挙げた理由について、上原氏は「(自分は)ホームラン50本打つような人じゃなくて、中距離砲が苦手」と説明。ちなみに、同年のシーズン成績は城島が「84試合・.310・9本・50打点・94安打」、柴原が「135試合・.310・7本・52打点・161安打」となっている。 続けて、上原氏は「打率を残すバッターは嫌だ。(あとは)三振が少ないバッターとか」と発言。「ミートがうまい打者は、ファールで粘ったりとかやってくる」と球数を稼がれる点が苦手といい、対戦時には「早よ前飛ばせよ!」と思うこともあったという。 「1イニング15球が僕の理想。それが(彼らと対戦すると)20球とか超えてくるから、『1イニング投げるの少なくなるやんけ』と思いながら(投げていた)」という上原氏。「そこでアウトならまだいいけど、ヒット、フォアボールだったら(ダメージが大きい)。『こんだけ投げてフォアボールかい』みたいな」と当時の苦戦ぶりを振り返っていた。 今回の動画のコメント欄やネット上には、「当時のダイエーだと小久保(裕紀)、松中(信彦)の方が怖いのかなと思ったけど違うのか」、「一発のある打者より当ててくる打者の方が苦手なのは意外」、「球数稼がれたら先発は早い回で降板を強いられて、結果的にその後の継投にも影響するからなあ」、「早く前飛ばせって言うのは昔工藤(公康)も同じようなこと言ってた気がする」といったファンからの反応が多数寄せられている。 2000年の日本シリーズ第3戦に先発し勝利投手となったものの、城島には1本塁打、そして柴原には3安打を許している上原氏。同戦から約20年が経過した現在でも、両名に苦戦した印象は強く残っているようだ。文 / 柴田雅人記事内の引用について上原浩治氏の公式ユーチューブチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UCGynN2H7DcNjpN7Qng4dZmg
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スポーツ 2020年03月25日 11時35分
菅野・山田に「待った」の声 五輪延期で稲葉監督も続投、影響が大きいのはメジャー挑戦が囁かれる選手か
東京五輪の1年程度の延期が確実となり、侍ジャパンにも“異変”が…。 3月24日夜、東京五輪組織委の森喜朗会長と武藤敏郎事務総長が会見を開き、東京五輪を延期させる方向性について説明した。その会見を受けてだが、球界の動きはかなり早かった。 「稲葉監督の任期? 続投。その方向で行くから」 同日、侍ジャパン強化委員会の委員長を務めるNPB・井原敦事務局長など、複数の幹部から稲葉篤紀監督の契約任期を延長させる発言が聞かれた。 「東京五輪組織委が会見を開き、延期の方向性を明確にしたのは午後9時過ぎ。NPBから稲葉監督の契約延長が出たのは、その約1時間後でした。こんな短時間で監督人事を決められるはずがない。五輪組織委は主要各競技団体に『五輪の延期』を伝えていたんでしょう」(ベテラン記者) 稲葉監督の契約任期は「2020年夏の東京五輪まで」だった。もっとも、当初の予定では、五輪の成績に関係なく、21年3月の第5回WBCは新監督で戦うとされていた。これで、稲葉監督は来年、WBCと五輪の両方を指揮することになった。金子誠ヘッドコーチ以下、全コーチも残留するという。その手際の良さからも、やはり延期の事前通達は間違いなさそうだが、12球団は“否定的な見解”を見せていた。 「WBCと五輪を同じ年にやるということは、選手の調整が難しすぎる。WBCに選出される選手は2月にトップレベルに持っていけるよう調整しなければならないのに、夏にもまた世界大会を戦うなんて、体力的に見て無理。特にピッチャーは…」(在京球団スタッフ) 「2月にトップレベル」に持っていく調整は、確かに難しい。WBCで好投した投手が同年のシーズン成績がイマイチという傾向は過去4大会で多く見られた。 そうなると、初春のWBCとオリンピックでは投手を総入れ換えするくらいの配慮が必要だろう。 「極論ですが、12球団にはWBCで世界一奪回の目標があります。オリンピックに野球競技を復活させたいとの目標もあります。でも、東京五輪の野球競技には6か国しか出場しません。予選大会には米国代表もエントリーしていますが、現役メジャーリーガーは出場しません。そうなると、自ずと優先順位はWBCが先となります」(球界関係者) 憶測の域を出ていないが、巨人・菅野智之が今オフ、ポスティングシステムを使って米球界に挑戦すると言われている。ヤクルト・山田哲人に関しても、同様のウワサが流れている。投打の戦力ダウンは必至。そう考えると、稲葉監督もよく、続投要請を引き受けたものだ…。 「菅野、山田に『待ってくれ』と泣きを入れることになるかも」(前出・同) WBCと東京五輪、その優先順位が問われることになりそうだ。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2020年03月25日 11時00分
那須川天心&白鳥大珠、RISE大阪大会中止も前を向く!
キックボクシング団体RISEは24日、来月12日に開催を予定していた今年初のビッグマッチ『RISEワールドシリーズ2020 1st Round』大阪・エディオンアリーナ大阪(大阪府立体育会館)大会を、新型コロナウィルスの感染拡大状況の影響により、中止にすると発表した。 同大会では、昨年好評だったRISEワールドシリーズの階級を変えたトーナメント(白鳥大珠は2階級制覇を目指し連続参戦)と、那須川天心への挑戦権も懸けられたアジアトーナメントのそれぞれ1回戦と、天心の今年初戦となるスーパーマッチなどが組まれていた。昨年の大阪大会は5,850人(超満員札止め)の動員を記録しており、今大会も開催すればたくさんの格闘技ファンが集まったのは間違いなかっただろう。 しかし、現在の大阪府は再び不要不急の外出や、大規模イベントの自粛ムードが広がっている。22日に決行したK-1埼玉・さいたまスーパーアリーナ大会に対する国民の反応も、少なからずとも影響した感は否めない。 今回の決定に、天心は「苦渋の選択です。プラスに 捉えるしか 無い これ以上 広がらない為にも!みんな 一つになって 力を 合わせましょう!」「1人じゃ 何も できないかも しれない けど 1つになれば なんでも できる」と前向きな発信を行うと、白鳥も「楽しみにしてくれてた皆さんには申し訳ないですが賢明な判断だと思います。これ以上広がらないためにも。次もどうなるかはわからないけど来たる日のために準備しときます!」と前を向いた。 RISEでは「6.14神奈川・ぴあアリーナMM大会を開幕戦とし、後の2大会は会場を調整したい」としている。 天心の2020年の闘い始めを楽しみに待ちたい。(どら増田)
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スポーツ 2020年03月24日 22時30分
“創設者”武藤敬司がW-1を語る!「実は一番上がりづらかった」
4月1日の東京・後楽園ホール大会をもって活動休止するプロレス団体、WRESTLE-1(W-1)の創設者である武藤敬司が23日、取材に応えた。当初、武藤は4月上旬にアメリカ遠征が入っていたため、ラスト興行には参戦できないとされていたが、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けて、アメリカ遠征がキャンセルになったため、武藤は、カズ・ハヤシ&近藤修司&河野真幸と組み、稲葉大樹&土肥孝司&芦野祥太郎&羆嵐とメインイベントで対戦することが決定した。 「やっぱり、W-1は全日本プロレスからの流れでできた団体だからね。最初は大体の選手が全日本から移籍してきたわけだけど、全日本時代を100としたら70ぐらいしか来てねえんだよな。何人かは全日本に残ったからね。ということは、100だった全日本時代よりは団体をやっても劣るわけだ。その中で何を見せていけばいいのかと考えなきゃいけなかったんだけど、そういう戦力的に劣った部分をひっくり返す極めつけのアイデアが俺の中にはなかったからさ。きっとスターも作らないといけなかったし、いろいろ試行錯誤しながらやっていく中で、最初は『ハッスル』みたいなこともやってたよな。かと言って、リング上だけはしっかりしようということで模索しながらやってたけど、俺にしてみれば『ふ〜ん、そうか』っていう感じでさ。これは俺の発想の中にはなかったことだから。好き嫌いはともかくとして、『これが新しいプロレスなのか』って思ってたんだけど、いつの間にか普通のプロレスに戻っててさ(笑)。普通のプロレスに戻った時点で、スケールダウンした感は否めないよ」 武藤が話すように、旗揚げ当初のW-1はエンターテイメント色の強い団体だったように思う。現在、新日本プロレスで活躍中のSANADAは、W-1でエースの哲学を磨いていった。征矢学をスポークスマンにするなど、様々な実験を行ってきたが、武藤の怪我などもあり、スポット出場するようになってからは、離脱者も続出し、若い選手を中心とした「普通の」プロレス団体になっていったのは否めない。W-1として団体の特色が出せなかったのだ。 W-1最後の試合は、オリジナルメンバー主体でのマッチが組まれた。 「気負いもないし、言っちゃあなんだけど、W-1はなくなってもプロレスは永遠に不滅だからね。これからW-1のレスラーはそれぞれ己の力だけで生きていかなきゃいけないわけだけど、それは俺も一緒だから。そもそも、プロレスラーは個人事業主だからね。まあ、中には辞めていく奴もいると思うよ?その後の人生のことを考えてね。そういうこともありつつ、最後の試合にはしっかりした気持ちで臨みますよ。(最後の試合は)W-1の上層部vs今のW-1でトップを走っているレスラーだよな。正直な話、W-1の選手ってそう絡みがないからさ。W-1に所属していながら、ここ数年はW-1の試合よりも外の団体のほうが多かったからね。なぜ多いかって言われれば、それはどこの団体でも俺を招く理由があるわけだ。ただ、W-1の場合は逆にそういうのがねえもんな。だから、逆に接点がなかったというか、W-1のリングが実は一番上がりづらかったという部分もあったよね。ただ、今回は最後だからっていう理由が生まれたしさ」 自分の団体より他団体の方が、出場する「理由があった」と武藤が話したのは今回が初めてではない。新日本に所属しながら、全日本に上がっていた時期にも同様の発言をしており、その後、全日本に電撃移籍をした過去がある。しかし、今回は「最後だから」という理由があるという。 「カズはどこに行ったって生きていけるよ(笑)。そこは俺と一緒だよ。でも、逆に社長業を経験したわけだから、プロモーターとしても生きていけるよ。もう団体はやらないと思うけど、いつかカズが興行やるってなったら、そこに今の選手たちも集まるかもしれねえしな。これからどんなことをやってくれるのか、楽しみにしていますよ。7年弱応援していただいて、本当にありがとうございます。あとはウチの選手が各々己の力を信じて旅立っていくからさ。ファンの人もそれぞれ贔屓にしている選手がいるだろうし、そういう選手たちを追って応援してほしいよね」 最後にカズ・ハヤシ社長へのエールを送るとともに、W-1を応援してきたファンに対して感謝の意を述べた武藤。武藤もプロレスリング・マスターズの継続に向けて頑張ってもらいたいし、まだまだ色んな団体で存在感を見せつけてもらいたい。そんな武藤の首を若いW-1の選手が全力で狙いに来る4.1後楽園大会。「また見たい」と思わせたら、この団体の7年の歴史は報われるのではないだろうか。若い選手の奮起に期待したい。(どら増田)
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