芸能ニュース 2023年02月16日 07時00分
北島三郎、事務所の売上が半減し縮小を決断? 引退発表もあるか
歌手の北島三郎がMCを務め、1996年から続くBSテレ東の音楽番組「サブちゃんと歌仲間」が今年3月で終了し、今春のタイミングで自身の事務所「北島音楽事務所」に所属する歌手4人が事務所を卒業することを各スポーツ紙が報じた。 各紙によると、同番組は若手に露出のチャンスを与え、新曲やトークを紹介。北島が出演する唯一のレギュラー番組だったが、北島が昨年デビュー60周年を迎えたこともあり終了を決意。レギュラー番組だと、収録日と体調のいい日が重ならないこともあるという。 >>北島三郎、〝終活〟か 所属事務所が縮小報道、独立準備の歌手も?<< 事務所を卒業する歌手・原田悠里、山口ひろみ、北山たけし、大江裕の所属先は調整中。事務所は解散せず、唯一の所属タレントとなる北島の新曲が年内にリリース予定。 コンサートのゲスト出演のオファーも来ているという。ペンネーム「原譲二」としての作曲活動にも励み、競走馬の管理も行いつつ、まだまだ前線に立つというのだ。 「事務所の経営はコロナ禍に悪化。売上高はコロナ前の19年度までは約11億円で推移していたが、昨年度は約5億8000万円まで半減したうえ、8000万円を超える赤字も出してしまった。そもそも、いまだに北島が稼ぎ頭なので、稼がない4人を抱えていても仕方ない。事務所を縮小するのはやむを得ない決断だったのでは」(音楽業界関係者) 北島は昨年の1月1日にほぼ全楽曲のサブスクリプションによる配信を解禁。12月6日から8日に東京・明治座で「ファイナルコンサート」と銘打った劇場公演を行ったほか、1年かけて全国主要都市のファンに別れを告げた。 「もはや、歌手という肩書にしがみつかなくてもいいほど稼いでいる。そこで気になるのがいつ引退を迎えるのか。引退は大みそかのNHK・紅白歌合戦ぐらいの大舞台での公演が有力視されるが、今後はいつごろ引退時期を発表するかが注目される」(芸能記者) 北島の中ですでに〝引き際〟は決まっているのかもしれない。