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芸能ネタ 2018年11月10日 12時00分
“仕事を断らない”キティちゃんとのコラボも! COWCOW、「あたりまえ体操」世界進出秘話・単独ライブについて語る
“仕事を断らない”キティちゃんとのコラボも! COWCOW、「あたりまえ体操」世界進出秘話・単独ライブについて語る本文) COWCOW(多田健二、善し)は、かつて漫才を武器にルミネtheよしもとで「劇場番長」と呼ばれたお笑いコンビ。世間では「あたりまえ体操」で脚光を浴びたが、『R-1ぐらんぷり』では多田が優勝、善しも4年連続決勝に進出するなど、それぞれの実力は折り紙付きである。 結成25周年を迎え、単独ライブ『COWCOW 25th LIVE 〜あのひとはFinally ぼくらはAnniversary〜』を開催する彼らに、ネタのことや世界進出した際の話など、たっぷり語ってもらった。ーー結成25周年の記念ライブ。まずはテーマを教えてください。多田:ざっくりと言うと今までの集大成。過去の代表的なネタ、リニューアルしたネタ、“やりたい”と思ったネタ、最近作ったネタなど、僕たちのネタを全部出し切るという感じです。漫才やコントはもちろん、歌ネタやジャンルに囚われないネタ、VTRも楽しんでいただけるようにしています!ーーCOWCOWさんのネタにある「あたりまえ体操」や「こういう人知りません?」などは、やはり単独ライブだからこそ披露できるものなのでしょうか?多田:やっぱり歌ネタは普通の寄席ではできないというか、漫才が名刺代わりというか……。漫才はアーティストでいうシングルなので、アルバムに入っている歌は単独ライブでしかできませんからね。だから今回の単独ライブでやっとお見せできるというか、“時が来たな”という感じです。もちろん漫才もやるんですけど、僕らはいろんなネタを持っているので、すべてを皆さんに見てほしいです。ーー多田さんがおっしゃるように、COWCOWさんのネタは本当に多種多様だと思います。どのように作られるんですか?多田:僕が思いついたものを「こんなんしたいねんけど」って相方に相談して「それは漫才でやらずにコントでやったらえんちゃう?」とか「曲つけてこういうキャラクターの設定でやろう」とか言いながら2人で作り上げる感じですね。ーー善しさんは多田さんから相談を受けて、“こうした方がいい”というのが見えるんですか?善し:見えるというより、いろんな方向性があるというか、漫才とかコントよりは、絵を使って見せるとか、音を使ってみるとか、特にボケ・ツッコミがないようなコントもあるので、もともとの素材を一番見やすい形で……ということなんですかね。音を作るってなると「あたりまえ体操」で関わってくれた樋口太陽っていうのがいてるんで、そんなにハードルも高くないですし、絵を描くとなったら僕が描きますし。ーー「あたりまえ体操」など、外国の方が喜ばれるネタも制作されています。日本人との反応の違いなどはありますか?善し:海外の人も分かりやすく説明すると笑ってくれるイメージですね。実は「あたりまえ体操」は、単独ライブ以外でお客さんの前でやったのって韓国が初めてなんですよ。ーーそうなんですか?善し:当時、韓国で『お笑い日韓戦』ってゴールデン番組があったんですよ(笑)。事前に向こうの番組の方に、僕らのネタのVTRを見せたら「あたりまえ体操いいじゃないですか」って言われまして。僕らは「え?」って感じなんですけど、いざやってみたらお客さんの反応がすごくあったので意外でしたね。ーーインドネシアのテレビにも出演されましたが、やはり日本のテレビとは見せ方が違うものなのですか?善し:基本生放送で、収録しても撮って出しなので、ドリフの『全員集合!』のような昔の日本の番組みたいでした。多田:ある音楽番組で、僕ら芸人ではなくアーティストとして呼ばれたんですけど、出番が終わって楽屋に帰ったら、すごいイカつい男性がいて、向こうの方に聞いたら「アフマッド・ダニさんってインドネシアのNo.1ロックスターだよ」と言われまして。こっちでいう矢沢永吉さん的な……そのNo.1ロックスターと僕らが楽屋一緒やったっていう(笑)。ーー(笑)。今回の単独ライブはコラボレーションもあるとお聞きしました。多田:サンリオさんとグッズを出させていただきます。ありがたいことに僕らのネタとのコラボで、「アイアンメイシン」とキティちゃんのコラボTシャツとか、「うたの鬼ぃさん」とゴロピカドンのコラボグッズとか……本当に夢のようで(笑)。限定の数でやらせてもらいますので、皆さん早めにチェックしていただきたいです。ーーどういう経緯でコラボレーションが決まったんですか?多田:“キティちゃんはどんな仕事でも断らない”っていうネットニュースを見て、「え? そうなん?」みたいな(笑)。僕らの仕事も断らんのかなと思って直接連絡したら、担当者の方とお会いすることになって、「ぜひやらせていただきます」という感じで。善し:キティちゃんは昔から馴染みのあるキャラクターですし、ウチのオカンがサンリオさんのファンクラブに入っているので、誰よりもオカンが一番喜んでいるでしょうね(笑)。ーーCOWCOWさんのファンはもちろん、サンリオファンの方にも喜ばれそうですね。多田:ライブに来てくださる方が購入できるのですが、グッズ目当てで僕らを観にきて、COWCOWを知ってもらえたらそれはそれでありがたいです。ーー最後に一言お願いします!善し:25年の中でも一番観てもらいたいライブです。何年かして「あのライブ観たよ」って言われたら相当優しくします(笑)。もちろん、この後もいろんなことをしていくので、そちらにも続けて来てほしいです。多田:集大成なので満足していただけると思います。今回、“25万円ペアシート”(豪華ホテルの宿泊付ペアチケットとその他特典付)を用意したのですが、ありがたいことに売れたり、相方が25キロのダイエットに挑戦して、なんばグランド花月で計測したり、内容以外のところも充実しています。これを観に来ていただかないと「ほか何を観てくださるんですか?」という感じなので(笑)、よろしくお願いします。(インタビュー終わり) 豪速球のストレート、大きく落ちるカーブ、鋭いスライダーなど、多彩な笑いの変化球を客席に投げ込むCOWCOWの単独ライブ。一度ハマったら抜け出せない彼らの真骨頂のネタを、あなたも目撃してみてはいかがだろうか?【イベント概要】『COWCOW 25th LIVE 〜あのひとはFinally ぼくらはAnniversary〜』会場:ルミネtheよしもと日時:2018年11月17日(土)開場19:00/開演19:30/終演21:30(予定)前売¥3,000/当日¥3,500会場:なんばグランド花月日時:2018年12月9日(日)開場18:40/開演19:00/終演21:00(予定)前売¥3,000/当日¥3,500(取材・文:浜瀬将樹)
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芸能ネタ 2018年11月10日 06時00分
「この表紙。タイトル。笑い要素ないやん!」笑い飯・哲夫、初の青春小説は“全部パクリです”?
2018年10月29日(月)、笑い飯の哲夫が初の本格青春小説『銀色の青』を出版した。 哲夫はかねてより文学好きで、三島由紀夫作品を始め、多くの小説を読んでいるという。過去には漫才のM1グランプリで頂点を極めた笑い飯。お笑いと小説との違いや執筆に至った経緯についてインタビューを敢行した。――まずは、出版おめでとうございます。哲夫:いやいや、もうね、恥ずかしくてしゃあないんですよ。ありがとうございます。あー、恥ずかしい。『銀色の青』なんて、かっこええタイトルつけて。いや、恥ずかしいです。――2011年には、エロ小説「花びらに寄る性記」を出版されていますが、一般向けの本格小説としては今回が初。執筆にはどのようなきっかけがあったのでしょうか。哲夫:今回出版させてもらったサンマーク出版さんから、前に仏教についての本を出してまして。その出版社の方に僕が「こんなん書いてるんですよ」と小説を見せたら、「うちでも書いてくださいよ」といわれたのがきっかけです。エロ小説は男子中高生向けに書いたんですけど、まあ、男子中高生は活字なんて読まへんのですよね。僕も中高生時代、本なんてほとんど読んでませんでしたし。本を読む層っていったら、やっぱり20代以降の会社員とかOLさん。だったら、そこの層の人たちに届く内容がええなと思って。男性やったら、「ああ、こんなことあったなあ」って思う部分があるでしょうし、女性には「あの頃、教室におった男子ってこんなん考えてたんかなあ」と思ってもらえるんやないかと思います。――小説を出版されるお笑い芸人さんは多くいらっしゃいますが、「自分も」と思う気持ちがあったのでしょうか。哲夫:自分の名前で小説を出版したいという気持ちはそんなに強くなかったですね。今回も、これ別に僕の名前出さんでもええんちゃうん、と思ってますし。だって恥ずかしいやないですか。――「こんなこと考えているんだ」と読者に思われることがですか?芸人仲間に読まれることがでしょうか。哲夫:どっちもですね。もうね、この小説は過去のパクリなんです。全部パクリ。三島由紀夫も入ってるし、僕が読んできたいろんな小説がみんな入ってる。きっと、「これ、パクリちゃうん?」って思う人もおると思うんですよ。だから、先に「パクリです」と言っとこうと思いまして。だけど、読む人はそう思ってくれへんやないですか。「へー、哲夫ってこんなこと思ってんねやあ」って思われるでしょ。それが恥ずかしい。僕は芸人ですから、お笑いに振り切ってるんやったらええんですよ。だから、中身にはちょいちょい笑い要素も入れましたけど、この表紙。タイトル。笑い要素ないやん!――「恥ずかしい」の連呼ですね(笑)哲夫:たとえばですよ、お風呂で気持ちよう歌ってるのをオカンに聞かれるのって恥ずかしいと思うんですけど、その歌が誰か歌手の歌なのと、オリジナルの歌やったら、どっちが恥ずかしいかってことですよね。フィクション小説はそういう恥ずかしさがある。――自分の考えていることが丸裸になる恥ずかしさというか。哲夫:それ。いや、うまいこと言いますね、「お風呂」だけに「丸裸」。ほんま、それなんですよ。だから、「パクリですぅ」って言ってます。パクリです。でもね、こう思えるようになったのは40歳過ぎてからなんですよ。それまでは、0から1を作り出すことこそが至上だったんです。それができるとも思ってましたし。でも、今は過去の蓄積から創り出すことをよしと思える。小説の執筆は、そういう意味での節目でもありましたね。好きやったらどんどん過去のものも辿って触れますからね。だから、これは頭の中の本棚を抽出して書いた小説やと思ってます。――主人公にご自身を投影していますか?哲夫:全然してません。これも、ある小説家の方が「主人公に自分を投影しない」って言ってたパクリですね。――相方の西田さんは、今回の出版についてご存知なのでしょうか。哲夫:いや、何にも話してません。笑い飯は、自分だけの活動の話を相方にはしないコンビなんですよ。最近は相方の個人活動をPRする人もおりますし、それはそれで微笑ましいなあと思うんですけど、僕らは全然。向こうにされても嫌ですし、西田さんも僕が応援したら「気持ち悪っ!」って言うと思いますよ。やっぱり、相方って負けたくないような気持ちもありますし、ただの仲良しこよしじゃないんですよね。――作品を読むこともなさそうですか?哲夫:絶対読まへんでしょうね。今までのも読んでないと思いますよ。――お笑いと小説執筆とのスタンスの違いや、今後の活動の軸の変化はあるのでしょうか。哲夫:僕としては「ものを作る」ってところで、何も変わりはないんですよね。お笑いであっても、ふたり漫才なんか、ひとり芸なんか、大喜利なんかによって形は変わるわけですけど、根っこの部分は一緒というか。僕がお笑い芸人を目指そうと思ったのは、よくある「目立ちたい」なんですけど、ただ目立ちたいだけやなくて、人を喜ばせることをしたいんですよね。子どもに感動を与えたい気持ちもあります。僕が与えてもらった恩返しをしたいというか。あとは、それをお笑いやったり小説やったり、どういう形で世に出すかだと思うんで。主軸を小説に置くだとか、そういうことはないですね。――はじめに、以前のエロ小説は男子中高生向けに書いたとおっしゃいました。今回の『銀色の青』は、どのような人に読んでもらいたいですか?哲夫:20代以降の読書をする層が楽しんで読んでくれるものを書いたつもりですが、できればこの小説が話題になって、若い子にも届いたらええなと思ってます。そんで、そこから遡ってエロ小説も読んでもらえたら吉本が喜びます(笑)僕はビブリアバトルの審査員をやらせてもらうことがあるんですが、できたらこの場に『銀色の青』を持って出場してくれる高校生や大学生が出てきたらええなあ。小説が若い子の指針のひとつになれたら、嬉しいですね。(インタビュー終わり)『銀色の青』は、「笑い要素を入れた」と話していたように、登場人物たちが言い合うジョークもありながらも、描かれている10代の少年の心の機微にのめり込むような内容。苦いような、苦しいような、あの頃の感情を思い出す人が多いのではないだろうか。読書の秋はまだ始まったばかり。ぜひ読んでみてほしい。取材・文・写真/卯岡若菜
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芸能ネタ 2018年11月04日 12時00分
坂道グループ・吉本坂46の実態も暴露? トレンディエンジェル、原点回帰の単独ライブについて語る
5年ぶりに復活した『M-1グランプリ2015』で敗者復活戦から勝ち上がり王者となったトレンディエンジェル(斎藤司、たかし)。「斎藤さんだぞ」「ペッ!」などのギャグで一世風靡し、テレビ業界を席巻するだけでなく、斎藤の歌唱力を引っさげてエンタメ界をも盛り上げている。 そんな彼らが11月9日(金)に、ルミネtheよしもとにて単独ライブ『Pe:structure』を開催するという。そこで、2人にインタビューを敢行。ライブのことはもちろん、先日彼らが合格し、CDリリースも決定した吉本坂46についても聞いた。ーー単独ライブのテーマから教えて下さい。斎藤:単独ライブは毎年やらせていただいていたんですけど、改めて「お笑いと向き合おう」ということで「(Re)Pe:structure=再構築」とタイトルをつけさせてもらいました。忙しくていろいろフワフワしていたので改めてしっかりお笑いをやろうと。ーーこれまでは歌やダンスなどのエンタメ部分に目を向けすぎたと。斎藤:そうですね。どこかアーティスト気質なので、そういうの一切無しにして「お笑いさせてもらいましょうか」みたいな。アイドルを目指していたと言っても半分くらいは現実が見えてきたというか。たかし:ようやく? レーシックしたの?斎藤:一応お笑いレーシックを……。たかし:(笑)。僕は、タイトル名やポスターの完成も最近知りましたし、我関せずというか……。ただ、ルミネでやるのが久しぶりなので、原点回帰ですね。ーーネタは漫才ばかりですか?斎藤:コントもほどよく入れています。歌はミュージカル(『レ・ミゼラブル』2019年4月東京・帝国劇場からスタート)やるんでね。歌を聴きたい場合はそちらに行ってもらって、とにかくネタばかりです。ーー普段コントをやらない分緊張するのでは?斎藤:僕らいつも台本上がるのが遅いので練習する時間が少ないんです。直前で出来上がっても「なんか違うんだよな」ってパターンもありますし、シンプルに完成しないパターンもあるし、宿題と一緒で締め切りがこないと「これで行こう!」と思えないんです。本番はライブ感満載なので、そのへんが楽しいですね。ーーたかしさんはギリギリで台本が上がった時戸惑ったりしないですか?たかし:もうさすがに慣れましたけどね。逆に焦らなくなったというか。劇場用のネタでも昔のイメージでは3〜4日前にはできるものだろうと思っていましたけど、いつのまにか前日とか当日完成が当たり前になって適応するようになりました。ーーネタは育てる方が辛いですか? 生み出す方が辛いですか?斎藤:育てる方が辛いですね。ある程度育ててネタを裸にするのは得意なんです。ただ、そこから服を着せるのが苦手で。ーーネタの構成が悩みどころなんですね。斎藤:だからこの単独ライブのタイトルが「構築」って一番向いていない言葉(笑)。ただ、ネタ作りは机の上でやるもんじゃないなって思っているので、2〜3割しかできていなくても練習しながら作っていった方が完成することも多いです。ーー芸人さんの話でよく「たかしさんのツッコミが上手い」と聞くのですが、斎藤さんはどう思いますか?たかし:よく聞きますね。巷だと(笑)。斎藤:こいつ友だち多いんでね。たかし:組織票(笑)。斎藤:意外とこう見えて論理的にネタを見てくれるというか。そのへんは信じていますけど、まあでもツッコミ向上心を感じない。ボケるのが好きですし、プレッシャーを感じるのが大っ嫌い。「俺がそういうところ行きたくない」、「責任を負いたくない」ってヤツなんで。ーーただ、たかしさんみたいな相方がいると緊張がほぐれるというか。斎藤:そうですね。舞台上で緊張している僕をイジったりすることもありますからね。ーー斎藤さんは結婚されましたが、ネタの設定案を出す際にカラーが変わった……など変化を感じることはありますか?斎藤:ガッツリはないですかね。ただ社会的にはなってきましたね。ネットで悪口書くヤツが大っ嫌いなんですよ。どうかしてると思いますし、自分も書いたことないので子どもに「こういうやつには育ってほしくない」とは思っています。だから、いつかネットで悪口を言うヤツをボロカス言うってネタを作りたいです(笑)。ーー吉本坂46についてもお聞きしたいのですが、やっぱり吉本内でアイドルをやるとなった時に、そこは無視できなかった?斎藤:僕が理想とするアイドルじゃないって思っていたら、正直予感が当たりましたね。たかし:でも、まだ分からないでしょ?斎藤:おじさんの中におじさんが入っただけですよ? そういうのは望んでいなかったので正直複雑でしたけど、PV撮ったスタッフの方や振り付けの先生がすごい熱でやってくれたので、今はその恩返しをしたい気持ちがあります。たかし:吉本坂にいれば一生安泰ですし、将来は確約されていますからね。秋元康と吉本興業ですよ? こんな最強の組み合わせないでしょ?ーー選ばれた時はどう思いましたか?たかし:確実にデビューしたわけではないので、まだ(ドッキリだと)疑っていますけど、CD出して2〜3ヶ月経った世間の反応を見てですね。斎藤:疑心暗鬼だよね。僕はメンバーチェンジをしてほしいです(笑)。選抜に選ばれましたけど、その下のユニットが実質1軍なんですよ。なぜかというと、選抜メンバーはおじさんばかりでメディアに出ている人たち。その下のユニットは、人気もあって世界一にもなったダンサーもいる。オーディションの時に練習した曲があるんですけど、欅坂46のファンから「欅坂にくれよ!」って言うほどすごくキャッチーだったんです。で、フタを開けたらその曲が下のユニットにいったんですよ……これでバカでも、あ、そういうことなんだって(笑)。ーー最後に単独ライブの見どころを教えてください。斎藤:金曜日ですし、来やすいかと思います。ただ、この日嵐がライブやってたら厳しいですね。客層がかぶっちゃうので。たかし:ゲストもない2人のみのライブです。裸一貫でやります。なんなら1回は裸で出ますので(笑)!(インタビュー終わり) トレンディエンジェルが本気で挑む単独ライブ。漫才はもちろん普段は観ることができないコントも楽しめるので、ぜひ足を運んでみよう。トレンディエンジェル単独ライブ「Pe:structure」【日時】2018年11月9日(金)開場19:00/開演19:30/終演21:30【料金】前売¥3,500/当日¥4,000(取材・文:浜瀬将樹)
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芸能ネタ 2018年10月22日 23時00分
デヴィ夫人がマジギレ、野呂佳代はずぶ濡れで地べたに…地上波では絶対無理、野性爆弾がAmazonに帰ってきた!
昨年からAmazonプライムで配信されている野性爆弾(くっきー、ロッシー)の冠番組『野性爆弾のザ・ワールド チャネリング』が話題を集めている。10月19日からはシーズン2が配信開始となった。野性爆弾の2人が、ゲストとともにロケへ出かけ、好き放題する内容の同番組。今回はくっきーとロッシーにインタビューを敢行し、彼らの番組に対する想いや現在の活躍について聞いた。ぜひご覧いただきたい。ーーシーズン1、“1 1/2”を経て、いよいよシーズン2の配信が始まりました。今回お話が来た時はどう思いましたか?くっきー:身内では「評判がいい」って噂だったんですよ。だから(話が)来た時は「はいはいはい。でさぁなぁ(ですよね)」という感じで。ロッシー:単純に嬉しかったですね。2の前提の“1 1/2”があったのに「次ないんかい!」ってなるよりはスッキリしたというか。くっきー:毎回担当している社員に会うたびに「2、あんの?」って聞いてたんすよ。「ほぼ確(ほぼ確定)ですね」とか「あと判子つくだけ」とか言うてて「いつやねん」って焦らされていて、ようやく来た感じです。ーー収録した手応えはいかがでしたか?くっきー:バッチリやないっすか。チリバツです。ぶっ飛びバラエティー番組を作れたと思います。1が100点やとするならば、2は150点くらいあるんじゃないですかね。ロッシー:良かったと思いますよ。あとは天候が見どころです。ーー2の♯1を観させていただきましたが、いきなり雨が降っていましたもんね。くっきー:でも、雨降った方が怒られた時に逃げやすいし隠れやすいんですよ。怒る側も傘を持って追っかけられないでしょ?ーー(笑)。10年前ほどに放送されていた『野爆テレビ』(ヨシモトファンダンゴTV)があって、『ワールド〜』はその進化版のような形になっていますよね。くっきー:『野爆テレビ』に関しては思いついたことをバンバン発言したり行動したりしてた番組やったんすよ。でも今はお笑いの仕組みがほんのり分かってきて、“振り”を作れるようになりましたね。ーー観る人にも伝わりやすくなったというか。くっきー:そうですね。ガキの頃やとフックとアッパーを打つしかなかったのが、ジャブでちらつかせながらストレートも入れられるようになったというか。ーー同番組にはゲストもいます。彩川ひなのさんら、打たれ強い人も出てきましたし、女性タレントやアイドルの活躍が目覚ましいですよね。特にすごいと思った人はいますか?くっきー:2にも出演する矢口(真里)と野呂(佳代)じゃないですか。あそこは完全なるピラミッドのてっぺんですね。その外にひなちゃんがおる。あれは別モンです。「私はどっぷりバラエティーでいいんです」って子は来ていただいて大いに結構なんですけど、将来を見据えて「女優になりたいんです」って子は(出演を)やめた方がいいと思いますけどね(笑)。でも、『ワールド〜』に出たことによって、あの子らが「よう頑張った」って応援されるようになったんで、それは良かったなと。たまにバッと叩かれるのって、ひなちゃんくらいちゃいます(笑)?ロッシー:(番組に出演してる若いアイドルは)そもそもそういうキャラクターやったんですよね。それでこの番組にカチッとはまったから、世間の人もびっくりしたんでしょうね。ーー大物ゲストで言うと、1では中尾彬さんも来てくださいましたよね。他に来てほしいゲストはいますか?くっきー:レベル高めで言うたら政治家の人ですね。石破茂さんとロケしたいです。「おい石破!」つって(笑)。ーー1も“1 1/2”もAmazonの評価が非常に高いのですが(10月15日現在、両番組ともレビューが平均4.5)、評判は気にされますか?くっきー:気にします。ええことしか書いてないし、けなしているの見たことないので、まぁ正解なんかなと。一部ではあるけど、こういうバラエティーを求めている人がおるんなら良かったです。ーー個人的にシーズン1の♯7、8『真夏をエンジョイ!千鳥とバーベキュー!!』が面白かったです。あれは本当にキャンプ場へ行くつもりだったのですか?くっきー:リアルに会場押さえてたんですよ。勝手に僕がノリでぐるぐる回るもんやから、スタッフが途中で「行けへんのんちゃうん?」ってなって「(会場を)バラせ」って。ほんまその場の思いつきです。ロッシー:「そういうパターンに入りはった」と思いましたね。シーズン2にも千鳥が出ているんですけど「どうなったかは観てください」って感じです。ーーツッコミの芸人さんと一緒にロケVTRを観るスタイルですが、内心どう思ってらっしゃるのですか?くっきー:ロケやっている時って別人モードに入ってんすよ。だからVTRを一緒に観ている時は、どちらかというと「マジいかれたヤツおるな」って客観的に観ています。ロッシー:ワーワー言うて楽しんでくれてはるのは嬉しいですけどね。一応クイズ形式になっているので「ここ問題になってるわ。どう答えるんやろ?」って思っています。ーー1では番組後半にミニドラマ『ソドム団長とゴモラ人間』がありましたが、2もあるのですか?くっきー:ありますよ。フット(ボールアワー)の後藤の奥さんが『ワールド〜』好きでキャッキャッ笑って観ているんですけど『ソドム〜』になった瞬間「気持ち悪い」言うて消すんですってウフフ。そういうの聞いたんで、もっと分かりやすい設定にした痛快ムービーです。あと泣ける(笑)。ーー現在ご活躍されているお二人ですが、世の中とリンクしない時期もあったと思います。分かってもらえない時期のモチベーションは何だったのですか?くっきー:身内が「面白い」って言うてくれたからですね。客笑わずとも身内が喜ぶみたいな。ーーお仕事がたくさんある現状についてはどう思っていますか?くっきー:明日の仕事が何かも知らないような状態なんすよ。未来を見ていないというか目の前のものを退治しているだけなんで。バチバチ売れたなって感じはしないですけどね。ーー今後やりたいことはありますか?くっきー:リアルに言えば、ゴールデン番組とかで裏回しして、5年後くらいにMCやっていればええなと(笑)。ロッシー:『ワールド〜』がずっと続いたら最高ですね。もっと偏ったやつをやってもいいでしょうし、まだまだ楽しめそうなことがたくさんありそうです。ーー最後にシーズン2のみどころを教えてください。ロッシー:デヴィ夫人がゲストで1日一緒にいたんですけど、最終的に相方にすごいことを言うて終わるのでお見逃しなく。そんなこと言う人、会ったことなかったので(笑)。くっきー:圧倒的に嫌われていたんで(笑)。車で道を走っていて右曲がらなアカンところで全然行けるのにわざと止まったりしたんすよ。それで「あんた行きなさいよ」って背中めっちゃパンチしてきて「マジでキレてるな」と思って(笑)。最終的に懐に入っていい関係になったんですけど、なかなか怖かったですよ。「これマジでキレてんのか? ここは芝居なんか?」っていう感じを観てほしいですね。(インタビュー終わり) 『野性爆弾のザ・ワールド チャネリング シーズン2』は、10月19日に全話が一挙に配信開始となった。コアなバラエティーを求めている人は、ぜひ一話残らず観てほしい。(取材・文:浜瀬将樹)
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芸能ネタ 2018年10月21日 12時00分
「ダメよ〜ダメダメ」でブレーク“世の中やばいな”と思った? 日本エレキテル連合の最新DVDには更にキワモノが満載!
2014年に「ダメよ〜ダメダメ」のセリフで一世を風靡し、同年の新語・流行語大賞の年間大賞を受賞した日本エレキテル連合(中野聡子、橋本小雪)。彼女たちは現在も単独ライブを精力的に行い、そのクオリティの高さで話題を集めている女性お笑いコンビだ。10月24日に専用サイトで発売されるDVD『パルス』は、2018年6月に開催した単独公演を収録したもので、2人の真骨頂が垣間見えるネタを集約している。 今回は、中野と橋本に同作について、そしてブレーク中の想いなどについて大いに語ってもらった。このインタビューを通じて、今の日本エレキテル連合の魅力を知っていただきたい。ーー今回の単独ライブのテーマは?中野:後づけなんですけど、“昭和感”ですね。テーマを決めずにネタ作りをしたんですけど、改めて(ネタの)構成を見ると“昭和の社会背景がテーマだな”って。ーータイトルの『パルス』はどこから?中野:芸歴10年の芸能生活の中で意外と“波がある”と感じたので、「ほかの言い方がないかな」と考えた時に『パルス波形』を思いつきました。パルスは電気信号のひとつ。毎回単独ライブでは電気をテーマにタイトルをつけていたこともあったので、ちょうどいいなと。ーーその波は今どの状態ですか?中野:ちょうどいいところです。波形が下がることはないんですけど、メディアに露出したり、流行語大賞を獲ったりというのもありましたからね。今は平穏。死んでるようにピーって。橋本:死んでんのかい(笑)。中野:今が一番落ち着いていて楽しいかもしれないです。ーー中野さんはネタ作りをされていますが、単独ライブのコントはどこから作り始めましたか?中野:毎年(単独ライブで)変な歌を作るんですけど、今回はフォークソングをテーマに『火炎瓶の唄』(配信リリース中)の歌詞を書いて、(同曲を歌う)『けんいち&じゅんこ』のコントを作りました。ーー橋本さんは中野さんが作る世界観の強いコントを初めて見る人だと思いますが、どう思っているんですか?橋本:分かるやつと分からないやつがあるんですよ。だから、分からないやつはとことん聞きます。中野:私は「感じろ」って言いますね。聞いちゃダメだよ? 私だって分かってない時があるんだから(笑)。ーー「どう演じようか」みたいな具体的なプランを持ったりしますか?橋本:言われたままを演じます。(ネタ案を)言われて、聞いて、全部分かっていなくても、返ってきた答えをとりあえずやる。あまり深く考えないです。ーー噛み砕くというか。橋本:噛み砕いても砕ききれないので、それを考えずに「Don't think, Feel!」で言われたままやっています。ーー中野さんはプレイヤーとしての橋本さんをどう思いますか?中野:自分が監督だったら「絶対使いたい」と思います。言われた通りにやってくれるんですよ。己を入れないし「ここはこういうキャラクターにしたいんだけど」みたいな提案もないんです。その代わり「このキャラクターは渡部篤郎さんみたいにして」という演出はしないといけないんですけど。ーー(笑)。今回のライブで言うと「誰の演技をしてくれ」みたいなものがあったのですか?中野:『保健室』のコントは野島伸司さん脚本の『リップスティック』(1999年・フジテレビ系)の窪塚洋介くんの演技ですね。「◯◯だよー」みたいな。ちゃんとドラマを観て研究してやってくれています。あと『追悼番組』は(桂)ざこば師匠です。ーーコント『ピンクの電話』は、昨年あたりから原型のようなネタを披露されていて「似てる」とネットでバズっていました。そもそも始めたきっかけは?中野:ライブでピンクの電話さん(竹内都子、清水よし子)がいらっしゃった時に、よしこさんの真似をしてみたら割とできたので「オマージュしよーぜ!」って。これも同じパターンで「都子さんを研究して」って言いました。ーー両者ともクオリティが高くて驚きました。中野:よし子さんは誰でもできるんですけど、都子さんは面白いのにやる人も少ないですからね。橋本:穴場だったので(笑)。中野:(都さんの真似が)どんどん似てきて、今度似てくると悪意が入り始めちゃって。さらに顔芸も入り始めて……おふたりに公認していただいた後にどんどん足していきました。橋本:共演させていただいた時に打ち合わせがあったんですけど、(都さんが)目の前に座られていてずっと表情を見ていると、(変顔をしながら)考える最中にこんな顔になるんですよ。中野:失礼だな(笑)。ーー現在は単独ライブはもちろんYouTubeで動画配信もされていますが、他にどんな活動をされているんですか?中野:事務所ライブや他のライブに呼ばれて出たりしています。ーー客層によってネタを変えたりするものですか?中野:私たちのネタは観る人を選ぶネタなので、ウケない時は本当にウケない……。橋本:10か0みたいなところかがありますね。ーー『パルス』のお客さんの反応はいかがでしたか?中野:割とポップな方で、分かりやすさを重視したので「“ダメよ〜”の人たちのネタを観に行こうか」っていう人でも、割とスッと入ってくれたので精神衛生上良かったですね。ウケたから楽しかった。今までは「おのおの、感じたところで笑えばいいよ」ってお客さん任せにしていたところがあったので、今回は誘導した感じです。ーーでは、次回は前のスタンスに戻しますか?中野:いや、味をしめたので戻さないですね。「前が良かった」という人もいるかもしれませんが、分かりやすく『エンタの神様』(日本テレビ系)ばりにテロップを入れるようなイメージでやっていきたいです。ーー『ダメよ〜』でブレークした際はどういう気持ちでしたか?中野:「世の中やばいな」と思いました。マイノリティなネタなので「これで世間に出るのまずくないか?」って。橋本:びっくりしたくらいで実感がなかったです。でも後々「すごかったんだ」って思うようになりました。ーー世に出たことでメリットはありましたか?中野:みなさんに知っていただけないと単独ライブなんてさせてもらえないと思うので、それは良かったです。橋本:生活ができるようになった(笑)。前はバイトが大変で、家の電気が止まることもありましたし。今は生活が安定してパソコンで好きな編集もできるので幸せです。ーー逆にデメリットは?中野:メリットの方が大きいんですけど、デメリットは小さいけど数が多くて……。色眼鏡で見られるようになりましたし、「“ダメよ〜”の人たちだ」って他のネタを観てもらえないとか。ーー今後の展望を教えてください。中野:今はすごく映像に興味がありますね。私たちアドリブができないので、撮ったものを編集して面白くする魔法をかけています。橋本:個人的には演じることが好きですし、何かを与えられてやることしかできないので、誰か私に何かを与えてほしいです(笑)。(インタビュー終わり)2014年の日本エレキテル連合しか知らないあなたは損をしていると断言できる。ぜひ、進化した彼女たちの勇姿を見届けてほしい。なお、本作品は専用購入サイトのみでの購入可能となっている。購入受付、詳しい注文方法についてはこちらhttps://www.valuemall.jp/SHOP/CLVS-2005.html(取材・文:浜瀬将樹)
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芸能ネタ 2018年10月14日 12時00分
相方・川谷の妻に怒られても、小堀はスタイルを変えない! 2丁拳銃、25年の集大成“100分ぶっ通し漫才ライブ”開催
2丁拳銃(川谷修士、小堀裕之)が、12月21日から東京、名古屋、大阪で『百式2018』を開催する。『百式』とは、彼らがライフワークにしている100分ぶっ通しで漫才をするライブのこと。当サイトでは、今年で結成25周年を迎えノリに乗っている彼らにインタビューを敢行した。 最近小堀は、日本テレビで放送中の『人生が変わる1分間の深イイ話』に登場し話題になっている。今回のインタビュー中も同番組による撮影があった。小堀は川谷の妻で放送作家の野々村友紀子氏から「(趣味の)音楽をやめろ」、「目から血出るくらいおもろいこと考えろ」などと罵られることもあるが、2丁拳銃の真骨頂はやはり漫才。話を聞くと2人のネタに対する想いがとにかくアツかった! ぜひ刮目していただきたい。−−『百式』を始めた経緯を教えていただけますか?川谷:それまでのライブだと、最初に漫才をやってコントを何本かして合間にVTRを入れて、最後に漫才をやって……というのが多かったんですけど、“漫才ライブをやりたい”ってなった時に、漫才をして、はけて(舞台から退場すること)、もう1回出て行って「どうも2丁拳銃です」みたいな。「これ何回見せんねん」と思った。もちろんそういう風にやる方もいらっしゃるので、いいんですけど、当時は(2人で)「それダルいな」って話になりまして。そこで「漫才を繋げてまえ」ということで生まれたのが『百式』なんです。ーー『百式』というタイトルは何から着想を得たのでしょうか?川谷:だいたい単独ライブって80〜90分くらいがいいとされているんですけど、その時間は中途半端。キリがいいということで100分にしたんです。僕らガンダム世代(アニメに「2丁拳銃」という名のモビルスーツが登場する)でもありますし、すぐに『百式』というタイトルが浮かびました。ーー『M-1グランプリ2003』で決勝進出する前の2002年からライブをスタートさせていますが、何かコンビ的に動きが欲しかったということなのでしょうか。小堀;9年目くらいやったかな。川谷:多分『M-1グランプリ』前で漫才に気合いを入れたい時やったんでしょうね。ーーいざやってみて、周囲の芸人さんの反応はいかがでしたか?川谷:「ようやりませんわ」とか言われたんですけど、みんなやろうと思えばできると思うんですけどね。「10分の漫才10本繋げたらいいじゃない」って返しますし、ぶっちゃけ覚えてなくても「行けるやろ」みたいな。漫才やから2人しかいないし、何とかなるというか。小堀:あと「先にやられたー」っていう子もいますね。同じ漫才ライブをやる言うても、みんな100分をそらして90分にしたり120分にしたりしますけど、長尺の時間としてはやっぱり100分がいいんですよね。ーーネタを羅列するスタイルですが、やはりお客さんを飽きさせない構成や工夫などは必要なのかなと素人ながらに思うのですが。川谷:バーッとネタ出しをして「ここ繋がりやすいな」とか。パズルみたいな感じですね。小堀:ボケ・ツッコミを変えたり、アホみたいな漫才コントを最後に長尺でやるという構成ですね。「イベントが1枚のアルバムや」と思っているので、変化球も必要かなと。川谷:音楽に例えるのやめよ? もうええやん!ーー(笑)。今年は名古屋や大阪でも開催しますが、会場の雰囲気や土地によってマイナーチェンジするのでしょうか?川谷:僕がクイズを出して、小堀がその問題に対して「ちょうどええ」答えを言うっていうネタがあるんですけど、これは土地のものを調べたりしてネタに入れたりはしますね。小堀:(交通ICカードの)スイカをイコカにするみたいなね。ーー「ちょうどええ」は、お2人の代表的なネタの1つですが、過去の『百式』で原型のようなものを披露されていました。やはり、ネタ番組や劇場で使えるようなネタもできるんですか?川谷:ここでやったネタを、劇場の出番におろすこともあります。小堀:シングルカットしていくみたいな。川谷:だから音楽で例えるのやめて! というか、それ逆じゃないの? シングルカットが先でその集大成がアルバムやろ。小堀:ファンからのリクエストの多いやつを“シングルカットしてみました”みたいなね。川谷:そんなアンケート取ってない!ーー『百式』スタートまであと2か月ほどですが、ネタの完成度はいかがですか?川谷:うちは遅いですよ。「たたき」は相方が書くので、そこができてからですからね。ーー小堀さんは作家さんとネタを作っているんですか?小堀:そうです。僕は喋り相手がいないと無理ですね。聞き手というか、なるべくイエスマンがいいです(笑)。自分で「こうこうこうで……」って話しながら「いや違うな」って思いたいんです。ただ、この喋り相手が相方やと違うんですよね。否定されずに「まずは言いたい」みたいな。ーー作家さんから提案もあるんですか?小堀:できるだけ“僕汁”というのを出したいんですけど、でも違う発想も欲しい。44歳にもなると、どんどん考えが固まっていくんですよ。それが嫌で、いろんな意見を聞いてやってみるっていうのもあります。でも「頑固」って言われますけどね。ーー川谷さんは一緒に作り出す時に何か気にしていることありますか?川谷:若い時は「これはこう」って捉えすぎていたな、って今になって思いますね。「じゃあやってみよか」が言えないというか……。もちろんそれが大事な時もあるんですけど、漫才は2人でやるものなので「もうちょっと自由にやらせて乗っかってみよか」という考えにはなりました。最近では、即興ライブに立たせてもらったり、中川家さんのコント番組に参加させてもらったり、お芝居をさせてもらったり。役者さんもまだ世に出ていないだけで面白い人がたくさんいるんですよ。そういうのを全部吸収していくうちに「2丁拳銃で楽しむのを忘れてた」って思いましたし「プライドとプライドでぶつかっている場合じゃないな」って、ここ2年でようやく考えるようになりました(笑)。ーー今年で結成25周年を迎えます。川谷さんは映画『火花』に出演したり、小堀さんは音楽もやったり、多方面でも活躍されています。振り返ってみていかがですか?川谷:この知識のまま10年くらい前に戻りたいって思います(笑)。小堀:僕もお芝居や音楽とか落語とか、いろんなことやっているんですね。結局それはそれで相方の奥さんに怒られたりしているんですけど、でもそのいろんなことが『百式』に返ってきたらええなと本当に思っていて……。特に今度の『百式』は、芸歴25年の集大成というか、なんやったら生まれて44年かかってできたネタをぶつけていこうとは思っています。川谷:もちろん小堀が、いろんなことをやっているのは知っているのですが、『百式』に返ってきた試しがないんですよ。“返ってきたらええ”と言うてるけど、「お前が一番やってないやんけ」っていう。ーー川谷さんの奥さんから怒られているシーンをよくテレビで見ますが、やっぱりスタンスを崩すつもりはないですか?小堀:……。川谷:いや、(ネタやライブに)返ってきたらええねんで?小堀:そうですね。やめる気はないですね。川谷:もう病気ですよ(笑)。小堀:「(音楽は)売れてからやれ!」って野々村さんは言うんですけど、“売れるためにやっているんだ”っていう想いがあったり……。川谷:いや、だから『百式』のためにやれよ!(インタビュー終わり)チケットは10月13日(土)から販売する予定。ちなみに、彼らの『百式』での足跡は、DVDでも確認できる。ライブに行く前に予習の意味でもチェックすることをおすすめする。(取材・文:浜瀬将樹)【イベント概要】公演名:百式2018日程:2018年12月21日(金)18:45開場 19:00開演会場:伏見JAMMIN’(愛知県)日程:2018年12月23日(日)18:30開場 19:00開演会場:HEP HALL(大阪府)日程:2018年12月28日(金)18:30開場 19:00開演会場:ルミネtheよしもと(東京都)
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芸能ネタ 2018年10月06日 12時00分
“神対応”で話題のノブコブ吉村、NYデビューしていた! 男気溢れる「ボーイレスク」への意気込みインタビュー
「ボーイレスク」をご存知だろうか。「バーレスク」の男性版で、ステージで踊りながら服を脱いでいく、「じらし」や「からかい」のパフォーマンスを楽しむショーのことだ。 9月28日(金、ニューヨーク現地時間)、世界バーレスクイベントのひとつ「NewYork BurlesqueFestival (ニューヨーク バーレスクフェスティバル)」に、平成ノブシコブシの吉村崇が出演を果たし、ボーイレスクパフォーマー「T.YOSHIMURA」として華々しいデビューを飾った。吉村はボーイレスクショーを東京・新宿で毎月開催している、 今回は、吉村とともにステージに上がったイシバシハザマのハザマ陽平、てのりタイガーのムラジュン(村潤之介)が同席する中、吉村にインタビューを敢行。イベントの様子や手応えについて聞いた。バーレスク・ボーイレスクを知らない人も、ぜひその魅力に触れてほしい。――当日のステージの動画を拝見しました。かなり会場が盛り上がっていると感じましたが、手応えはいかがでしたか?吉村:実際に行ってみるまではありませんでしたね。実際にステージを終えてから、「やったな」と思えた感じで。――ニューヨークの客は出来栄えの良し悪しにシビアな印象がありますが、特別な緊張感はあったのでしょうか。吉村:緊張感はなかったんですよ。ニューヨークはふるさとみたいなものなので。ハザマ:いや、何を都会ぶってるんですか。北海道の田舎出身じゃないですか(笑)吉村:田舎出身の3人がニューヨークへ(笑)。いや、でも本当に緊張はなかったんです。僕らが出演したのはイベントの2日目なんですけど、1日目も3人で見に行ったんですよね。すると、「あれ、こんなもんか?」って。「これなら勝てるんじゃないか」と。なのに、いざ2日目が始まってみると1日目とは全然レベルが違ってて。2組目を見終わったところで、「これはヤバい。ちょっと練習しに行こう」と外に出て、近くの河原で最後の練習をしました。久々の公園でのネタ合わせみたいでしたね。ムラジュン:「吉村さんかなり緊張しているな」ってふたりで話していました(笑)吉村:やっぱりニューヨークの人はシビアな面があるんですよね。最初に挨拶に行ったときは、何となくバカにされているというか、「日本人が来たぞ。おまえら踊れるのか?」みたいな雰囲気で。でも、結果を出せばすんなりと受け入れてくれるのがニューヨーカーだなと感じました。今回出たイベントはバーレスク・ボーイレスクの登竜門と言われているんですが、結果的に、僕らはいい名刺代わりになるステージを披露できたと思っています。――そもそも、「ニューヨーク バーレスクフェスティバル」への出演を目指していたのでしょうか。吉村:いや、全然。「ゆくゆくは、よしもとのボーイレスクユニットの中で、誰かが世界大会優勝を飾ればいいな」とは思っていましたけど。今回出演できたのは、社員が半ば記念的に応募したのがきっかけだったんです。書類選考として動画審査があるんですが、それを送って。動画も、応募用に撮ったわけじゃなく、ステージを撮っていたものから失敗がなかったものを送ってみただけ。僕らだけじゃなくて、ほかのメンバーのも送っていますし、ハザマ・ムラジュンのソロステージのも送ってる。その中で、唯一通ったのが僕らだったんです。まさか合格するなんて思ってもみなかったので、9月頭に知らせを受けたときはびっくりしましたね。――演目は「SAMURAI BOYLESQUE」。日本らしさを感じさせる演出でした。吉村:ソーラン節をアレンジした曲を使って、ハザマとムラジュンは忍者を、僕は侍をイメージした衣装を身につけて。徐々に僕が脱がされていく振り付けなんですが、オーソドックスなものではないんです。だから、「このスタイルが現地の人に受け入れられるのか?」とも思っていたんですが、大丈夫でしたね。改めて、日本好きな人の多さを感じました。来年は寿司と天ぷらでやろうかと思っています。ムラジュン:いや、それ絶対ダメでしょ!お客さんポカーンですよ!(笑)――よしもとでボーイレスクショーを始めたのが、今から1年ほど前。ナイトイベントから展開されたとお聞きしていますが、ボーイレスク自体はご存知だった?吉村:いや、知らなかったですね。バーレスクは知っていましたが、きらびやかな衣装でやるステージのイメージしかなかったです。ただ弁当を食べながらイベントを見るだけのスタイルだと、ナイトイベントとして面白みに欠けるとは思っていました。「これじゃ若者来ねえな」と。夜だからこそできる盛り上がりがほしいと考えていたところに、「こんなのあるよ」と教えてもらったんです。バーレスク・ボーイレスクはお酒あり、歓声ありのショーイベントで、出入りも自由。お客さんもドレスアップしていたりして、お笑いイベントにはない雰囲気を楽しめるんです。ただ、はじめは僕のイベントの常連さんだけしか来てくれなかったです。お笑いファンには「ボーイレスクって?」と思われ、バーレスクファンには「お笑い芸人がやるものなんて、ただの裸芸と一緒だろう」と思われてしまって。今は老若男女さまざまなお客さんが来てくれています。上は80代とか。――日本での周知度は上がっている?吉村:世界ではメジャーなんですが、日本はまだまだ。世界ではバーレスクだけで食べていけている人がいるんですが、日本では厳しいですね。――お笑い芸人だからこそ「こう関わっていきたい」というものはありますか?吉村:やっぱり、日本だとテレビにバーンと出たときにスポットライトが当たります。だから、今回僕らをメディアで取り上げてもらえることは周知につながるんじゃないかな。ハザマ:日本のボーイレスクはおしゃれ方向の演目ばかりだから広まらないって聞いたことがあるんです。その点、僕らはお笑い芸人なのでユニークな演目もできる。そうした広げ方があると思っています。吉村:ボーイレスクって幅が広いものなんですよ。きらびやかな衣装で踊るだけじゃなくて、面白さを磨いたものもある。定義がイマイチ定まらなくて、僕ら3人のイメージもきっと違う。ちなみに、僕にとってのボーイレスクは「ゆっくり脱ぐ」。一同:(笑)ハザマ:いや、ゆっくり脱ぐって! ちなみに、僕は「滑稽なストリップショー」だと思ってます。吉村:あ、それいい。それ使えばよかった。ムラジュン:気になっている芸人は多いですね。「吉村さんとやってる、あれ何?」と聞かれることがありますもん。吉村:吉本坂46に落ちた人とか、ボーイレスクに入ればいいと思うよ。芸人辞めちゃう人もいるから、受け皿になれればいいなと。ハザマ:逆に吉本坂46に受かってボーイレスク辞めちゃった人もいましたけどね(笑)。吉村:受け皿になれてない! まあ、うちは出入り自由ですので。――今後の野望は?吉村:11月に大きなイベントを行いますし、今まで通り毎月ショーは継続していきます。で、来年も世界イベントに応募するのかな。やっぱり世界大会優勝を叶えるメンバーが出てほしいですよね。あと、スポーツなんかの世界大会って「四大大会」じゃないですか。でも、バーレスクは「三大」なんですよ。だから、国内でバーレスクを盛り上げて、4ヵ所目を日本で開催したい。2020年の東京オリンピックまでは厳しいかもしれませんが、バーレスクの東京大会、実現させたいですね。(インタビュー終わり)お笑いの「下ネタ」とは違う、妖艶な魅力があるボーイレスクは、下品なエロさが苦手な女性でも楽しめる大人のショー。よしもとの芸人たちがパフォーマンスを行う「ボーイレスクショーButterfly TOKYO」は毎月開催。ぜひチェックしてほしい。▼イベントHP URLhttps://butterfly-tokyo.com/
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アイドル 2018年10月01日 17時30分
人気グラドル森咲智美は“おじ様”が好み? 元同居人・橋本梨奈と息ぴったりの「サガミオリジナル002宣伝大使」に!
毎年恒例の商品『サガミオリジナル002』の宣伝大使にグラビアアイドルの橋本梨奈、森咲智美が就任。9月28日、記念すべき10代目宣伝大使の2人がPRのためリアルライブ編集部を訪れた。 橋本は「日本一黒いグラビアアイドル」と称され、イメージDVDのほか今年9月に発売された写真集「RIRIKOI」も好評を博す人気グラビアアイドル。森咲も「日本一エロい!エロすぎるグラビアアイドル」との異名を持ち、昨年2月に発売したDVD『Virginal』は、同年のDMM.com「アイドル動画 2017年年間作品ランキングベスト100」で1位を獲得するなど今を代表するトップグラビアアイドルだ。 サガミオリジナルが発売されてから20周年。これまで相澤仁美や谷桃子らグラビア界の売れっ子が宣伝を担当している。新宣伝大使の2人に話を聞いた。――記念すべき10代目の宣伝大使に選ばれた率直な気持ちと意気込みを聞かせてください。橋本:はじめは驚きました! しかもサガミオリジナルが20周年で。宣伝大使をダブル(2人)でやるのが今回初めてなので拡散力も2倍になるように頑張りたいです。森咲:最初、サガミって聞いたときは“定食”の方かと思ったらこっちの方で(笑)最初はちょっと恥ずかしいかなって感じでしたけど、サガミオリジナルさんの方で勉強会をさせてもらって…今は胸を張っておススメしようと思ってます!――おふたりはプライベートで仲は良いんですか?橋本:事務所が同じなので月に何回も会いますし、前は2人で一緒に住んでたんです。――どれくらいの期間ですか?森咲:2年間ですね。橋本:同じタイミングで東京に出てきて、あたしが大阪で智ちゃん(森咲)が名古屋で。事務所が2DKのマンションを借りてくれて。部屋は別なんですけどシェアハウスみたいな感じで。2年同居してこの春からお互い一人暮らしになりました。――初めて会った時、お互いの第一印象はどんな感じでした?森咲:最初はなんか「ザ・関西人!」って思いましたね。橋本:あたしも「わっ、名古屋の人や!」って。森咲:え、どこが?橋本:なんか名古屋の人って品の良さ出してきません?(笑)森咲:あ〜、“見栄っ張り感”ね(笑)。でも関西人もある。最初、めっちゃ派手なキラキラした子来たぁ〜って思ったもん!橋本:確かに。めちゃめちゃ好きなんですよ、あたし派手なものが。――性格にも違いがあったりするんでしょうか?森咲:全然真逆なんですよ!橋本:あたしは休みがあったら“バァ〜!”って出かけてってタイプなんですけど…どっちかって言うと智ちゃんは…(森咲を見て)森咲:引きこもり(笑)橋本:(笑)。あたしはけっこう意見も言って「アレしよう、コレしよう」ってタイプですね。森咲:こっちは「なんでもOK」って受け入れるタイプですね。男性の好みもそんな感じで。橋本:絶対に好み、かぶんないよね〜! あたしは、すごいゴリゴリなマッチョ(な男性を)連れてそうって言われるんですけど、そんなことはなくて。アクティブで細マッチョな人がいいです! ムダなぜい肉がないくらいの体型で、脚とか細い人が理想ですね。あとモリモリ食べる人が好き! 性格は、あたしがけっこうわがままを言いたい方なので「なんでもいいよ」って言ってくれる人の方がいいですね。森咲:あたしはめっちゃ優柔不断なので、引っ張ってほしいです。“男気(おとこぎ)”がある人が良くて…割と年上のおじ様が好きなんです…体型はお腹が出てても「かわいいな」って思っちゃいます。お酒が好きなので、毎日一緒に晩酌してくれるようなタイプだとうれしいですね。――男性のこんなところにグッとくるというポイントはあったりしますか?森咲:しっかり仕事してる姿が好きですね。一緒にいても仕事の電話とかしてるみたいな。バリバリ働いて稼いでくるタイプ…経営者みたいな男性がいいですね。橋本:あたしは面白くて笑いのツボが合う人ですかね。あたしのボケにも笑ってくれて、その人のボケのチョイスもいい感じだと「いいな」って思っちゃいます。――今年は『ふたりのデート代20万円100組におごります!』というサガミオリジナルのキャンペーンも用意されています。理想のデートプランがあれば聞かせてください。橋本:沖縄の島ですね、無人島みたいな。沖縄に別称・クロワッサン島って言われてる水納島(みんなじま)っていう島があるんですけど、そこに行きたいですね。1回だけ行ったことがあるんですけど、海がメッチャきれいで! 普通に泳いだりしたいです。森咲:あたしはちょっとリッチな温泉旅行に行きたいです、ロケで行ったことがある伊豆とか。そこでおいしいご飯を食べ、美味しいお酒をたらふく飲みたいです。朝からでも昼からでもいつでもイケるタイプなので。橋本:あたしは(アルコール度数の)優しいものなら飲めるんですけど、すぐ顔に出るタイプなんです。赤黒いみたいになっちゃって(笑)。だから暗いところだと存在がなくなっちゃうんですよ!森咲:確かに気付かれにくそうだけど(笑)。あたしは毎日でも大丈夫なので、出来ることなら『二軒目どうする?〜ツマミのハナシ〜』(テレビ東京系)みたいなテレビ番組にも挑戦してみたいです。――橋本さんはどんな番組に出たいという目標はありますか?橋本:あたしは旅番組ですね。ちょこちょこ地方ロケに行ってはいるんですけど、もっと自分も楽しめるような番組に出られたらいいなって思います。――どちらも目標がかなうといいですね。では最後に「サガミオリジナル002」の宣伝大使として、リアルライブの読者にメッセージをお願いします。橋本:サガミオリジナルって薄さが有名だと思うんですけど、あたしたちも触らせてもらって本当にすごい薄くて、臭いもまったくないんです。ゴム製品ではないのでゴムアレルギーの方でも大丈夫ですし、入れ物のデザインもかわいい。ぜひ男性だけじゃなくて女性にも購入していただいて、キャンペーンにも参加してほしいと思います!森咲:素材がポリウレタンで熱伝導性がすごく良くて、かつ、この薄さなので相手の肌のぬくもりもそのまま伝わります。カップルの愛を深め合えるものだと思いますので、ぜひいろんな方に使っていただきたいです!【『ふたりのデート代20万円100組におごります!』キャンペーンサイトはこちら】https://www.sagami-gomu.co.jp/so20th
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芸能ニュース 2018年09月24日 12時00分
クロちゃんのtwitterに“嘘”はない? 炎上覚悟の「一般人は愚か」発言! 新『水ダウ』DVDは内面が露呈
TBSで放送中の人気番組『水曜日のダウンタウン』の新作DVDが、9月26日(水)に発売される。記念すべき第10弾の収録企画は、安田大サーカス・クロちゃんSPとなっている。・「起きたら人がいる」が結局一番怖い説・リアルクロちゃん・寝たら起きない王決定戦(モンスタークロちゃん)・フューチャークロちゃん 以上の企画が盛り込まれている。 今回、主役となったクロちゃんにインタビューを敢行。本人は、Twitterでつぶやくことは「嘘ではない」というがその理由とは? そしてあの娘との恋の行方は? じっくりとご覧いただきたい。ーー視聴者の方と同じタイミングでDVD発売を知ったそうですね。 「え? これも教えてくれないの?」って思いました。この間も、『尾行している人 尾行されていても気付かない説』(5月23日オンエア)ってあったじゃないですか。その放送分もネタバレはなかったし、たまたま同じ日に『うがい中にラリアットを食らうと不可避説』が放送されるって聞いて。観ていたら自分のTwitterがテレビに表示されて「何?」みたいな。オンエアも知らないし、DVDが出ることも知らないし、「どういう感情でいればいいの?」って(思った)。ーー前回、クロちゃんがクローズアップされたDVD(4巻)は、連行などがメインでしたが、今回はクロちゃんの内面をえぐるようなラインナップです。 去年、僕40歳になったんですけど、まさか厄年で全国民から「嘘つき」って呼ばれるようになると思いませんでしたよ!ーーまず事の発端は「起きたら〜」で、「歩いて帰る」とツイートしたのに、タクシーで帰った…という嘘ですよね。 嘘じゃないんです。僕からすれば、新宿から品川まで歩いて帰ろうとしてたら、途中で疲れちゃったからタクシーに乗っただけ。逆に「全部書かないといけない」っておかしくないですか? 本当にはじめのうちは歩いて帰ろうとしたんだから、途中で「タクシー乗るしん」って書いても……。僕、保護観察の身でもないから「別に関係ないじゃん!」って。ーーでも帰る途中で「頭の中でサライが流れている」ってツイートしていましたよね? タクシーに乗っていてもサライは流れてたから!ーー「起きたら〜」以降、“嘘つき”として注目を浴びているわけですが、SNSなど、視聴者から分かりやすいリアクションはありましたか? 去年の5、6月が「起きたら〜」のオンエアの日だったんですけど、それまでの僕のTwitterフォロワーが8万人くらいだったのが、今では37万人。「今どきだな」って思うことは、たぶん昔なら放送直後に「ドーン」って増えて終わりだと思うんですけど、今ってネットニュースがあるから、またそれで流れてきたりする。そういうのが相まって1週間以上フォロワー数が伸びていきました。ーー街中を歩いていても、一般の方の対応は変わったんじゃないんですか? 「やっぱりここらへん歩くんですね」とか「さっき目黒付近でアイス食べていませんでしたか?」とか言われて…みんなが探偵みたいになっています。ーー視聴者が『水曜日のダウンタウン』のスタッフになっているんですね。 番組でオンエアされているところって、移動中でマスクしたり帽子をかぶっているところだから、結局変装してもバレるんですよね。地方に行ってもその格好が目に焼き付いているから分かっちゃう。逆に変装しない方が目立たないんじゃないかなって思うくらいです。ーーダイエットしている雰囲気を出していますが、Twitterには載せないことも多いですよね。 はじめは注文していないパターンが多かったんですよ。例えば、定食を頼んでも足りなくて、ハンバーグを追加注文したけれど、それをもう1回撮って載せるのもおかしいじゃないですか。さっきの「タクシー理論」と同じなんですけど、僕、保護観察中じゃないから! あと、Twitterの140文字の中にパンパンに書くのをカッコ悪いと思っているので、きちんと内容を詰めて、なおかつ簡潔な文章がいいと思っているから載せないだけ。行間を読めない世間一般の人たちの方が「愚かじゃないですか?」って思うんです。ーーそんなこと言ったらリプライ欄に罵詈雑言が来そうですが。 言ったところでずっと炎上しているから大丈夫ですよ。火の大きさの違いなんてよく分からないです。どっちも熱いですから!ーー(笑)。続いて「リアルクロちゃん」ですが、マネージャーさんからアカウントの存在を知らされましたよね。 番組じゃなければ、ヤバい素人だから殺されるんじゃないかと思っていました。1回も「尾行されてるな」って思う場面がなかったから、HAL探偵社(同番組御用達の探偵事務所)はやべーなと思いました。ーーこうした企画って、他のタレントなら確実に炎上する案件だと思うのですが、この番組はいっこうに炎上しない。この実情をどう思いますか? 「クロちゃんはかわいそうに見えない」って……かわいそうですよ! コンプライアンス的に僕だけゆるいんですよ。以前テロップで「死ねばいいのに」ってあったじゃないですか(2018年2月28日オンエア分)。あの時はさすがに苦情がいったと思ったら、番組ではなくて、僕の所属する事務所に「お前最悪だな」って電話があったらしいし、最後のテロップを観て「スッキリしました」って言う人もいますからね。ーー「酔ったら起きない〜」で、初めて自分の“泥酔姿”を客観的に観たと思いますが、怖くなかったですか? 「あれくらい普通じゃないか」って思うんですよ。逆に誤算だったのは、僕が下に潜り込んでベッドが動いたじゃないですか。あれがセックスアピール的に「騎乗位ウマい」って思われなかったことですね。ダンサーとか激しく動くのが好きな人たちが「クロちゃんすごいからエッチしてみたい」って思うかな? って考えたんですけど、それはなかったですね。ーー世のダンサーを敵に回すような発言ですね(笑)。「フューチャー〜」でタレントの小林レイミさんとデートをしていましたが、まだ好きなんですか? 放送が終わってからLINEを送ったりしたんですけど、いつのまにか既読にならなくなりました(笑)。元はとりたかったからデートをして、きちんと結ばれようと思ったけど叶わずでしたね。ーー最後にDVDで観てほしいポイントを教えてください。 嘘をついていると思われるかもしれないけど、僕は嘘をついているつもりはないし、素直に生きているだけ。DVDを観て「クロちゃんは裏表がなくていい人なんだな」思ってもらえたらいいかな。酔ったらあんなになっちゃうけど、きちんと優しい部分があることも覚えておいてほしい!ーーそういえば、小林さんがいないところで、彼女の飲み物に口をつけて飲んでいましたよね? 付き合うと思っていたからデートしていたし、前祝いな感じでやっただけ! 付き合ってからアレをするのか、付き合う前からそうなるのかの違い! 僕の未来日記として「付き合う」ってなっていたからオッケーじゃないかなって。ーー納得はいきませんが(笑)、ありがとうございました!(インタビュー終わり) クロちゃんの行動一つひとつには必ず理由(言い訳?)があった。このインタビューで彼が発した言葉を読み返しながらDVDを観ると、また違った楽しみ方ができるだろう。 最後に……インタビュー前、彼はケータリングのから揚げをモシャモシャと食べ、スタッフに「おいしくて止まらないです」と言っていた。もちろん、そのことはTwitterには書いていない。
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芸能ネタ 2018年09月09日 06時20分
間寛平が語る、さんまなどツッコみ上手の共通点とは 寛平にツッコみまくる7人と“滑舌最悪”の弁護士のコントライブを開催!
9月23日(日)、お笑い界に数々の伝説を残している間寛平が、東京・ルミネtheよしもとでコントライブ『寛平がまとわりつく8人』を開催する。 メンバーは、シベリア文太、ケン(水玉れっぷう隊)、川谷修士(2丁拳銃)、宮地謙典(ニブンノゴ!)、山本吉貴、金成公信(ギンナナ)、山西章博(夫婦のじかん)、国崎恵美。寛平が座長を務める新喜劇に出演している面々がほとんどだ。気心が知れている若手たちと寛平はどのように絡んでいくのか? 今から楽しみなコントライブである。 今回は寛平にインタビューを敢行した。ライブのこと、メンバーのことを聞いた。ぜひ、注目してご覧いただきたい。ーーどういった経緯でこのライブが開催されることになったのでしょうか? 月1回、ルミネでずっとコント(新喜劇)をやっていたんですけど、メンバーだったシソンヌ長谷川(忍)に仕事があって、代わりに宮地が来てくれた時があったんですよ。その時に「宮地は台本を書ける」って聞いたんで「じゃあ“ウナギの養殖”がテーマの本を書けや」と言うたんです。ーーえ?(笑) ダムとかいっぱい作られて、ウナギが全然川にいなくなったでしょ? そういうのに悩まされる村長と村民との戦い(笑)。でもアイツ「ウナギー?」言うて半年ほど悩んだみたいで……(笑)。無理そうやったから「ほんなら分かった」と。「7人のツッコミの本書いてくれ」ってお願いしました。ーー器用そうなメンバーがそろいましたね。 宮地は独特な感性を持っているし、ゆくゆくは新喜劇の台本も書けるようになったらええなとは思っていますね。ケンちゃんはツッコミではないけど、他のメンバーが出られない時に助っ人で出てもらったし、芸達者やから入れました。あと、修士も達者やん。山西も面白いし、ツッコミらしいええ声してる。ーー最高なメンバーじゃないですか。 何してもツッこんでくれるからラク。たとえば、俺がセリフを忘れたとしても対応してくれるのよ。やっぱり、ボケの人間は突然のことに対応できないんです。俺は忘れたら“忘れた顔”をするし、人のせいにもするけど、このメンバーは全部対応してくれる。ーー安心してボケられると。 俺が好き勝手にやったらケンちゃんが乗っかって……って、みんながどんどんボケ倒すんやけど、(ツッコミ役の)山本がいてくれるから全部元の道に戻してくれるし、ラクよ。ーー文太さんはどうですか? 「何を喋っているか分からん(キャラクター)」だけではアカンと。それでは白々しくなるから「弁護士とかの役にしよう。絶対喋られへんから」って(決めた)。それでアイツに難しいセリフの本を渡したら、見事に喋られなくて余計にウケてたわ(笑)。ーー国崎さんは紅一点ですね。 見た目がイジられる側でしょ? この間もケンちゃんが国崎の顔をイジって、彼女が言い返してきた時に、俺がかぶせて「お前“摩周湖のカッパ”みたいやな」って言うたらめちゃめちゃウケたもん(笑)。それだけ客も「ブッサイクやなぁ」と思ってたんやろね。ーー金成さんはボケとツッコミ、両方できるイメージがあります。 めっちゃ達者。基本ツッコミやけど「ボケていいよ」って感じにしている。全体をよく見ていると思うわ。よう考えるんやけど、野球をやっている人はボケが多いし、サッカーはツッコミが多いイメージがあんねん。俺とか文太は野球で、(明石家)さんまちゃんやナインティナインの矢部(浩之)はサッカー。お笑いの中で「あそこツッコまな」とかはサッカーも同じ。「ここでパス出さな、ここでシュート打たな」って瞬時に判断せなアカンでしょ?ーー確かに! さんまちゃんにしても、引き出しの数がスゴい。「ここ開けたら何が入っている」とか分かってる。俺とか文太は引き出し開けても何もないから「フェー」でごまかすもん。ーー(笑)。これから本公演まで1カ月を切りました。準備は進んでいるんですか? 本は1回読んだら大丈夫!ーー新喜劇はそういうスタイルですもんね。前日に稽古するというか。 舞台で(初めて)動いて出す感じですわ。不思議なもんで頭で決めて「ここでコレ言おう」とか考えるとスベりますね。ーー鍛錬しているからこそ生の笑いが生まれるものなのですね。 「一生懸命やってたら何かくれるやろ」「“笑いの神様”がいてくれるやろ」と思いながらやってますからね。ーー運任せというか……。出ない時はあるのですか? ほとんど出るね。全部降りてくる。ーースゴい! ルミネには“笑いの神様”が住んでんねん。あの劇場ができたばかりの時に、当時、東京ではほとんど知名度のなかった友近と2人でコントやったんやけど、めちゃめちゃスベった(笑)。友近は客が引こうが何しようが堂々とやっていたけど、俺は冷や汗ブワーって……(出た)。だからその時は、まだ神様が住んでなかったんやろな。NGK(なんばグランド花月)もそうやけど、人を笑わせて幸せな気持ちにし続けていったら“笑いの神様”は住み着いてくれんねん。(インタビューおわり) 今回は普段繰り広げている新喜劇と新コントを披露する予定だという寛平。ボケがコロコロと変わるため、初めて来る人はもちろんのこと、今まで寛平座長の新喜劇に足を運んだことがある人でも十二分に楽しめるとのこと。あなたも“笑いの神様”が降臨する瞬間を見届けよう!〈概要〉コントLIVE「寛平がまとわりつく8人」【日時】 2018年9月23日(日) 開場19:00/開演19:30/終演21:30【料金】 前売¥3,000/当日¥3,500
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アイドル
バクステ外神田一丁目・広沢麻衣 皆を元気づけるアイドルを目指す!
2016年02月25日 11時37分
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芸能ネタ
極楽とんぼ・山本圭壱が明かす とんねるず・石橋貴明との奇妙な関係性
2016年02月20日 12時00分
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芸能ネタ
勉強ライブを開催する東大芸人・田畑藤本にインタビュー【完全版】
2016年02月17日 17時40分
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舞台に出演する加護が語る「本当にダメな時には膝から落ちる」
2016年02月17日 13時40分
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アイドル
ライブデビューを果たした『カプ式会社ハイパーモチベーション』にインタビュー
2016年02月15日 11時50分
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極楽とんぼ・山本圭壱 「めちゃイケ」を客観視「新メンバー大変だろうな」
2016年02月06日 11時45分
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キンコン西野&ウーマン村本 “芸人の努力”に持論 世代間格差浮き彫りに!
2016年02月04日 18時00分
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次クル芸人 〜新時代に輝くホープたち〜 (Vol48 JP)
2016年01月30日 12時00分
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極楽とんぼ・山本圭壱 胸中激白「逃げも隠れもしない」
2016年01月30日 11時45分
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ぺこぱ 初単独ライブチケット完売! 松陰寺太勇の新作楽曲もCD販売!
2016年01月12日 14時00分
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花岡なつみ新年インタビュー
2016年01月04日 09時00分
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NHK「笑けずり」優勝のザ・パーフェクト 2016年の意気込み語る「実力をしっかりつけていきたい」
2016年01月03日 11時45分
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高橋ひかる新年インタビュー
2016年01月03日 09時00分
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罵っていいアイドル! スルースキルズ・みづきあかりに新春インタビュー(完全版)
2016年01月03日 00時00分
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マセキ芸能社が誇る下ネタ王・ルシファー吉岡 2016年の構想ブチ上げる「R-1ファイナリスト」
2016年01月02日 11時45分
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小芝風花 新年インタビュー
2016年01月02日 09時00分
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2016年新春 NMB48藤江れいなインタビュー(完全版)
2016年01月01日 00時00分
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2016年消える芸人最有力候補・とにかく明るい安村 全てを悟る「どうせ、いなくなくなる」
2016年01月01日 00時00分
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吉本実憂&小澤奈々花新年インタビュー
2016年01月01日 00時00分