スポーツ
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スポーツ 2020年02月20日 19時20分
東京五輪、ロンドンが代替開催に立候補で「船引き取ってから言え」と批判の声 茂木氏は「ロンドン開催も無理」
新型コロナウイルスの影響により、延期・中止を懸念する声も散見される東京オリンピック(7月29日~8月9日)。20日、その東京オリンピックが中止となった場合の代替開催地に、イギリス・ロンドンが名乗りを挙げたことを複数メディアが報じた。 報道によると、代替開催について言及したのは現ロンドン市長サディク・カーン氏の広報担当者と、5月のロンドン市長選に出馬を予定しているショーン・ベイリー氏の両名。カーン氏の広報担当者はメディアの取材に対し「万が一求められた場合は最善を尽くす」、ベイリー氏は自身のツイッターで「私はロンドンが呼び掛けに応え、オリンピックを開催する準備があると明確にする」とそれぞれ述べたという。 今回浮上したロンドンは、2012年にオリンピックを招致・開催した実績を持つ都市。ただ、開催から8年が経過していることもあり、当時の競技施設や選手村の中には既に作り変えられたものも複数あるという。 今回の一件を受け、ネット上からは「五輪なんかやるとさらに感染広がるし、どうぞ持って行ってください」、「どさくさに紛れて火事場泥棒をやろうとするな」、「選挙用のパフォーマンスで実際に開催する気はないだろ」、「ダイヤモンド・プリンセス号(※同船の船籍はイギリス)引き取ってから言ってほしい」といったコメントが多数寄せられている。 また、今回の一件にはネットユーザーだけではなく、一部著名人や政治家からも反応が寄せられている。脳科学者の茂木健一郎氏は自身のツイッターで「もし、東京オリンピックが中止になるような事態になったら、世界的なパンデミックになっているだろうから、そもそもロンドン開催も無理だと思うけど」と推測。 また、元東京都知事の舛添要一氏は自身のツイッターで「新型コロナウイルスの感染拡大に対する日本政府の無策に、世界はこう応えたのだ。このイメージダウンだけでも、東京開催は危うくなる」と、日本政府の責任が大きいことを指摘している。 19日の各報道では、世界保健機関(WHO)が東京オリンピックの開催可否を判断するのは時期尚早との考えを示したことが伝えられているが、果たして今後の展開はどうなっていくのだろうか。文 / 柴田雅人記事内の引用について茂木健一郎氏の公式ツイッターよりhttps://twitter.com/kenichiromogi舛添要一氏の公式ツイッターよりhttps://twitter.com/MasuzoeYoichi
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スポーツ 2020年02月20日 18時00分
東京五輪イヤーで実現するか 「阪神対オリックス」の日本シリーズ
2020年の野球界は波乱含み――。“世紀の祭典”東京オリンピックがある今年、各球団の主力選手は「代表に選ばれて金メダルを獲って、ペナントレースも優勝」との意気込みで練習に挑んでいる。しかし、“前例”を振り返った時、意外なチームが優勝争いにからんで来るかもしれない。「今年は五輪開催期間にペナントレースを中断させるため、開幕戦が昨季より9日も早まります。キャンプでは紅白戦などの実戦練習も前倒しされるため、東京五輪を意識せざるを得ないんです」(スポーツ紙記者) ただし、東京五輪を意識した変則日程、調整の前例はある。前回の1964年・東京五輪でのことだ。 同年の五輪は10月に開催され、プロ野球界はそれまでに全日程を終了させようと努力し、過密日程となった。その異例のシーズンを制したのが、阪神と南海ホークスだった。 阪神の勝因は「投手力」と「勢い」だった。前年オフ、阪神は主力投手だった小山正明を放出し、代わりに大毎オリオンズの主砲・山内一弘を獲得。エースと4番の移籍劇は「世紀のトレード」と呼ばれ、この注目の高さを勢いに変えてペナントレース最後の3試合で逆転優勝を遂げた。「エース格だった小山を放出しても、阪神の投手陣はセの5球団を圧倒していました。G・バッキーが29勝で最多勝を獲得。村山実が22勝、石川緑がリーグトップの勝率を誇り、山内も打線の中核として期待に応えました」(同) 昨季、阪神は12球団トップのチーム防御率を誇った。今季も西勇輝を筆頭に先発陣は健在で、今年40歳になる藤川球児も怪我さえなければ通算250セーブの金字塔を達成しそうだ。「藤川は『優勝の機運みたいなものが』と口にしています」(在阪記者) 一方、同年の日本一となったのは、名将・鶴岡一人監督率いる南海だった。若き野村克也を軸に、変則日程に動じることなく、安定した試合運びで日本シリーズを制している。 トレードによる「勢い」という点では、千葉ロッテとの間で総勢7人の選手を入れ替えた楽天も気になる。しかし、「オリックスが不気味だ」と言うのは、別のスポーツ紙記者だ。「昨季、オリックスは最下位だったのに、オフの契約更改で減俸になったのはT-岡田だけ。メジャー282発のA・ジョーンズを獲得し、勢いづいているんです」 ’64年は関西勢で日本一を争ったことから「御堂筋シリーズ」とも呼ばれた。南海の流れを汲むのならソフトバンク、トレードのキーワードなら楽天か千葉ロッテとなるが、オフの間に士気を高めたのは、オリックス。五輪イヤーの今年、果たして歴史は繰り返されるのだろうか。
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スポーツ 2020年02月20日 17時30分
外野手戦争に殴り込み! DeNA、プロ7年目の関根大気にかかる期待
7年目の関根大気が元気だ。 2月8日に行われた紅白戦で、巧打と俊足で活躍すると、早速2軍から1軍へと昇格。15日のドラゴンズとの練習試合でも、右中間へ目の覚めるような打球を飛ばす逆転打を放ち、さらに快足を飛ばして3塁まで到達するなどの活躍でスタンドを大いに沸かせた。 関根は高卒ルーキーだった2014年には初ヒット、翌年の開幕戦でジャイアンツ澤村から初ホームランを放つなど、輝きを放ったプロスペクトプレーヤー。2016年にはスタメンも含め70試合出場と、着々と成長曲線を描いた。しかし、2017年から完全にセンターの座を桑原将志が獲得すると、出場数は激減。2018年は神里和毅の入団もあり、外野手争いが更に激化すると、関根の活躍の場は減っていき、厳しい立場へと追いやられる。昨年はファームで83試合出場し、.329と成績を残したものの、一軍では26打数でわずか1安打と、精彩を欠いた。いわゆる「一軍半」レベルからの脱却を目指し、オフにはメキシコに武者修行。異国の地で経験を積んだ若武者は、最初は苦しんだものの、最終的には3割近い打率を残し、しっかりとレベルアップしてキャンプに臨んだ。 キャンプのスタートは二軍であったが、ラミレス監督の前で一発回答を出した関根。15日は二軍の練習試合だが出場し、再びしっかりとしたバッティングで結果を残した。これには、指揮官も「とてもとてもいいね」と高評価。現在、ベイスターズの外野は、新キャプテン佐野恵太、快足神里和毅、勝負強い乙坂智、ブレイク期待の楠本泰史らの左バッター陣に、右の和製細川成也、復活期待の桑原将志、現在アピール全開の新外国人タイラー・オースティン、内野から回る可能性もある2年連続ホームラン王ネフタリ・ソトなど、名を挙げれば枚挙に暇がないが、今現在の勢いをキープできれば、関根大気が一気にその座を掴む可能性も出てきた。激戦の中、3つのポジションを誰が掴むのか!?今の時期に予想をするのもファンの醍醐味の一つである。取材・文 ・ 写真/ 萩原孝弘
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スポーツ 2020年02月20日 13時03分
ダルビッシュ、野村克也さんの遺体公開について「アメリカならOK」か調査 現地のチームメイトらも「聞いたことがない」
カブス・ダルビッシュ有が、20日に自身のツイッターに投稿。11日に亡くなった野村克也さんの遺体を、義理の息子である団野村氏が16日に自身のツイッター上に公開したことに関する質問の“調査結果”について報告した。 野村氏の妻である沙知代さん(2017年12月8日に逝去)と前夫の長男である団氏の行為について、ダルビッシュは19日に自身のツイッターに投稿し、「本人がいいって言ってたならわかるけど、そうでないならダメでしょう。 賛否の賛の意味がわからない」と苦言。当該ツイートに返信する形で、ツイッターユーザーからは「遺体の写真をSNSにアップする神経が理解できない」、「いかに身内とはいってもさすがに非常識」といった反応が寄せられた。 同時に、ダルビッシュの元にはSNSでの遺体公開についての質問も複数寄せられたが、その中の1つである「アメリカの文化ならOKという風潮はどう思う?」との質問に対し、ダルビッシュは「アメリカにそんな文化あるんですね!明日チームメイトに聞いてみます!」とカブスの選手たちに聞き取りを行うと回答していた。 20日午前6時17分にツイッターに投稿したダルビッシュは「チームメイト、スタッフに聞きましたが『尊敬がない』『亡くなって休んでいるのになぜそれをするのかわからない』といったいった声ばかりで『アメリカにそんな文化あるのか?』と聞いたら『聞いたことない』とのことでした(原文ママ)」と、聞き取りの限りでは、アメリカにそのような文化があることは確認できなかったと報告した。 今回の投稿に返信する形で、ツイッターユーザーからは「そりゃこんな不謹慎な事が文化になっている国なんて無いですよ」、「アメリカOKとか言ってた人は1人の行動だけを見て判断したのかもしれません」、「事情はどうあれ、遺体を撮影してSNSにアップするのは故人への冒涜だと思います」といった反応が多数寄せられている。 ツイッターユーザーからの質問を受け、実際に聞き取り調査を行ったダルビッシュ。今回の投稿の中では「ただベネズエラや、ドミニカの人には聞いていないのでまた聞いてみます」と、今後、中南米出身のチームメイトやスタッフへも聞き取りを行うことを示唆してもいる。 なお、今回物議を醸している団氏は、2018年12月9日に「我が最愛なり母親ごと野村沙知代停年85歳、亡くなってはや一年、、(原文ママ)」という文章と共に、棺の中で眠る沙知代さんを写した写真を2枚投稿してもいる。ただ、この投稿には、今回のような否定的・批判的なコメントは全くと言っていいほど寄せられていない。文 / 柴田雅人記事内の引用についてダルビッシュ有の公式ツイッターよりhttps://twitter.com/faridyu団野村氏の公式ツイッターよりhttps://twitter.com/donnomura
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スポーツ 2020年02月20日 11時40分
長州、武藤、馳、カブキが集結!タイガー服部ラストレフェリー
新日本プロレス『タイガー服部レフェリー引退記念大会』▽19日 東京・後楽園ホール 観衆1,600人(満員) 新日本プロレス後楽園ホール大会4連戦の初戦が19日、『タイガー服部レフェリー引退記念大会』として開催された。 服部レフェリーは、セミファイナルとメインイベントに登場。セミファイナルでは、新日本本隊&CHAOSとバレットクラブの8人タッグを裁き、試合後、服部レフェリーを襲撃しようとした邪道&外道を急所蹴りで一蹴すると、場内は大歓声に包まれ、メインイベントへ。メインではCHAOSのオカダ・カズチカ&石井智宏&後藤洋央紀と、ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンの内藤哲也&鷹木信悟&SANADAの試合を裁いた。石井とはWJ、新日本と行動をともにした仲。公式試合のラスト3カウントはSANADAが後藤から奪っている。 試合後、ロスインゴ勢とグータッチをすると、オカダがリングに寝て服部レフェリーが3カウントを入れる。棚橋弘至ら本隊とともに、今年1月に引退した獣神サンダー・ライガー氏が放送席からリングインし労うと、ここからがサプライズタイム。一緒にアメリカをサーキットしたザ・グレート・カブキ氏、ジャパンプロレス、新日本、WJで一緒だった馳浩氏、そして長州力氏、さらに武藤敬司まで登場。馳氏と長州氏の古巣・新日本マット登場は久々で、響めきが起こっていた。 話題のツイッターで、服部レフェリーの本名である「正男」と、頻繁につぶやいていた長州氏は「ミスター・トランプ」と言って場内を笑わせ、「正男!長い間お疲れ様でした」とずっと自身と行動をともにしてくれた服部レフェリーを労うと、服部レフェリーは涙を抑えられず。続いて、天龍源一郎氏がビデオメッセージを寄せて、長州氏が全日本プロレスから新日本にUターンする際、亡くなられたジャイアント馬場さんが「残って欲しい」と話していたエピソードを公開。服部レフェリーは「長州を裏切れないよ」とこれを断ったという。最後に引退試合を始め、平成の大一番を裁いたアントニオ猪木氏からもビデオメッセージが寄せられている。 サンキュータイガーコールが送られる中、服部レフェリーは「今日はコロナという不気味なものに負けないで、これだけの人が来られて、本当に感謝しております」と感謝の気持ちを口にした。引退の10カウントゴングの際には、亡くなられた盟友のマサ斎藤さんの写真がビジョンに映し出され、服部レフェリーのプロレス生活にピリオドが打たれた。その後、本隊&CHAOSによる胴上げが5回行われ、レフェリーとしては異例の豪華な引退セレモニーは終了した。 外国人担当として、外国人選手にも愛された服部レフェリー。今後は後輩のレフェリーたちが受け継いで行く。(どら増田)
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スポーツ 2020年02月20日 11時37分
中日、巨人追撃の一番手に浮上したのは“松坂効果”? 「戦う布陣が揃った」投打の底上げに与田監督も手応えか
原巨人が中日ドラゴンズとの練習試合を行い(2月19日)、勝利を収めた。この時期の勝敗は全くアテにならない。どの球団もそうだが、若手や期待の選手をテストし、新外国人選手との対戦においてはデータを取るため、“緩いボール”を投げることもある。しかし、原辰徳監督を始めとする巨人首脳陣は、試合後、安堵の表情を浮かべていた。 「期待しているピッチャーの戸郷、高田が好投したのも大きいと思います」(スポーツ紙記者) 新加入のパーラにも、ようやく初打点が出た。しかし、安堵した理由はそれだけではなかった。 「巨人は中日に苦手意識を持ち始めていました。昨季は優勝したものの、広島に対しては『5年連続での負け越し』となり、苦手球団が2つになったら、連覇なんて、とてもとても…」(球界関係者) 昨年8月22日以降、巨人は中日に1回も勝っていない。6連敗してシーズンを終了している。特定の選手が“覚醒した”ということではない。あえて挙げるとすれば、苦しみながらペナントレース中盤までを戦い、高橋、阿部、福田らが地力をつけ、京田も好機にヒットが出るようになったことだろう。 「だから、今年の中日はブキミなんですよ。チーム全体で底上げされてきた感じなので」(前出・同) また、前日の同18日、育成契約のヤリエル・ロドリゲスがシート打撃に登板したが、ネット裏では巨人を始めとする複数球団のスコアラーが体を乗り出すようにして見入っていた。ロドリゲスは昨秋のプレミア12大会でキューバ代表にも選ばれた若手右腕だ。東京五輪の予選を戦う今年の同代表からは落選してしまったが、「将来、キューバを背負って立つピッチャーになれる」と評されていた。複数球団のスコアラーが偵察していたところからも、「近いうちに支配下登録され、一軍戦にも投げてくる」と警戒されているのだろう。 「中日の去年のクローザーは、マルティネスです。マルティネスがキューバ代表チームに招集されるのかどうか、ギリギリまで分からなかったので、『マルティネスが今年も投げてくれる』という前提で、ロドリゲスとは育成契約を交わしました。まあ、マルティネスをキューバ代表に取られたとしても、その穴を十分に埋めてくれると判断し、ロドリゲスを獲得しました」(スポーツ紙記者) ロドリゲスの武器は高速スライダーだ。ストレートと同じ球速で鋭角に曲がる。初見で対応するのは難しいだろう。 また、新加入の左腕・ゴンザレスも与田剛監督の構想に入っているようだ。チーム関係者によれば、当初、渉外担当者から別の投手が推薦されたが、「左ピッチャーがほしい」とのリクエストがあり、ゴンザレス獲得に変更されたという。ここに、19日の巨人戦に先発した新人の岡野祐一郎も加わる。底上げされた打線、そして、層の厚くなった投手陣。与田監督は「戦う布陣が揃った」とも見ているそうだ。 「岡野は3回2失点と数字上ではイマイチでしたが、明らかに勝負どころで持ち球を隠している雰囲気でした。この日はスライダー系の変化球しか投げていません」(前出・球界関係者) 昨夏、松坂大輔が二軍降格した後、チームに結束力が生まれたという。理由は分からないが、巨人追撃の一番手にまで浮上してきた。これも、「松坂効果」だろうか。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2020年02月19日 21時30分
「枠潰すくらいならクビにしろ」の声も ソフトバンク、失踪中のコラスを解雇せず“制限選手”にしたワケは
NPBは19日、球団側の申請に基づきソフトバンク・コラスを「制限選手」にしたと公式サイト上で公示した。 NPB公式サイトによると、制限選手とは「選手がその個人的事由によって野球活動を休止する場合、球団はその選手を制限選手とする理由を記入した申請書をコミッショナーに提出」することで受理される制度のこと。申請が受理された場合、対象選手は日本、アメリカ、韓国、台湾、中国の5か国の球団への移籍が制限され、年俸も1日につき300分の1に相当する金額が減額されるという。 2017年に育成選手としてソフトバンクに入団した21歳のコラスは、昨シーズン支配下昇格を勝ち取りプロ初本塁打もマークした期待の野手。しかし、先月初旬にMLBとの契約を目指して母国キューバから失踪・亡命したと複数メディアが報道していた。 現在もどこにいるのか所在がはっきりしていない中、コラスの制限選手化に踏み切ったソフトバンク。MLBへの移籍を狙って契約を反故にしようとするコラスの思惑を阻止すること、そして他の助っ人選手に対し“あの球団はゴネれば簡単に解雇にしてくれる”というレッテルを貼られることを防ぐことなどが狙いとみられている。 今回の一件を受け、ネット上のファンからは「今できる対応としては一番の正解だと思う」、「妥当な制裁、コラスのゴネ得は絶対に許しちゃいけない」、「これを許すと後に続く選手が増えるだろうから、球団には断固として抵抗してもらいたい」といった反応が多数寄せられている。 一方、「枠がもったいないからもう解雇で良くない?」、「貴重な支配下枠潰すくらいならクビにしろ」、「どうせ戻ってこないんだからさっさと切り捨ててほしい」といった声も複数見受けられた。 「今回のソフトバンクの対応は、今後に悪しき前例を作らないための当然の対応であるといえます。ただ、コラスを制限選手として支配下選手枠(最大70名)の中に留め置いたとなると、その分育成選手の支配下昇格チャンスは減少します。現在、ソフトバンクはコラスを除き65名の選手を支配下に抱えていますが、コラスで1枠、そしてシーズン中の緊急補強用に1枠必要と仮定すると、残る枠は最大でも3枠。そのため、本来なら支配下に昇格できていた選手が、コラスの存在により昇格できなかったという事態が起こることも十分に考えられるでしょう」(野球ライター) ソフトバンクは今オフ、昨シーズン中に支配下にしなかった育成選手・長谷川宙輝(現ヤクルト)の流出を許している。今回の一件に異を唱えているファンは、もしかしたらこの点も踏まえているのかもしれない。文 / 柴田雅人記事内の引用についてNPB公式サイトよりhttp://npb.jp/
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スポーツ 2020年02月19日 19時06分
右腕故障中のソフトバンク・甲斐野にサイン強要 「もうやめましょ?」本人の願いも無視、一部ファン暴走に批判殺到
昨シーズンルーキーながら「65登板・2勝26ホールド・防御率4.14」といった成績をマークするも、春季キャンプ中の15日に右ひじ靭帯の一部損傷が発覚したソフトバンク・甲斐野央。その甲斐野に対する一部ソフトバンクファンの振る舞いが、ネット上のプロ野球ファンの間で物議を醸している。 問題となっているのは、あるソフトバンクファンが19日に自身のツイッター上に投稿した約25秒の動画。撮影された日付や時間は不明だが、動画内には甲斐野がキャンプ地に詰めかけた女性ファンたちの求めに応じ、右手でサインをする様子が収められている。 ただ、動画内の甲斐野は怪我の影響からか序盤から「痛っ」と顔をしかめながら色紙にサインを書いており、中盤では「もうやめましょ?」と女性ファンたちに対してサイン対応の終了を要求。 しかし、一部の女性ファンたちは「大丈夫大丈夫、全然大丈夫」、「私にも1枚ちょうだい」と、甲斐野の言うことを聞き入れずにサインを求め続けていた。 19日の午前11時40分に投稿されたこの動画は、現在(19日午後5時)までに数十名単位のプロ野球ファンが引用リツイートなどを用いてツイッター上に広く拡散。 同時に、動画内の女性ファンたちに対しては「本人が痛いって言ってるのにサイン書かせ続けるなんて信じられない」、「怪我してる選手に無理矢理サインねだるような奴はファンじゃない」、「何考えてるんだこいつら、これで甲斐野の怪我が悪化したら責任取れるのか」、「他球団ファンだけどこれは酷すぎる、特定できるなら特定して出禁にすべき」といった批判が殺到している。 「甲斐野が負った右ひじの故障は具体的には『右肘内側側副靱帯一部損傷』といい、仮に手術となった場合は復帰までに1年以上を要する可能性もあるほどの故障です。サインを書くのにも難儀していた今回の動画を見ても、怪我の程度がどれだけ重いかがうかがい知れます。サインが欲しいというファンの気持ちは分からなくもないですが、今回ばかりは甲斐野に最大限配慮すべきだったのではないでしょうか」(野球ライター) 各メディアの報道では、少なくとも来月20日の開幕には間に合わないと伝えられている甲斐野。今回の一件が患部に余計なダメージを与えていないことを願うばかりだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2020年02月19日 18時00分
横浜DeNA「一大ボールパーク構想」の切り札に原監督待望論
親会社のDeNAが約500億円の赤字に転落し、ベイスターズに動揺が走っている。そこに浮上したのが、まさかの「原辰徳監督待望論」。本拠地横浜スタジアムに隣接する横浜市庁舎跡地に一大ボールパークを建設し、舵取り役を期待するという――。 キャンプイン早々に各球団から同情を集めているのが、横浜DeNAベイスターズ。親会社のディー・エヌ・エー(DeNA)が2019年4月〜12月の決算で、M&Aで取得したアメリカの企業がヒット作を出せず解散した際の損失などが約500億円あることを明かし、上場以来初の赤字が判明したからだ。 業績悪化を受けて南場智子会長と守安功社長は、役員報酬50%の自主返上(3カ月間)を発表。この損失が今後、チームにどう影響するのか…。「モバイルゲーム開発で急成長したDeNAがピークだったのは、65億円でベイスターズを買収したガラケー時代。だが、ガラケーが好調だった分、スマホへの対応が遅れ、遺伝子検査サービス、自動運転、まとめサイトなどの新分野に活路を求めたが結果は出ず、昨秋は任天堂などと共同開発したポケモンとマリオカートを投入したものの、課金収入は思ったほど伸びなかった」(経済部記者) 収益に貢献しているのが野球事業で、DeNAベイスターズは昨季、年間観客数228万人(前年比12%増)の過去最高を記録したほか、1試合平均観客動員数3万1716人、座席稼働率98・9%で4年連続の黒字を計上。そのベイスターズが牽引する形で、スポーツ事業が37億800万円の営業利益を上げ、本業と副業の立場が逆転していた。「それを考えれば、虎の子のベイスターズへの投資をダウンサイジングすることは考えられない。今の横浜スタジアムはイケイケのいい流れにある。そこで、日本中が驚く大物監督を招聘する準備も進行している」(地元関係者) DeNA本社は、昨年3月末時点で2500億円強の自己資本があった。今回の損失で自己資本比率は70%程度まで低下したものの、優良企業の評価を維持してきた。そのため、超大物監督を招き、球団をバージョンアップすることも可能だ。 総務官僚から球団社長に転身し、本社のCOO(最高執行責任者)も務める岡村信悟球団社長は、横浜スタジアムを拠点とした「コミュニティ・ボールパーク」化構想を手掛けている。その集大成となるのが、球場に隣接するJR関内駅前の現横浜市役所の再開発だ。 同市役所は6月29日、中区のみなとみらい線・馬車道駅近くに建設中の新庁舎に移転することが決まっている。跡地には、三井不動産が中心となって京急、東急、DeNAなど8社が共同事業体を結成。横浜スタジアムと連携し商業施設や観光施設、ホテル、飲食空間などを整備するという。「メーンの地上30階建ての超高層ビルには、国内トップレベルの企業グループと総合大学が入居し、市庁舎の行政棟は残して星野リゾートがホテルに活用する。DeNAはパブリックビューイングが楽しめる飲食空間などを建設。2025年には、現在3万5000人のキャパシティーで収まりきらない観客の受け皿となる複合的な一大ボールパークが出来上がる」(三井不動産関係者) このプロジェクトとリンクするのが、DeNAの次期監督問題だ。ラミレス監督は契約を1年更新し5シーズン目に突入したが、スポーツ紙デスクによると、「今オフに“ハマの番長”こと三浦大輔二軍監督へバトンタッチするのが既定路線」という。しかし、今回明らかになった親会社の巨額損失で「ボールパーク化構想」が最優先テーマとなり、南場オーナーはビッグネームの監督起用にシフトしているという。「オリンピック後の景気落ち込み対策は、横浜市の林文子市長も最大限に力を入れており、カジノ誘致で対処する計画でした。しかし、市民の反対は予想以上で、横浜スタジアムと連携した横浜市役所跡地の再開発に期待を寄せています。成功させるには、横浜にゆかりの深い広告塔が不可決というのが、南場オーナーと林市長の共通認識。そこで白羽の矢が立ったのがあの人です」(横浜の財界首脳) 両女傑の視線の先にある人物…それが巨人の原辰徳監督なのだ。 巨人では昨季、現役を引退した阿部慎之助が二軍監督に就任し、円滑な政権移譲を進めている。交代は来年オフと予想されたが、エース・菅野智之の今オフのポスティング移籍が有力になったことと横浜DeNAのお家の事情が重なり、状況は変わりつつある。「原監督は、神奈川県相模原市出身。東海大相模高、東海大学時代は横浜スタジアムが“フランチャイズ”だった。巨人では長嶋茂雄氏のような終身名誉監督が関の山だが、横浜は退任後に球団会長ポストを用意していると言われ、サプライズの可能性は十分にある」(前出・デスク) 将棋界ではAIがトップ棋士を打ち負かし、いち早くAI戦術を取り入れた藤井聡太七段が大活躍。野球でも既にAIが監督の采配能力を超えたと言われている。その最先端を行くのが、ゲーム開発で最良手を弾き出し、収益を構築してきた横浜DeNAだ。 前監督の中畑清氏やラミレス監督のように、中途半端に優秀な監督だと自身のプライドや経験値が邪魔をしてAIの指示に従いにくい。しかし、8度のリーグ優勝、3度の日本一などの実績を持つ原監督であれば、逆に迷いなくスマート野球を差配できる。南場オーナーの狙いもそこにある。
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スポーツ 2020年02月19日 13時12分
ダルビッシュ、野村克也さんの遺体公開に「意味が分からない」 アメリカならOKの風潮にも疑問、団野村氏のSNS投稿に苦言
カブス・ダルビッシュ有が、19日に自身のツイッターに投稿。11日に亡くなった野村克也さんのご遺体が、義理の息子である団野村氏によってツイッター上に投稿されたことに苦言を呈している。 野村氏の妻である沙知代さん(2017年12月8日に逝去)と前夫の長男である団氏は16日、自身のツイッターに野村さんが納められた棺、そしてヤクルトのユニホームを着て眠る野村さんの全身を写した写真をそれぞれ投稿。この投稿を受け、団氏の元には「最後の野村克也さんを見せてくださってありがとう」、「安らかなお顔が見られてとても嬉しいです」、「不謹慎すぎます、今すぐ消してください」、「身内にこんな非常識な事をする人がいるのは残念」と賛否の声が殺到していた。 19日にツイッターに投稿したダルビッシュは、この一件を伝える『AbemaTIMES』(AbemaTV)の記事を引用リツイートした上で、「本人がいいって言ってたならわかるけど、そうでないならダメでしょう。 賛否の賛の意味がわからない」と苦言を呈した。 今回の投稿に返信する形で、ツイッターユーザーからは「いかに身内とはいっても、さすがに非常識な気がします」、「ご遺体の写真をSNSにアップする神経が理解できません、野村監督のことを知らない人の目に入る可能性もあるのに…」、「そもそも最後の姿は心に残すもので、写真や映像に残すものではないと思う」といった反応が多数寄せられている。 なお、ダルビッシュは今回のツイートの返信欄に寄せられたツイートの一部に返信してもいる。「団氏に感謝を述べる人もいたがどう思う?」というツイートには、「単に『自分が野村克也さんの最期を見られてよかった』ってことでしょう。野村克也さん側に立っては考えていないですよね(原文ママ)」と見る側の自己満足ではないかと回答。 また、今回の一件を巡っては「アメリカなら珍しいことではない」との指摘も散見されるが、この点を踏まえた「アメリカの文化ならOKという風潮はどう思う?」とのツイートに対しては、「アメリカにそんな文化あるんですね!明日チームメイトに聞いてみます!」と、ダルビッシュ自身はこの文化を知らなかったようだ。 19日正午現在では、団氏のツイッター上にアップされたままになっている野村さんのご遺体写真。日を追うごとに波紋は広がり続けているが、今後、団氏が削除などの対応を行うことはあるのだろうか。文 / 柴田雅人記事内の引用についてダルビッシュ有の公式ツイッターよりhttps://twitter.com/faridyu団野村氏の公式ツイッターよりhttps://twitter.com/donnomura
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セが熱視線!? 交流戦突入前に囁かれる『クローザーの駆け込みトレード』
2014年05月17日 17時59分
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スポーツ
ヤンキース・イチローに不運! ライバル外野手離脱も、腰痛で出場できず
2014年05月16日 15時30分
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スポーツ
巨人・阪神ベンチ裏緊急事態発生 広島カープが首位固めへ(2)
2014年05月16日 11時00分
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スポーツ
トラ打線も困惑 『予告先発』にどんな意義があるのか?(後編)
2014年05月15日 11時45分
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スポーツ
巨人・阪神ベンチ裏緊急事態発生 広島カープが首位固めへ(1)
2014年05月15日 11時00分
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スポーツ
トラ打線も困惑 『予告先発』にどんな意義があるのか?(前編)
2014年05月14日 11時45分
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スポーツ
金欠ヤクルトに襲い来る球団消滅危機! 球団戦力も解体寸前!?
2014年05月14日 11時00分
特集
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豊ノ島、YouTubeチャンネルで若乃花とコラボ熱望 タレントとして相撲番組で「冠番組」持ちたい
芸能
2025年07月21日 12時00分
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豊ノ島“ライバル”琴奨菊との思い明かす 業界には「いい物は残し、時代に併せて変わっていけば」と期待
芸能
2025年07月20日 12時00分
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宮迫博之「雨上がり決死隊」再結成は「蛍原さん次第」 ドジャース始球式の裏話も明かす
芸能
2025年07月14日 17時00分
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元ザブングル松尾陽介、沖縄で芸人のセカンドキャリアサポート 芸人引退に「心境の変化」
芸能
2025年04月28日 19時03分
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カラテカ入江慎也、闇営業で得た教訓は「人と人をつなぐ怖さ」 反社の見極め方は「金の使い方」
芸能
2025年06月01日 12時00分