スポーツ
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スポーツ 2020年02月22日 17時00分
楽天・三木新監督も1年で解任? ブラウン、星野、梨田が契約途中で失脚…Aクラス入り翌シーズンの監督交代劇
昨シーズン「71勝68敗4分・勝率.511」の成績でパ・リーグ3位となった楽天。来月20日に開幕する2020年シーズンに向け、鈴木大地(前ロッテ)、牧田和久(前パドレス傘下3A)、ロメロ(前オリックス)など6名を補強し、監督も平石洋介前監督(現ソフトバンク一軍打撃兼野手総合コーチ)から三木肇新監督に交代するなどチーム編成で大きな動きを見せている。 こうした動きを受けてファンからは、「これだけ補強したんだからAクラスには入れるだろ」、「7年ぶりの優勝も十分狙える」といった声も聞かれる2020年の楽天。ただ、その期待のシーズンに水を差すようなジンクスが1つある。楽天は昨シーズンを含め過去4回Aクラス以上に入っているが、実は昨シーズンを除く3回は全てその翌年に「最下位・監督交代」が起こっているのだ。 2005年から新たに歴史が始まった楽天が初めてAクラスに入ったのは、野村克也監督の下「77勝66敗1分・勝率.538」の成績で2位に躍進した2009年。野村監督は同年オフに退任となったが、後任には2006~2009年にかけ広島で4年間指揮した実績を持つブラウン監督が2年契約の条件で就任した。 ただ、ブラウン政権1年目となった翌2010年は「62勝79敗3分・勝率.440」で最下位。この成績不振を理由にブラウン監督は同年オフに解任され、翌2011年からは星野仙一監督がその職を引き継ぐことになっている。 次にAクラス以上の成績をマークしたシーズンは、星野政権3年目の2013年。チームは「82勝59敗3分・勝率.582」という成績で、球団創設9年目にして悲願のパ・リーグ初優勝。その勢いのままCS・日本シリーズも勝ち上がり、こちらも球団史上初となる日本一に輝いた。 しかし、翌2014年は前年「24勝0敗」を叩き出した大エース・田中将大(現ヤンキース)がオフにメジャー移籍した影響をモロに受け、「64勝80敗0分・勝率.444」で最下位に転落。星野監督は前年オフに新たに3年契約を結んでいたが、この成績不振に加え、シーズン途中に体調不良で約2か月休養したことを理由に同年限りで辞任し、休養期間中に監督代行を務めた大久保博元監督が後を引き継いだ。 チーム3回目のAクラス入りは、3年契約の梨田昌孝監督が2年目の指揮を執っていた2017年。「77勝63敗3分・勝率.550」で球団初の3位となったチームは、CSで2位西武を「2勝1敗」で下し1位ソフトバンクに対しても「2勝4敗」と2度土をつけるなど奮闘を見せた。 しかし、翌2018年は開幕から成績が振るわず、6月16日には成績不振を理由に梨田監督が辞任。これを受け一軍ヘッドを務めていた平石コーチが急遽監督代行となったが、成績は戻せず「58勝82敗3分・勝率.414」で最下位に沈んだ。 契約期間の長短にかかわらず、全監督が交代を余儀なくされているこのジンクス。2019年は前半戦での苦境を耐え最終盤の9月で上り調子となるという流れだったが、これは過去のケースでも見られる流れである。また、楽天以前に他球団を指揮した経験を持つブラウン(広島)、星野(中日、阪神)、梨田(近鉄、日本ハム)の3名ですら覆せなかったため、新米監督である三木新監督もジンクス通りに1年で解任されるのではとの見方はある。 過去3回のケースはいずれも、開幕直後の3・4月に負け越したこと(2010年9勝17敗/2014年12勝16敗/2018年6勝19敗1分)がシーズン全体の不振につながっている。しかし、今回は序盤でのつまずきを阻止するため、6名もの選手を補強してシーズンに備えている。そのため、3・4月を5割以上で乗り切ることができれば、初めてジンクスが覆る可能性も十分あるのではないだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2020年02月22日 09時00分
五輪最右翼・松田も大ピンチ? 世界陸連の“厚底規制”、選手以上の影響が懸念される「現代の名工」とは
先月2、3日の箱根駅伝をはじめ、着用した選手が好記録を連発していたスポーツ用品大手『ナイキ』の厚底シューズ「ヴェイパーフライ」シリーズ。1月中旬、そのヴェイパーフライを含めた厚底シューズをワールドアスレティックス(世界陸連)が新規定で禁止する可能性があると英国メディアが報じ、陸上界を中心に大きな波紋が広がった。 先月31日、世界陸連はその厚底シューズについて新規定を発表。“靴底の厚さが40ミリ以下”、“反発性を高めるプレートは1枚まで”、“4か月以上前に市販されていること(医学的理由があればカスタマイズは可能)”といった条件を、4月30日以降から適用すると発表した。 渦中のヴェイパーフライについても現行のモデルは規定範囲内ということで、既に使用している選手たちが五輪を前にシューズ変更を余儀なくされる事態は回避されたと見る向きもある陸連の判断。しかし、約2か月後から適用されるこの規定により、選手以上に影響を被りそうな人物もいる。その1人が日本のシューズ職人である三村仁司氏だ。 三村氏は1966年にオニツカ(現アシックス)に入社し、1974年から特注シューズの製造を開始。高橋尚子(2000年シドニー)、野口みずき(2004年アテネ)ら五輪金メダルランナーを筆頭に多くのトップランナーのシューズ製作に関わり、先月26日の大阪国際女子マラソンで東京五輪代表選考の設定記録(2時間22分22秒)を上回る「2時間21分47秒」で優勝し東京五輪に大きく近づいた松田瑞生のシューズも手掛けている。 また、陸上界以外にもイチロー(野球)、香川真司(サッカー)、長谷川穂積(ボクシング)など、他競技のトップアスリートのシューズ製作も担当。さらに、2004年には厚生労働省より、工業技術や伝統工芸など各分野で優れた技術や業績を持つ技能者が対象となる「現代の名工」の表彰を受けるなど、名実ともに日本のシューズ界を代表する職人だ。 しかし、各メディアの報道では、三村氏は今後厳しい逆風にさらされることが予想されている。前述した通り、世界陸連の新規定はシューズが4か月以上前に市販されていることも条件の1つ。ただ、三村氏のシューズは個々人に合わせた“1点もの”で市販品ではないため、着用選手に医学的理由がない限り規則をクリアするのは難しいのではとみられている。 かつて“公務員ランナー”として名をはせ、現在はプロランナーとして活動する川内優輝も、1日に行われた『香川・丸亀国際ハーフマラソン』の記者会見内で「三村さんのシューズが一番影響を受けるのでは」と指摘している今回の新規定。長年日本の足元を支えてきた三村氏にとっては急に降ってわいた“難題”であることは間違いないだろう。 また、これは三村氏の問題だけではなく、三村氏のシューズを着用している松田の問題でもある。松田は来月8日に予定される名古屋ウィメンズマラソンで前述の記録を破られなければ東京五輪代表入りが決まるが、本番で三村氏のシューズが使えないとなれば苦戦は必至。松田は外反母趾を抱えているためこれが医学的理由に当たる可能性はあるが、現時点ではまだ陸連側から見解は出されていない。 新規制の適用までは残り約2か月だが、果たしてこの間に三村氏、そして松田は対策を講じることはできるのだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2020年02月21日 22時30分
スターダム3.8無観客試合、岩谷麻優「赤いベルトは賭けません」
大胆な新型コロナウイルス対策を打ち出した親会社であるブシロードの方針に従う形で、来月14日までに開催予定だった興行、イベントの全てを中止に踏み切った女子プロレス団体スターダムが20日、都内で会見を開き、無観客試合として開催する3.8東京・後楽園ホール大会『ロストディケイド Presents NO PEOPLE GATE』の全カードを発表した。当日はYouTubeで無料生中継され、後日BS日テレのレギュラー枠で放送される。発表されたカードは次の通り。①スペシャル時間差バトルロイヤル出場選手は入場と同時に発表②TCS vs DDM スペシャルタッグマッチ木村花&ジャングル叫女(Tokyo Cyber Squad) 対 ジュリア&舞華(Donna Del Mondo)③ゴッデス・オブ・スターダム選手権試合<王者チーム>ビー・プレストリー&ジェイミー・ヘイター(大江戸隊) 対 渡辺桃&林下詩美(Queen's Quest)<挑戦者チーム>④ワンダー・オブ・スターダム選手権試合<王者>星輝ありさ(STARS) 対 刀羅ナツコ(大江戸隊)<挑戦者>⑤ランバージャックデスマッチ岩谷麻優(STARS) 対 鹿島沙希(大江戸隊) この大会が無観客試合と決定した際、木谷高明オーナーは「チャレンジ」「実験」という言葉を使っていたが、その一つと思われるのが、観客席にテレビカメラを置くこと。これは無観客試合だからこそ出来る手法である。普段とはひと味違う臨場感溢れる映像が見られるかもしれない。また、YouTubeのスーパーチャット機能を使い、“投げ銭”という形でファンが参加出来るという。 メインイベントでは、ルールを岩谷が決めても良いとの条件付きで、対戦が決定した岩谷と、今年1月に岩谷を裏切り大江戸隊に電撃加入した鹿島沙希が、選手が場外に落ちないように、セコンドがリングを包囲する「ランバージャックデスマッチ」で対決することが決定した。ワールド・オブ・スターダム王者の岩谷だが、「ニューコスチュームを早く着たいから」という理由で、「赤いベルトは賭けません」とのこと。もともとは23日の愛知・名古屋国際会議場大会で、ジャングル叫女の挑戦を受けることが決まっていたが、大会が中止になったことで、この試合も流れてしまった。岩谷の中には叫女への思いもあったのではないだろうか。鹿島にとっては何がなんでも勝利を収めて、挑戦権を掴みたいところである。 観客がいないことで、セコンドに求められる役割も大きい大会になりそうだ。前代未聞の無観客試合は、全世界のプロレスファン注目の大会になるだろう。(どら増田)
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スポーツ 2020年02月21日 18時25分
広島、チケット抽選券20万枚を“現地配布”でファン反発 「不可能だろ」「去年騒ぎになったのに」新型コロナの懸念も
プロ野球・広島が20日に公式サイト上で発表した、23日に予定されている2020年シーズンチケット抽選券配布についての告知が物議を呼んでいる。 広島は転売対策の一環として、シーズンチケットの販売方法をそれまで採用していた先着順から抽選制へと変更。その抽選に用いる抽選券を本拠地のマツダスタジアムで配布するも、球団の想定をはるかに上回る約5万人が殺到し球場周辺が大混乱に陥っていた。 しかし、広島の公式サイトを見ると時間こそ9~16時という制約がついたものの、配布事態は昨年と変わらず本拠地で実施。現在日本で猛威を振るっている新型コロナウイルス対策についても、来場者に対しては“マスクやハンカチの使用”、“周囲との距離を2メートル以上空ける”といった個人レベルの対応策しか呼びかけられていない。 今回の告知を受けてネット上のプロ野球ファンからは、「去年騒ぎになったのになんでまた現地配布なんだよ」、「20万枚を滞りなく配るのは不可能だろ、全部インターネット抽選にすればいいのに」「新型コロナが流行ってる今の状況で現地配布はおかしい」、「もしウイルス持ちの人が来たら大変な事になるから、どう考えても中止にすべき」といった反発の声が数多く寄せられている。 「昨年は平日の実施にもかかわらず、球団の予想を超える5万人が短時間で詰めかけたことで収拾がつかなくなった広島の抽選券配布ですが、今年は日曜日に実施されるため昨年以上の人数が球場周辺に殺到することは想像に難くありません。また、毎年開幕前に一斉販売されている広島のチケットはここ数年争奪戦が過熱しており、抽選券で当選して購入する以外の方法でのチケット入手は非常に困難。そのため、この機を逃すまいと全国各地からファンが訪れることが濃厚ですが、この際に新型コロナウイルスが県外から持ち込まれる可能性も否定はできません」(野球ライター) 21日午後17時時点では、まだ広島県内で新型コロナの感染者が出たとは報じられていない。しかし、日曜の配布を機に一気に感染が拡大するのではと危惧しているファンは多いようだ。文 / 柴田雅人記事内の引用について広島の公式サイトよりhttps://www.carp.co.jp/
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スポーツ 2020年02月21日 18時00分
カーリング・藤澤五月が“絶叫顔”あえて公開!? 美人路線からイメチェン意図か
カーリング女子チームの『ロコ・ソラーレ』が昨年12月、世界を転戦するグランドスラム第3節(カナダ)に出場。3位タイの好成績を収めたが、美女アスリートとして人気の藤澤五月が“迫力満点のガッツポーズ”を披露し、大会の結果以上に注目を集めていた。「準決勝まで進出したロコ・ソラーレでしたが、ガッツポーズの背景には勝ち上がるにつれて接戦になったことが関係しているのかもしれません」(担当記者) いつもの、おしとやかな笑顔と180度違うのは、それだけ勝負に集中していたからなのか。チームメイト・吉田知那美が自身のインスタグラムに、試合後にメンバーたちと撮った写真を投稿。そこに、この迫力十分の藤澤のショットも一緒に掲載されたのだが、これにファンはもちろん、彼女たちを応援する女性たちからも「どうしたの?」「さっちゃんがw」などといった心配の書き込みが殺到した。 チームメイトなのだから、藤澤が嫌がる行為には及ばないはずだ。あえてそれまでのイメージと異なる“変顔”を投稿するのには、何か意図があったのだろうか。「ロコ・ソラーレは2022年の北京冬季五輪に向けて動き始めています。国内のライバルチームからの追い上げも始まっています。今年と来年の成績で次の冬季五輪代表が決まるので、あえてチームの和を乱すようなことをするはずがないのですが…」(同・記者) だとすると、これまでの美人路線からのイメチェンなのか。 また、藤澤といえば、混合ペアが得意な選手としても知られている。昨年3月、彼女は男子カーリング選手の山口剛史とペアを組んで日本ミックスダブルス選手権(軽井沢)に出場。こちらは見事に優勝を収めたが、こんな声も聞かれた。「平昌五輪でカーリングが注目され、若い選手も増えました。また、混合ペアでは、藤澤の実姉・汐里が代議士秘書と組んで参戦し、今後の姉妹対決も実現しそうです」(スポーツ紙記者) 理学療法士でもある知性派美女の実姉に乗り換えた男性ファンもいるという。イメチェンの本当の理由は、姉への嫉妬だった?
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スポーツ 2020年02月21日 17時50分
「これがプロレスだ!」新日本、鷹木信悟とSHO&YOHが防衛!
新日本プロレス『NEW JAPAN ROAD』▽20日 東京・後楽園ホール 観衆1,353人 新日本プロレス後楽園大会4連戦の2日目が20日、同所で開催された。この日は、メインイベントでNEVER無差別級選手権試合、セミファイナルでIWGPジュニアタッグ選手権試合と、最近の新日本が後楽園で2大タイトルマッチを行うのは異例なことである。 まず、第4試合で行われた中西学のファイナル後楽園ホールIIでは、前日に鈴木軍を破った中西率いる第3世代の勢いが止まらず。この日は、中西の好アシストから、小島聡がEVILにラリアットをズバリと決めてカウント3。なんと、ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンからも勝利を収め、第3世代の健在ぶりを猛アピール。小島はEVILを挑発していることから、両者のシングルマッチが組まれる機運が一気に高まった。第5試合では、21日に行われるIWGPタッグチャンピオンチームのG.o.D(タマ・トンガ&タンガ・ロア)と、挑戦する棚橋弘至&飯伏幸太が、最後の前哨戦として、8人タッグマッチで激突。タマがジュース・ロビンソンにベルトで殴打し、ロアがフォール勝ち。試合後も棚橋&飯伏をベルトでKO。棚橋&飯伏にとってはタイトル奪還に暗雲が立ちこめた。 セミファイナルでは、IWGPジュニアタッグチャンピオンチーム、ロッポンギ3K(SHO&YOH)が、田口隆祐&ロッキー・ロメロの監督タッグの挑戦を受けた。ロッキーはロッポンギ3Kの創設者であり、2人にとってはマネージャー的な存在だったが、田口が「ユー・アー・プレイヤー!」と口説いたことで今回の一戦が実現した。ロッキーは「ショー!シバクゾコノヤロー!」とSHOを挑発。ロッポンギ3Kの手の内は全て知っているだけに、ロッポンギ3Kにとってはやり難い相手となり、かなり苦しめられたが、試合は26分を超える好勝負に。ファンから粘るロッキーに声援が送られていたが、最後は連携技ストロングXが決まり、SHOがロッキーから3カウント。ロッポンギ3Kが防衛に成功すると、最後はノーサイド。また見てみたい試合である。 メインイベントでは、すっかりヘビー級の風格が出てきたNEVER無差別級王者の鷹木信悟に、“Mr.NEVER”石井智宏が挑戦。石井からすれば「俺に勝ってからチャンピオンを名乗れ」といったところだろうか。この試合のテーマは、ヘビー級に転向したどんなレスラーもぶつかってきた石井の堅すぎる壁に、鷹木がどこまで対応出来るのかだった。しかし、心配する方が野暮だったということが、試合が始まってすぐに気づく。石井の激しい打撃に対して鷹木は怯む場面もあったが、しっかりと応戦していった。やはり鷹木のパワーは尋常じゃない。ヘビー級に転向しさらに進化を続けているのだ。最後は鷹木式GTR。そして後頭部へのラリアットからパンピングボンバーを決めるも、これをカウント2で返されると、最後の力を振り絞り、ラスト・オブ・ザ・ドラゴンが決まってカウント3。乱打戦に終止符が打たれた。27分を超える死闘だった。 試合後、鷹木は「石井の野郎、アイツとことんぶっ飛んでんな。過激すぎだ。全部強烈で、ホント痛いけど、終わってみれば気持ちのいい痛みだな」と試合を振り返ると、「今の魂と魂のぶつかり合い。これがプロレスだ!まだまだこんなもんじゃねえからな。さらに、このベルトの価値を高めてとことん暴れ狂うからな。これからも暴れ龍のごとく駆け上っていくぞ!」と叫んで大会を締めた。ジュニア時代のライバルだったウィル・オスプレイが、ブリティッシュヘビー級王座を獲得したとともにヘビー級転向を宣言しており、「ベルトの価値を高めるためなら誰とでもやる」スタンスの鷹木の周りには、挑戦者候補がたくさんいる。石井という超えるべき壁を乱打戦で越えてみせたことで、ここから鷹木信悟が描いているNEVERロードを見ることが出来るだろう。(どら増田)
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スポーツ 2020年02月21日 17時00分
プロ野球選手会、巨人・原監督を揶揄? 「読売は内部で調整してないのかな」現役ドラフトを巡るSNS投稿に批判
出場機会に恵まれない選手の移籍活性化を目的とした現役ドラフトの導入を目指しているプロ野球選手会。その選手会の公式ツイッターに投稿された内容が、ネット上のプロ野球ファンの間で物議を醸している。 現役ドラフトについて、NPB側は先月22日に開かれた選手会側との話し合いの場で、“7月末~8月の間で実施”、“対象となるのは、各球団が支配下選手の中から選出した8名”、“各球団は対象選手の中から最低1名は指名する”といった内容の草案を提示。これを選手会側も前向きに検討していると複数メディアが伝えている。 しかし、今月19日の『zakzak』(産経デジタル/電子版)では、巨人・原辰徳監督が13日に行われた12球団代表者会議の後、「今のままでは賛同できない」と前述の草案に反対の意向を示していたことが報じられた。 20日にツイッターに投稿した選手会は、前述の該当記事へのリンクを投稿。同時に、「読売は内部で調整してないのかな」という文章を、虫眼鏡をのぞく絵文字も交えてツイートした。 今回のNPB側の草案は、全12球団の意見を取りまとめた上で出されたもの。つまり、巨人を含めた各球団は草案にゴーサインを出したということになるが、その後になって原監督から“待った”がかかったことに、選手会側は「巨人はフロントと現場との間で意思疎通ができていないのか?」と疑問を呈したものと思われる。 しかし、今回のツイートに返信する形で、プロ野球ファンからは「公式が特定の球団を名指しで貶めるのはどうかと思う」、「自分たちの愚策を反対されたら晒して煽るとか子供かよ」、「仮に巨人内部が揉めてたとしても、今の案が欠陥だらけって事実は変わらないからな」といった批判が殺到している。 「NPB側の草案はドラフトにかける選手を各球団が自由に選択でき、獲得選手の出場機会確保も義務付けられてはいないため、選手会側には先月の報道直後から“戦力外選手の押し付け合いになりかねない欠陥制度を受け入れるのか”との反対意見も多数寄せられています。そのような背景もあってか、多くのファンは今回の投稿を草案に反対する原監督や巨人をやゆする投稿と捉えているようです」(野球ライター) 21日午後16時半時点ではまだ投稿されたままとなっている今回の投稿だが、果たして今後削除などの対応がされることはあるのだろうか。文 / 柴田雅人記事内の引用についてプロ野球選手会の公式ツイッターよりhttps://twitter.com/JPBPA_Press
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スポーツ 2020年02月21日 11時50分
広島・堂林にチャンス到来? 飽和状態の内野レギュラー争い、開幕直前の“大ニュース”もあるか
あの男に“復活のオーラ”がメラメラと漂っていた。 広島のベテラン、松山竜平が腰痛により、チームを離脱した(2月17日)。それを受けて、再クローズアップされたのが、堂林翔太だ。昨年オフ、後輩である鈴木誠也に打撃指導を仰ぎ、長期に渡る打撃不振を払拭しようと奮闘していたのは既報通り。その努力が報われるかもしれない。 「外野手の松山はキャンプでは主に一塁の守備練習に入っていました。昨季の正一塁手だったバティスタに出場停止の処分が下されていますので、松山を一塁に固定するつもりでしたが」(スポーツ紙記者) 松山の離脱を受け、同じく一塁の練習をしていた堂林にチャンスが回ってきたのだ。堂林は2012年にフル出場を果たしたが、その後、打撃不振に陥った。一昨年までの“強い広島”からも落ちこぼれてしまった。 「ただ、佐々岡真司監督は安部など他の選手にも一塁の練習をさせています。堂林で正一塁手が決まったと見るのは、時期尚早です」(前出・同) しかし、こんな見方もできる。堂林は一塁だけではなく、三塁の守備練習にも加わっていた。昨季の広島を振り返ると、三塁手を固定し切れなかった感もあった。佐々岡監督は「打撃復活」なら、堂林を使うつもりでいたのではないだろうか。 広島の内野陣に関して、こんな情報も聞かれた。 「首脳陣は菊池涼介が『いなくなること』を想定し、その準備を進めていました。菊池のメジャーリーグ挑戦が失敗に終わり、キャンプでは、セカンドでテストしようと思っていた別選手を三塁やショートに回しており、期待の2年目・小園海斗も使いたいと思っていました。首脳陣の頭の中では『内野手は飽和状態』と解釈されています」(球界関係者) 二塁は菊池。ショートは田中広輔か、小園。三塁は安部友裕、西川龍馬。状況次第では堂林が入り、一塁は松山を軸に堂林、安部も…。メヒア、三好、上本といった好選手もいる。だが、菊池の圧倒的な守備力には誰もかなわない。ショートは守備センスがなければ守れないポジションなので、レギュラーを狙うとしたら、一塁か三塁しかない。確かに、内野は飽和状態だ。 「佐々岡監督は一塁、三塁は打撃優先でレギュラーを決める予定」(前出・同) かつて、堂林は「広島のプリンス」なんて呼ばれ方もされ、将来を嘱望されていた。打撃は復活の兆しを見せつつある。しかし、 「昨季シーズン途中、広島は交換トレードを成立させました。広島はトレードに積極的な球団ではありませんでしたが…。ライバル球団のスコアラーは広島の戦力分析以外の目的で視察しているのでは」(ベテラン記者) 堂林は今回のチャンスを掴み切れるのか、そして、内野のレギュラー争いがどう進んで行くのか。開幕直前、広島を巡る“大きなニュース”も飛び込んできそうだ。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2020年02月21日 11時30分
オリックス、漆原大晟を支配下登録!昨年ウエスタンLセーブ王
オリックスは20日、育成契約を結んでいた漆原大晟投手を支配下登録すると発表した。背番号は「65」。 漆原は2018年の育成ドラフトで、新潟医療福祉大学から1位でオリックスに指名され入団。ルーキーイヤーの昨年は、ファームのウエスタン・リーグに登板し、育成選手ながらクローザーを任される機会が多く、39試合に登板して1勝0敗23セーブの成績を収め、ウエスタン・リーグのセーブ王となった。 オフには、T-岡田、鈴木優とともにプエルトリコで行われたウインターリーグに参加。プエルトリコでもリリーフとして活躍し、防御率を0点台で終えて帰国している。今年の春季キャンプでは育成でただ一人、1軍スタートを勝ち取り、20日現在1軍の選手とともに同じメニューを毎日行っている。 榊原翼や神戸文也、張奕など、最近のオリックスは育成ドラフトからの昇格が目立ってきており、漆原も「時間の問題」と言われていた。シーズン前に支配下登録されたことにより、ただでさえ厚みのあるリリーフ陣にもう1枚大きな戦力が加わったのは間違いない。漆原は最速150キロを超えるストレートに、カーブ、スライダー、シュート、フォークといった多彩な変化球を持っているだけに、キャンプ終盤からオープン戦にかけて、適性ポジションを首脳陣は模索していくことだろう。 漆原の支配下登録により、リリーフ陣の競争が激化するのは必至だ。(どら増田)
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スポーツ 2020年02月21日 06時30分
前回は不祥事で…新型コロナで大相撲春場所が中止になる可能性は? 過去2回は全く違う理由だった
新型コロナウイルスの感染者が、日に日に増加し続けている日本。さらなる感染拡大を防ぐため、大小さまざまなイベントが延期・中止に追い込まれている。 こうした例にもれず、角界でも26日~来月1日にかけ行われる予定だったイベント「大相撲うめきた場所」(大阪・グランフロント大阪)の中止が19日に決定。また、来月8日~22日にかけて開催が予定されている春場所(大阪・エディオンアリーナ大阪)についても、本場所中止を危惧する声が高まっている。 戦後の大相撲の歴史において、本場所が中止となった事例は過去に2回ある。初めて本場所が中止となったのは、今から74年前の1946年夏場所。当時は現在のような年6場所制(東京3場所、地方3場所)ではなく年2場所制(東京2場所)で本場所が開催されていたが、会場として使われていた初代国技館が前年3月の東京大空襲で被災。さらに、終戦後の1945年10月に国技館を接収した連合国軍最高司令官総司令部(GHQ)による改修が翌年9月まで終わらなかったことで、6月に予定していた夏場所を開催することはできなかった。 ちなみに、もう1つの場所である秋場所は国技館改修から2か月後の11月に開催されているが、同場所では後にプロレスラーとして絶大な人気を博する力道山が新入幕。また、場所後には“不世出の横綱”と称された第35代横綱・双葉山の引退・時津風襲名披露大相撲も行われている。 歴史上で2度目となる中止措置がとられたのは、2011年3月に予定されていた春場所。当時の角界は前年5月に明るみに出た「大相撲野球賭博問題」が角界を揺るがしていたが、この問題を捜査する中で複数の力士が白星をお金で売買する、いわゆる八百長行為に手を染めていたことが発覚し世間から批判が殺到。この事態を重く見た日本相撲協会は、自粛の意味で同年2月に春場所の中止を決定した。 なお、この問題では後に20名以上もの力士・親方が、同年4月に引退勧告・解雇といった処分を受け土俵から去ることを余儀なくされている。また、5月の次場所は夏場所ではなく「技量審査場所」として、観客に無料公開する形で開催された。 以上が過去2回起こった本場所の中止事例だが、一方は戦争、もう一方は不祥事が中止の理由であり、疫病を理由に中止となったケースはない。前例がないということもあってか、各メディアの報道では協会は予定通りに春場所を開催する方針であると伝えられている。 しかし、春場所は“屋内の密閉空間に人が密集する”、“興行の性質上、重症化のリスクが高い高齢者が多く集まる”、“マス席が2階にあるため手すりに触ることも多い”といった事柄から、数あるイベントの中でも特に集団感染のリスクが高いと見る向きもある。今後の感染拡大状況によっては、9年ぶり3度目の中止が現実のものとなる可能性は決してゼロではないだろう。文 / 柴田雅人
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1ケタ勝利で赤っ恥の新横綱・鶴竜
2014年05月26日 15時30分
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スポーツ
本誌記者が見た 元大関・魁傑が貫いた角界随一の“常識人”人生
2014年05月26日 11時00分
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スポーツ
投手・野手の補強で揺れる阪神
2014年05月26日 11時00分
特集
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豊ノ島、YouTubeチャンネルで若乃花とコラボ熱望 タレントとして相撲番組で「冠番組」持ちたい
芸能
2025年07月21日 12時00分
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豊ノ島“ライバル”琴奨菊との思い明かす 業界には「いい物は残し、時代に併せて変わっていけば」と期待
芸能
2025年07月20日 12時00分
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宮迫博之「雨上がり決死隊」再結成は「蛍原さん次第」 ドジャース始球式の裏話も明かす
芸能
2025年07月14日 17時00分
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元ザブングル松尾陽介、沖縄で芸人のセカンドキャリアサポート 芸人引退に「心境の変化」
芸能
2025年04月28日 19時03分
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カラテカ入江慎也、闇営業で得た教訓は「人と人をつなぐ怖さ」 反社の見極め方は「金の使い方」
芸能
2025年06月01日 12時00分