スポーツ
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スポーツ 2020年05月28日 17時30分
DeNA・桑原「守備はチームを助ける」 球際にも強い守備力を武器に狙うセンターの座
6月19日の開幕を目指し、練習試合の日程も発表されたプロ野球界。ベイスターズは本拠地・横浜スタジアムで、28日と30日には紅白戦を行う予定。その後、6月2日~4日まで楽天ゴールデンイーグルスと、5日~7日まで北海道日本ハムファイターズと6連戦、9日は読売ジャイアンツと戦い、10、11日は東京ドームに場所を移して2連戦。12日~14日は中日ドラゴンズとナゴヤドームで仕上げの3連戦の練習試合を行うと発表した。 ラミレス監督は全体練習が再開された19日に、ZOOMによる取材に応じ、状況に応じてフレキシブルに采配する「Day by day baseball」を掲げており、今まで以上に相手ピッチャーや対戦成績などデータを駆使しながら、タクトを振るうこととなりそうだ。スタメンについても、「4番・佐野など、ある程度は継続していきたい」とコメントしていたが、オープン戦、練習試合でも固定されていなかった1番センターはどうなるのかは、気になるところ。 そんな中、27日に球団を通じてコメントを公開した桑原将志が「実戦では打つことだけでなく、守備はチームを助ける役割になると思う」と語ったと報じられた。 UZRという「同じ守備位置の平均的な選手が守る場合と比べて、守備によってどれだけ失点を防ぐことができたか」という守備指数がある。0が平均で超えればプラス、下回ればマイナスとなる。 桑原は2017年にゴールデングラブ賞を獲得しているが、その際のUZRは17.7と12球団で1位。2018年も9.7と突出した指数をはじき出した。昨年は同じベイスターズの神里和毅が10.9で12球団トップの数値を残したが、チームの投手陣の中では桑原の守備力を買う声が聞こえるのも事実。 「走り込みやトレーニング量を意識的に増やして、運動量を上げたつもりなので、身体に関しての手ごたえはあります。自分を見つめ直す時間が多かったので、自主練習期間中は改めて野球と向き合う大事な時間になりました」と、自信を見せる桑原将志。安定且つ球際にも強い守備力を武器に、食らい付くバッティングが復活すれば、自ずとレギュラーは近づいてくるはずだ。文 ・ 写真/萩原孝弘
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スポーツ 2020年05月28日 17時00分
元中日・井端氏、広島・野村が“天敵”だった? 対戦時打率は1割以下、現役時代の苦戦ぶりを明かす
元中日・巨人で野球解説者の井端弘和氏が27日、自身の公式ユーチューブチャンネルに動画を投稿。広島・野村祐輔について言及した。 本動画で井端氏は、今自分が現役なら打てそうにない投手を1~3位までランキング形式で選出。1位にプロ8年間で「71勝52敗・防御率3.38・654奪三振」といった数字を残し、2016年には最多勝(16勝)、最高勝率(.842)の2冠に輝いた野村の名を挙げた。 野村を1位とした理由について、井端氏は「現役の時から打てなかった。先日(対戦成績を)調べたら22打数1安打(.045)だった」と打率1割以下に抑えられたことが要因と説明。 続けて、「チェンジアップと思ったら真っすぐだったり、スライダーと思って振っても(バットの)先っぽにしか当たらなかったり。それぐらい自分の中で錯覚を起こさせる投手だった」と現役当時の苦戦ぶりを語った。 井端氏によると、野村は「ボール自体にびっくりするようなボールはない。ストレートは140キロぐらいで、スライダー、カーブ、チェンジアップといった変化球も速く(は)ない」とのこと。それでも打席の中で球種を見極めることは難しかったとした上で、「腕の振りとかにだまされ続けてたのかな」と投球フォームが球種を判別しづらくした要因ではと分析した。 「打席の位置を変えたり、自分のバットよりも重たい井上一樹(元中日/現阪神一軍打撃コーチ)さんのバットを借りて打ちに行ったりもしたが一緒だった」という井端氏。野村が投げる試合で解説を務めている時は、しばしば「(野村を)打ってる人すごいな」と思っていると語っていた。 今回の動画を受け、動画のコメント欄やネット上には「菅野、千賀あたりが1位と思ってたから野村が1位なのは意外」、「22打数1安打は相当キツいな、よっぽど投球フォームが見づらかったんだろうか」、「野村は凄くコントロールがいいから、なかなか打てるコースに球を投げてこなかったっていうのもありそう」といった反応が多数寄せられている。 現役時代に中日(1998-2013)、巨人(2014-2015)で活躍した45歳の井端氏と、プロ入りから広島(2012-)でプレーする30歳の野村。両者は2012年から2015年にかけセ・リーグで対戦を重ねている。 「野村はストライクゾーンとボールゾーンへの意図的な球の投げ分け、いわゆる“出し入れ”ができコントロールに定評がある投手で、“投げる精密機械”と呼ばれるほどのコントロールを武器に通算213勝を挙げた元広島・北別府学氏と比較する声も多くあります。また、2冠を獲得した2016年にはアメリカメディアが次期日本人メジャーリーガー候補として、当時日本ハムの大谷翔平(現エンゼルス)と共に野村の名前を取り上げたこともありました」(野球ライター) 現役時代の井端氏は通算で「打率.281・56本・510打点・1912安打」といった数字をマークしており、決して打力が低かったわけではない。それだけに、1本しか安打を打てなかった野村の印象はいまだに強く残っているようだ。文 / 柴田雅人記事内の引用について井端弘和氏の公式ユーチューブチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UCVhXntGHOpB4vnfkBdN5HlA
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スポーツ 2020年05月28日 11時50分
元サッカー日本代表・川口&那須「これが最後ではない」インターハイ中止で落ち込む高校生にエール
元サッカー選手の川口能活と那須大亮が、27日にリモート形式で開催された『明日へのエールプロジェクト』に出席。高校生に言葉をかけた。 新型コロナウイルスの影響により、インターハイが中止に。失意のどん底に落ちる高校生たちに向けて川口と那須が「オンラインエール授業」を開催。東京都、新潟県、山口県、沖縄県のサッカー部約80名が授業を受けた。 >>元サッカー日本代表・川口&那須「これが最後ではない」インターハイ中止で落ち込む高校生にエール<< 授業終了後、マスコミ向け囲み取材に出席した川口は「高校生の皆さんに強いメッセージを伝えられたかどうかは分からないんですけど、彼らの想いを聞いて、苦しい状況から立ち直って、新しい目標を立てて、また新しい第一歩を踏み出してほしい気持ちが強くなりました」と回顧。那須も、生の声を聞いたことで、つらい気持ちを共有しつつも、「僕や川口さんが言ったことはすべてではないので、思考する中でのヒントになればいいなと思いました」と振り返った。 インターハイが中止となったことで、大きな目標がなくなった中、モチベーションの保ち方について質問が飛ぶと、那須は現在の状況や高校生の気持ちに配慮しながらも、「これが最後ではない」と一言。「この先に目標があるのであれば、そちらに目を向けてほしいし、立ち止まってはいけないので、自分の感情を力に変えて進んでほしい」とコメントした。彼の考えに川口も同調。「インターハイがすべてではないし、ゴールでもないと思うんですよね。高校を卒業した後も人生が続くので」と先を見据えた行動をしてほしいと胸中を吐露した。続けて、気持ちを切り替えて、急に進めと伝えているわけではなく、「半歩でもいいので、新しい道を踏み出す勇気をもってほしい」とエールを送った。 取材には、授業に参加した那覇高等学校の玉城陽向くん、崎原誠顕くん、顧問の天願匠先生も出席。授業について、崎原くんは「僕もキャプテンをやっていてるのですが、川口さんがおっしゃっていたキャプテンとしてチームをまとめる難しさなど、自分もでわかることが多々ありました」と満足気。玉城くんも「那須さんが、できることが少ない中、どのように行動すればいいか、(ヒントをもらったので)これからのサッカー生活に役立てたいと思いました」と充実した授業内容を振り返っていた。
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スポーツ 2020年05月28日 11時35分
巨人、“2年目の新人”戸郷がシーズンを左右? 広島の即戦力ルーキーと明暗分かれるか
今年もプロ2年目の選手から選ばれるのか、それとも、ウワサの即戦力ルーキーか…。チームの勝敗が大きく影響しそうだ。 プロ野球各球団は6月19日の開幕戦に向け、同2日から14日まで練習試合を行う。巨人・原辰徳監督によるオンライン取材によれば、16日にも千葉ロッテと練習試合を組んだという。「実戦感覚を取り戻すため、1試合でも多く」(スポーツ紙記者)と受け止められているが、同日に登板する投手がペナントレースのカギを握りそうだ。 「19日は金曜日です。一時期、19日の開幕戦が無理なら、同26日か7月3日と言われていました。すべて金曜日です。なぜ、金曜日からスタートさせたいかというと、3連戦をやって、月曜日に移動・休日を挟んで、火曜日からまた3連戦という流れを作りたいからです」(ベテラン記者) 球界には、月曜日が「移動・休日」なる慣習があり、それを崩さないことが選手の体調管理にもなるという意識からだ。 その慣習だが、こんな見方もできる。3連戦の初戦となる「金曜日」と「火曜日」に投げる投手が重要な役目を担う、と――。 19日金曜日の開幕戦はエース・菅野智之が投げるが、23日火曜日は誰が投げるのか? その1週間前の16日に千葉ロッテと練習試合を行うとなれば、同試合に先発するピッチャーが「菅野に次ぐ準エース」となる。大方の予想は、2年目の戸郷征翔だ。 戸郷は昨年、優勝の懸かった大一番がプロ初先発となった。その後のクライマックスシリーズ、日本シリーズでも“奮闘”したので、「2019年はよく頑張った」という印象だが、公式戦はまだ“8回3分の2”しか投げていない。つまり、2年目の今季は「新人王」の対象選手なのだ。 新人王は、ピッチャーなら一軍での投球回数が30イニング以内、バッターは60打席以内であれば、5年目まではその資格を有し、記者投票の対象となる。 「広島の新人・森下暢仁は即戦力と呼ばれています。佐々岡監督も先発ローテーション入りさせる予定でいるので、オープン戦を終えた時点で、『今年は森下』という予想がされていました」(前出・同) 戸郷が菅野に次ぐ準エースの重圧にも打ち勝てば、森下以上に評価されるだろう。もっとも、その戸郷の自主トレ、キャンプ、オープン戦での言動だが、“2年目の新人”とは思えないオトナの対応を見せていた。 話は3月10日のソフトバンク戦(オープン戦)に遡る。先発マウンドに立った戸郷は、ソフトバンク打線に捕まり、被安打9失点10で4回途中に降板した。前日は昨年の日本シリーズでノックアウトを食らった屈辱を晴らしたいとも語っていた。リベンジに失敗した後に出たセリフは、「直球がシュート回転し…」という反省の弁。このコメントに対し、大量失点を許してしまった敗因を冷静に分析しており、「2年目の高卒投手とは思えない」と称賛するプロ野球解説者も多かった。 先発投手のコマ不足というチーム事情もあるが、この戸郷が連覇のカギを握っている。本人は「今さら新人王?」の心境かもしれないが、「戸郷を勝たせてやりたい」と打線が奮起すれば、優勝争いでも広島を引き離すことができるだろう。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2020年05月28日 06時30分
ハンデ・戦力外を乗り越えての偉業! 打撃タイトル“19冠”の大打者、張本勲氏が打ち立てた史上唯一の3000本安打
現役時代に日本ハム(1959-1975/前身球団含む)、巨人(1976-1979)、ロッテ(1980-1981)で活躍した元プロ野球選手の張本勲氏。レギュラー出演する『サンデーモーニング』(TBS系)での歯に衣着せぬコメントはたびたび物議を醸している。5月17日の放送では、ドイツのサッカーリーグ『ブンデスリーガ』の再開に「何でやるんかな」と異議を唱え賛否両論を呼ぶなど他競技へ物申すこともしばしばだ。 現在では『サンデーモーニング』の印象が強い張本氏だが、現役時代は球界で輝かしい実績を残したれっきとした名選手。首位打者7回(歴代1位タイ)、最高出塁率9回(歴代1位)、通算トリプルスリー(3割300本300盗塁/史上唯一)など様々なプロ野球記録を打ち立てているが、中でも最も有名なのは現在に至るまで張本氏以外に達成者はいない3000本安打だ。 1980年5月28日、川崎球場で行われたロッテ対阪急の一戦。当時ロッテ所属で40歳だった張本氏は、試合前時点で通算2998安打をマーク。3000本安打達成へ、この日「2番・DH」で先発出場した。 1回裏の第1打席に阪急・谷村智啓から安打を放ち2999安打とするも、第2、第3打席は凡退に終わった張本氏。しかし、6回裏、二塁にランナーを置いた場面で、張本氏は阪急・山口高志のシュートを捉えて2ランホームランを放ち、前人未踏の3000本安打を本塁打で達成した。 ヘルメットを放り投げながら打球を見届け、ガッツポーズも見せながらベースを一周した張本氏。ただ、ここまでの波乱万丈な道のりを思い返したのか、試合後には「感無量」と言葉を詰まらせた。 1940年、韓国出身の両親の元広島で生まれた張本氏。小学校高学年の時に野球を始めたが、4歳の時に負ったやけどの影響で利き手の右手をうまく扱えず。そのため、利き手を左手に変えることを余儀なくされたが、めげずに野球に打ち込み1959年に東映入団を果たした。 入団後の張本氏は1959年に新人王を獲得すると、その後1975年までに首位打者7回、最高出塁率9回、最多安打3回(当時は表彰無し)、リーグMVP1回と、右手のハンデを全く感じさせない打棒で数々のタイトルを獲得。しかし、この間にチームは東映、日拓、日本ハムと経営母体が次々に変わり、大杉勝男、土橋正幸といった主力・コーチが相次いで退団。そして張本氏も1975年オフ、当時のオーナーの意向もあり巨人へトレードされた。 巨人移籍後の張本氏は王貞治の前を打つ3番打者として、1976~1977年のリーグ2連覇に貢献。しかし、翌年以降は左目の不調や右太ももの怪我で低迷し、3000本安打まで残り39本に迫った1979年オフに巨人の戦力構想から外れてしまった。 当初はこのまま引退することを考えたが、「3000本安打を達成しないままやめたら悔いが残る」という周囲の説得もあり翻意した張本氏。金銭トレードで移籍したロッテで達成した3000本安打は、紆余曲折のプロ22年間を経て達成した記録でもあった。 1981年限りで引退した張本氏は、最終的に3085安打をマーク。この記録は日米通算ではイチロー(4367安打/日本では1278安打)が破っているが、プロ野球では巨人・金田正一の「400勝」、阪急・福本豊の「1065盗塁」と共に今後も破られない不滅の記録の1つとして数えられている。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2020年05月27日 22時30分
DDT年間最大ビッグマッチの主要カード決定!青木真也と大鵬三世が対戦!
DDTプロレスは当初、埼玉・スーパーアリーナで開催する予定だった年間最大のビッグマッチ『WRESTLE PETER PAN 2020』を、無観客試合によるTV SHOWに舞台を変えて、2日間連続で配信と中継を行う。 2日間の主要カードを発表した。『WRESTLE PETER PAN 2020【DAY1】』【日時】2020年6月6日 開始19:00【会場】DDT TV SHOWスタジオ※動画配信サービス「WRESTLE UNIVERSE」で配信<決定カード>▼DDT UNIVERSAL選手権ハードコア3WAYマッチ<王者>佐々木大輔 対 木高イサミ<挑戦者> 対 勝俣瞬馬<挑戦者>▼DDTゆるキャラNo.1決定戦 in 新潟!スーパー・ササダンゴ・マシン 対 ポコたん▼ミクスドタッグマッチ石井慧介&HARUKAZE 対 大和ヒロシ&安納サオリ▼タッグマッチ高尾蒼馬&マッド・ポーリー 対 中村圭吾&岡谷英樹※ほか数試合予定。『WRESTLE PETER PAN 2020【DAY2】』【日時】2020年6月7日 開始19:00【会場】DDT TV SHOWスタジオ※ABEMAで中継※動画配信サービス「WRESTLE UNIVERSE」で配信<決定カード>▼KO-D無差別級選手権試合<王者>田中将斗 対 遠藤哲哉<挑戦者>※第74代王者4度目の防衛戦。※いつでもどこでも挑戦権の動向次第で変更の場合あり。▼DDT EXTREME級選手権試合~祝!外出制限解除ルール<王者>青木真也 対 納谷幸男<挑戦者>※第48代王者3度目の防衛戦。▼スーパー・ササダンゴ・マシン・リモートプロデュースマッチ大鷲透 対 アントーニオ本多▼ミクスドタッグマッチ坂口征夫&赤井沙希 対 クリス・ブルックス&伊藤麻希▼東京女子プロレス提供6人タッグマッチ坂崎ユカ&山下実優&中島翔子 対 辰巳リカ&天満のどか&愛野ユキ※ほか数試合予定。 初日は、DDTから独立したプロレスリングBASARAから木高イサミが参戦する。これまでとは違うスタンスでの参戦になることから、少し荒れた展開になるかもしれない。佐々木大輔は、ベルトを他団体に流出させないためにも勝利することが求められるところ。2人の隙を狙って来る勝俣瞬馬にも期待したい。 2日目は、KO-D無差別級チャンピオンの田中将斗に遠藤哲哉が挑戦する“予定”だ。というのも、MAOが田中への挑戦権をまだ行使していないことから、王者が変わる可能性も考えられるからだ。遠藤は昨年田中に敗れ、ベルトを他団体に流出させるキッカケを作ってしまっただけに、直接リベンジしたい気持ちが強い。また、DDT EXTREME級選手権試合~祝!外出制限解除ルールとして、チャンピオンの青木真也が、大鵬三世の納谷幸男と対戦するのもどんな闘いになるのか注目である。(どら増田)
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スポーツ 2020年05月27日 19時30分
元巨人・上原氏、マシソンに前もって引退を伝えた? 意外な共通点も告白し、「最強の中継ぎ助っ人」と称賛
元巨人で野球解説者の上原浩治氏が26日、自身の公式ユーチューブチャンネルに動画を投稿。巨人時代の元同僚助っ人・マシソンについて言及した。 本動画で上原氏は助っ人選手のみを対象に、自身が思うベストナインを5ポジション(先発・中継ぎ・抑え・一塁・二塁)選出。中継ぎ部門にNPB8年間で「27勝174ホールド・54セーブ・防御率2.46」といった数字をマークし、“史上最強の中継ぎ助っ人”とも称されるマシソンの名を挙げた。 自身がNPBに復帰した2018年から、2019年5月に引退するまで巨人でマシソンと同僚だった上原氏。「彼は投げまくってましたからねえ」と長年巨人ブルペンを支えた点を高く評価すると共に、「人柄・性格がすごく良い(選手だった)」と性格面も良かったと発言。 続けて、「僕が(2019年5月に)引退する時も、前もって引退を伝えたのは菅野(智之/巨人)とマシソンだけ」と、自身の決断をあらかじめ伝えた数少ない選手の一人であることを明かした。 また、上原氏は当時マシソンをサポートしていた通訳が、MLBで自身や黒田博樹氏(元ヤンキース他)の通訳も務めていたという意外な共通点も告白。こうした点もマシソンに思い入れがある理由の一つと語っていた。 マシソンは2019年限りで巨人を退団したが、その際に2020年東京五輪に母国・カナダ代表の一員として参加することを目指すと表明。カナダが予選を突破すれば五輪後、予選敗退ならその時点で現役を引退することも明かしている。「(マシソンは)『東京五輪を最後にやめる』とずっと言ってましたね」という上原氏は、新型コロナウイルスの影響により2021年に延期された東京五輪へ向け「もう一年頑張れよって思います」とマシソンにエールを送っていた。 今回の動画を受け、動画のコメント欄やネット上には「マシソンは試合見てても圧倒的な中継ぎだった、上原は一時期一緒に勝ちパターンもやってたよね」、「自分も中継ぎやってたから、怪我無く投げ続けることがどれだけ凄いことか分かるんだろうな」、「事前に引退伝えるって相当仲良かったんだな」、「マシソンの通訳が上原、黒田の通訳もやってたって地味に凄い情報」、「面識のある通訳も介して親交が深まったって感じなのかな?」といった反応が多数寄せられている。 現役時代に巨人(1999-2008,2018-2019)、オリオールズ(2009-2011)、レンジャーズ(2011-2012)、レッドソックス(2013-2016)、カブス(2017)で活躍した45歳の上原氏と、フィリーズ(2006-2011/2007-2009はマイナー)、巨人(2012-2019)でプレーした36歳のマシソン。両者は2010~2011年にそれぞれMLBでプレーし、2018~2019年は共に巨人に所属している。 巨人で最優秀中継ぎのタイトルを2回(2013、2016年)獲得し、NPBにおける助っ人最多ホールド記録も樹立しているマシソン。一緒にプレーした時期は1年余りとわずかだが、上原氏の印象には強く残っているようだ。文 / 柴田雅人記事内の引用について上原浩治氏の公式ユーチューブチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UCGynN2H7DcNjpN7Qng4dZmg
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スポーツ 2020年05月27日 18時05分
ロッテ鳥谷敬「日本シリーズの相手が阪神なら最高」1853件の質問から54問に回答!
千葉ロッテマリーンズは球団公式インスタグラムで、鳥谷敬への質問を5月24日午前11時から26日正午までファンから募集したところ、過去最高の1853件の質問が届いたことを明らかにした。 鳥谷は27日に54問の質問に回答した。この企画はファンサービスの一環として行われており、これまでは井口資仁監督、益田直也、石川歩、種市篤暉、荻野貴司、福田秀平、中村奨吾、藤岡裕大、田村龍弘、藤原恭大、佐々木朗希の各選手が回答。ファンから大きな反響を呼んでいる企画で、鳥谷は大トリを飾っている。 千葉ロッテマリーンズ広報室は「まだマリーンズファンの皆様は鳥谷選手がどのような選手か把握してない方も多いと思いますので、この機会に鳥谷選手を知ってもらう機会になればと思います。またタイガースファンの方にも喜んでもらえる内容になっていればいいなあとは思います」とコメントを出していたが、質問では古巣である阪神に関することにも言及した。 鳥谷はこう答えた。「マリーンズで、チームに貢献する姿をお見せすることがひとつの恩返しだと思っています。自分のプレーをする姿をお世話になった方々にお見せしたい。裏方、スタッフの皆様など多くの支えがあって、阪神タイガースの鳥谷敬が作り上げられた。そういう人たちの刺激となるようなプレーをグラウンドでお見せしたい」 「確かに交流戦はなくなり残念ではありますが、違う形での対戦はある。それは日本シリーズ。そのためにはまずマリーンズがパ・リーグで勝って、セ・リーグの勝者と戦うことができるチャンスをつかむ。その相手が、阪神タイガースという思い出のたくさん詰まったチームであれば、こんな最高な話はないと思っています」 今年から千葉に拠点を移した鳥谷は、古巣戦での活躍を胸に誓って、6月19日からのシーズン開幕に臨む。(どら増田)
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スポーツ 2020年05月27日 18時00分
広島・菊池、ソフト・千賀、日ハム・有原… 経営ひっ迫放出か
ペナントレースを開催できたとしても、今季は無観客試合が必至だ。「120試合前後になるのでは?」(在京球団スタッフ) プロ野球界は6月19日の開幕戦を実現させようと、懸命に動いている。しかし、「試合を早く」の動きが活発になるにつれ、懸念材料も色濃くなってきた。無観客試合による経営難だ。「プロ野球は『1試合約1億円』の収入が見込めます。そこから諸経費を引いていくんですが、お客さんがゼロになれば、チケット、飲食、グッズなどの売り上げが見込めません。つまり、ペナントレースが始まっても経営的危機は変わらないのです。メジャー志望の強い選手をポスティングシステムで出す話まで聞こえてきました」(ベテラン記者) メジャー挑戦の意思が強いとされる、もしくは近年中の挑戦を表明している選手といえば、ソフトバンクの千賀滉大(27)、日本ハムの有原航平(27)、DeNAの山𥔎康晃(27)、巨人の菅野智之(30)らが挙げられる。交渉まで行いながら挑戦を諦めた広島・菊池涼介(30)の“再挑戦説”も出てきた。「広島は31億円強(推定)の総年俸を払っています。近年のカープ女子ブームで球団は十分に潤っていますが、昨年はBクラスに沈んだにもかかわらず年俸総額が増えました。選手が実績を積んだためです」(同) 若手も順調に育っているが、昨年は正捕手・會沢翼を残留させるために、「3年6億4000万円+出来高」の超大型契約を交わしている。菊池とも「4年総額12億円プラス出来高」の契約を交わした。 菊池とメジャー球団との交渉がまとまらなかったのは、小柄な日本人内野手への悪しき前例が捨てきれなかったからだ。しかし、本当の理由は「リサーチ不足」とされている。「日本と違い、米国では複数のポジションを守る野手が重宝されています。菊池が三塁を守れることもアピールしていたら事態は変わっていました」(特派記者) そのため、今後は仕切りを菊池に任すというのだ。「ソフトバンクも収入減で入札制度に踏み切るかもしれません。有原らに言えるのは、東京五輪に対する気持ちです。延期でモチベーションを持続させられない選手もいれば、五輪開催に疑念を持つ声も球界にはあるので…」(関係者) メジャー志望選手を引き止めていた「五輪までは」の思いも薄れつつあるという。ここに、球団側の経営危機が重なった。 米球界行きの前倒しが、野球人気の低迷を招かなければいいが…。
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スポーツ 2020年05月27日 17時00分
元中日・川上氏、高橋由伸氏を「接したらいかん」と無視? 星野監督も“話すな”と指示、ルーキー時代の敵対心を明かす
元中日で野球解説者の川上憲伸氏が、中日時代の同僚で四国IL・愛媛でコーチを務める小田幸平氏が26日に公式ユーチューブチャンネルに投稿した動画にゲスト出演。元巨人で野球解説者の高橋由伸氏について言及した。 大学時代から投打のライバルとして注目を浴びた同い年の川上氏(明治大卒)と高橋氏(慶応大卒)は、1997年ドラフトで共に1位指名を受けプロ入り。本動画で川上氏は、プロ入り後の高橋氏との関係性について語った。 大学時代は球場で顔を合わせたら喋ったり、試合後に電話をしたりと高橋氏とは普通の関係性だったという川上氏。ただ、プロ入り後は「周りがライバルだなんだと言ってくるから、仲が悪くなってくる(ような気がした)。仲が悪いと言ったらおかしいかもしれないけど、それまでは(高橋氏とは)普通に話す仲だったのに『接したらいかんのかな』って(気持ちだった)」という。 また、当時中日の指揮を執っていた星野仙一監督からも「ライバルと話しとったらインコースなんか攻めれんやろ」と言われていたとのこと。そのため、川上氏は球場で高橋氏を見かけても会話どころか目を合わせることも避け、食事も1回ぐらいしか一緒に行かなかったという。 こうした高橋氏への意識は、試合での対戦にも影響していたという川上氏。1年目の高橋氏は川上氏との対戦で常にホームランを狙った真っ向勝負を挑んできたというが、川上氏は「そこを(変化球で)かわしてた。新人王を獲りにいくために」ととにかく結果を重視したと語っていた。 今回の動画を受け、動画のコメント欄やネット上には「焚きつけてたのは周囲だけど、それで目も合わせなくなるって凄い意識だな」、「星野さんは他球団の選手と話したら即罰金処分ってくらい厳しかったよね」、「川上は高橋を打ち取るたびに吠えたりグラブを叩いてた印象がある」、「変化球でかわしてたは言い過ぎじゃないか?当時見てたけど由伸の時だけ明らかに球速上がってた気がするんだけど」といった反応が多数寄せられている。 現役時代に中日(1998-2008,2012-2015)、ブレーブス(2009-2011/2011年はマイナー)で活躍した44歳の川上氏と、巨人(1998-2015)一筋でプレーした45歳の高橋氏。両者は1975年度生まれの同級生で、1998~2008年、2012~2015年にかけセ・リーグでしのぎを削っている。 プロ1年目の1998年シーズンに川上氏は「14勝6敗・防御率2.57・124奪三振」、高橋氏は「.300・19本・75打点・140安打」とお互いに新人離れした成績を残している(新人王は川上氏)。同年からは約22年が経つが、当時の記憶はいまだに印象深いようだ。文 / 柴田雅人記事内の引用について小田幸平氏の公式ユーチューブチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UCl5XxVyJYNq7gOkemprMBiA
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2016年01月17日 12時00分
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俺たちの熱狂バトルTheヒストリー〈変幻自在のトリックスター〉
2015年12月18日 16時00分
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スポーツ
虎の変革「金本監督は勝ちに行く」(育成編)
2015年12月18日 11時22分
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スポーツ
虎の変革「金本監督は勝ちに行く」(投手編)
2015年12月17日 12時00分
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スポーツ
オコエの育成方法を巡って対立? お互いに実績のある星野と梨田
2015年12月16日 16時00分
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スポーツ
虎の変革「金本監督は勝ちに行く」(打撃編)
2015年12月16日 11時22分
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スポーツ
松田移籍阻止にホークスが全力 工藤監督に王会長、オーナーも説得開始
2015年12月15日 16時00分
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スポーツ
外様の村田、片岡は用済み? 巨人が脇谷に続き、前ロッテのクルーズを獲得
2015年12月12日 17時09分
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スポーツ
俺たちの熱狂バトルTheヒストリー〈ファンクスvs最凶悪コンビ〉
2015年12月11日 16時00分
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スポーツ
オコエ入団で沸く楽天に潜む『対立』の火ダネ
2015年12月10日 11時00分
特集
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豊ノ島、YouTubeチャンネルで若乃花とコラボ熱望 タレントとして相撲番組で「冠番組」持ちたい
芸能
2025年07月21日 12時00分
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豊ノ島“ライバル”琴奨菊との思い明かす 業界には「いい物は残し、時代に併せて変わっていけば」と期待
芸能
2025年07月20日 12時00分
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宮迫博之「雨上がり決死隊」再結成は「蛍原さん次第」 ドジャース始球式の裏話も明かす
芸能
2025年07月14日 17時00分
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元ザブングル松尾陽介、沖縄で芸人のセカンドキャリアサポート 芸人引退に「心境の変化」
芸能
2025年04月28日 19時03分
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カラテカ入江慎也、闇営業で得た教訓は「人と人をつなぐ怖さ」 反社の見極め方は「金の使い方」
芸能
2025年06月01日 12時00分