スポーツ
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スポーツ 2020年08月07日 17時00分
ダルビッシュ、伊原元監督の“矛盾”を指摘 原監督の“野手登板”を批判も、同じ采配を止めなかった過去が?
カブス・ダルビッシュ有が7日、自身の公式ツイッターに投稿。元西武監督・伊原春樹氏に苦言を呈した。 今回の一件の発端は、6日に行われた巨人対阪神戦。「0-11」と巨人11点ビハインドの8回裏1死、巨人・原辰徳監督は控え投手を温存するため、この回7失点の堀内隼人に代わり野手の増田大輝を6番手としてマウンドへ。増田は「0.2回無失点・被安打0・1四球」と投手顔負けの投球を見せたが、伊原氏は同日の『東京スポーツ』(東京スポーツ新聞社/電子版)の記事内で「考えられない。私がベンチにいたら、原監督とケンカをしてでも絶対にやらせなかった」と原監督の采配を批判した。 7日に自身のツイッターに投稿したダルビッシュは、伊原氏の発言を伝える『東京スポーツ』の記事リンクを添え、「自分が監督の時にやらなければいいだけの話」とバッサリ。 また、ダルビッシュは同日に再度ツイッターに投稿し、「1995年、東尾監督の時にデストラーデさんがピッチャーされているんですが当時コーチだった伊原さんはなぜ東尾さんと喧嘩して辞めさせなかったんですかね?」とツイート。1995年5月9日の西武対オリックス戦で西武の助っ人野手・デストラーデが登板したことを引き合いに、当時一軍守備走塁コーチの伊原氏はなぜ止めなかったのかと疑問を呈している。 >>ダル「アメリカの人は絶対切るな」アフロヘアーが海外では好評 「ジャムおじさんにしか見えない」日本ファンとは真逆で驚きの声<< 伊原氏の発言を受け、ツイッター上のファンは「他の投手を休ませることができたし、そんな目くじら立てるほどの采配じゃないと思う」、「今年は過密日程な上にコロナで急に投手が離脱する可能性もあるから、リスクマネジメントとしてはむしろ理に適っているのでは」、「8回で試合を諦めて野手登板っていうのは、お金を払った観客に対してちょっと失礼ではないか?」、「阪神側を馬鹿にしてると捉えられてもおかしくない、投手を全員使い切ったわけでもなかったのに」などと反応している。 一方、ダルビッシュの投稿に返信する形で、「これはダルの言う通り、自分の考えを他の監督に押し付けるのは間違ってる」、「伊原さんは昔と今でやってることが違うと説得力が無いよ」、「自分も昔同じことやってたのに、今になって『それはダメだ』って言うのは筋が通ってない」、「伊原は当時守備走塁コーチだから投手起用に権限は無かったのかもしれんが、本当に許せないならミーティングとかで言って止めてないとおかしいよな」と伊原氏に指摘し、苦言を呈するファンも複数見受けられた。 元巨人監督・堀内恒夫氏が6日に自身のブログで「これはやっちゃいけない」、「増田がマウンドに立った瞬間 俺はテレビを消した」と批判する一方、元巨人・上原浩治氏が同日に自身のツイッターで「限られた人数で、どう使うかは監督の判断だと思います」と擁護するなど、他のOBの間でも物議をかもしている原監督の采配。本人は試合後に「あれでストライクが入るというのはまさにユーティリティー。見事だと思う」と増田を称賛したことが伝えられているが、“野手登板”の波紋はもうしばらくの間広がりそうだ。文 / 柴田雅人記事内の引用についてダルビッシュ有の公式ツイッターよりhttps://twitter.com/faridyu堀内恒夫氏の公式ブログよりhttps://ameblo.jp/horiuchi18/上原浩治氏の公式ツイッターよりhttps://twitter.com/TeamUehara
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スポーツ 2020年08月07日 11時55分
巨人・高梨、活躍の原動力は“雑用”? 練習中の意味深な動作、不遇のアマチュア時代から這い上がれたワケは
移籍の高梨雄平が勝ちパターンの継投策の一人として、定着した。対戦したセ球団の各バッターたちは首を傾げながらベンチに下がっていく。変則フォームから取り出されるキレのあるストレート、スライダー、落差のあるカーブは、初見ではまず打てないだろう。 「高梨の放出を決めた楽天側も『絶対に巨人で活躍する』と太鼓判を押していました。楽天は先発ローテーションの一角を任せられそうな高田萌生を獲得できたので、“ウィンウィンのトレード”だったと話していました」(プロ野球解説者) 午後2時過ぎ、東京ドームでの試合前練習が始められる。移籍の高梨を遠くから見ていると、練習方法も“変則”だ。階段ダッシュをする時、他の巨人投手たちは黙々と駆け上がるのに対し、高梨は身長と同じくらいのバーを持ち、バンザイをした状態で駆け上がっていく。 「その状態で走ると、脇腹の周辺筋肉が意識できるんだそうです。その筋肉をピッチングの時に使っていると話していました」(球界関係者) 無名から這い上がって来た選手、あるいは、長期の不振から脱出した選手は、常に考えながら練習をしている。 >>元巨人・上原氏「絶好調やね」、巨人・高梨も「えげつない!」 楽天・涌井の“ノーノー未遂”に選手・OBから称賛相次ぐ<< 高梨は早稲田大時代、東京六大学史上3人目となる完全試合を達成している。同期には日本ハムのエース・有原航平もいたが、ドラフト上位での指名が有力視されていた左腕だった。 当時を知る在阪球団スカウトがこう言う。 「体の大きな有原と比べてしまうと(189センチ)、高梨は明らかに見劣りしていました(175センチ)。どの球団も左投手は貴重なので、好意的に見ようとしましたが、3年秋から3季連続で勝ち星ナシ。卒業後も野球を続けると聞いていたので、社会人野球で様子を見よう、と」 その社会人・JX-ENEOSでさらに「壁」にぶち当たった。2年目にスリークオーターの投球フォームを捨て、サイドスローに活路を見出そうとしたが、目立った成績は収めていない。ドラフト9位とは言え、高梨の才能を見抜いた楽天スカウトを褒めるしかない。 「ストレートはプロ入りしてから別人のようにキレ味が出てきました。趣味の一つに料理もあり、頭の良い人なんだと思います。スコアラーが上げてくるデータもすぐに覚えています」(前出・球界関係者) 社会人時代は試合登録からも外された。その悶々としていたころ、チームはバット引きなどの雑用や、ビデオ撮影などスコラアーのような仕事もさせていたという。そこで腐ってしまうのが大半だが、それを「勉強の機会」に変えた。学生野球でもそうだが、バット引きやボール拾いはタイミング良くベンチを出ていかないと、試合進行の妨げにもなってしまう。つまり、試合中、ボールから目を離さない集中力と、試合展開を読む力も必要だ。 「巨人は開幕前から他11球団に接触し、放出可能な選手を確認していました。同じく楽天から獲得したウィーラーもそうですが、補強リストのようなものが出来上がっています」(前出・プロ野球解説者) 腐らずに雑用も頑張り、その作業の中から「プラスになる要素」を探し、自分の成長に繋げる。巨人がこのまま独走態勢を構築するとすれば、高梨のトレードが分岐点の一つとされるだろう。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2020年08月07日 11時00分
新日本オカダ・カズチカ1対3ハンデ戦を高橋裕二郎に要求!裕二郎もルールを提案
新日本プロレスは6日、『SUMMER STRUGGLE 2020』東京・後楽園ホール大会を開催。この日よりEVILが返上した第21代NEVER無差別級6人タッグ王座決定トーナメント1回戦が始まった。 セミファイナルでは、第21代NEVER無差別級6人タッグ王座決定トーナメント1回戦、オカダ・カズチカ&矢野通&SHOのCHAOSと高橋裕二郎&邪道&外道のバレットクラブが激突。試合前、裕二郎はオカダに「KOPW、やろうぜ!」とアピール。試合は、CHAOSがバレットクラブのダーティーファイトをはねのけ、最後は、最近絶好調のSHOがチキンウィングアームロックで邪道にギブアップ勝ち。SHOがこだわっているギブアップ勝ちでのリベンジに成功している。 試合後、マイクを持ったオカダは「NEVERのトーナメント中に申し訳ないけど、裕二郎さん!KOPW、出るんですよね?出るんだったらさ、1回戦、ここでいいじゃん!」とKOPW2020決定トーナメント1回戦の対戦相手として裕二郎を逆指名。裕二郎がエプロンに上がると、「そして!俺からのルールもここで言わせてもらっていいですかね?俺のルールは1対3!ハンディキャップマッチでいいですよ!」と挑発。裕二郎はオカダを睨みながらリングを後にした。 バックステージでオカダは「まあ俺がね、新タイトルのこと、言ったわけですから。1 発目のルールっていうのは俺が言わないとダメでしょう。1 対 3、ハンディキャップマッチ。まあ邪道、外道、裕二郎。ま、正直、1 対 1 よりも楽かもしれないよ。まあ上手く使ってやればいいんじゃない。でもね、そこでも超えられない差っていうのは一緒だなと思います。そして、NEVERトーナメント1回戦、こちらもしっかりとやっていかないといけないわけですから。1回挑戦して、負けてますし。こうやって気合い入れろと言っていた SHO君が1本獲ってくれたわけですから。僕もしっかり気合入れて、また面白い3人じゃないかなって思います。矢野さん、SHO 君、そして俺。凄い化学反応が起きる 3 人だと思うんで、そこでまた、ベルト獲って。それはそれで盛り上げたら面白いんじゃないかなって思います」とコメント。 裕二郎は「おうオカダおい!は?3対1だと?どんだけよ、俺のこと舐めてんだよ。それよりもよ、俺がもっと面白いルールを準備してやる。その名も『ランバージャックwithベルトマッチ』だ!場外に落ちたやつは、このベルトでボッコボコにされる。なぁ、そのルールでよ、この高橋裕二郎があの、オカダ・カズチカに勝ってやるよ」と吠えると、外道も「お前も二人付けろ、バカヤロー、オイ!裕二郎には、天下の“ワールドクラス・タッグチーム”邪道&外道がついてるんだ!」と続き、最後は裕二郎が「これマジ!」で締めた。 KOPWは対戦相手同士がルールを出し合って、ファン投票でルールを決定することになっているが、予選は通常ルールと思われていただけに、今後の展開に注目したい。 なお、準決勝でオカダ組は、鷹木信悟&SANADA&BUSHIと対戦する。◆新日本プロレス◆『SUMMER STRUGGLE 2020』2020年8月6日 観衆 698人(札止め)東京・後楽園ホール▼第21代NEVER無差別級6人タッグ王座決定トーナメント1回戦(60分1本勝負)オカダ・カズチカ&矢野通&○SHO(12分03秒 チキンウィングアームロック)高橋裕二郎&邪道●&外道※オカダ組が準決勝進出文・どら増田
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スポーツ 2020年08月06日 22時30分
ノア潮崎豪がGHCヘビー防衛、8.10横浜文体でGHCナショナル王者の拳王と二冠戦実現!
プロレスリング・ノアは、旗揚げ20周年記念興行『DEPARTURE 2020 day2』を5日、東京・後楽園ホールで開催した。 前日に後楽園で行われた前哨戦で、潮崎豪からパーフェクトキーロックでギブアップ勝ちを収めた丸藤正道は「潮崎、WE ARE REAL NOAHだ!明日、がっちりやろう。お前はその手で自信と、俺はこのノアで20年間築いてきたプライドを賭けて、試合しよう!」と叫んだ。 プロレスリング・ノア旗揚げから丸20年、GHCのテーマが流れた後、先に入場したのは当時20歳だった挑戦者の丸藤。続いて、創設者である故・三沢光晴さん最後のパートナー潮崎が入場した。 試合開始のゴングが鳴らされ、しばし距離を取っていたが、両者はガッチリ握手を交わしてから、じっくりとした探り合いに。前哨戦で繰り広げられた逆水平チョップ合戦の傷跡が、2人の胸板にはどす黒く刻まれており、潮崎の逆水平で、丸藤は胸から出血するが、前日にパーフェクトキーロックを決めた左肘に狙いを定め厳しい攻めを見せる。潮崎は肩から腕にかけてテーピングをしており、前哨戦で食らったダメージは大きかったようで、蹴りのバリエーションから雪崩式不知火で追い込むと、グランド式コブラクラッチ、ローリングキーロックからパーフェクトキーロックへ。潮崎は何とかロープにエスケープする。 逆水平で形成を逆転したい潮崎を虎王、丸藤はトラースキックでこれを遮断。さらに、真・虎王を決めるもカウントは2。潮崎は連発を狙う丸藤を担ぎ上げると、三沢さんの必殺技、エメラルド・フロージョンを炸裂させて、お互いの手を握り合って、逆水平チョップのラリーへ。すると、潮崎はローリングエルボー、再びエメラルド・フロージョンから豪腕ラリアットもカウント2。ここが勝機と見た潮崎は、師匠である小橋建太さんの必殺技、ムーンサルトプレスを決めてカウント3。潮崎が3度目の防衛に成功。丸藤はベルトを潮崎に渡してからリングを後にした。 丸藤と入れ替わるかのように、GHCナショナル王者の拳王が登場。「潮崎!GHCヘビー級防衛おめでとう!だがな、ノアに一番強い奴は二人もいらねぇ。俺とお前のベルトを賭けて、プロレスリング・ノアに一番強い奴を決めようじゃねぇか!」とアピール。潮崎は「よーし!やってやるよ!横浜文体!そのベルト持って来い!」とダブルタイトルマッチを受諾。バックステージで潮崎が「GHCに挑戦するだけでない彼の覚悟。ノアに強い奴は2人もいらない、その覚悟しっかりと受け止めました」と二冠戦を受諾した理由を話すと、拳王は「横浜文体の後にはGHCヘビー、GHCナショナルの二冠王になるこの俺、拳王について来い」とかなり自信がある様子。8.10神奈川・横浜文化体育館大会でGHC頂上決戦が実現することになった。◆プロレスリング・ノア◆『DEPARTURE 2020 day2』2020年8月5日東京・後楽園ホール▼GHCヘビー級選手権試合(60分1本勝負)<王者>○潮崎豪(30分56秒 片エビ固め)丸藤正道●<挑戦者>※ムーンサルトプレス※第33代王者が3度目の防衛に成功(どら増田)
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スポーツ 2020年08月06日 20時30分
ダル「アメリカの人は絶対切るな」アフロヘアーが海外では好評 「ジャムおじさんにしか見えない」日本ファンとは真逆で驚きの声
カブス・ダルビッシュが6日に自身の公式ツイッターに投稿した内容が、ファンの間で話題となっている。 >>「ダルビッシュさん」が突然のTwitterトレンド入り! ファンから投稿が殺到したワケは? 本人からは不満も<< ダルビッシュは同日、海外のツイッターユーザーのツイートのスクリーンショットを添え、“ダルビッシュの髪型は海外の人に評判が良い”という旨を投稿した日本のユーザーのツイートを引用リツイート。同時に、「アメリカの人は絶対切るなと言ってきます笑」と投稿した。 今シーズンのダルビッシュは昨シーズンに比べて髪の毛を長く伸ばし、アフロヘアーのような髪形になっている。帽子を被ると収まりきらない髪の毛が耳の後ろに大きくせり出しているが、日本のユーザーからは今季初登板した7月26日(現地時間25日)ごろから「なんかサザエさんみたいな髪形してるな」、「ニッチェの江上(敬子)にも似てる」といった“大喜利”のようなコメントが多数挙がっていた。 一方、海外のユーザーはシンプルに今のダルビッシュの髪形を良いと思っているようで、ツイッター上には「ダルビッシュの髪形は本当にクールだ」、「今シーズン中は髪の毛を切らないことを願っている」といった好意的な声が複数挙がっている。日本では一般的に長髪よりも短髪の方が清潔感があって好ましいとされているが、アメリカでは逆に長髪の方がウケはいいようだ。実際、MLBではシンダーガード(メッツ)をはじめ、肩にかかるほどの長髪をなびかせながらプレーしている選手も珍しくはない。 今回の投稿に返信する形で、日本のユーザーからは「日本人と海外の人では感覚が違ってて面白いな」、「ダルビッシュは顔がいいから正直どんな髪形でも似合うと思う」、「そもそも何で髪の毛伸ばしてるんだろう?何か願掛けでもしてるんだろうか」、「いずれにせよ髪形だけで広く話題を集めるのは凄いな」といった反応が多数寄せられている。 一方、「井川(慶/元阪神他)みたいな髪形になってて草」、「やっぱりジャムおじさんにしか見えない」、「もうちょっと伸ばしたらドアラ(中日マスコット)にもなれそう」といった大喜利コメントも引き続き多く見受けられた。 今月2日には髪の毛を切ってほしいという一部の声に対し、「迷惑はかけてないんでそっとしておいてください」と反論ツイートもしているダルビッシュ。国内外で話題を呼んでいるアフロヘアーはもうしばらくの間見られそうだ。文 / 柴田雅人記事内の引用についてダルビッシュ有の公式ツイッターよりhttps://twitter.com/faridyu
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スポーツ 2020年08月06日 18時50分
青学・原監督「一番は食事を楽しむこと」箱根駅伝6度目の優勝のため“大腸活”が欠かせない?
箱根駅伝で今年5度目の優勝を果たした、青山学院大学陸上競技部・長距離ブロックの原晋監督が5日、オンラインで開催された第2回「みんなと食べる!大腸活テーブル」ランチ会に、同大学町田寮の寮母も務める美穂夫人と、同大学陸上競技部・長距離ブロック主将の神林勇太選手、同大学陸上競技部の中野ジェームズ修一トレーナーと共に出席した。 >>全ての画像を見る<< 原監督はこのランチ会で、約200人の参加者を前に大腸活の大切さ、アスリートの食事管理の大切さなどを説いた。「最近腸内フローラという言葉を盛んに聞くようになりました。私も気にするようになりました」と、大腸活には以前から興味があったといい、「腸が整わないと箱根駅伝6度目の優勝はありません。残り5か月、大腸活大作戦で箱根駅伝6度目の優勝目指して頑張りたいです」と宣言。 学生の食事法にはいつも気を配っているといい、「学生にはセロトニンを分泌させるために、食事中は楽しく、みんなでワイワイ話をしながら食べることを意識させています。一番は食事を楽しむということが大切なんです」と食事へのこだわりを紹介。 夕食のタイミングも大切だといい、「夕食から睡眠までの時間は3時間くらい取るようにもさせています。睡眠も大切な要素。食事から睡眠までの時間が短いと、寝ている時に、腸が動くことによって交感神経を優位にさせてしまいます。そうすると、睡眠における副交感神経が優位に働かず、睡眠の質が悪くなります。(夜)8時くらいまでには食事を終えるような時間設定で、夕食を終えるよう指導しています」とコメント。 近年は野菜が嫌いで偏った食事をするアスリートも増えてきたという質問も受けたが、「マニュアルで言えば、バランス良い食事を摂るのが良いとされますが、昭和の時代と違って、昨今の日本の食事はある意味、バランスのとれた栄養価の高いものが多いんです。好きなものを好きなだけ食べるという考え方も僕は否定しないです」と理解を示し、「でも、トップアスリートたるものは(その選手が偏食気味と報道されていても)最低限のガードはしていると思います。自分も広島焼き、カレー、ピザばかり食べたい時もあるが我慢しています」と話していた。(取材・文:名鹿祥史)
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スポーツ 2020年08月06日 18時00分
プロ野球「途中打ち切り」緊急事態 現実味を増す幻の巨人V
アメリカのメジャーリーグ(MLB)で、選手が新型コロナウイルスに集団感染したため、打ち切りが濃厚になった。日本のプロ野球も対岸の火事ではない。すでに打ち切った場合の、優勝チームの扱いの検討を開始。まだ全120試合の半分も消化していないため、シーズン無効案が有力だ。独走巨人の“幻の優勝”が現実味を増してきた――。 東京都の小池百合子都知事は8月1日、東京で新たに472人を数える新型コロナウイルス陽性者が確認されたと発表。400人を超えるのは2日連続で、7月の合計は6466人となり、感染拡大に歯止めがかからない状況が続いている。 東京以外に、大阪、愛知、福岡などでも感染が急激に進んでおり、小池都知事は「これ以上、状況が悪化した場合には、都独自の緊急事態宣言を打たなければならない」と発言していた。 これを受けて、球界に激震が走っている。プロ野球は当初、政府の方針に沿い、8月1日から観客数の上限の引き上げを予定していたが、引き続きこれを8月末まで5000人としたばかりだが、試練はこれからだ。「都独自とはいえ、緊急事態宣言が発令されれば無観客だけでは済まない。東京都医師会の尾崎治夫会長が『今が感染拡大を抑える最後のチャンス』と警鐘を鳴らしたこともあり、4、5月のような開催中止が避けられない。そうなれば、東京に本拠を置く巨人、ヤクルトにとどまらず影響は出る。今季のセ・リーグは巨人のぶっちぎりVが濃厚なだけに、球界首脳はことさら難しい対応を迫られている」(スポーツ紙デスク) 各球団と日本野球機構(NPB)は、オンラインで“有事”についての協議を開始した。テーマは、コロナの感染拡大の影響でやむを得ずシーズンを打ち切った場合、優勝チームの決定方法と個人タイトルの扱い、選手の年俸支払い…。プロ野球の歴史上、今回のような不測の事態はなく、球界の憲法ともいえる野球協約や球団と選手が交わす統一契約書に対応する条文もない。取り急ぎ改定しないことには前へ進めないのだ。「仮に打ち切りになった場合の一番の難題は、今季の扱いをどうするか。中止時点の順位を最終結果とするのか、シーズン全体を無効にするのか。消化試合と残り試合などを考慮して判断する案が有力ですが、その線引きも難しい。今季は143試合の日程を120試合に短縮して開幕し、まだ3分の1程度を消化しただけ。これでは、無効が有力です。そうなれば個人タイトルも宙に浮き、選手年俸の査定にも響きます。FA権獲得の日数計算も微妙となり、難儀を極めているのです」(セ・リーグ球団関係者) 本来なら、リーグの首位を走る巨人、ソフトバンクが「何がなんでも反対」しそうなものだが、そうでもない。選手の年俸問題が重くのしかかっているからだ。「有事を想定した条項がないため、今季の選手年俸は契約通りに支払われる。しかし、無観客試合や試合数減に伴う各球団の赤字は数十億円規模になることが予想されており、コロナの影響は今季だけでは済まない。ソフトバンクの今季の選手総年俸額は42億円(12球団1位)、巨人は36・6億円(同2位)。来季もこれをベースに選手給与が支払われれば、金満球団とはいえ、経営が相当圧迫されるのは間違いない。だが、シーズンが無効になれば選手年俸を見直すいい機会となるため、両球団とも今季の扱い協議に否定的ではない」(前出・デスク) MLBでは先週、マーリンズの選手やコーチ合わせて13人の感染が判明。この影響で、7月27、28日の対オリオールズ戦が中止になり、26日までマーリンズと3連戦を行っていたフィリーズも、30日までのヤンキース戦を中止した。 これを受け、ロブ・マンフレッドMLBコミッショナーは選手会に対し、「あるチームが選手たちを欠き、競争力を失った場合は問題で、シーズンの一部か全部を打ち切る可能性がある」と伝えた。打ち切りとはならなくとも、クラスター化を恐れる選手の出場ボイコットが予想され、7月23日に開幕したばかりだが、全日程を完遂するのは難しい状況になっている。 日本のプロ野球も他人事ではない。 先週だけでも、ソフトバンクの本拠地ペイペイドームで場内案内業務に従事していた20代のアルバイト男性がPCR検査によりコロナの陽性と判明。さらに8月1日には長谷川勇也外野手のコロナ感染が分かり、翌日の西武戦が中止になったばかり。6月19日の開幕以来、選手の感染が判明したのは初めてで、選手やスタッフはPCR検査を受けてはいるものの、クラスター化する可能性もあり、全球団が気を揉んでいる。 中日の本拠地ナゴヤドーム前のドラゴンズショップで働くアルバイト従業員も、感染検査で陽性であることが確認されている。 また、オリックスでも、7月27日までチームに同行していた球団職員の感染が判明。こちらは同居する家族がコロナに感染したことが分かっているが、このように試合を続ける限り、2次感染、3次感染拡大の可能性はなくならない。 今季のプロ野球は、来夏の東京オリンピック開催のテストケースでもある。万が一、クラスターが起きれば、五輪中止決定の引き金にもなりかねない。NPB首脳が有事発生の前に幕引きを検討するのもそのためだ……。
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スポーツ 2020年08月06日 17時30分
DeNA・ロペス「ヤットキタ!」 2位浮上の先制打、2020年初お立ち台の“名言”でベイファン熱狂
「ヤットキタ!」。初回にレフトフェンス直撃の先制の2点タイムリーを放ったホセ・ロペスが、ヒーローインタビューで満面の笑みで残した言葉。ベイスターズの外国人語録は実にユニークで、エドウィン・エスコバーの「オトコハダマッテナゲルダケ」、ネフタリ・ソトの「チョーースゴイ」、タイラー・オースティンの「ヤッター」が有名。Twitterでも、遂にロペスが発した日本語でのひと言が一時トレンド入りするなどの話題を振り撒いた。9連戦の2戦目を取り、「先制打で(先発の)濱口を援護でき、そのまま勝ちにつながって良かった」と満足感も口にした。 今シーズンは開幕から調子が上向かず、7月3日には打率.184まで落ち込むと、スタメンを外れることも見られ、打率は2割程度で推移。36歳の年齢面からもファンから心配の声が寄せられていたが、7月後半から息を吹き返し、19日から30日まで.415の高打率をマーク。現在は通算打率.254にまで上げ、ロペスの調子と共にチーム状態も上がって行った印象だ。8月に入るとやや調子を落としてきたが、この日の先制打の際のコメント「早出練習から調子が良く」からも分かるように、梅雨明け後の猛暑の中でもたゆまぬ努力も惜しまず、コンディションを整えてきた。 不調だった時を経て、「どう始まるかより、どう終わるかが大切。しっかりとこの調子を続けて行きたい」とラミレス監督がよく使う言葉をインタビューでも引用していたホセ・ロペス。現在は首の負傷のため登録抹消されたスラッガーのオースティンが不在だが、その影響を最小限に抑え、また今年で来日8シーズン目を迎えた経験と、豊かな人間力を活かし、時には若いチームを救う役割も果たしてくれるはずだ。チーム最年長の“チャモさん”は、最高の形でシーズンが終われるよう、今日も準備を続ける。 取材・文・写真 / 萩原孝弘
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スポーツ 2020年08月06日 17時00分
元巨人・上原氏「絶好調やね」、巨人・高梨も「えげつない!」 楽天・涌井の“ノーノー未遂”に選手・OBから称賛相次ぐ
5日に行われた楽天対ソフトバンクの一戦。試合は「6-0」で楽天が勝利したが、試合結果以上に話題となったのが楽天・涌井秀章の投球だった。 同戦に先発した涌井は、首位ソフトバンク打線相手に5回まで1人のランナーも許さない投球を披露。6回1死に四球でこの日初めてのランナーを許したものの、8回までヒットを1本も打たせなかった。 迎えた9回1死にソフトバンクの代打・川島慶三にヒットを打たれ、惜しくもノーヒットノーラン達成とはならなかった涌井。しかし、「9回無失点・被安打1・2四球・8奪三振」と完封でリーグトップの6勝目をマークし、チームもソフトバンクと同率の首位に浮上した。 >>中日・荒木コーチに「辞めた方がいい」 楽天・大久保元監督が判断ミスを痛烈批判、「荒木はむしろ被害者では」と反発も<< 涌井の快投を受け、複数の現役選手やOBがSNSを通じてコメントしている。元巨人・上原浩治氏は、5日に自身の公式ツイッターに「惜しい~~ でも絶好調やね」と投稿。ノーヒットノーランを目前で逃したことを惜しみつつ涌井を称賛している。 先月14日に楽天からトレードで移籍した巨人・高梨雄平も、5日に自身のツイッターに「涌井さん!えげつない!表情変わらなさすぎて!」と投稿。同戦の涌井は記録が途絶えた後も表情一つ変えずに最後まで投げ切っているが、高梨は涌井が感情的にならずに冷静に試合を締めた点に驚かされたようだ。 今回の投球を受けて、ネット上にも「ノーノーは惜しかったけど素晴らしい投球だった」、「柳田(悠岐)や中村(晃)ら好打者に何もさせなかったのは凄い、今のパ・リーグではナンバーワンの投手じゃないか」、「首位争いのライバル相手に確実に苦手意識を植え付けたはず」、「ちょっと怖すぎるぐらい調子いいな、これから夏場だけどへたらずに元気に頑張ってほしい」といった反応が多数寄せられている。 これまで西武(2005-2013)、ロッテ(2014-2019)、楽天(2020-)でプレーしている34歳の涌井は、プロ15年間で「133勝128敗・37セーブ・防御率3.51」といった数字を残している投手。昨シーズンは「3勝7敗・防御率4.50」と低迷し、オフに金銭トレードでロッテから楽天に移籍したが、今シーズンは「6勝0敗・防御率2.33」と早くも前年の2倍の白星をマークしている。 試合後の報道では、チームを率いる三木肇監督が「『涌井頑張れ!』という気持ちで見ていた。野球はそんなに甘くないと思ったが、勝つために投げきってくれた」と涌井を称賛したことが伝えられている。涌井の見事な投球で同率首位に浮上したチームは、同カードの残り4試合で単独首位に立つことはできるだろうか。文 / 柴田雅人記事内の引用について上原浩治氏の公式ツイッターよりhttps://twitter.com/TeamUehara高梨雄平の公式ツイッターよりhttps://twitter.com/yuhei_takanashi
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スポーツ 2020年08月06日 12時10分
「藤浪さんに当てられる前に…」巨人公式SNS、阪神投手揶揄の動画アップ? 削除後も批判止まず
5日にプロ野球・読売巨人軍の公式ツイッターにアップされたある動画が、物議を醸している。 この日、阪神タイガース戦を行った巨人だが、試合前に公式ツイッターにアップされたのは、北村拓己内野手が中心として行った選手の円陣。その中で北村内野手は「相手ピッチャー藤浪さんですけど、当てられる前にしっかりバットに当てて、初回からエンジン全開で行きましょう!」と言い、ほかの選手もその言葉に笑顔を浮かべているように見えるものとなっていた。 この円陣で話題に上がった阪神の藤浪晋太郎投手は、これまでデッドボールが多いことでもたびたび話題となり、2017年にはヤクルト戦でデッドボールを出し、大乱闘騒ぎが起きてしまったこともあった。今回の北村内野手の発言は、これまでのプレーを揶揄したものとなっていたが、藤浪投手は今シーズンでまだ一球もデッドボールを出しておらず、北村内野手の発言を無神経ととらえた阪神ファンも多く、ネットからは「この発言が失礼と思わなかったのか?」「相手選手への礼儀を欠くことで士気上げるってひどすぎる」「巨人もなんでアップしたんだろう?リテラシーが低すぎる」という批判が殺到する事態となっている。 巨人の公式ツイッターは当該動画をすぐに削除したものの、動画はネット上に多く転載される事態となっており、批判は増え続ける一方。試合後、公式ツイッターは勝利を報告するツイートを投稿しているが、「謝罪会見待ってます」「反省の様子を見せてください」「選手の発言も取り消さずに勝利を喜ぶってスポーツマンシップの欠片もない」といった指摘が寄せられているほか、一方、巨人ファンを名乗るユーザーからは「デッドボールが多かったのは事実だからしょうがない」「北村は悪くないけど、アップしたスタッフが悪いと思う」といった北村内野手への擁護の声も寄せられている。 果たして、巨人側が謝罪することはあるのだろうか――。(福田純)
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「勝負にならない」オリックス“鬼の”福良監督 11四死球の投手陣に呆れ顔
2017年08月10日 00時10分
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広島追撃に集中できない 金本監督を悩ますFA残留交渉
2017年08月09日 17時00分
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中日 閑古鳥&チーム低迷で急浮上した闘将・星野仙一カムバック
2017年08月09日 16時00分
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夏の甲子園「舞台裏」② 「強くなるにはカネが掛かる」の悲鳴
2017年08月09日 12時45分
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スポーツ
夏の甲子園「舞台裏」① ドラフト候補生を絞り込むヒミツ査定法
2017年08月08日 17時30分
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スポーツ
史上初! 全12球団競合もあり得る「清宮幸太郎」ドラフト“怪物獲り”狂騒曲
2017年08月08日 16時00分
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バース対桑田で幕開け!! ビールと「夢の球宴」に酔う『サントリー ドリームマッチ 2017』
2017年08月07日 19時40分
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プロレス解体新書 ROUND61 〈勝敗を度外視した流血戦〉 ムタvsカブキ“最狂”の親子対決
2017年08月07日 16時00分
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スポーツ
「金本監督、コワイ!」 相手ベンチをも震えさせるアニキの“威圧感”
2017年08月07日 10時30分
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スポーツ
熱き侍たちが躍動!! メジャーリーグ Times 最大の被害者は田中将大? 日本人投手、受難の時代
2017年08月06日 16時00分
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2017年夏の甲子園特集(2) 挫折を知ったスラッガー “怪物予備軍”は大舞台にも強い!!
2017年08月06日 12時00分
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マジックナンバー点灯へ 2年連続独走状態の広島に浮上した「助っ人」問題
2017年08月05日 18時00分
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柔道・松本薫“ママでも野獣”で谷亮子越えの金メダルの可能性
2017年08月05日 16時00分
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2017年夏の甲子園特集(1) 横綱・輪島の子息も 異色投手が炎天下のマウンドを征する
2017年08月04日 17時00分
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スポーツ
将来、白鵬の理事長就任に「待った」がかかる『立浪一門』小派閥の壁
2017年08月04日 16時00分
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オリックス山崎福也 ソフトバンク打線に4被弾KO!『夏の陣』6年振りの勝ち越しならず!
2017年08月04日 10時25分
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猪木以来の快挙なるか? 中邑真輔、シナとの日米決戦を制しWWE最高峰王座に挑戦!
2017年08月03日 17時30分
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山口俊「泥酔暴行事件」 巨人が大ナタを振るう不良債権選手リスト
2017年08月03日 16時00分
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スポーツ
オリックス 対ソフトバンク10敗目 バンデンハークのナックルカーブを打てず
2017年08月03日 11時30分
特集
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野球人生“燃え尽きた”元プロ野球選手・宮國椋丞氏 今後は「周りの人に頼られたり、笑顔にしたい」
スポーツ
2025年07月25日 23時30分
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豊ノ島、YouTubeチャンネルで若乃花とコラボ熱望 タレントとして相撲番組で「冠番組」持ちたい
芸能
2025年07月21日 12時00分
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豊ノ島“ライバル”琴奨菊との思い明かす 業界には「いい物は残し、時代に併せて変わっていけば」と期待
芸能
2025年07月20日 12時00分
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宮迫博之「雨上がり決死隊」再結成は「蛍原さん次第」 ドジャース始球式の裏話も明かす
芸能
2025年07月14日 17時00分
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元ザブングル松尾陽介、沖縄で芸人のセカンドキャリアサポート 芸人引退に「心境の変化」
芸能
2025年04月28日 19時03分