鶴保庸介
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社会 2025年07月09日 12時30分
「運のいいことに能登で地震があった」発言で「自民党の鶴保庸介氏」がトレンド入り SNSで非難殺到、参院選で致命傷になるか
自民党の鶴保庸介参議院議員が8日、和歌山選挙区に立候補している同党の候補者の会合のあいさつで「運のいいことに能登で地震があった」と発言したことで、X(旧Twitter)で同氏の名前がトレンド入りしている。会合での発言は「2拠点地域居住」の推進の必要性を話す中で出た言葉だ。しかし、安全圏だからこその発言で、実際の被害者にはまったく配慮がない。8日の深夜に「能登地方が被災したことを運よく、などと思った発言ではないことはもちろんだ」とした上で「被災者への配慮が足りず、言葉足らずだった。深く反省し、陳謝の上、撤回する」と陳謝したが、9日の朝にはトレンド入りする事態となった。ネット上では「撤回できる失言じゃないし、普通の神経で言える言葉じゃない」「議員である前に人として間違っている」「2025年ワースト失言」「自民党政権の思ってることが、フルサイズで出てしまったんでしょう」といった非難が続いている。2拠点地域居住を推進する側としては、いいモデルケースだろうが、もう少し被災者のことを考える言葉選びはできなかったのだろうか。有権者の中に被災者がいることを忘れてはいけない。7月の中盤に参議院選挙を控えている中、この発言は票に響きそうだ。特に被災者からは支持されないだろう。このような発言をすると、党全体の意見と思われてしまう。自民党は各地区で1位ではあるものの、予断は許されない。この発言が命取りになるかもしれない。
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社会 2023年04月08日 17時00分
旧NHK党齊藤議員の他にも スピード違反議員たちの呆れた言い訳
ガーシーこと東谷義和氏の除名を受けて繰り上げた当選を果たした、政治家女子48党の齊藤健一郎参議院議員を“文春砲”が直撃した。『週刊文春』(文藝春秋)のウェブサイト「文春オンライン」によれば、齊藤氏が昨年7月に、千葉県内の高速道路で20キロ超過のスピード違反で検挙されており、車には立花孝志氏も同乗していたという。 齊藤氏は交通違反切符の作成をその場で拒否し、警察からの出頭要請にも応じなかったとされる。だが、議員当選後は反則金の支払いに応じる姿勢を見せた。齊藤氏は取り締まり方に不満があったため、その場で反則切符を拒否したとされる。 国会議員のスピード違反と言えば、2016年に自民党の鶴保庸介参議院議員が、大阪府和泉市内の高速道路で制限速度80キロのところを123キロで走行し、43キロの速度超過で摘発された。鶴保氏は地元の和歌山県から大阪府内の候補者の応援に向かうため、「急いでいた」という。後に「そんなに(スピードが)出ていたのか」と釈明し、ネットを中心に呆れた声が上がった。鶴保氏は略式起訴され、罰金6万円を即日納付している。鶴保氏は2006年にも35キロの速度超過で検挙されており、常習性を指摘する声もある。 >>ガーシー除名で繰上当選のホリエモン秘書に「懲罰だ!」国会で野次の洗礼「嫌われていた」挨拶回り報告も<< 2018年には、鹿児島県志布志市の28歳の男性市議会議員が、法定速度80キロのところを169キロで走行していたとして在宅起訴された。実に89キロオーバーと凄まじい超過速度だが、男性市議は「下痢の症状がありトイレに急いでいた。今後は安全運転に努める」とコメント。後に責任を取り、議員を辞職している。行いはダメだとは言え、ネット上では男性市議に同情的な声も聞かれる。 対して、自業自得とも言える速度超過を起こしてしまったのが、茨城県守谷市の42歳の女性市議だ。2016年に制限速度60キロの道を85キロで走行していたところを白バイ隊員に発見される。隊員から路肩停車を求められるも、女性は車の窓ガラスを開けず、免許証の提示にも応じなかったという。一部報道によれば、数時間に渡って抵抗したため、その場で逮捕されてしまった。 同市議は「(免許提示の)法的根拠を尋ね、分かり次第提示する予定だった」と釈明。これは「スピード違反の言い訳を考えていた」と取られかねても仕方あるまい。その後、逮捕容疑を認め反則金を支払ったものの、議員は辞職している。 やはり議員たるもの、日常の行動から気をつけるべきだろう。