スポーツ
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スポーツ 2018年11月19日 21時15分
那須川天心、内藤を返り討ちも「3年間ありがとう」に涙。「次はメイウェザー倒す!」
RISEクリエーション『RISE129』▽17日 東京・両国国技館 「内藤選手、ありがとうございました。内藤選手は試合が終わって話して『3年間ありがとう』って言われて…。(涙声になり)自分をずっと思ってくれていたんだなと。でもしっかり勝って良かったです。3年間僕を追いかけてくれた内藤選手、ありがとうございました」 “神童”那須川天心は、3年越しのリベンジに燃えていた内藤大樹と対戦。終始圧倒し1R1分59秒、KO勝ちで返り討ちにした。試合後、マイクを持った天心は泣きながら内藤へ感謝の気持ちを述べた。 「この試合に向けていろいろあって、しっかりクリアすることができました。これもみなさんのおかげです。知っていると思いますが年末、自分はメイウェザー選手と戦います。明日からはメイウェザー選手を倒すために、絶対に倒すために、日々、練習を年末まで頑張りたいと思います。絶対に倒します!そして今年、ロッタン選手と戦って、あまりいい内容じゃなかったので、ロッタン選手、来年もう一度やりましょう」 最後に今後の抱負を述べると、約5000人のファンからは大きな拍手と声援が送られた。試合直後のリングで年末、来年に向けたモードに切り替えられるのはさすがである。 関係者の話によると、「ほぼないだろう」と思っていた天心にフロイド・メイウェザー戦が再び決定したという報が知らされたのは、大会前日の計量時だったそう。内藤戦に向けて集中していた天心は思わず「何でこのタイミングなの」と漏らしたという。 彼の涙は、メイウェザー戦をめぐるゴタゴタ劇に巻き込まれたことも関係しているのだろう。天心はロッタンとともに、来年開催される『RISE WORLD SERIES 2019』の57〜58kgトーナメントへの出場が決定した。今年激戦を繰り広げたスアキムや、この日の大会でRISEフェザー級王者の工藤政英を破った志朗も出場する。ロッタンやスアキムとの再戦が組まれる可能性はある。 「どれだけ実績を積んでも、どれだけ格闘技をやってもたどり着かない選手と、このタイミングで戦えるのは運を持っていると思う。日本人が誰も戦っていないのに自分が戦えるので、ナメられているかもしれないけれど日本代表として挑みます。リングに上げてしまえば勝ちですから。自分はエキシビションというの(気持ち)はないので、KOします」 3分3R、キックは一切認められないというルールについても「きょう初めて知った」という天心だが、「強いやつとはやる」という那須川親子のスタンスがブレることはない。天心なら必ずや爪痕を残してくれるはずだ。 もう振り回される必要はない。今の環境を楽しみながら、メイウェザー対策に励んでもらいたい。取材・文・写真 / どら増田
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スポーツ 2018年11月19日 17時45分
OB会長就任 桑田氏が名門PLを復活させる?
OBたちは「アピールできるチャンスの到来」と見ているようだが…。 PL学園の野球部OB会長に、元巨人の桑田真澄氏が就任することになった。正式就任は来年1月のOB総会を経てからだが、桑田氏は一部メディアに、「先輩方や後輩たちとみんなで協力しながら高めていきたい」 と抱負を語っている。桑田体制が始まると見て間違いないだろう。「桑田氏がOB会長に推されたのは、世論に向け、野球部を復活させたいという思いをアピールしたかったからでしょう」 春夏合わせて7度の甲子園制覇を遂げた名門・PL学園野球部が休部して久しい。OBたちは活動再開を何度も訴えてきた。しかし、学園経営サイドは首を縦に振ろうとはしない。今回、数多い野球部OBの中でも、知名度の高い桑田氏を担ぎ出したのは、好機到来と読んだからだという。 「PL出身の平石洋介監督代行が正式に東北楽天の指揮官に昇格しました。東京ヤクルトの宮本慎也ヘッドコーチもそう遠くない将来、監督に就任するはず」(プロ野球解説者) 今秋のドラフト会議でも、「PL」が囁かれていた。オリックスが7位で指名した中川圭太内野手(22=東洋大)は「元PLの主将」だ。打撃センスの高さはPL時代から一目置かれていたが、大阪府の高校野球は「大阪桐蔭か、履正社」という王者交代劇もあり、「プロに進むとしたら、中川が最後では?」(プロ野球スカウト) なる声も聞かれた。 ドラフト会議を観覧したファンも「元PL主将」のことの知っていたのだろう。下位指名ながら、中川の名前が呼ばれた瞬間、歓声と拍手が沸き上がった。 こうした“囁かれたPLムーブメント”を受け、真打ち・桑田氏を表舞台に担ぎ上げたのである。 しかし、批判的な意見もないわけではない。「在校時代の桑田は巨人からの強行指名を受け、進学からプロ入りに急変しました。PLがスポーツによる大学推薦枠を減らしたのは、桑田氏の心変わりが少なからず影響している、と。そういう人物がアピール活動をしても、逆効果なのでは?」(ベテラン記者) それに対して、「やっぱり、高校野球史にPLは欠かせない」とする声も少なくない。桑田氏は100回目の記念大会となった今夏の甲子園大会に招かれ、始球式の大役も務めている。桑田氏は清原和博氏とのKKコンビで一年生夏から5季連続での甲子園出場を果たしている。「高校野球の歴史を語るうえで欠かすことのできない好投手」として、これまで野球部復活に懐疑的だった経営サイドも、学園功労者として再評価しているという。 「年齢的に見て、桑田氏も巨人監督の候補に上がってもおかしくはない。なぜ、巨人監督候補にならないのか、ヘンな勘繰りを入れてくる関係者もいました」(高校野球関係者) 揚げ足取りをする関係者もいるようだ。見方を変えれば、足を引っ張るような動きがあるということは、野球部復活に批判的な側の人たちも“警戒”しているわけだ。 桑田氏は今後も折に触れ、PL学園野球部を語っていくだろう。大阪桐蔭のように全国にスカウト網を張りめぐらせ、強豪チームとして復活するのは難しい。しかし、桑田氏は暴力的指導の撲滅など、教育的な視野でも野球を語ってきた。勝利至上主義とは異なる新しい部活動スタイルを確立すれば、事態は変わってくる。OB会長就任には、そんな目的もあったようだ。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2018年11月19日 17時15分
【DeNA】スター性抜群!伊藤裕季也!ベイドラフト2位は“イケメン枠”!?
ベイスターズのドラフト2位・立正大学の伊藤裕季也内野手が11月16日にホテルニューオータニにて仮契約を行った。 伊藤は立正大学の4番でキャプテンの重責を務め上げ、今月行われた明治神宮野球大会で決勝ホームランを2本放つなど活躍して優勝の立役者となり、チームを9年振りの日本一に導いた。 伊藤は確かな実力の他に、甘いマスクも魅力のひとつ。ファンの間では「DeNAのドラフト2位がまたイケメン」と話題になっている。では、DeNA体制になってからのドラフト2位を振り返ってみよう。 初年度の2012年度は三嶋一輝。クールな顔立ちで、結婚後も女性ファンが多い。めったに見せない笑顔は破壊力あり。今年は中継ぎで復活し、来期も期待度は高い剛球右腕だ。 2013年度は平田真吾。整った顔立ちで、イケメンの多いブルペン陣の中でも一際目立つ小顔が魅力。今季は先発で好投するなど、苦しい投手陣を支える縁の下の力持ちである。 2014年度は石田健大。歌舞伎役者を思わせる切れ長の目で、常に女性人気上位を誇る。ここ2年エースの期待をかけられるも、悔しいシーズンが続いている。実力は誰もが認めるだけに、来期のブレイクに期待したい。 2015年度は熊原健人。豪快な投球フォームと天然ぶりと共に、端正な顔立ちも話題に上るイケメンだ。今季はファーム暮らしが続いたが、仙台大時代は“仙台六大学の奇跡”と言われるほど圧倒的なピッチングを披露した実力者。きっかけを掴んで欲しい。 2016年度は水野滉也。少々下がった目尻がキュートな甘いマスクで人気が高い。右肩痛で現在は育成契約だが、サイドハンドからの威力十分のストレートを軸に組み立てるピッチングが魅力。リハビリも順調で来期は完全復活が期待される。 そして昨年度は神里和毅。沖縄出身らしい濃いめのマスクで、入団当初から女性ファン人気抜群。実力も兼ね備え、ルーキーながら開幕スタメンをゲット。“犬をも振り切った快足”を武器に新風を吹かせた。デッドボールで足を骨折し途中離脱を余儀なくされたが順調に回復。来期のリードオフマン候補だ。 上記のように、まるで意図的とかと思わせる程の“ドラ2イケメンチョイス”。スター性を感じさせる伊藤裕季也にも「天は二物を与える」と思わせるほどの活躍を期待している。取材・文 ・ 写真/ 萩原孝弘
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スポーツ 2018年11月19日 12時25分
渡辺恒雄氏死去の未確認情報がSNSに出回り物議 「生死に関わる情報を軽々しく流すな」と批判の声
17日、読売新聞グループ本社主筆で元読売新聞社社長・東京読売巨人軍オーナーの渡辺恒雄氏が「死去した」とネット上で噂される一幕があった。 これはあるジャーナリストが17日、Twitter上で「えらい話を聞いた。先ほどメルマガに速報を流した」などとツイートしたことがきっかけ。後にこれが渡辺氏死去のニュースであることが判明した。 ジャーナリストはこの件について、「たぶんウチが一番早いと思うこの速報」などと自画自賛。しかし、発言の正確性については疑問符がつく模様で、「まだ僕本人が裏を取っていない」と発言する。 その後、「八割間違いなし」とツイートするが、それ以降、渡辺氏関連の話題を投稿することはなし。大手新聞社は当事者の読売新聞を筆頭に現在まで渡辺氏の件について言及することはなく、情報の正確性を疑問視する声も出ている状況だ。 この件については、別のジャーナリストがTwitterで「読売は安倍総理の帰国まで公表したくないようでなかなか認めない」と投稿しており、「隠している」可能性もある模様。いずれにしても、18日時点では、渡辺氏が亡くなっているのかについては、確認が取れなかった。 巨人軍オーナー(2004年まで)としてFA制度や逆指名ドラフトなどを強硬手段で導入したと言われる渡辺氏。同年の球界再編騒動では、オーナー陣との面会を希望する古田敦也選手会長(当時)に対し、「無礼なことを言うな、たかが選手が」などと発言し、多くのファンを敵に回したことは記憶に新しい。 その強権的なやり方については賛否両論ある渡辺氏だが、一部巨人ファンからはチームを強くするため動き、金を出すことも惜しまないことから、評価する声があることもまた事実である。巨人軍、そしてプロ野球界に良くも悪くも影響力を持つ人物であることは間違いなく、死去が事実だった場合は、「1つの時代の終わり」になることは間違いない。 一方で、渡辺氏死去が誤報であった場合は、情報を流したジャーナリストの責任が問われることになる。人の生死に関する情報については、「知られたくない」と考える人も多いだけに、ネットユーザーからは「公式発表を待ってから情報を流すべき」「渡辺氏が嫌われていると言っても生死に関わる情報を裏が取れない段階で流すのは異常」との批判もある状況。誤報の場合は情報を流したジャーナリストの信頼は失墜し、責任問題に発展する可能性が高い。 渡辺氏の現状はどうなっているのか。今後の発表が注目される。
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スポーツ 2018年11月19日 12時05分
観る者の度肝を抜いた井上尚弥の“70秒KO” 当事者たちが語る舞台裏とは?
18日放送の『ジャンクSPORTS』に、WBA世界バンタム級王者のプロボクサー・井上尚弥が出演。先月7日に臨んだワールドボクシングスーパーシリーズ(WBSS)準々決勝での“70秒KO”について語った。 対戦相手のフアンカルロス・パヤノ(元WBAバンタム級スーパー王者)に、日本人世界戦最速となる1R70秒でのKO勝利を収めた井上。観る者の度肝を抜いたその瞬殺劇は、井上の強さを改めて証明することとなった。 しかし、当の本人は試合開始直後「予想以上に動きいいな」、「どうやってパンチ当てていこうかな」という思いを抱いていたという。また、周りの関係者についても「『これ長引くな』っていう意見が多かったですよ」とその反応を語っている。選手・陣営共に長期戦を睨んでいた試合が、なぜ前述のような結末となったのか。これについて井上は「倒す直前何かが降臨してきて、『今だ』と思って踏み込んだ瞬間『もうこれ倒せる』と思った」とその心境を告白。いわゆる“ゾーン”状態に突入したことが、瞬殺劇の要因となったようだ。 今回の試合については、番組途中で登場した井上の父でトレーナーの井上真吾さんも「見事としかない」と高評価。また、試合時間については「親としてみれば、1秒でも早く終わった方がいい」と語るなど、父親としての顔を覗かせてもいた。 ただ、余りにも試合が早く終わったことで、生中継を組んでいたフジテレビは大わらわ。番組中VTRで登場し、スタッフ一同で余った時間に対処していたことを明かした中継MC担当の三宅正治アナウンサーは、瞬殺劇に歓迎の意向を示す一方で、「もうちょっと考えてもらえると嬉しい」と笑い交じりに注文をつけていた。 今回の放送を受けたネット上には「短い時間だったけど面白かった」、「『何かが降りてきた』はかっこよすぎ」、「いい意味でテレビ局泣かせやな」、といったコメントが寄せられている。当事者たちがそれぞれ舞台裏を明かした今回の放送は、視聴者にとっても興味深い内容であったようだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2018年11月17日 06時00分
野沢直子の長女、“ビジュアル格闘家”真珠・野沢オークレアーがファースト写真集を発売!
総合格闘技イベントRIZINは、タレント野沢直子の長女としても知られる総合格闘家、真珠・野沢オークレアー(オークライヤーから改名)が、12月13日にファースト写真集『RIZIN Fighter 真珠・野沢オークレア ファースト写真集 juju』を発売すると発表した。 真珠はアメリカ国籍のハーフ。1993年にニューヨーク州で、野沢とアメリカ人の父親との間に生まれ、サンフランシスコで育った。9歳から空手を始めて、格闘技にも興味を持つようになり、ミシガン州に引っ越してからボクシングのジムに通うようになったという。世界最高峰のMMA団体UFCが好きだった真珠はその後、MMAジム「スコーピオ・ファイティング・システム・ジム」に出稽古に行ったことがきっかけとなり、総合格闘家への道を歩み始めることになる。日本ではRIZINを拠点に活動している。 2017年2月にアマチュア大会でデビュー。格上の選手を相手に勝利で飾ったが、見た目とは裏腹に試合になると気性は荒いようで、2戦目は禁止されている首から上へのハイキックを見舞い、反則負け。3戦目でTKO勝ちを収めた後、母の故郷である日本でのプロデビューを決意。RIZINへの参戦が決定した。 RIZINには同年7月30日にさいたまスーパーアリーナで開催された『RIZIN FIGHTING WORLD GRAND-PRIX 2017 1st ROUND -夏の陣-』で、ベテランのシーナ・スターと対戦。試合は真珠が力で圧倒。最後は腕ひしぎ逆十字固めでプロデビュー戦を見事な一本勝ちで収め、リングサイドの母・野沢も泣きながら大喜びしていた。試合後の囲み会見では笑顔で「誰と対戦したいとかはないけど、このリングで闘っていきたい」とRIZINへの継続参戦を表明した。 第2戦は同年12月31日にさいたまスーパーアリーナで行われた『RIZIN FIGHTING WORLD GRAND-PRIX 2017 Final ROUND』で、アマチュア時代に反則負けを喫したチェルシー・ラグラースとの再戦に臨んだ。途中、ラグラースに追い込まれる場面もあったが、変形の腕十字固めを決めてまたもや一本勝ち。プロデビュー以降、いずれも1Rで仕留めている。 試合後には「日本で大晦日と元旦を過ごすのは初めてなので楽しみ」と目を輝かせていた真珠だが、翌日(2018年1月1日)の一夜明け会見で、試合前の練習で右ひじの靱帯を断裂していたことを告げ、手術することが発表された。復帰時期に関して榊原信行RIZIN実行委員長は「今年の大晦日を目標にしてもらえれば」と語り、RIZIN側としては長期的な欠場もやむを得ないという姿勢を見せている。 榊原委員長は今年の会見でも何度か「真珠は順調に回復している」と話していた。大晦日には間に合わなかったとしても、そう遠くない時期に復帰するものと思われる。真珠は天性の明るさと華やかさ、そして何より抜群のプロポーションを誇っていることから、タレントとしての能力も高く買われていた。「対世間」を大きなテーマに掲げているRIZINにとって、真珠は看板に据えることができる貴重なスター選手と言ってもいいだろう。 試合経験はまだ2戦ということもあり、テレビでの露出が少ないが、野沢の長女ということで、ダウンタウンら芸人を中心に小さい頃から顔なじみのタレントが多いのはアドバンテージだ。今回の写真集にはセクシーショットも何点かあるようで、これを機にメディア露出が増える可能性は十分にある。テニスの大坂なおみの“なおみ節”が話題になっているが、真珠も話すとかなり面白い。“真珠節”で、世間の人気者になってもらい、格闘界に新規のファンを引っ張ってきてもらいたい。取材・文 / どら増田写真 / 宮澤正明
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スポーツ 2018年11月16日 21時30分
復活を遂げた松坂大輔 未来へのさらなる期待
松坂大輔が新たな「勲章」を手にした。 今シーズンの活躍が認められ、NPBから2018シーズンにおけるカムバック賞が贈られたのだ。 「ケガや不振を乗り越えて再び結果を残した選手」に贈られるこのタイトル。今季の松坂は、その資格を満たすに十分な結果を残したと言えるだろう。■復活を果たした2018シーズン 松坂は今季から中日ドラゴンズの一員となり、春先から先発要員として11試合に登板。6勝4敗、防御率3.74の数字を残している。投球回数は最長で7回(4月19日、対阪神、ナゴヤドーム)、シーズントータルでも55回1/3だったものの、ガルシアの13勝に次ぐ勝ち星を挙げ、5位に沈んだチームの中でベテランとしての存在感を見事に発揮。オールスターにも12年ぶりに出場し大いに話題を呼んだ。 何より先発のマウンドに立つ松坂の姿が見ることができたのは、ファンにとって喜ばしいことだった。 特にベテランと呼ばれるほどキャリアを重ねると、起用方法が変わってくるのが普通。投手であればなおさらだ。NPB復帰後もケガに悩まされ、中日ドラゴンズに移籍して1年目の松坂。復活を遂げた場所はやはり先発のマウンドだった。 そして来季も同じようにその姿を見せてくれれば、プロ野球ファンにとっては至福の時間となることは間違いないだろう。■来季、そしてその先へと膨らむ期待 松坂の復活とは対照的に、同世代の「松坂世代」は相次ぎ、今季限りで球界を去ることとなった。長年、ケガに苦しんだ杉内俊哉、独立リーグからNPB復帰を目指した村田修一、学生時代から同じユニフォームを着て戦った後藤武敏…。さらには海の向こうでは、松坂と数えきれないほどの名勝負を残したイチローも今季、古巣マリナーズで開幕スタメンを勝ち取ったものの、その後、純粋なプレイヤーとしての立場からは離れている。 そして言うまでもなく松坂自身の現役生活もそう長くはないはずだ。トップアスリートが生き続ける世界の時間の流れには、松坂でさえもあらがうことはできない。 その中でも来季から指揮を執るドラゴンズの与田剛新監督は、松坂を中6日で起用する方針。西武でともに戦ってきた伊東勤氏もコーチに就任した。また、本人も「強い思い入れがある」と語っていた背番号も『18』に変更するとすでに発表されている。来季へ向け、ローテーションピッチャーの1人として、さらに良いパフォーマンスが求められていることの表れだろう。同時にわれわれの期待はふくらみ続けている。 ワールドベースボールクラシック(WBC)で世界一に輝き、レッドソックス時代にはチャンピオンズリングも手にした松坂。ただ、「平成の怪物」と呼ばれた男にはまだやり残していることがある。 いまだたどり着いていない日本一。さらには日の丸を背負って戦う五輪での金メダル。多くの夢をファンに与え続けている松坂は愛着のあるエースナンバーを背負い、2019年、さらにはその先もマウンドに立ち続ける。(佐藤文孝)
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スポーツ 2018年11月16日 19時00分
中国のゲームを直輸入!『九州三国志』に棚橋、真壁ら新日本の6選手が登場!
ゲーム会社のブシロードは15日、今月下旬にリリース予定の新作スマホゲーム『九州三国志』の発表会を行った。都内の新日本プロレス事務所で行われた会見にはブシロードの取締役でもある新日本プロレスの木谷高明オーナーや棚橋弘至、真壁刀義、そして『九州三国志』の呉雪プロデューサー、司会進行役のキャラクター・キューチュウが参加した。 会見の冒頭で木谷オーナーは「『九州三国志』というゲームを間もなくリリースします。今回の『九州三国志』は新日本プロレスのレスラーのみなさんに全面的にバックアップをいただいてスタートする。(だから)今日は新日本プロレスの場所を借りた」とあいさつ。新日本プロレスは2012年1月末にブシロードが買収し、グループ企業となっている。「これはブシロードグループだからできるコラボレーション」と木谷オーナーも胸を張っていた。 続いて新日本プロレスの「対お茶の間ツートップ」とも言える棚橋弘至、真壁刀義が登場。三国志好きでゲームも好きという棚橋と、三国志は知らないが「暇つぶしに」ゲームをしているという真壁。ゲームの説明前には、真壁がキューチュウや木谷オーナーをいじりまくり、棚橋もそれに乗っかり、報道陣からは笑いが絶えなかった。 ここで木谷オーナーが「『九州』というのは日本の九州ではなく、中国の9つの州の九州という意味なんですよ」と語ると、棚橋も真壁も驚いた。続けて「このゲーム自体は日本のゲームじゃないんです。中国で人気のあるゲームをブシロードが日本に輸入して、日本向けにローカライズしたっていうゲームなんですよ。だから、本場の三国志ですよ。これがブシロードとしては初めての海外のゲームを持ってきてローカライズするっていう最初のタイトルなんです」と今回のゲームを説明した。 棚橋と真壁のゲーム内でのビジュアルが公開されると、あまりのカッコよさに2人ともご満悦。棚橋は「カッコいい。大胸筋も厚めに入ってていいですね。これは呂布といい勝負をしますよ」と太鼓判。「プロレスって闘いですので、武将との親和性が非常に高いですし、棚橋対三国志の歴代武将のドリームマッチが組めるっていうのはすごくうれしいですね」と語った。 真壁選手は「カッコいいじゃねぇか。だいぶ悪党だな(笑)。この腹筋、盛りすぎだろ?バキバキじゃねーか(笑)。これから動物は冬眠に入るだろ?最近、ちょっと太ったから『ちょっとマズいな』と思ってて、これだからな。ただ、カッコいいね。ありがたいな」とコメントした。 他にもオカダ・カズチカ、内藤哲也、後藤洋央紀、ケニー・オメガが登場すると発表され、各選手の宣材写真が映し出されると、真壁が「内藤の写真。もっと覇気のあるやつ使ってやれよ」とツッコミを入れると、棚橋も「後藤洋央紀はそのままでいける。さすが荒武者」と笑いを取った。 その後、実際にゲームをやること。1戦目は呉雪プロデューサーのアドバイスを得た棚橋が勝ったが、その後は真壁が2連勝して勝ち越し。真壁はゲーム中、長州力のモノマネを交え、すかさず棚橋が「九州が長州になった」と合いの手を入れた。ゲームを終えた棚橋は「兵力を集める、いい武将を集めるだけじゃ、勝てないってことですね」と感想を述べると、真壁は「これパズルと同じで、どれとどれを当てるかとか、どれをすかすかとか、すごい関わってくるね。これは面白いね」とかなり楽しんだ様子だ。 木谷オーナーも「来年の1.4東京ドーム大会はチケットの売れ行きがすごくて、外野席も埋めての満員が見えてきている。このゲームから年末年始に向けて突き進んでいきたい」と語り会見は終了。会見後に行われた質疑応答で棚橋は「ゲームはオンラインがあるから広がるじゃないですか。このゲームをキッカケにプロレスを知ってもらえればうれしい」と語れば、真壁も「俺、三国志は全然分からないんだけど、これはスゲエ楽しめた。いい暇つぶしになる。このコラボはWIN-WINじゃねぇの」と強調。プロレスを広めていくコンテンツとして最良だと歓迎していた。 また2人はこのゲームのCMにも起用されている。来年1.4東京ドーム大会フルハウスを目指し、2人を筆頭にした選手によるメディア露出はどんどん増えることだろう。【どら増田のプロレス・格闘技aID vol.32】
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スポーツ 2018年11月16日 17時45分
侍ジャパンの弊害 ライバル球団に情報が漏洩していないか?
日米野球は侍ジャパンの勝ち越しで幕を閉じた。メジャーリーガーのパワーは驚きだったが、全く歯が立たないわけではない。柳田悠岐の勝負強さ、甲斐拓也の強肩、内野陣の堅実な守備力…。東京五輪・野球競技にも期待が持てそうだ。しかし、12球団から招集された精鋭たちにこんな疑念も向けられていた。「代表チームに招集された選手たちが仲良くしすぎるのも問題です。所属チームに戻れば、優勝を争うライバル同士なのに、技術的なアドバイスを送ったりしています」 年長のプロ野球解説者はそう首を傾げていた。 近年、侍ジャパンという代表チームが定着したせいだろう。春季キャンプ前の自主トレを他球団選手と行う選手も珍しくなくなった。サインプレーなどのヒミツの漏洩は考えにくいが、一緒に練習をすれば、「情」が移る。真剣勝負の場に相応しくないのではないかというのだ。 また、NPBスタッフによれば、こんな光景も見られたそうだ。過去のWBC大会中、ベテラン投手が「変化球の握り」を若手たちに教えていた。教えていたのは、フォークボール。そのベテラン投手の投げるフォークボールの軌道は独特なものがあった。「どうやったら、あんなスゴイ軌道のボールを投げられるんですか」と若手が聞くと、彼はボールの縫い目に掛ける指の位置、力加減などを惜しみなく、教えたそうだ。 代表チームではチームメイト、ペナントレースではライバル。「技術的なアドバイスが日本のプロ野球全体のレベルを高めていく」と好意的に捉える関係者も少なくなかったが、批判的な意見はほかにもある。「各球団の懐事情が分かってしまうというか…」 在阪球団のスタッフの言葉だ。 資金力の豊富な球団ではサプリメントなどが無償提供されている。球場内のラウンジに置かれていて、誰でも簡単に口できるようになっているという。専門知識を持ったスタッフもいて、こうした球場設備やケア体制を見た他球団選手は、「ウチも取り入れるべき」と訴えてくる。「契約更改の席で、あの球団はどうだったとか訴えてくるんですよ。『ウチは遅れている』なんて言われちゃうと、カチンと来てしまう」(前出・同) 球場設備を比較されるのも、侍ジャパンの弊害といえそうだ。「12球団のリーダー的存在は巨人の坂本。今回は柳田が仕切っていました」(取材記者) リーダー的存在の選手が音頭を取って食事会を催し、そこで技術面での情報交換や親睦を深めているそうだ。 高校球児にも“代表チームの弊害”はあった。日本ハムに指名された吉田輝星は、根尾、藤原らの大阪桐蔭メンバーの練習量の多さ、野球に取り組む姿勢を目の当たりにし、自信を失いかけていたという。野球は代表チームの歴史が浅い。「他球団選手と適度な距離感を持って付き合っていく」のは、簡単なようでいて、けっこう難しいようだ。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2018年11月16日 17時30分
メイウェザー参戦決定も“爆弾”を投下される危機を回避できないフジテレビ
ボクシングの元世界五階級制覇王者フロイド・メイウェザー・ジュニア(41)が16日(現地時間15日)、対戦を発表していたものの中止を宣言していた総合格闘技「RIZIN」(12月31日、さいたまスーパーアリーナ)での無敗のキックボクサー・那須川天心(20)との1戦を「実現させるつもりだ」と明かしたことを、米国のメディアが報じ話題になっている。 一部メディアの報道によると、メイウェザーは現地時間14日夜に直撃取材を受け、那須川との対戦する意向を表明。ルールについては「短いボクシングのエキシビションになる。キックなし。オレは9分間、あの男の回りを動き続ける」と、3分3ラウンドのエキシビションマッチになることを明かし、報酬については「エキシビションでは史上最高の報酬になる」と明言したというのだ。RIZIN側もこの日、近々会見で対戦決定を発表する旨のコメントを発表したのだ。「これまでRIZINを中継してきたのはフジテレビ。おおみそかの放送で契約が切れることになっていましたが、メイウェザー戦が実現するとなると、裏番組のNHK・紅白をおびやかすほどの視聴率が期待されます。当初は契約切れになりそうでしたが、視聴率を獲得できたとなると、フジ側から契約延長を提示することになるのでは」(テレビ局関係者) とはいえ、まだ試合まで1カ月以上あるだけに、予断を許さない状況だというのだ。 「とにかく気分屋のメイウェザーだけに、いつまた『やっぱりやらない』と言い出すことやら。早い段階ならいいが、中継に向けCMスポンサーが集まりきった段階での出場キャンセルとなると、メイウェザーでスポンサー集めをしたフジは詐欺みたいなもの。メイウェザーが“爆弾”を投下するタイミング次第ではフジとRIZINが“共倒れ”になりそうだ」(格闘技業界関係者) まだ中継するかどうかは発表されていないが、中継が発表された場合、フジの命運はメイウェザーが握ることになりそう。フジにとってあまりにも危険過ぎるギャンブルにになりそうだ。
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格闘技 小川直也が石井慧に苦言
2009年02月04日 15時00分
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プロレス 3大王者がそろい踏み
2009年02月04日 15時00分
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2009年02月03日 15時00分
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元川悦子のサッカー魔法陣(6)
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ノア 小橋インフルエンザに負けた
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2009年01月30日 15時00分
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ボクシング 協栄ジム・金平会長が政財界とタッグ!?
2009年01月29日 15時00分
特集
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豊ノ島、YouTubeチャンネルで若乃花とコラボ熱望 タレントとして相撲番組で「冠番組」持ちたい
芸能
2025年07月21日 12時00分
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豊ノ島“ライバル”琴奨菊との思い明かす 業界には「いい物は残し、時代に併せて変わっていけば」と期待
芸能
2025年07月20日 12時00分
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宮迫博之「雨上がり決死隊」再結成は「蛍原さん次第」 ドジャース始球式の裏話も明かす
芸能
2025年07月14日 17時00分
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元ザブングル松尾陽介、沖縄で芸人のセカンドキャリアサポート 芸人引退に「心境の変化」
芸能
2025年04月28日 19時03分
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カラテカ入江慎也、闇営業で得た教訓は「人と人をつなぐ怖さ」 反社の見極め方は「金の使い方」
芸能
2025年06月01日 12時00分